なんやかんやでしょっちゅう教室にくる大輔。
自然と会話も増え出し仲良くなっていきました。
ある日は俺の弁当を勝手にくってたり、俺が食堂でかったジュースを飲んで
「これ嫌い!」
と相変わらずなやんちゃっぷりで俺も大輔を憎めない奴だなぁ〜と思っていました。
どんどん仲良くなるにつれて
「勉強教えて!」とか
「リップ貸して!」
とかプライベートな時間も過ごすようになってました。
タクヤ「俺にあまえんなや!」
大輔「いいじゃん、貸してよ〜。とりあえず勉強はバイト終わったあとタクヤん家で!」
一度言い出したら聞かないから
タクヤ「んじゃ、バイト終わったら連絡して。」
と別れその日の夜に大輔は家にやってきました。
見た目はチャラいけど人なつっこい性格であっと言う間に家族とも仲良くなってました。
タクヤ「んじゃ、そろそろ勉強するべ。」
大輔「めんどくさい…。」
なんの為きたんだよ…。
とか思いつつ結局その日はゲームしたりと遊んでしまいました。
タクヤ「明日も学校だからそろそろ寝るよ。」
大輔「おう!お休み〜。」
…。
タクヤ「そこ、おれのベッド、布団敷くからちょっと待ってな。」
大輔「いいよ、同じベッドで。はやくこいよ(^O^)」
高校生の俺はそれまで同じベッドで誰とも寝たことなかったので妙に緊張してました。
その日はお互い背中を向き合って寝ることになりました。