ハロウィンの本場・アメリカで、民間のお化け屋敷の形を借りてキリスト教の教えに基づく世界観を広めようとする「ヘルハウス」が、静かな広がりを見せている。
このヘルハウスは、教会離れの進む10〜20代が主な対象。お化け屋敷を改装した7つの部屋を通り、最後は地獄と天国を体験する仕組み。それぞれの部屋では同性愛、人工妊娠中絶、自殺、飲酒運転、オカルトなど、“神の教えに反する”とされている人々が苦しむ様子が描かれる。ヘルハウスは30年前から存在していたが、95年以降、福音主義の牧師が筋書きと設営の仕方をセットにして売り出したため、各地に伝播。800以上の教会が購入し、米国の全州と南米を中心に20カ国に広がっているという。
海の向こうではこんな恐ろしいことが…
日本も似た状況にならないとも限らないぞ…?