1年後、地元でアプリを開いていたらあの時の彼を見つけた。
酔った勢いで「久しぶりです」とメッセージを送ってみた。
「おぉ、久しぶり!どしたの?」って返ってきた。
続けざまに、「やる???」って返ってきた。
会いたいですって返して、会うことになった。
1年ぶりに会う彼はやっぱりタイプだった。
彼の部屋で会ってセックスをした。セックスも満足だった。
別れ際、「また遊びに来てね」って言われた。
その言葉は嘘じゃないと思う。
こっちから誘えば、また会ってくれると思う。でも、向こうからは誘われることはないと思う。
そんな関係。
自分の気持ちがエスカレートするのも怖かったし、やっぱりタイプのイケメンに合わせる自分に自信がなかった。
もっと自分に自信があって、対等な気持ちで楽しめるそんな自信が欲しかった。
今、彼に会ってから1か月が経った。密かに連絡を待っている自分がいる。
こないのも分かってる。だから、どうしても会いたくなった時、もしまた会える自信が持てるようになったら連絡してみようと思う。
▼tomoさん:
>その人とは1年前、掲示板のヤリモクで会った。
>年は自分が28歳で彼が4つ上の32歳。
>最初会う前に画像交換した時の印象はそこまでタイプではなかった。
>
>簡単なやり取りをしてから、相手の最寄り駅で待ち合わせをすることになった。
>
>実際に会ってみての印象はめちゃくちゃタイプだった。
>今まであったことないタイプ、だけどめちゃくちゃ好きな顔。
>それなりに出会いを繰り返しくると自分の需要も分かってきて、こういうタイプには自分はモテる、こういうタイプにはモテないっていうのが自分の中にあって、この人は自分のことタイプじゃないだろうなっていうのは話した雰囲気とか直感で思ってた。
>
>待ち合わせ後はホテルへ直行した。
>
>顔だけじゃなく、身体もめちゃくちゃ好きですごく綺麗だった。
>
>セックスの内容もめちゃくちゃ大満足だった。ただ出したいとか挿れたいとかではなく、きちんと1-10まで丁寧にセックスに取り組む、そんな感じだった。恥ずかしながら、そんなセックスをしたことなかったかもしれない。
>彼はセックスが好きで楽しんでるっていう感じだった。
>そう、特に自分に興味があるわけではなく、セックスが好き。そんな感じだった。
>だからこそ、自分でも相手をしてくれたんだと思う。あとから聞いた話、彼の好きなタイプは阿部寛で自分は小池徹平のような見た目。
>今まで自分が相手にしてもらえたことない、ある意味イケイケのイケメンに苦手意識を持っていた自分にとって、タイプのイケメンが相手にしてくれる、そんな興奮もあった。
>そして、セックス後もすぐにバイバイではなくそれなりのトークもあり、でもいい感じの距離感とドライさ。
>逆にその雰囲気が居心地が良くて、いい意味で緊張を和らげてくれてたと思う。ドキドキはしていたけど。
>
>彼と別れた後、しばらく彼のことが忘れられなかった。
>性格も趣味もノリも合わないのは分かってたし、相手のタイプではないのが分かってたから、すぐに好きになりやすい自分でも不思議と好きにならなかった。好きにならなかったというより気持ちに蓋をしようと思ってたのかもしれない。
>でも、やっぱりあの顔と身体、雰囲気がたまらなく好きだった。
>傷つくのも踏み出す勇気もなかったので彼のメールアドレスは消して、時間の経過とともに彼のことを忘れることにした。