お待たせ致しました、続きです。
続き・・・
夏休みが過ぎても、俺たちは時間を見つけては一緒に過ごした。
もちろん就活とかで忙しさは倍増し、平日はなかなか会えない時の方が多かったけど、その分週末にゆっくりまったり出来る時の喜びも倍増する。
例えセックスする時間がなかなか無くても、一緒に過ごす時間があるだけで全然違う。時間のすれ違いはあっても、心のすれ違いは無いから。
こんな感じで過ごして、かなり久しぶりに激しく体を重ねた12月のある土曜日の事。もうすぐ短めの冬休みに入ろうとしていた。
連続で2回もセックスして愛し合った後、きいちゃんの男らしい筋肉質の腕に抱かれ、2人ヌクヌクしながらバスタブに浸かってたんだ。
俺「もうすぐ冬休みじゃん!^0^」
霧斗「だなぁ〜 やっとゆっくり過ごせそ^^;」
俺「正月は尾道帰るんだろ?」
霧斗「うん。ゆうは?」
俺「もちろん。^^ 正月くらい帰って来いってさ。」
霧斗「親御さんもお前に会いてんだよ^^」
俺「だろうなぁ。夏休みは帰らなかったし。」
夏休みは、きいちゃんとほぼ一緒にいたからね。
霧斗「何日に帰る?」
俺「大みそか。」
霧斗「じゃあさ、その前にプチ旅行行かね?^^」
俺「旅行??^0^」
霧斗「2泊3日で温泉とか?」
俺「行く!^^」
実は俺達、付き合う前には2年半の親友関係があったわけだけど、ちゃんとした旅行って行ったこと無かったんだ。
互いの家に招待し合った事はあったから、浜松(俺の実家)も尾道(きいちゃんの実家)も行ってるけど、旅行って感じでも無かったし。
だから、温泉旅行なんてメチャクチャテンション上がったんだ!
霧斗「実はもう良いトコ見つけてんだよね♪」
俺「いつの間に!?@0@」
霧斗「お前にはサプライズしたかったからな^^」
俺「ドコ??!!」
霧斗「白浜!」
俺「メッチャ本格的じゃん!!」
霧斗「2泊した後にさ、大みそかに大阪まで早めに出て、たこ焼きでも食ってから実家帰れば丁度良いだろ??^^」
俺「スゲー計画!^^」
霧斗「じゃあ明日新幹線とか宿とか予約しに行こうか?」
俺「そーしよ!」
一応昔から貯めてきた貯金もあるし、それ以前にきいちゃんと初めての旅行って事で、NOと言うわけが無い!
その瞬間から待ち遠しくなっちゃってる俺を見て、きいちゃんも笑みをこぼしていた。
霧斗「そんなに喜ぶとは思わんかった^^」
俺「いやいや当たり前だろ〜!スゲー良いサプライズだし^0^」
霧斗「にしてもゆうはマジでそーゆーとこ可愛いよな^=^」
俺「え!バ、バッカじゃねぇの!*^^*」
霧斗「顔真っ赤だぜ?(笑)」
俺「こ、これは風呂が熱いせいだろ!照れてるわけじゃ・・・」
霧斗「俺照れてるとか言ってねえけど?^0^」
俺「んな・・・!もういい・・・!」
霧斗「ふて腐れんなって^^;」
正式に付き合い始めて早4ヶ月、俺たちはドンドン良い感じのカップルになってきた。
続きます。次は温泉旅行(?)編です。