私は生まれも育ちも横浜の山手である。少し歩けば外国人墓地や元町・中華街。今は栄えているがその昔の山手の下の街は貧困層の集まりだったようだ。私にはとても古い話しになるが、伊勢佐木にはメリーさんという外国人を相手とするパンパン(体売り)がいた。今は亡きメリーさんを私も何度か見掛けたことがあるが、ちょっと異様にみえた。母や父から話は聞いていたが実際見掛けるとちょっと避けて歩いてしまう。映画化もされ観た人も多いと思うが、どう感じただろう?たぶん彼女の人生を全て批難する人はいないと思う。私としての意見はもちろん当時の世界状勢や風俗もあるが、今の「ウリ」とは何かが決定的に違うと思った。プライドを持ち、いつまでも自分の気位を高く持ち合わせる彼女の人生に感動さえした。みんなはどう思う?