5月半ばから話せなくなってからしばらくして夏休みに入った
メールもしないまま8月半ば
文化祭の舞台の準備の為、みんな学校に行っていた
モヤモヤしたまま暑い中文化祭準備
彼を見ると、上はYシャツ一枚姿
しかも普段は開けてない第二ボタンを開けている
そして汗で髪が少し濡れている
汗でシャツも透けてる・・・
とにかくかわいい
普段見れない彼の姿がとても愛おしく話せないのが余計に癪だった
でもついに我慢できなくなった
拒否された理由わからなかったが、
拒否される覚悟でメールして謝った
そしたらまた話そうって事になった!
結局何故話さなくなったかはわからなかったが嬉しかった
話せる今、そんなことはどうでも良かった
文化祭当日、
彼は衣装(リスの簡単な寝巻きみたいなの)を着ていた
めっちゃかわえぇ、似合いすぎている
ぼくはずっと後ろから抱きついていた
その時彼がどう思ってたか今もわからない
人の、好きな人なら特に、
相手の気持を考えずに自分の欲が最初にきてしまうのは悪い癖だった
それからも体育の授業の着替えとか欠かさず彼を見ていた
体が見えたりするから良い
色白で帰宅部のくせに筋肉がある
腹筋とか触りたいなー、とずっと思ってた
彼を独り占めしたいと何度思ったことか。
でもそれは彼は嫌がるだろう
彼が嫌がることは死んでもしたくない
それが自分の理想でもだ
その頃からぼくと彼を含めた5人の仲良しグループが出来て、
昼飯も帰宅時もずっと一緒だった