コメントありがとうございます。続きです。
数日後1通のメールが届いた。
送信者は和也・・・
俺はなんであんなメール送っちゃったんだろうってものすごく後悔した。
いろんな妄想が頭の中でグルグル渦巻いてたけど指はそのメールの位置でクリックしていた。
≪耕平へ。
俺のこと覚えててくれてありがとう。だめもとで指とまに登録したんだけど
耕平からメールくるなんて思ってなかった。きっと怒ってるだろうなって思ってたから。
おまえは強くなったんだな。転校してからずっと気になってたんだ。
俺以外のヤツと話してるとこほとんど見たことなかったから・・
俺、あの時どうして素直になれなかったのかすっげー後悔してた。耕平にだけは言うつもりでいたのに
引越しの日が近づくにつれてどんどん気が滅入っちゃって、結局何も言わずに引っ越していっちゃったんだ ゴメン。
耕平が俺のことそんな風に思ってくれてたなんて知らなかった。
耕平に感謝されるなんて思いもよらなかったし、好きだなんて・・・
俺は今××大だから○○大と結構近いな。
もしよかったら今度会わないか?耕平が嫌じゃなかったらでいいんだけど。
もし嫌じゃなかったらまたメールしてほしい。 和也≫
和也はこんな俺のことキモイとか思わないのかな?
会おうだなんて言われるとまた『好き』っていう気持ちが・・
3年か・・・きっと和也はあの頃以上にカッコよくなってるんだろうな。
そんなこと考えてたらいてもたってもいられなくなり携帯番号を書いて和也にメールしていた。
和也に会いたい。声が聞きたい。
なんだかものすごく大胆な行動に自分でもびっくりだった。