毎回コメント嬉しいです♪
今日もUPしま〜す。
スレッドが下がって来ましたので、新しく立てる事にしました。
<続き>
初めてのラブホセックスを経験し、何とな〜く大人の階段をもう1段昇った気になった俺。
ただここは日本。男同士でラブホにいる所を他人に見られたらきっと後ろ指を差されそうだ。悲しいけどね。
乱雑に脱ぎ捨てた服をはたいてしっかりと着直し、俺が持ってたヘアワックスできいちゃんは髪を簡単にセットしてた。
俺「あれ?これ俺のボクサーじゃない。」
霧「え?そ?」
俺「まいっか^^」
霧「良いの?お前のボクサー前が伸びるぜ^目^」
俺「それって遠まわしにデカチン自慢だよな―_―」
霧「ヘヘッ^^ つかそこまでデカさ違わねえもんな^^」
俺「ん〜・・・^^; つか髪俺もセットしたい。」
霧「やってやろうか?^^」
俺「え・・・良いよ、自分で出来るし。」
霧「まあ良いから良いから^^」
そういうときいちゃんは俺を近くの椅子に座らせ、ワックスを少量手になじませた。
俺「変な髪型にしたら怒る。」
霧「安心しろよっ^^」
信用はしてるけど・・・ね。
きいちゃんに身を委ねると、手慣れた手つきで俺の髪をねじってもんで遊ばせてる。
目の前には鏡が無いから、今どんな髪型になってるのか一切見当もつかない。
そして数分後・・・
霧「よし!^^ 鏡見てこいよ^^」
俺「う・・・ん。」
早足で洗面所の鏡を見ると・・・
・・・スゲ・・・俺・・・こんな・・・
霧「メチャクチャイケメンになったろ?^^」
俺「・・・俺こんな風になれるんだ・・・。」
例える有名人が分からないが、とにかく髪の毛が遊び、あらゆる方向に流れてる。
それもグチャグチャではなくて、きちんと整ってる。
いつも自分でやる時は、簡単になじませて軽く持ち上げたりするだけだったから、ここまで手の込んだ髪型は非常に馴染みがない。
その分かなりのインパクトで・・・
霧「毎日やんのはメンドいけどな^^; 今日は特別^^」
俺「・・・スゲ・・・メッチャ気に入ったこのヘア!^^」
霧「良かった^^ これで宇都宮の町歩いたらナンパされっかもな^目^」
俺「ハハッ^^ いやでもナンパされんのはお前だけじゃん?」
霧「そうかぁ?お前今日はいつも以上にイケメンだから分かんねえよ?^^」
俺「よせよ・・・*^^* 俺自分の事イケメンだって思った事一度もねえし^^;」
霧「でも俺にとっちゃお前は可愛いイケメンだよ^^」
きいちゃんは俺を褒めちぎりながら、後ろからハグしてきた。
俺はその腕を握って、きいちゃんにピッタリと密着して寄り添う。
互いの鼓動も体温も感じる。あったかい。
俺「ありがとね・・・^^」
霧「・・・うん^^」
俺「きいちゃんもスゲーカッコいいよ・・・^^」
霧「ありがと・・・^^」
2人だけの世界・・・。
邪念も悪霊もいない・・・。
俺ときいちゃんのただ2人・・・。
もし明日世界が滅びるなら
滅びる1秒前までずっときいちゃんの腕の中にいたい。
滅びる1秒前までずっときいちゃんを愛していたい。
霧「お腹は?」
俺「減った^^」
霧「じゃ行こ^^」
俺たちは、一応周囲を気にしながら部屋を出て、そそくさと車に乗り込んだ。
霧「何か緊張したな^^;」
俺「うん^^; 早く出よ。」
きいちゃんは俺に急かされて、イグニッションを回し、車を軽やかに国道へと戻した。
向かうは宇都宮駅前。
いつの間にかカーナビが装備されてたおかげで、もう暗くて地図が見えないなんて心配もないな^^
=====
きいちゃんの運転で宇都宮駅に到着。
コインパーキングに車を入れ、街を軽く歩き、宇都宮餃子館という一軒の餃子専門店に早速入った。
俺「うわここ餃子多いな^^;」
霧「な^^;」
さすが餃子専門店。10種類はあったと思う。
迷った挙句6種類の餃子がいっぺんに食べられるセットを頼む事にした。
俺「あとビール2つ下さい。」
店員「はい。先にお持ちしますねー^^」
明るい店員さんだ。
霧「ビールダイジョブ?」
俺「うん^^ 1杯だけだし、久しぶりに。」
霧「そっか^^」
店員「はいお待たせしました。ビールですねー。」
1分もかからずにビール到着。
俺「カンパイ^^」
霧「カンパ〜イ^^ 免許おめでと!」
俺「ありがと^^」
久々のビールは、やっぱりそこまで美味しいとは思わなかったけど、それでも気分はウキウキになってきた。
霧「あ〜ウマいっ!^^」
俺「ウマそうに飲むよなぁ^^」
霧「だろぉ?^^ 俺が食卓にいると皆が幸せになるんだぜ^^」
俺「・・・もう酔ったの?^目^」
霧「あ!こいつぅ^^」
「ハハハハッ^^」
幸せだ・・・。
=====
ビールが半分ほど減った頃、餃子が運ばれてきた。
6種類の餃子が6個ずつ。合計36個の餃子が目の前にドーンと置かれる。
圧巻の光景。
霧「餃子の宝石箱^^」
俺「ヒコマロ!^^」
霧「正解^^」
お互い腹が減っていたから、早速その餃子の宝石箱をつついた。
「これシイタケ入ってる。」
「これ海老だな。」
「お、シソ餃子ウマ。」
6種の餃子をじっくりと味わう。一つ一つ違う味で凄く面白かった。
36個の餃子を平らげてもまだ少し物足りず、追加でチーズの餃子とニンニク餃子を1皿ずつ注文。
ついでにラーメンを1杯注文した。
俺「ビールもう一杯飲めば?^^」
霧「ん、いや今日は1杯だけにする^^」
俺「そ?じゃあウーロン茶にすっか。」
霧「そうしよ^^ すいません、ウーロン茶2つ下さ〜い。」
すっかりきいちゃんはお酒とお友達だな。
前は完全に呑まれてばっかりだったのに。
大人になったんだなぁ・・・俺もきいちゃんも・・・。
<続きます。>