朝、部活が終わってからまた僕の家に。
最初はゲームとかしてた。
でも、二人とも自然な流れでエッチな方向になった。
僕から無理やりするのでもなく、拓から求めた来たのでもなく。
二人とも、唇が自然に重なった。
それから、ディープ。
二人ともやるの初めてだったし、なれなかったけど、拓はたぶん
うまかった。
お互いにうなじや、耳、首筋を舐めて、乳首を吸い、ふぇらをした。
僕は、拓にフェラとかさせたくなかったけど、拓がするっていった。
ディープされて、力抜けちゃって、抵抗できないままなめられた。
そこまで気持ちよくなかった。
でも、がんばってる顔がすごいうれしかった。
でも罪悪感もあった。
拓は最後に、入れたいといってきた。
でも僕はやめておくように言った。
無理やり拓を抱いたのは僕。
一番大切で、大好きで、家族みたいで、いとしくて、そんな大事な弟
みたいな拓だからこそ、最後まではしたくなかった。
拓は、ノンケだったから。
僕はバイだけど、同姓の恋はつらいものだから。
拓が男に興味を持って、バイになるのがいやだった。
拓には、かわいい彼女作って、子供作って、幸せになってもらいたいから。
やってることと思ってることは矛盾してるけど、でもわかってほしい。
それから、拓はこれまでと同じで態度ひとつ変えることなく僕と接してくれた。
でも逆にそれがつらかった。
だから、一時期保健室通いをして、カウンセラーの先生にも今の気持ちを
うちあけた。
拓を見るのがつらくて、でも、見てないとさびしくて。
今もまだ大好きで大切で、いとしくて、
そんな拓だからこそ、コノ気持ちを忘れようとは思わない。
拓に幸せが訪れることを、お兄ちゃん的なポジションから見守らせてほしい。
いまはそう思えるまでになってきた。
コノ気持ちがある限り、僕は多分人を愛せると思う。
ほんとにくだらない話だったと思いますけど、呼んでくれた人は
ありがとうございます。