俺は学校まで電車→徒歩だったんで和也のチャリに乗せてもらい駅前まで。
和也の後ろでどこにつかまってればいいのかわからずフラフラしてたら
和也「ちゃんとつかまってろよww抱きついてもいいぞww」って
俺はまたしても心臓がバクバクしてしまい和也の上着の裾を掴むのが精一杯だった。
俺達の通ってる学校は制服は一応あるんだけど
私服でもべつにかまわないっていう学校でこんな時はすっげー重宝する。
○○に着いて中を探検。
この街にしてはちょっと大きめなショッピングセンターでアイス食べたり
ゲーセンで遊んだりして昼過ぎに学校へ戻った。
廊下に出しっぱなしの机のことなんかすっかり忘れて・・・
案の定、戻ると担任から呼び出しされ俺達はこってりしぼられたww
俺「和也のせいだからな!」
和也「ゴメンゴメン。でも初めてちゃんと俺のこと呼んだな。いつもは『あのさ』とか『ねえ』だもんなww」
そう言われ恥ずかしさのあまり顔が赤くなっていくのがわかった。
和也「まあ、今日のことは悪かったけどまたサボろうぜww」
そんな感じで高校生活がスタートしたわけだけど
楽しい時間は長くは続かなかった。
なんで俺と仲良くしてくれるのかさっぱりわからなかったんだけど
和也と俺はいつも一緒にいた。