安井と仲良くなるには時間はかからなかった。
家の方向も一緒でお互いの部活終わるまでまって、一緒に帰ったりしてた。
運動会の前日
女子が作っていたクラスTシャツをみんなで着てグラウンドで最後の練習
最近笑うようになってから安井の女子の人気はさらに高くなって、まわりで女子の話がちらほら…
安井は気付いてるのか、いないのか分からないけどなんてことない顔してる。
俺がリレーの練習してるとき女子と二人で話してて、何だかすごく腹が立った。嫉妬だってわかってたけど…だんだん悲しくなってた。
その日は部活もなくて、安井と一緒に帰る予定だった。
二人ともいつも自転車で通っていたけど、今日は朝バスで来たらしく後ろに乗せて帰るはずだった、
駐輪場で待ってもなかなか来ない…
30分くらいたって、やっと安井が走って来た。
俺「遅すぎる!置いていくぞぉ」
安「ごめん!アイスおごるから許して」
俺「いいから、早く乗って帰ろ」
俺が運転して安井が後ろに乗って学校を出た。
俺「何で遅れたのぉ〜」
安「あっ…うん…」
俺「何か言いにくいこと?」
安「いやっ…今日言おうと思ってた」
俺「何か緊張するな笑」
安「今日、ゆまに告白された…」
聞かなきゃよかった…