俺らは綾高に着いてクラス名簿を見た。
裕樹「俺E組だぁ。陸は??」
俺「えっと…俺もE組だよ!!
一緒のクラスでよかった♪♪」
裕樹「俺も陸と同じクラスで安心したよ!!
じゃぁ教室に行こうぜ☆」
俺「おう!!」
俺らは教室を探した。
しかし…
広すぎて教室がどこだかわかんない。
俺「ここどこだよ…」
裕樹「さぁ。俺ら完璧に迷ったな。」
そんなときだった。
後ろから声をかけられた。
「君達1年生だよね??」
俺ら「は、はい…」
「あっ、俺は3年G組の中川 翔太(ナカガワ ショウタ)。
どうしたの??」
…カッ、カッコイイ。
背が高くて、短髪で茶色の髪。
微笑んだときの顔は可愛くて、俺は一目惚れだった…。
俺「俺は1年E組の平岡 陸です!!」
裕樹「同じく真野 裕樹です。
クラスの場所がわかんなくて、迷ってました」
中川「そっかぁ。E組って言ったね。
じゃぁ俺がE組まで送ってやるよ!!」
俺「中川先輩ありがとうございます」
裕樹「わざわざすみません…」
中川「アハハハ!!呼び捨てでいいよ!!」
俺「でも……。
じゃぁ翔太先輩って呼ばせてください☆」
中川「いいよ!!
ぢゃぁ行こうか♪♪」
それから翔太先輩にクラスまで送ってもらい、お礼を言った。
俺ら「ありがとうございました」
翔太先輩「どういたしまして!!
ぢゃぁまたな☆」
それから教師の指示に従って始業式が始まり、長い長い話を聞き、やっと終わった。
学校帰りに裕樹とガストに行った。
裕樹「陸ってあの先輩好きでしょ??」
俺「ぇっ…バ、バカ!!
違ぇよ!!」
裕樹には隠し事ができない。
すぐにバレてしまう。
裕樹「やっぱりね♪
顔に好きって書いてあるぞ(笑)」
俺「やっぱバレたか…」
俺がそう言ったとき、裕樹は寂しげな顔をした。
俺「裕樹どうした??」
裕樹「ん??なんでもないよ。
それより早く食おうぜ♪
冷めちゃうよ!!」
俺「うん!!」
俺はなぜか気になったが、それから問い詰めはしなかった。