……そう広くない脱衣所に大好きな人と2人きりという、なんとも素敵なシチュエーションは…
逆に俺を苦しめた。
《やっべ〜…勃起しちゃう…》
勃起してるなんて
シンにバレたら大変だ。
俺がゲイだとバレてしまうかもしれない…
ちょっと違う意味でドキドキしていた。
『どうした?脱がないのか?』
「あ…いや、あの…」
まさか、勃起してる
なんて言えるかっての(汗)
『まさか……』
ドキッ…
《バレた……?》
不安になっていると
『誰かと一緒に風呂入ったことねぇんだろ!?だから緊張してるのか?…そんなん気にすんなよ♪』
ホッ…
シンが良い勘違いをしてくれていてホッとした。
『俺先入るぞ?』
そう言って
シンはそそくさと服を脱ぎ始めた。
思わず見とれてしまう…
シンはいい体をしていた。
お尻もぷりっとしていて…
肝心な前はタオルで隠しているが…
『じゃ、お先♪ちゃんと来いよ』
ニカッと笑って風呂場に入っていった。
バタン。
ふぅー‥‥
危ない危ない。
勃起は収まるどころか、シンの裸を見てしまってさらに元気になっている。
《これじゃあ風呂場なんていけないじゃん…》
1人焦っていると、
『イチー!早く来いよー!俺が洗ってやる!』
そんな声が聞こえてくる。
やばい
「ちょっとトイレ借りるね!」
勃起が収まるまでトイレで時間を潰すことにした。
「はぁー…何してんだよ…」
自分の息子の元気のよさに少し腹を立てながら、ただ座っていると
コンコン…
『……イチ?大丈夫か?腹でも痛いのか…?』
シン…
お前は優しすぎだよ…
「全然大丈夫だから!今出るよ。」
シンに心配かけたくないし…
勃起はもう収まっていたのでトイレから出ることに。
ガチャ…
!!??
ドアの向こうにはスッポンポンのシンが立っていた。