Hが優しいキスをして
俺も受け止める
長いキスの後Hを見る
いつもより優しい顔をしているH
久しぶり近くで見たH
その後Hは俺の服を脱がす
そしてHとsexをした
無我夢中でお互いした後、余韻に浸っていた
全てが最後な感じがした
Hをこんなに近くで見るのも
Hの匂いを感じるのも
そしてHとsexするのも
今という時間を大切にしたかった
なぜHはこんな事をしたのか
毎回悩んでた事がまた起こっている
泣いて可哀想だったからか
最後に思い出としてか
しばらくBと会ってなくて溜まってたからなのか
今は考えないでおこうと思った
Hは『久しぶりにしたけど、彼女よりやっぱりうまいなー。男だからツボがわかるのかねー』
楽しそうに笑い、そしてキスをしてくれた
今回は本当に喜んでくれたんだと思った。
次の日、Hはいつもと違った。
また話さなくなった。
なんなんか、毎回毎回。
どうしてこうなるか分からんかった。相手の態度がいつもと違った。
Hからまた話しかけてこない。
結局Hとsexするとこうなる。
気まずいのか、後悔したのか
卒業までもうそんなに時間がないのに
俺からも
あの雰囲気、話せなかった
このまま卒業するのか
自宅に帰り色々思い出した
『帰り道多分同じだから一緒にかえんべ
』
『なあテル、絶対また一緒にこような』
『おはようテル』
『テル眠いの?俺の膝枕使うか?』
『俺が一曲歌ってやっからね』
『俺らずっと一緒だろ?』
『おんぶしたげるからね』
『テル、俺の触って』
『俺らやった事考えたらヤバいだろ?』
『俺の事嫌いになってもいいから』
色々思い出した
『俺らずっと一緒だろ?』
『俺らずっと一緒だろ?』
『俺ら…』
頭から離れなかった。
気持ちが抑えられなくなった。
頭が真っ白のまま
ピッチを持ってメールを打っていた
誰が送ったか分からない様にショートメールで
送り先は… B
何も考えずメールした
別れて…
送信してすぐCの家に行き、別れたいと伝えた。
元々卒業したらCは地元に残る。俺は出て行く。
最近会ってもいなかった。
Cは本当に好きだった?と聞いてきた
Cも気付いてたのだろう
もしかしたら最初から知っていたのかも知れない。
泣きまくるCを置いて、俺は家に帰る
何も考えたくなくそのまま寝た