30分くらいしてだろうか・・・
海斗がいつもの海斗に戻った。
「紫苑、ありがとう^^
俺、お前がいなかったら・・・たぶん。」
「いいよ^^
役に立てたなら・・・。」
「ありがとな。」
そう言って、海斗は俺の髪をくしゃくしゃにした・・・
「紫苑って髪、柔らかくて女みたい^^」
「なっ、失礼な!!」
「悪い×2^^」
よかった・・・いつもの笑顔だ・・・
「じゃあ、俺帰るね・・・。」
「送っていこうか??」
「いや、気持ちだけでいいよ・・・
ありがとう^^」
これ以上、海斗といるのは・・・
正宗に悪いような気がして・・・。
家に帰ると姉は泣いていた・・・
自分がしたことがわかったかと思ったが・・・
たんすの角に足の小指をぶつけたらしい・・・
ケータイには正宗からの電話と翔栄からのメールがあった。
「from/翔栄
今日は楽しかったッス!!」と着たので・・・
「from/紫苑
こちらこそ^^」と返した・・・
そして、正宗に電話する・・・
プルプルプルッ、プルプルプルッ
でなかった・・・寝てるのか・・・。
〜翌朝〜
玄関を出ると・・・
いつもとかわらない正宗がいた
「昨日、どうしたの??電話・・・。」
「ああ、寝てた・・・歌い疲れたみたい・・・。」
よかった・・いつもと一緒だ。
ナニ一つかわらない・・・
いつもと、一緒だ・・・。
・・・