駄文で話の展開もそんなに面白くないかもしれません。
基本的に事実をベースに書きますので・・・
それでは、それでは
そして、指定された学校の門に到着した。
「着いたよー。」
それから五分後・・・
「すいませーん、今向かう。」
と返信が来た。
家を出る前に連絡したのに・・・
一言メールの件からも協調性がなさそうだなーと、勝手にイメージしてしまう僕。
いかん、いかん。
ちっちゃい人間だぞ!と、自分に叱責しながら、
会った時に顔がしかめっ面になっていないように、顔のマッサージを念入りに
おこなった 笑
5分程して、タクヤが到着した。
夜であまりはっきりとは見えなかったけど、体は細身で小柄。
ドラマに出るとしたら、弟役がピッタリなボーイッシュ的な可愛さがあった。
タクヤ「こんばんはー。」
メールの無愛想な感じとは違い、愛着の沸く無邪気な笑顔で挨拶してきた。
僕「どうも、初めまして。」
「どっか、行きたい所ある?」
タクヤ「んー、ドライブ好きだから、ドライブしながらおしゃべりしたい!。」
僕「オーケー!。」
年下の子ってやりたい事も遠慮してハッキリ言わなかったり、
他人任せだったりするから。
そういう時困ったけど、タクヤは気を使わなくて楽だなー・・・
と、そんな事を思いながら、車を走らせ始めると
横でタクヤが急に笑い出した。
僕「なんで笑うんだよ。」笑
タクヤ「あ、ごめん癖なんだよー。なんでもないから、気にしないで。」笑
今後もドライブを行くことになるから分かるが、どうやらタクヤは笑い上戸の様だ。
僕「こらこら、シートベルト付けれよ。」笑
「いつ事故るか分からないぞ!それに、自分が警察に引っ張られるだろ!。」
タクヤ「あー、ごめんごめん。普段から着けてないから。」
とまたも、笑いながら慌ててシートベルトを着けた。
・・・なんて奴だ 笑
それからは、終始話が尽きる事なく楽しいドライブの時間だった。
タクヤの笑い上戸のおかげでもあるだろう。
普通の友達となんら変わらない程、たのしくおしゃべり出来たから
帰りに分かれる時は少し物足りなく寂しかった。
これがタクヤとの初対面だった。
その後、暫くはドライブに行く度に、シートベルトを注意することになる。