悠吏の舌が俺の舌と絡み合う。
互いに固くなった股間がスウェットごしに触れ合っている。
「拓斗、、、ごめん、、、俺、我慢できないや。」
そういうと悠吏は「よっ」と俺をお姫様抱っこした。
「ちょ、重たいって!」
「ベッドまで連れてく」
満面の笑みでそう言うと、たかだか数歩の距離を抱っこされたまま連れてかれ、ダブルベッドの中央に静かにおろされた。
すぐさま悠吏が俺の上にまたがり抱き着くと、右手で俺の股間をまさぐった。
「拓斗のすごい固い。」
「お前だって、めっちゃ起ってるじゃんか」
お返しにと、悠吏のものをスウェットの上から上下に扱くと、悠吏から甘い声が漏れる。
目を閉じながら我慢する悠吏の顔を見て、
俺のなかで糸が切れる音が聞こえた。
それまで下にいた俺は、悠吏に抱き着くと思いっきりターンし、
悠吏が下に、俺が悠吏にまたがる形になった。
俺は、Tシャツを脱ぎ捨てると、悠吏のTシャツを無理やり脱がした。
小麦色の引き締まった上半身が現れ、俺は悠吏に一度キスをすると、
頬、首、胸と下へ下へと丹念にキスをした。
そして、ついに唇が乳首に触れる。
ピンク色の乳首を甘噛みすると、悠吏から喘ぎ声が漏れる
「っ!、、、たく、と!、、、、あっ!」
口では乳首を、右手は悠吏の股間を扱き、左手は悠吏の右手を握っていた。
その場所が弱いのか、悠吏は乳首を噛んだり舐めたりする度に、きつく目を閉じながら右腕で顔を隠しながら喘いだ。
俺は、乳首を攻めるのを一旦やめ、悠吏の右腕を掴んだ。
「悠吏、、、俺に顔見せてよ。」
「や、、やだ。恥ずかしい。」
右腕で顔の半分を隠す悠吏に、俺はもう一度キスをした。
今度は俺から舌を入れた。
悠吏の腕の力が抜ける。
唇を離し、悠吏のおでこに自分のおでこをくっつける。
「ごめん。。。つい、興奮しちゃって。嫌だった?」
「ううん、、、すごく、俺も、、、興奮したよ。」
暗闇のなかでも、悠吏の頬が赤くなったのがわかった。
「だよな、ここ、こんなんなってるもんな」
俺はまた右手で、悠吏の股間をスウェットの上から扱いた。
「あぁ!やめっ、、、あ、、、たく、と、、、、」
扱くのをやめると、
俺は起き上がり、悠吏のスウェットを一気に下した。
「!!、、、、すげぇ。」
亀頭の部分に大きな染みができたグレーのローライズがあらわになった。
俺は、その染みに人差し指をあてた。
パンツの上からグリグリと刺激し、指を離すと糸が引いていた。
「悠吏、パンツの上からも糸が引くくらい、我慢汁でてるよ。ほら」
その糸を見せようとしたが、
「そんなの見せないでよ、、、拓斗の意地悪、、、」
今度は両腕で顔を隠してしまった。
その反応がかわいく、なぜかもっと意地悪をしたくなってしまった。
俺は、パンツの上から亀頭をグリグリと刺激するのをやめた。
「じゃあ、いいよ。もうなんにもしないから。」
「え!!」
隠していた顔を出し、本気で驚く悠吏を見て、場にあわないが笑ってしまった。
「嘘だよ。笑。悠吏があまりにも可愛いから、ちょっといじめたくなった。」
「ひっど!」
そういうと、悠吏もにこりとした。
俺は、ローライズの両手を添えると、
「じゃ、ご開帳といきますか。」
「え、ちょ!」
悠吏が俺の手を止めようとする前に、スウェット同様、足元まで一気に下した。
ぶるんっ!!
天井を向いた、皮がきれいに剝けたペニスが現れる。
色は黒く、竿も長く、きれいな形をしている悠吏のペニスは、亀頭の先端から透明な汁を垂らしていた。
「悠吏のちんこ、すごい良い形してるな。」
「だから、恥ずかしいって!」
悠吏は両手で股間を隠そうとするが、俺はその両手を掴み、頭上までもっていった。
「だめだよ、俺にちゃんと見せて。悠吏の全部。」
そういうと、俺は悠吏のペニスに顔を近づけ、直接ペニスを右手で扱いた、ゆっくりと。
「あ、、、」
悠吏からまた喘ぎ声が漏れる。
俺はさらに顔を近くに寄せると、それを口に含んだ。
そして、口の中を唾液で一杯にすると、含んでいる状態で頭を上下に動かした。
ジュボ、ジュボ、、、、
久しぶりのフェラチオだったので、その音に自分自身びっくりする。
悠吏は、俺の頭を両手で掴むと、
「あぁ、たくと、、、あったかい、、、ぁ、気持ちいいよ、、、。」
と、一心不乱に俺の頭を上下に動かした。
絶頂はすぐにやってきた。
ものの一分ほどで、
「拓斗、、、、、俺、もうイキそうだよ、、、、あぁ、、、」
ペニスから口を離し、右手でまた悠吏のものを扱き始めた。
「俺に見せてよ、イクとこ」
右手に力を入れ、扱きを早める。
「あ、だめだって、、、、そ、そんなに、扱いたら、、、、い、、、いく!、、、たくと!!イクっ!!」
ドピュッと本当に音が出たんじゃないかと疑うくらいの勢いで悠吏は射精した。
その勢いはすさまじく、精液が腹を通り越し、悠吏自身の右頬まで届いた。
そして、腹には一直線に白い痕跡が残った。
「はあ、はあ、はあ、、、、」
悠吏は目を瞑ったまま、肩で大きく呼吸をし
胸には大きく汗が湧き出ていた。
俺は、彼の頬についた精液を舐めた。
それを感じた悠吏は目を見開き、俺の肩を掴んだ。
「ちょ、なに舐めてるの!」
「精子って、しょっぱいんだな。初めて舐めたよ」
「そんなの舐めないでよ、汚い!」
「汚くないよ。いっただろ、悠吏の全部見せてって。
でも、ごめん、、、、。少し乱暴にやっちゃったな、俺。」
そう言いながらティッシュで彼のペニスと腹に残った精液を拭きとった。
悠吏は目を伏せつつも
「、、、ううん、正直気持ちよかったし、めっちゃ幸せだったよ、俺。」
また顔を赤くして言う彼の顔がたまらなく愛おしく、
綺麗にふき取ったあと、本日何回目かの濃厚なキスをした。
遠くで聞こえるサイレンをBGMに、
気づくと俺らは抱き合いながら眠ってしまっていた。