キミの心の闇に光を射してあげたくて・・・
キミにもう一度心から笑ってほしくて・・・
それは3年前に突然起こった。
俺(マサト)と彼(サトシ)は現在同棲中の24歳どうし。
付き合うと同時に同棲しちゃってもう5年になる。
3年前のあの日まではホントに楽しかったよ。サトシ・・
サトシは会社勤めをしたことがない。
一時期流行ったよね?デイトレ。
ずーっとそれで生計を立ててた。
そこらのリーマンが稼ぐ年収なんてサトシにしてみれば
ほんの1〜2ヶ月で稼げちゃってたからかなりバブってた。
3年前のあの日俺が仕事から帰るとどうも様子がおかしい。
??
「どした?今日は負けちゃった?」
サトシは何も言わない。
突然の鬱状態。
何があったのかもわからず飯も食わず
部屋に引きこもったまま・・・・
自分から話しかけてくるまで待とうと心に決め
3日、10日、1か月・・・やっと話してくれた。
「資産が半分になっちゃった・・たった1日で・・・もう死んじゃおうかな・・」
泣きながらサトシは話し出した。
「今まで怖いくらいに順調だったから一気に奈落の底へ
突き落されたみたいな気持になった。こんなんじゃ将来がすごく不安だよ・・
マサトとはおじいちゃんになっても一緒にいたいけどこんなんじゃ・・・」
俺は「バカ!死ぬくらいだったらデイトレなんてやめちまえ!
またコツコツ稼げばいいじゃん。無理して大金稼ぐことないよ。
俺だって働いてるんだし。いざとなったらサトシぐらい食わしていけるよ。」
それから少しずつだけど以前のサトシに戻っていったんだけど
完全には戻りきらなかった感じ。
そしてその1年後今度は記憶に新しいライブドアショックが・・・