お互い回を重ねる度に話すようになって行って、せいじから遊びに誘われたりもした。
カラオケに行ったりご飯を食べに連れて行ってもらったり、せいじは僕の事を弟のように親っていた。
そしてある程度仲良くなって一ヶ月が経った
その頃になる週に2〜3回ご飯に行ったりしていた。
僕はそんなせいじの事がお兄ちゃん的な存在として好きだったでも何処かでせいじの過剰な行動とかを気にしていた。
それはある日、僕がせいじに気になる女の子がいるって話をした時せいじは
「お前に女かー女が出来たら俺とは会わなくなるかもな。」
悲しそうに呟いた僕はその時は少し気にする位ですぐに忘れていた。
今思えば本当の嫉妬だったんだなって。
せいじと仲良くなって2ヶ月が経った。せいじからこんな誘いが来た。
東京に買い物に行きたいから着いて来て欲しい。ついでに一泊して観光しようって
その頃僕の友達は受験とか就活で忙しい日々を過ごしていて僕にとっては絶好の気晴らしだった。