▼かずきさん:
私は、あまり人の事を”もの”のようには扱えません。逆説的に言えば、便器であっても、我々には欠かせないものであり、重要なものです。それには、感謝しなければならないのではないでしょうか。
貴方の例えを、他に当てはめれば、道路工事をする人は重機。教師は教科書、または参考書。と、どんどん人は物になっていくのかもしれません。
果たして、その言葉を言われた人は、どれだけ傷ついたのでしょうか。”お前は、排泄物を入れる容器、または流す容器”といわれた”人”がどれだけ傷つくのか。彼らは、彼らなりの価値観を持ち、肉体労働をしているだけです。それが、ただ性に関することであっただけです。我々の三大欲求の1つの性欲を満たすためです。それは、信念を持ってやるなら別段誰からも後ろ指を指されることの無い仕事だと思っています。
彼らは、自分を人間だと思ってやっていると思います。そして、様々な悩みや、苦悩を抱えて入った人。お金のために、手段を辞さなかった人。多種多様だと思いますが、それでも尚、人であることには間違いありません。それを物、というのなら、それはあくまで彼らを否定することに繋がると思います。
彼らに嫌悪感を覚える人は、近づかなければいいのではないでしょうか。別段、風紀以外の問題で彼らが問題を及ぼすとすれば、ただ性病に関する限りだと思います。
私は、高級な公衆便所だとは思いません。娼婦であろうが、男娼であろうが、彼らは一個の人間です。ただ、もしも何かの悩みを解消する手段としてやっているのなら、必ず向き合いたいとは思っています。 JING