かなり投稿に間があいてしまったのですが、続き書きたいと思います。
よかったらよろしくお願いします。
就職して一年くらい、一度転職をしたりで結構バタバタしました。休みも固定となり少しずつ生活も落ち着いてきたころ、携帯に知らない番号から着信が入るようになったがタイミングが合わずとれずにいた。仕事では携帯は使わないし、面倒くさいので折り返さずに、用事があるならまたかかってくるだろうと思いながら3日くらいが経過した。そんなある日、友人にメールをうつため携帯をいじっていたら、偶然電話をとってしまった。ちょうどいいと思い「もしもし」と電話にでた。「もしもし、○○だよね?」と僕の名前を相手は口にする。とても乾いた感じ男性の声で、風邪でもひているのか?って印象だった。「そうですが?」と答えると、「タクヤだけど、」と応答があり、一気に僕の頭の中は真白になり「ああ」と言うのがやっとだった。
タクヤ「お願いだから、切らないで少し俺の話を聞いてほしい」
僕「ああ、はい」
タ「突然ごめん、一方的に俺が話したいことがあるんだ。迷惑なのはわかってるけ ど聞いてほしい。」
僕「うん。」
タ「あれから結構経って、俺なりに色々考えて、ちゃんと謝りたいと思ったんだ。 俺の自己満なのはわかってるし、ただ迷惑かもしれないけど、付き合ってた頃、 お前に俺がやってきた仕打ちまとめてごめんなさい。今さら謝ってもなにも変わ らないけど、全部俺が間違ってたしすごく後悔してる。別れてから、ずっと俺は そればかり考えてきたし、これからも罪悪感を背負っていくよ。本気でお前のこ と愛してた、でもそれで色々なことが見えなくなってた。そんなの言い訳にもな らないけど、本当に後悔してる。今さら謝罪なんてお前にとって意味ないのかも しれないな、これからもお前の幸せ祈ってるから。話は終わり、聞いてくれてあ りがとう」
僕「ああ、もうきってもいい?」
タ「うん、元気でな。もう切るね」
電話はきれた。直後緊張がとけていくのがわかり、なんとも言えない脱力感におそわれる。少し冷静になってくると、タクヤさんの発言が一方的で身勝手だと思えてきて、なんだか怒りがこみ上げてくる。もう彼とのことは思い出したくなかった。そっとしておいて欲しかった。涙が自然とあふれた。今さら彼の思いなんて知りたくなかったし、僕にはもう関係ないと感じた。その日は友達を呼び出して記憶をなくすく酒を飲んだ。無理してでも楽しい酒にした。次の日すごい二日酔いに襲われながら、もう二度とタクヤさんのことは考えないと決めた。今さら考えたってなにも変わらないと感じたし、そのことで自分の気持ちが乱せるのがすごく不愉快だった。
続きます。