雄太さんが具体的にどの大学のどの学部学科を志望しておられるのかが分かりませんので具体的なアドバイスはできませんが、編入学の場合は、語学と専門分野の試験ががメインになると思うので、センター試験のように、多数の科目を満遍なく勉強しなくてはならないということは無い分、勉強はしやすいと思います。大学によっては過去問を販売していたり、ほんのちょっとだけ貸し出してくれたりする場合(1時間程度貸し出してくれ、その間に近くのコンビニでコピーする)がありますので、大学に確認してみたらいかがでしょう?
これも一般的には言えることではないかもしれませんが、合格者が数名であっても、受験者自体が少ない場合もあり、倍率を考えると一般入試とさほど変わらない、ということもあります(ただし、話がややこしくなって申し訳ないんですが、編入の場合、一般入試のような相対評価だけでなく、絶対評価が入ることもあるので、受験者全員不合格なんてことも実際にあります)。
語学(たいていは英語でしょうが)は差がつきやすいと思うので、雄太さんが得意なのであれば、チャンスではないでしょうか。大学によっては独自の英語の試験は課さずに、TOEFL(やTOEICなど)のスコアシート提出で代用するところもあります。TOEFL受けられたことありますか?読む・聞く・話す・書くという英語の総合力が問われ、かなり難しいと思います。
大学院入試も基本的な考え方は同じです。英語と専門分野の試験ですので、学部入試のような「偏差値」の概念は全くあてはまりません。大学によって出題傾向が違いますので過去問の分析は必須です。他大学出身者であっても、受験しようとする大学の学部の講義ノートが入手できると有利になるかもしれません。大学院入試の問題も、その大学の先生が作成するので、ある程度のパターン予測ができるかもしれないからです(逆に言うと、内部進学者はこれがあるから有利になるわけです)。希望の指導教員がはっきりしているのであれば、事前にアポイントメントをとって挨拶する方が良いかもしれません(特に理系の場合)。
学部入試の場合、国立大学であれば、前期と後期の2校しか受けられませんが、大学院入試にはそうした制限は無く、試験日程さえかぶらなければ、私立大学のように何校でも受けられます(大学によって試験日程がばらばらなためです。ただ、おおむね8月〜9月頃に集中しています)。
雄太さんが、もし首都圏にお住まいなのであれば、編入試験・大学院入試のための予備校が何校かありますので、インターネットで検索するとすぐ見つかると思います。そうした予備校に相談してみるのも一つの手です。
なお、私の意見も含めて、ネット上の投稿というのは当然、無作為抽出ではありませんから、ここに書き込んでいる人の意見がそのまま社会全体の意見を反映しているわけではなく、統計学的な意味で「偏りのある」意見である(正しい・正しくない、良い・悪いという価値判断をするものではありません)ことを念頭に置いて、ご自身の進路はご自身で決めて頂きたいと思います。長文失礼しました。