▼雪さん:
私見で申し上げます。
本当に素敵な歌詞、というのが、あまりに個々人で差があるからだと思います。薄っぺらい、と思うような歌詞でも。我儘だなぁ、と思う歌詞でも、それに対応した人間にとっては共感し、感動できるものなのだと思います。美辞麗句だけのものもあるのですが・・・・。
私の場合は、歌詞だけで感動したのは今まで一曲しか出会っていません。逆に、演劇をやっておりますので、感受性は悪くないほうだとは思いますが、歌詞と音楽をあわせたときに感動する、というよりも、感じ取って涙が出るような曲はあります。でも、それは感動というよりも、やっぱり感受性の方に傾倒します。
どこが違うか。といえば、感受性の方は、どちらかといえば、その歌を自分に乗り移らせて演技させる。ような感じが強いと思います。確かに演技はそれで合っているので構わないのですが・・・・・。
ただ、音楽も歌詞も表現なので、それを用いて人を感動させることはできると思います。しかしながら、本当に素敵なものに出会えるかどうかが、問題なのではないでしょうか。もちろんながら、私は世界中の、というより日本中の音楽を聴いたわけではありませんから、聞いていない中に感動させるようなものがあるのかもしれません。 JING