ただいま高Bの17歳のスターです。これから書く話は実際の片想いで終わった話を書きます。
中学に入学したての頃、女友達が前に好きだった彼が僕と同じクラスになった。最初は顔も荒れてたし「こいつねぇ〜…」みたいな目で見ていた。彼はS君。野球のチームに入っていて背は高く人柄はいい奴だった。男女ウケもいい人で優しい人だった。たまに遊んだり2ケツしたりして…その頃からかな好きになってきて。彼は人をどきどきさせるのが上手い。頭なでてきたり、からかうと壁に押し付け顔を近づけてきたり。僕が
「なっなにさ!?」
というと彼は軽く笑って終わる。(もぅ…なんなよ期待させて…ハァ…)いつも心臓はバクバクだった。でもそんな幸せはすぐに壊れる。僕が彼を好きだと噂が流れ始めた。元々女みたいで背が小さく男子から可愛がられていた僕は女子の反感を買ったようだ。それからS君は…離れた。避けられたんだ。やっぱ気持ち悪いよね。僕なんかキモいし全然釣り合わないよ。正直悲しくてAそれでも好きで頭がおかしくなりそうだった。彼はアドも変え、僕と関わることはなかった……………。
それからB年の受験前に彼に好意を抱いていた女友達が付き合った。その頃はなんとも思ってなかったけど女友達が気を使い彼のアドを教えてくれた。迷いながらもメールをすると冷たい返事が返ってきた。でもあらかた話してメールを終わろうとした時彼から「高校入ってもお幸せに」とメールがきた。彼なりの精一杯の冷たいような優しいメッセージだったのだろう。そして彼とは高校も違い連絡もとっていないけど初めての恋でした。
優しい人だったよ
あんたに告白できない弱い奴だから
でも好きなんよ
好きにさせてくれてありがとう
あんたには優しさと笑顔が合う頼れる人でした
また会えたら今度は笑ってね?
もう前までの僕はいないから
男でも付き合えばよかったって絶対後悔するような奴になるから
だからその時まで
またね…また…ね
第@章〜終わり〜