▼悩む人さん:
権力が汚いものである認識は、確かに間違いだと思います。権力を持つ人はそれ相応のリスクを背負い、尚且つ様々な苦難を超えているわけですから、別段いいのかと思います。ただ、現代の権力を持つ人たちは、権力を負の方向に使ったり、それを手に入れるのが世襲になっているところが、汚いという原因ではないでしょうか。
お金は命の次に大切なものだと私は思います。ただ、それを手に入れるために、やっていいことと悪いことがあるのだと思います。確かに、負け犬の遠吠えも含まれると思いますが、金銭や権力を第一に考えていない人がいるのも確かで、その人たちにとっては、それらは路上の小石程度の価値しかないのだと思います。果たしてそれを理解できるかどうかは、権力者の度量によるのではないでしょうか。
人それぞれ夢が違うのは当たり前だと思います。勝ち組というのは、自分の矜持と信念を曲げることが少なく生きた人のことではないでしょうか。そんな意味で、村上ファンドの村上氏も、最後まで金銭にこだわらなかったマザーテレサも多面的な意味で、勝ち組だと思います。
権力というのは、ある意味下水のようなものかもしれません。なぜなら、権力を持てば、多数の幸せのために、少数を切ることも辞さないでしょうし、様々な裏を持つことも重要だと思います。そこに、進んで近づいた人たちには、そこ特有のにおいが着くと思います。逆に、そこに近づかない人たちは、そこにある大量の利権を手に入れることは叶わないのだと思います。
自らの夢を達成することが大切だと思います。もちろん、結婚や出産など、様々な義務も着いてきて、夢を果たすのは難しいとは思いますが、そこで努力することこそ、人間的に素晴らしいのでは、と考えます。がんばってください。 JING