こんにちは。悠太です。
昨夜は失礼しました^^; 朝から軽く二日酔いでしたが、今は回復しました。
今日は家で霧斗とゆっくり過ごしてます。
毎日たくさんのコメントありがとうございます。
ブログ開設の件ですが、livedoorブログで開設する事にしました。
ブログの使用は、ここで最終回を迎えてから、日記みたいな形を取る予定です。
では続きどうぞ。
続き。。。
霧「また服借りて良い?」
俺「借りて良いって、ダメって言ったらどーすんのぉ?^^」
霧「えっ・・・したらゆうの服破ってヤッちゃう^目^」
俺「エロっ!半分レイプだし!^^;」
霧「ヘヘヘ^^ ジョーダンだよ。レイプ願望無いから安心しろ^^」
俺「ハイハイ。^^;」
風呂から上がって、きいちゃんにボクサーとロンTを貸す。
霧「あ〜、やっぱボクサーが落ち着く・・・^^」
俺「やっぱきいちゃんはボクサー似合うなぁ。」
霧「だろ?これくらい締め付けがねえとダメだな。」
俺「そんなにブラブラが気になんの?」
霧「そりゃあな。それなりの振り子時計だから^^」
俺「ハハハハハハ!!^^ 振り子時計って!!プッハッハハハハハ!!」
霧「笑いすぎだよ^^ ハハハハハ!」
正直、ツボにはまってしまった^^
俺「ハァ〜ア・・・メチャウケた^^」
霧「そんなにおもろかった?」
俺「だって・・・!振り子時計って・・・ヒャハハハハハハハハ!」
この時は笑いを止められなかった。笑い転げてる俺を見て、きいちゃんは完全に呆れてた。
霧「ほら、早く飯にしようぜ^^」
俺「ハイハイ・・・ンフフ^^」
霧「もう良いだろぉ・・・!^^;」
=====
何とか笑いを治めて、鍋のカレーを見てみた。
うん、良い感じに玉ねぎがほろほろだ。
霧「味見して良い?^^」
俺「ん、良いよ。」
きいちゃんは、スプーンで少しすくって口に入れた。
俺「どう?」
霧「ンン〜ン!マジヤバ!これめっちゃウマい!!」
俺「辛さは?」
霧「かなり辛いけど、メッチャ好きな辛さ!」
俺も試しに味見すると、ニンニクとトウガラシの立った、かなり辛い仕上がり。だけど、うまみがしっかりと出てるから、旨辛ってやつ。
俺「うん、ウマい^^」
霧「これ毎日食えって言われても苦痛じゃねえな。」
俺「そんなに?」
霧「うん!早くナス入れよ!」
俺「まあまあ待てって。切らねえと。」
冷蔵庫からナスを2本取り出して乱切りにし、バターで簡単にソテーしてから弱火にして、カレールーをフライパンに注いだ。
こうしてカレーと少しだけ馴染ませないと、味がバラバラになっちゃうんだよね。
俺「お皿にご飯盛り付けて。」
霧「もう出来てるよ^^」
俺「早っ!^^;」
霧「あ〜も〜ヤバい〜腹減って死にそう〜〜〜×0×」
俺「もう出来るから。^^;」
しっかりとナスが馴染んできたところで、ご飯の上にたっぷりかけた。
ナスもしっかりと存在感があって、良い感じにカレーのエキスを吸ってる感じだ。
俺「よし!あ、あと昨日買ったコールスローも食うか。」
霧「これ?つかおーいお茶でいい?」
俺「うん。OK^^」
霧「よぉし!」
「いただきます!!」
=====
霧「ゆう・・・」
俺「ん?」
霧「泣いてもいいですか・・・」
俺「へ?!」
霧「これ・・・泣ける旨さってこういう事なんだなって・・・。」
俺「そんなにウマい?」
霧「いやこれお店出せる位ウマい!ヤバイってマジで!^0^」
俺「嬉しいな〜そこまで褒められるって。」
きいちゃんは、俺が作ったカレーに相当感動していた。
こういうのを見ると、ほんとに作った甲斐があるよね・・・^^
俺「おかわりする?」
霧「あんの?」
俺「まだナス2本残ってっから、すぐに出来るよ^^」
霧「あ、じゃあ俺がやってみる。教えて。」
俺「え・・・良いよ^^」
さっきと同じ手順で、ナスを切ってもらって、バターソテーして、弱火にしてルーと馴染ませる。
俺「馴染ませてる間に食っちゃえよ。俺もお代わりするし。」
霧「うん^^」
俺ときいちゃんは、残りを綺麗に食べて、新たにご飯を盛り、丁度よく馴染んだカレーをかけた。
霧「これで最後だな。」
俺「また近いうちに作ってやるから。」
霧「ゼッテーな^^」
ホント美味しそうにカレーを食べてるきいちゃんを見て、こっちも良い気分。
お腹も心も大満足だ。
=====
霧「いやぁ〜・・・ウマかったぁ・・・^^」
俺「幸せそーだなぁ^^」
霧「もう俺ココイチでカレー食えないな。」
俺「ハハハ^^ ココイチに勝ってんのかい!^^」
霧「いや余裕で圧勝だろ?^^」
俺「そこまで褒めんなよ^^; 逆にハズいって。」
霧「事実だからしょうがねえだろ?^^」
俺「じゃあ聞くけど、俺が作ったオムライスと、このカレーと、地球最後の日にどっち食いたい?」
霧「え〜・・・酷なチョイスだな・・・。」
俺「選べねえか。^^」
霧「うん。どっちも最高だし。^^ あ、じゃあ、このカレーかけたオムライスで。」
俺「そんな事したらチキンライスがカレーに殺されるだろ・・・^^;」
霧「あ〜・・・じゃあハーフ&ハーフだな。」
俺「ピザーラとワケ違うんだぞ^^;」
試しにハーフ&ハーフ作ったら、卒倒しちゃうかもな・・・^^
でもメチャうれしいな・・・俺の料理で人が幸せそうにするのを見られるって。
その相手が俺の大好きなきいちゃんなら、この嬉しさこの上ないよな。
霧「じゃあ俺が後片付け全部すっから、くつろいでろよ^^」
俺「全部良いの?」
霧「そーゆー約束だって忘れた?^^」
俺「あ、そっか^^ じゃあ頼む。」
霧「ラジャー!^目^\」
=====
きいちゃんに洗い物を任せてる間、俺は横になってTVを見てゆっくりしてた。
昼間の激しいセックス、癒しの風呂、大絶賛のカレー。
このトリプルパンチをくらったおかげで、俺はいつの間にか夢の世界へと誘われたみたいだった。
****
俺「はぁ〜、終わった^^・・・あれ・・・。」
俺が洗い物とキッチン掃除を終えてゆうに近づくと、ゆうは気持良さそうな寝息を立てていた。
相変わらず可愛い寝顔だ。
しばらくそっとしておくか・・・^^
俺はTVの音量を少し下げ、ベッドの淵に寄り掛かってくつろいで、携帯をいろいろいじってると、突然母から電話がかかってきた。
俺「もしもし?」
母「あ、霧斗?今大丈夫?」
俺「うん。どしたの?」
母「保証人の件なんだけどね、印鑑証明はいつ送れば良いの?」
俺「あ、そっか・・・実はね、もう明日不動産屋行って手続きしちゃうんだ。」
母「え?引っ越しは3月の中頃って言ってたでしょ?」
俺「それがさ・・・ちょっと悠太の事で色々あって・・・。」
俺は母に、ゆうの身に降りかかった危険を話し、引っ越し時期を出来るだけ早くする事にしたと説明した。
母「悠太君は無事なの?!」
俺「うん。何とか逃げ切ったらしいけど・・・でも心配だからさ。」
母「そうね・・・引っ越し先はもう決めたの?」
俺「うん。千葉の船橋市って街。」
母「聞いた事無い名前ねぇ・・・。」
俺「まあまあ大きな街なんだよ?それに、家賃安いし間取りも広めだし、悠太と住むにはちょうど良いんだ。」
母「2DKくらいなの?」
俺「いや、1LDK。」
母「1LDKって、寝室一つじゃないの?」
俺「そうだよ。」
母「一緒の寝室に寝るの?」
俺「え・・・まあ・・・ベッド2つ並べて・・・。」
まさかダブルベッドでラブラブしながら寝るなんて言えない・・・^^;
母「悠太君はそれで良いの?」
俺「う、うん。俺も悠太も、もう兄弟同然だし。」
母「そう。本当に仲が良いわねぇ。」
本当は兄弟じゃなくて、恋人同士なんだが・・・言う勇気はまだない・・・^^;
母「じゃあ、印鑑証明は今住んでる所に送っておくから、詳しい事はまた連絡するのよ?」
俺「うん。わかった。ありがとね、母さん。」
母「はいはい、どういたしまして。じゃあね。」
そう言うと母は電話を切った。
俺はその後色々考えた。
もし父や母が、俺と悠太の関係を知ったら、どう反応するんだろうか・・・。
2人は同性愛に理解はあるんだろうか・・・。
一度母には、高1の時の彼女とのセックスの最中を見られてしまった事がある分、びっくりしていたが俺が女好きだって認識はしているはず。
掛け布団を掛けてしていたおかげで、直接見てはいないだろうが、あの後2日くらい母と目を合わす事が出来ずに気まずい思いをしたものだ・・・。
その息子が今・・・
あ〜・・・やめたやめた。
俺は人に何を言われようが、ゆうを愛し続けるって誓ったんだ。
個人の恋愛は、最後はその人が決める。
両親は、俺が結婚しないと知っているし、容認もしてくれている。
ゆう、例えお前にフられようが、お前を愛するよ。
神父さんの言葉を借りるなら
病める時も、健やかな時も、愛し続ける事を誓う。
俺「ゆう・・・ゆう・・・」
悠「ん〜・・・きいちゃ〜ん・・・」
俺「風邪引くぞ。ベッドで寝よ。俺も眠いし。」
悠「ん〜・・・分かった・・・」
寝ぼけ眼のゆうを起こして、ベッドに寝かせ、部屋の電気を落とす。
悠「きいちゃ〜ん・・・来て〜・・・。」
俺「ん、はいはい^^;」
TVを消し、俺もベッドにもぐりこむと、ゆうが力なく抱きついてきた。
俺「甘えんぼだなぁ^^;」
悠「ん〜・・・きいちゃ〜ん・・・寝る前のキス・・・」
俺「ンフ・・・^^」
俺は眠そうなゆうの唇に優しくキスをした。
やっぱり俺には、ゆうが一番だな・・・。
俺「オヤスミ・・・。^_^」
悠「オヤスミ・・・。^_−」
まだ夜の8時を過ぎたばかりだったが、今日はいつもよりリラックスしているおかげで、安らかに眠れそうだ。
<ありがとうございました。続きます。>