いろいろと店を観てまわる俺と先輩。服をみたり、ゲーセンで色々とゲームをしてみたりと2時間くらいぶらぶらしていました。
先輩「なぁお腹すいたー」
俺「さっきポップコーン食べてましたよね??」
先輩「食べたけどお腹へってきた(笑)」
先輩がお腹が空いたとのことなので近くのフードコートへ入りました。正直俺は心がみたされていたのであまりお腹はすいていません。
先輩「どれにしよっかなー・・・」
俺はジュースとたこやきを頼みました。先に席についてまっていますが先輩がなかなか戻ってきません。
先輩「お待たせー」戻ってきた先輩のトレーには焼きそば・フライドポテト・ハンバーガーとお水・・・。
俺「そんなに食べるんですか!?」
先輩「うん、お腹へってるし。りょうくんも食べる?」
俺「俺はいいです・・・;」
先輩体は俺よりも小さいのにメッチャ食べる(笑)しかもおいしそうに食べるからなんだか観てても飽きない。でもよく太らないな・・・それだけ動いてんのかな?
俺「いつもよく食べるんですか?」
先輩「そうだね・・・学校とかだとお昼までもたないから絶対なんか買っていくかな・・・ご飯も食べるけど」
体育会系のヒトが食べるならわかるけど先輩はそんな感じでもないし。でも育ち盛りだからかな?そんなことを考えながら美味しそうに食べる先輩が食べ終わると18時過ぎでした。
先輩「そろそろ帰ろっか」
ホントはまだ先輩といたいケド・・・電車の時間もあるし帰ることにしました。
電車に揺られ先輩の降りる駅で止まり先輩を見送り、俺も家に帰ってきました。家に帰ってきたらなんだか疲れと空腹が一気にやってきました。緊張感から解放されたからなのか・・・。でも楽しかった、先輩と仲良くなれた気がして。
俺「あ・・お礼言っとかないと」
実は映画も食事も今日は先輩のおごりでした。というのも、遅刻してきたお詫びだし「先輩だからー!」と引かなかったのです。小さな先輩にも「年上」としてのプライドが見えたようでなんだが可愛く感じました。先輩へお礼のLI○Eを入れると
「俺もたのしかったよー遅刻しちゃったけどー。また遊べたらいいなぁ」という返信がありました。先輩との夏の思い出が出来た俺はとても幸せな気分でした。