ドキドキしながら10分ほど前にマックへ着いた。
ホットコーヒーを買い2階へ向かう。
辺りを見渡すと手を挙げる人がいる。和也だ。
あまりのカッコよさに俺は持っていたコーヒーを落としそうになる。
あの頃のあどけなさが残る和也ではなく、ものすごくカッコよく成長した和也がいた。
でも、俺に向けられた笑顔はあの頃のままだ。
俺も微笑み返しながら席に着く。
俺「久しぶりだね。元気そうでよかった。」
和也「耕平も。てか、背伸びたな。」
あの頃の俺は165pくらいだったけど今は173pくらいになった。
俺「和也に追いついたかな?」
和也「まだまだだなww」
俺はコーヒーを一口飲み「飯どうする?」と聞いてみた。
和也「そこらへんで適当に食べるべww」
俺「わかった。じゃああそこにするか。」
俺達はドリンクを飲み干すと外へ出た。
俺達はなんだかぎこちない感じで飯を食べてたと思う。
会話が続かない。
何を話していいのかわからないままもくもくと食べる。
飯を食い終わり店を出たはいいがその後どうしたらいいのか悩んでると
和也「俺隣の街で一人暮らし中なんだけど家くるか?」
俺「いいの?行く!!」
和也はどういうつもりで言ってるんだろう?
ただ久しぶりに会ったから?
俺はね、大好きな和也ともっと一緒にいたいから喜んで行くって言ったんだよ。
そんな気持ち気づいてないんだろうけど・・・
こうして俺達は隣街まで歩いた。