変な話、
好きだったけど同時に嫉妬してた
ぼくと全く逆の人間だったんだ
運動できるし、かわいいし。
ぼく自身にもコンプレックスが多いが、
彼はその全てを埋めた人だった
ぼくからしたら弱点なしの出来た子
ぼくには無いもの、足りないものを全て持ってる
何だか憎たらしい時もあった
彼が憎かったのか、自分が憎かったのかはわからない
最初は単なる憧れだったかも
憧れから好きになって、彼を知れば知るほど憎かった
話せた5ヶ月半も、
話せない6ヶ月半も、
ずっとそんな感じでグルグルしてた
彼の人生に少しでも関わるのが申し訳なく思うこともあった
こうして書いてみると、ホントにエロ無いし、ロクなことも無いや
それでも嫌いにはなれないし今でも好いている
とても損な生き物だぼくは
異性愛が得とは言わない
異性愛だって片想いも失恋もする
けど何か不平等だよね
結局、もう彼とは連絡を取ってはいなく
高校が終わってから半年ぐらいしてから人伝に、
大学生の彼が携帯に「女の子専用」アドレス帳を作った
とかそんな噂を聞いた
ま、切ないし虚しいし馬鹿馬鹿しいが
彼が幸せならそれで。
と思うしかないよね。
ぼくの意思は関係ないのだ。
終わり