なんとなく、自分の恋愛沙汰(とは言わないかもしれないけど)を書いてみる。
実話だし、ドラマチックなわけでもないし、いい話でもない。
ただ、ちょっと気が向いたので、整理がてら文章にしてみようと思った。
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■現在のスペック
俺:185*76*21
相手(仮名・コータ):176*85*20
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知り合った時、俺は16で相手は14だった。
今はSkypeと統合されてしまったMSNメッセンジャーがまだ現役だった時。
共通の趣味を持っている同士、ということで、共通の友達によって俺たちは初めてネット上の出会いを果たした。
その趣味については、あまり書かないでおく。
シェア的にとても小さな分野で、好き嫌いの分かれるところだからだ。
ともあれ、そうした共通の趣味を持つ俺とコータは、趣味の話は勿論のこと、仲良くなっていくうちにお互いのプライベートを話すようになった。
学校のこと、好きなゲームのこと、リアルでの友達のこと。
色々話していくうちに、コータが東海に住んでいることがわかった。
俺は東北に住んでいるので、もちろんオフで会うことなどは考えることができなかった。
ただ、コータとインターネット上で交わす会話は、とても楽しかった。
リアルが充実していなかったわけじゃない。
部活も忙しかったし、俺は習い事を3つ、コータと出会って少しの間までは4つ抱えている状態だった。
でも、やっぱり会話が楽しかったんだと思う。
俺とコータが持つ共通の趣味は、ある部分から互いに同性愛嗜好があることがにじみ出ることがあるものだった。
そうした方面の会話も出来るというのもあって、その会話は俺にとって少しずつ特別なものになっていった。