イジメが原因で自殺をしてしまったというニュースが最近良く出てきますね。
イジメに関してはいじめる側が悪い、それは確かな事だと思いますが、いじめられたからといって自殺という手段を選んで実行してしまうのはどうかと思います。
いじめられて精神的に苦しい、誰も助けてくれる人がいない、誰も信じられない、学校に行きたくない、そういう状況に陥ってしまう苦しさもツライものですが、死んでしまったら全てが終わりです。生きていれば必ず良い事もあるものです。それを経験せずに人生を終えてしまう事がどれだけ虚しい事かをもっと実感するべきだと思います。
社会に出ればもっと酷いイジメに合うかもしれません。上司から厳しく説教をされたりイジメまがいの行為を受ける事もあるかもしれません。世の中には自分と相性の合わない人もたくさんいます。そういう人達とやむを得ず接しなければならない事もあります。嫌だと思っていてもどうしてもやらなければならない事もたくさんあります。イジメにあった時に、それに耐える根気や手段が無いと、社会に出てからツライ状況に陥った時に対応出来なくなってしまいます。
イジメ自体を完全に世の中から無くすことは出来ません。それが人間の社会の現実だからです。イジメを無くそうとする教育現場の改善も大切ですが、それ以上にイジメへの対応方法を個人で身につけておく事の方がもっと重要だと思います。