それからしばらくしてのことだった・・・
俺と正宗がキスをしている写真が
教室に貼り出されていた・・・
クラス中が騒いでいた・・・
中には萌えてる腐女子達もいた・・・
俺は目の前で起きていることの意味が
飲み込めずにいた・・・
まるで足が浮くような感じだった。
正宗はおどけながら写真を破っていた・・・
俺は何も出来ない自分に苛立っていた。
先生が来ると静まって席に着いて
いつもと変わらない感じで授業が始まった・・・
授業にも集中出来るはずもなく上の空だった・・・。
昼休みになると先生に呼び出された・・・
「これ、ほんとか??」
「なんのことですか??」
「神谷は??」
「・・・。」
「じゃあ、これは合成なんだな^^」
「当たり前でショや!!!」
「わかった、戻っていいぞ!!」
「・・・しっ紫苑・・・
気にすんなよ??」
「俺たち、学校で二人でいるのやめよ!?」
「なんで!!」
「噂が立つとお互い迷惑じゃん!!」
「そんなの言わせとけばいいじゃん!!」
「出来ないよ・・・怖いんだ・・・
ごめん・・。」
「そうだよな・・・ワリィ・・・
俺、帰るわ・・・」
「・・・ッごめん、正宗。」
「一緒に帰るか??」
「・・・うん。」
・・・