みなさん、更新が遅くなってすみません!応援ありがとうございます!
続きも是非良かったら読んで下さい!
俺は電話で聞いたシンの住所の説明をしっかりメモして、おそらくシンの家であろう場所にたどり着いた。
シンの家はなかなか立派な一軒家だった。
少し前シンが家族のことを話していたのを思い出した。
確かシンの家は母子家庭で、今住んでる家は、出ていったお父さんが慰謝料がわりに建てたのだと。そんなことを言ってた。
少しドキドキしながらシンの家のインターホンを鳴らした。
ピンポーン…
すると2階の窓から
『おうっ!誰もいねえから勝手に上がって♪』
とシンが言ったので
俺は入ることに。
シンの部屋につくとシンの匂いがいっぱいで、俺はさらに胸がドキドキした。
『おっす!どうせ暇だったろ?』
「まあね。でも今日はどうしたの?」
『ん…実はな…』
そう言ってシンは俺の方を真顔でじっと見て、
急にニコッと笑顔になって
『俺昨日彼女とやっちゃった♪』
照れながらそう言った。
「そう…」
やっぱり素直に喜べなかった。
『なんかさー…俺経験ないかったから、どうすればいいのかわかんなくてさぁ』
勢いに任せて…きゃっみたいな?(笑)
そんな風にデレデレな顔でエッチの様子を語り始めた。
確かに嫌な気分ではあったが、やはり大好きなシンのその行為に興味がないはずがなかった。
「…んで、結局俺を呼んだのはその童貞卒業の報告ってこと?」
『そう!やっぱイチには報告しないとな!こんなことイチぐらいにしか言えねぇから』
嫉妬心でいっぱいだった俺の頭の中も、なんだか可愛らしいシンの姿を見て、愛おしさで胸がいっぱいになった。
『あっ!今日俺の家に泊まっていけよ!』
「えっ!?……でも着替えとか持ってないし…」
『それなら俺の服貸してやるよ♪』
俺は一応親に承諾を得て、泊めてもらうことになった。