M先輩と会ったのは
自分が陸上部入部して3年目の6月にやってきた。
「1つ年上でいきなり入ってきたくせに
しかもあんまり足も速くないし
その上先輩たちにはちょっと気に入られてるし…」と
始めはすごくウザいなーって思ってました。
ある日部活が始まるときになぜかM先輩は更衣室で着替えてなくて
グランドで着替えてました。
そのとき自分がやってきたときにズボンを脱ぎ始めていて
ちらっと先輩の下半身を見たら
黒色のボクサーパンツに白いラインが何本か付いていて
しかもあそこはもっこり。
エロいパンツだなぁーと思いました。
陸上部は結構先輩後輩たちと一緒に帰るというのが風習で
帰り道の電車などでM先輩と話すようになり
仲良くなりました。
自分の女友達のS。
Sとは中1から部活一緒で隠し事がないほどの仲で
一緒に喋ってたりすると
「先輩達付き合ってるんですか?」と後輩に言われるほどの仲でした。
Sは結構男性経験ありで積極的に交友を求める性格。
夏休みに入り練習帰りに一緒に昼飯を食べに行きました。
自分(以後は自とします)「M先輩って結構かっこいいよね!」
S「まぁフツーにかっこいいよね」
自「普通じゃないでしょ!?
M先輩が着替えてる時に見える肉体めっちゃセクシーだかんねw」
S「まぁ確かにね、セクシーっぽい。
学年で結構モテるらしいけど、
M先輩喋りにくいオーラ出てるから女子も手が出せないみたいだよ」
自「へぇ〜。ってなんで俺にそんな余分な情報をくれんの?」
S「だって好きそうじゃんwww」
自「いやいやいやww」
このとき自分たちは人を飲み物に例えるのにハマってて
チャラそうな人=ファンタグレープ…着色料入ってそうな色してるから
純粋なかっこよさ=三ツ矢サイダー…色が純粋だから
みたいなかんじでくだらなーいことをよくしていました。
M先輩ももちろん飲み物に例えました。
炭酸少年。
味がなく純粋で炭酸度が高い。
たぶん今はローカルな場所でしか売ってないと思いますw
純粋なかっこよさで
誰よりも練習に熱心。
そんな性格が炭酸少年。
M先輩を炭酸少年と名付けた日から
好きになってしまったのかもしれない。