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夜も更け、もう10時過ぎ。
暗い道を男2人で歩く。
いつもはとなりにゆうがいる。
今日は崎田がとなりにいる。
俺「なあ。」
崎「何すか?」
俺「何で横須賀なんだ?」
崎「へ?」
俺「職場は横浜なんだろ?」
崎「あ・・・ああ・・・それなんすけど・・・」
俺「うん。」
崎「俺、横須賀と横浜近いもんだって思ってて・・・。」
俺「はぁあ?」
崎「東京の叔父に手配してもらってたんすけど、俺ちゃんと調べないで横須賀に住むって伝えたんで・・・。」
アホだ・・・!
俺「もしかして、横ってつくから勝手にそう思った?」
崎「・・・はい・・・。」
アホだ・・・!
俺「ちゃんと調べとけよ・・・^^;」
崎「でも横浜まで1時間かかんないんで良いんすよ!家賃も安いし。」
俺「まあ・・・そうだけどな。」
何も知らぬまま地方から上京すると、こういう勘違いとかするんだろうか・・・?
俺はちゃーんと調べ上げた上で上京してきたから、何ら問題無く東京と言うスカイスクレーパーに徐々に馴染んでいったわけだが・・・。
そう言えば・・・ゆうも最初の頃は・・・ちょっと戸惑ってたよな・・・。
崎「さ、着いた!」
色々考えてるうちに、崎田のアパートにたどりつく。
結構古めだけど、建て方はしっかりしてて綺麗な3階建て。
その建物の2階に崎田は住み始めたんだ。
中は俺の今のアパートよりちょっと狭め。
そんなことより、やはり美容師見習いの部屋らしく、あちこちに道具が置いてある。
もちろん、髪の毛が生えてるプラスチックの生首もある。
俺「やっぱ不気味だな、このマネキンは。」
崎「もう慣れましたけどね^^ 俺先シャワー浴びて来ますね。」
俺「おう。」
崎「冷蔵庫とか勝手に開けちゃっていいっすからね。」
俺「サンキュ。」
崎田がシャワーを浴びてる間、俺は冷蔵庫にあったコーラを飲みながら、TVを見てくつろいでた。
ベッドのそばにある小さなアームチェアが異様に心地よい。
やがて、崎田がシャワーを終え、バスタオル一枚で出てきた。
その姿に俺は、あろう事か一瞬ドキッとしてしまった。
綺麗な体してんな・・・。
でもちょっと筋肉落ちたな・・・。
崎「先輩もシャワーどうぞ。」
俺「あ、ああ・・・じゃあ・・・。」
バッグから替えのボクサーとTシャツを取り出し、シャワー室に向かった。
パパっと服を脱ぎ、浴室に入る。
バスタブの無い浴室に軽い違和感を感じながら、心地よいシャワーを浴びてると・・・何だかムラムラしてきた。
何だろ・・・さっき崎田の体見たせいか?
そんなワケないか・・・でも・・・体つきがスンゴクゆうに似てたな・・・。
ちょっと筋が甘くなった、それでも綺麗な体・・・
ゆう・・・!
俺の手は自然と自らの股間へと伸びていた。
同時に右手は乳首をいじってる。
俺の左手の中で徐々に大きくなっていくのが手の中でわかる。
アア・・・ゆう・・・!ハァ・・・アン・・・
熱いシャワーを浴びながら、俺はギンギンになったモノをねっとりとしごいた。
オナるつもりなんて無かったのに・・・アア・・・!気持ちいい・・・!ゆう・・・!
頭の中で、ゆうにフェラされてる時を思い出しながら、俺はどんどん興奮してきた。
ヤバい・・・!イキそう・・・!アア・・・!ハァ・・・ア!クッ!!ン!!
次の瞬間、俺は後輩のシャワー室の中で大量にぶちまけた。
アア!!
強すぎる快感がガツンと来て、思わず大きな声が出てしまった。
全てを出し切ったら、足がガクガクになって、床に崩れ落ちてしまい、浴室のドアに背中を打ちつけてしまった。
崎「先輩!大丈夫ですか!!??」
ドアにぶつかった拍子に大きな物音が聞こえてしまったのか、崎田がドア越しに心配してる。
俺「あ・・・ダイジョブだ・・・心配すんな。」
俺もドア越しに返事する。この状態を見られるわけにはいかない。
崎「気を付けて下さいよ。」
俺「あ、ああ。大丈夫だから。」
俺は肩で息をしながら、何とか平静を装って崎田を安心させた。
それにしても・・・おとといゆうとセックスしたばかりだってのに・・・
べっとりと大量に出したな・・・。
あ〜あ・・・何だか気分晴れねえな・・・後輩の家でオナっちまうって・・・。
俺はシャワーで何とかきれいに洗い流して、もう一度体を洗い、俺は浴室を出た。
ちゃんと新しいバスタオルが用意されてる。あいつ、気が利くじゃん^^
***
洗面所から部屋に戻ると、タンクトップとトランクスの崎田が、アームチェアで眠りに落ちてた。
そのトランクスの脇から・・・普通サイズのタマがはみだしてる。
俺「おい、崎田。」
崎「ん・・・何すか・・・?」
俺「風邪ひくぞ。ベッド入れよ。」
崎「あい・・・。先輩どこで寝ますか?」
俺「俺?何かかけるもんあれば椅子で寝る。」
崎「分かりました。じゃあ・・・これ使って下さい。」
クローゼットの奥から、厚めのブランケットと小さなまくらを取り出し、俺に差し出した。
俺「サンキュ。」
崎「てかもう寝ますか?」
俺「え、う〜ん・・・そうだな・・・お前は?」
崎「俺シコってから寝ます。」
俺「な・・・!何言ってんだよ・・・!」
崎「だって先輩だってシコってたんでしょ?」
俺「んえ??!!」
げっ・・・!何で・・・!?
崎「丸聞こえでしたよ?ゆうって彼女さんっすか?」
俺「え・・・あ・・・そ・・・」
崎「先輩やめて下さいよぉ、人んちでシコったりしてぇ^^」
俺「す、スマン・・・」
崎「てか先輩も一人エッチするんすね!」
俺「え・・・まあ・・・その・・・あれだな・・・」
崎「ハッハッハッハッハッハッハ!こんなに慌てる先輩初めてっす!ハッハッハッハッハ〜!!!」
たどたどしい俺を見て、崎田は腹を抱えて爆笑してた。
俺「おい!笑いすぎだろ!シバくぞ!」
正気に戻った俺は、崎田を思いっきりヘッドロックした。
崎「イテテ!!ヤバイ!!先輩!!死ぬ!!」
俺「俺をバカにしたバツだ!!」
崎「ゴメンナサイ!!許して!!もう笑いません!!」
俺「ホントだな?!」
崎「はい!!だから殺さないで下さい!!!」
俺「よし!!」
崎田を開放すると、奴は床に倒れ込んだ。
ちょっとやりすぎたかな?!
俺「ダイジョブか?」
崎「先輩昔っから力強いんすから・・・!」
俺「ほら、オナんだろ?俺TV見てっから。」
崎「はい・・・すんません、そこのエロ本取ってくれますか?」
俺「あ、ああ。これな。」
いつもお世話になってるのか、結構ボロボロのエロ雑誌を渡すと、崎田はトイレに入っていった。
俺はアームチェアに腰かけ、TVを見ながら、頭はゆうの事を考えてた。
俺・・・ゆうの事考えてオナったのか・・・。
初めての経験だな・・・。
つか俺・・・ゆうと付き合い始めてからずっとオナってなかったなぁ・・・。
俺昔から、付き合ってる相手がいる時はホント数えるくらいしかオナニーしないんだよな。
ゆう・・・今寝てんのかな・・・。
一人で寂しがってるかな・・・。
今すぐお前を抱きしめたいな・・・。
風呂でお前と肌合わせながら温かくなりたいな・・・。
崎「ふぅ〜^^」
色々物想いにふけってる内に、崎田が事を終えたようだ。
その表情はすごくリラックスしてる様に見えた。
崎「聞こえてました?」
俺「え?何が。」
崎「俺結構声出てませんでした?」
俺「いや、全然。つか俺ぼーっとしてたから気付かなかったんじゃね?」
崎「そうっすか。それならそれで良かった。^^ てか先輩のやっぱデカいっすよねぇ!」
崎田は、座ってる俺の股間を見ながらビックリしてた。
合宿とかで見られてたから、俺のモノのサイズは知ってるわけだけど。
崎「他の奴とかにゼッテー負けてなかったですもんね!」
俺「まあな。あれからまだ成長したしな。」
崎「え!?またっすか!?見せて下さいよ。^^」
俺「はぁ?何でお前に見せんだよ。」
崎「良いじゃないっすか!」
俺「何、お前俺のチンコ見たいの?」
崎「そうじゃないっすけど、何だか羨ましいんですよね。」
俺「そうかぁ?じゃあ少しだけな。」
俺はボクサーをめくり、竿を見せた。
つい最近ゆうに測ってもらった時知ったんだけど、高校の時より、長さ1.5cmくらい、横幅0.5cmくらい大きくなってた。
4年も測ってなかったけど、まだ成長してたって事にびっくりしたし、逆にこれ以上成長したらどうなるんだろって思ったりしてた。
その大きな俺の息子を見て、崎田は声を失ってた。
俺「もう良いか?」
崎「あ、はい・・・。」
さっきの威勢の良さはどこへやら。
崎田はビミョーに意気消沈としてた。
俺「どした?」
崎「いや、先輩のバケモンっすよ・・・俺何だか自信無くなりました・・・。」
俺「何言ってんだよ。お前のだって小さかねえだろ?覚えてねえけど。」
崎「でも先輩の見た後じゃかなり情けないっす。」
俺「見せてみろよ。」
崎「え・・・?!でも・・・。」
明らかにさっきと様子が違う後輩に、俺は先輩なりの言葉をかけた。
俺「あのな、男は大きさじゃなくてテクニックだろ?お前ヤリチンだから分かってんじゃねえの?」
崎「そうですけど・・・。」
俺「デカさなんて気にすんな。」
崎「でも俺。」
崎田はトランクスをめくり、俺にモノを見せてきた。
崎「まだ包茎なんすよ・・・。」
俺「だから?勃ったらムケんだろ?」
崎「はい。」
俺「なら問題ねえよ。それにお前カリデカいから。」
崎「そう・・・すか?」
崎田のモノは、70%皮が被っていたけど、皮越しにも分かるくらいカリがぷっくりしてた。
俺「自信持てよ。な。ヤリチン。」
崎「は、はい!あざっす!」
俺「じゃあもう寝るぞ。マジねみいし。」
崎「はい!おやすみっす!」
こうして、俺のセックス指南は幕を閉じ、俺はチェアの上で眠りに落ちた。
***
ゆう、早くお前に会いたいよ。
こんなにお前を恋しいと思うのは、やっぱり俺にはお前が必要だからだよな・・・。
ゆうも・・・同じ気持ちでいてくれるか・・・?
いてくれるよな・・・。
<ありがとうございました。つづきます。>