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6年たった今でも。 ZM 16/6/12(日) 14:20
6年たった今でも。2 ZM 16/6/12(日) 14:34
6年たった今でも。3 ZM 16/6/12(日) 14:51
6年たった今でも。4 ZM 16/6/13(月) 9:36
Re(1):6年たった今でも。4 ゆうた 16/6/13(月) 16:05
6年たった今でも。5 ZM 16/6/13(月) 17:23
Re(1):6年たった今でも。5 Kei 16/6/17(金) 23:37
6年たった今でも。6 ZM 16/6/20(月) 10:03
6年たった今でも。7 ZM 16/6/20(月) 14:25
Re(1):6年たった今でも。7 ゆうた 16/6/20(月) 18:11

6年たった今でも。
 ZM  - 16/6/12(日) 14:20 -
田舎に生まれ、周りにオープンにゲイの人が一人もいない環境で育った僕は、男に興味があったものの、それを打ち明けられる人も、その気持ちを共有できる人もなく、自分自身さえもいつかは彼女ができ、結婚するんだろうと考えていました。そんなセックスもしたことがないウブな僕も、大学入学のときに上京し、僕は数は少ないながら自分の気持ちを共有できる人も見つけ、こっちの世界に関する知識が一気に広がりました。高校のときに初めて行った海外のオーストラリアで、日本人とは全く違う白人のかっこよさに虜になった僕にとって、かっこいい外国人があちこちにいることは何よりも嬉しいことでした。でも、周りにたくさんいることと、かっこいい人に好意を持たれることはまた別問題で、なかなか思った人を手に入れることができずにいました。そしてその間、僕はこれまで田舎で育って何もできなかった時間を取り戻すかのように、そんなに好きじゃなくても、たくさんの人ととりあえず寝たりしてました。

そんな自分の中のハードルを下げることに反比例して、心の底では常に白人のモデルのような人を求めるようになっていました。でもそもそもそんな人はネットでも見かけることがないし、街やクラブで見かけても、もちろん話しかけることもなんかできず、モデルのようなイケメンとセックスする想像と欲求だけが大きくなっていきました。

そして、その夢が現実に変わったのは、僕が大学3年だった21歳のときです。もう6年くらい前のことです。その日はゲイの友達と鍋パーティをしていて、その後ちょっと酔っぱらった勢いでクラブに行こうという流れになりました。でもそのゲイの友達はノンケの子や女の子も誘っていて、2丁目ではなく渋谷のクラブに行くことになりました。そのクラブは外国人が少なめで、まわりには日本人ばかりいたのですが、しばらくすると、白人の2人組の男が入ってきたのが目に入りました。一人は身長が190くらいあって長めの髪にメガネの知的なタイプ、もう一人は身長が180越えくらいで、俳優のDouglas Boothをもうちょっと鋭くした感じです。すでに周りの子達にカミングアウトし、少し酒が回っていた僕は「どんな男の人がタイプなの?」とか聞かれ、すぐに「あそこの2人組の髪が短い方」と答えました。でも2丁目でもないので、きっとノンケなんだと思って、アクションを起こせるわけでもなく、遠くから眺めているだけでした。

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6年たった今でも。2
 ZM  - 16/6/12(日) 14:34 -
その後1時間くらい友達と踊ったり、その人を遠巻きに眺めているだけでしたが、だんだん酔いが回って大胆になった僕は、その人にちょっとだけ近づいて、アイコンタクトを送るようになりました。そして、向こうも僕のことをちらちら見ていることに気づきました。僕は徐々に距離を縮め、その人の目の前に来ました。今思えば周りに人もいる中、かなり恥ずかしいですが。

向こうは僕に何も言ってくる訳でもなく、でも僕の目を美しい目でしばらく見つめてきたりします。でもその内2人は別のところに歩いていってしまいました。僕はがっかりして友達のところに戻りました。「ダメだった」というと、友達は「でもタク(僕の名前)の見てたじゃん」というので、変な希望を持って、もっと積極的にアプローチしてみようかななどと思ってしまいました。そして上の階のフロアに行ってみようと思って、外に出てみると、なんとそこにはDouglas Booth似の彼が、一人でタバコを吸っていました。

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6年たった今でも。3
 ZM  - 16/6/12(日) 14:51 -
向こうも僕のことに気づき、二人の目が合いました。僕は勇気を出して、話しかけることにしました。「Hi.. How’s it going?」緊張して声が全然出ず、さらにちょっと震えで、向こうにはかなり挙動不審な人に見えたはずです。でもその美しい顔が、笑顔に変わり、「I’m alright」と返事を返してくれました。それから彼と会話がはずみ、彼はトマスというドイツ人で、東京で医学生として留学していること、渋谷ではよくモデルにスカウトされるけど興味がないこと、好きな音楽はDaft Punkなこと、ドイツ人なのにちょっとお酒に弱いこと等、いろいろ教えてくれました。そして10分くらい話すと、友達が待ってるからといってまた中に入っていってしまいました。

この時点で、あの美しい見た目と優しくてフレンドリーな中身に、僕は恋に落ちていました。でもまだゲイかもわからないし、友達としてもすごく良さそうな人なので、もうちょっと時間をかけたいなと思って、後についていくのはやめました。この時点で夜の1時前くらい、まだ時間はあります。僕は別のゲイの友達の恋の相談などをきいて時間を過ごしました。そしてしばらくすると、僕がいるフロアにまたトマスが入ってきました。トマスは何かを探しているようにフロアを見回し、僕がいるのを見つけると、あの美しい笑顔を送ってくれました。彼はそのときクラブにいた人の中で一番かっこいいと言えるほどの見た目で、周りの人も彼が歩くと振り返ったりしていました。そして、彼は僕の方に一直線に向かってきました。「あっちの奥の方に踊りに行こう」そう言われて、僕は彼についていきました。

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6年たった今でも。4
 ZM  - 16/6/13(月) 9:36 -
連れて行かれたのはフロアの奥の方。ちょうど柱の後ろにちょうど2人分収まるくらいのくぼみがあって、他の人からちょうど見えなくなるようなところでした。そこでしばらく二人で踊っていました。そして僕と彼の距離は徐々に近づき、彼の高い鼻が僕の鼻の先に触れるような感じになりました。僕はちょっと恥ずかしいのと、目の前で起きている夢のようなことにどうリアクションして良いのかわからず、とりあえず笑顔を作るしかありませんでした。そしたら彼の唇が僕の唇に触れるのがわかりました。本当に柔らかくて、キスってこんなに気持ちいいものなんだって思いました。それを合図に、僕は誰かが見ているかもしれないなんて気持ちは吹っ飛び、彼を必死で求めるようにキスを返しました。うっすらとタバコとミントが混じったような匂いで、でもそれは決して不快ではありませんでした。

ふと気づくと、彼の手が僕のジーンズの中に入ってくるのが感じられました。そして少し強引に手を完全に入れると、彼は僕のあそこを握ってきたのです。僕は彼の腰に手を回し、その手を徐々に下におろしていきました。適度に締まっていて、でも弾力のあるおしりに僕は理性を保つのに必死でした。そして僕も彼のジーンズの中に手を入れました。下着のゴムの中に手を入れると、そこはさっきまでの最高のおしりがあります。そして僕は前の方に手を動かしました。彼の下腹部はちょっとした茂みがあるのが感じられました。そしてその下には、夢にまで見た彼のあれがついています。まだ固くはありませんが、すごくデカくて、ちょっとびっくりしたのを覚えていますが、その感触を一生忘れないように、僕は自分の右手に全神経を集中させて、彼の全てを触りました。そして大きいながらも、彼のあそこは包茎であることがわかりました。「こんなにイケメンで大きくても包茎なんだ」などと思いました。そしてその間も、彼の大きくて温かい手が、僕のあそこを握っていました。

僕はこの状況にすごく興奮しながらも、このジーンズの中身を自分の目で見てみたいと思いました。自分の右手が握っているものが、どんなものなのか見てみたいと。でも周りにはたくさんの人が踊っています。

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Re(1):6年たった今でも。4
 ゆうた  - 16/6/13(月) 16:05 -
すごく興奮します!

続きが楽しみです。

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6年たった今でも。5
 ZM  - 16/6/13(月) 17:23 -
ゆうたさん、ありがとうございます。展開が遅くてすみません。

彼は僕の耳にそっと「I want to see your everything」とささやいてきました。すごくクサい台詞ですが、イケメンが言うともっともらしく聞こえるものです。僕は緊張で震える声で、「Me, too」と返しました。酒のせいもあり、喉がからからで思うように声が出ませんでした。彼は周りにたくさん人がいる中、僕の手を引いて、外に出ました。すれ違う人がみんな僕たちのことを見ているのが、感じられました。

外に出ると彼はすぐにタバコに火をつけ吸い始めました。僕は思い切ってこの後僕の家に来ないか誘ってみました。でも「今日は友達と帰らないといけない」とあっけなく断られました。がっかりする僕を見て、彼は紙切れに自分のメールアドレスを書いて僕にくれました。今の時代携帯で入力すればいいのに、わざわざ紙に書いて渡すアナログなところが、すごくかわいく感じられました。そして「Send me an e-mail」と言ってくれました。どうやら、彼はさっきあれだけ人前でキスしてきたりしたのに、友達にはカミングアウトしていないから、バレたらまずいということだったのです。その後彼は、友達のところに戻っていきました。僕は遠くから眺めることしかできず、誰か別の人に捕まってしまわないか不安でたまりませんでしたが、トマスは時々僕の方に笑顔やウィンクを送ってきて、まるで他の人のところになんか行ったりしないと言ってくれているようで、不思議な安心感がありました。そうしているうちに始発の時間になり、僕は家に帰るまでにもう一度トマスに挨拶をしたいと思ったのですが、彼はもういませんでした。

その後家に帰りましたが、すぐにメールをするとあからさまに好きみたいだったので、その日のお昼くらいまで待って連絡をしてみました。「昨日は会えて良かった。今度は二人で遊ぼう」と。メールを送った後の時間は永遠のように長く、3分に一度は携帯をチェックしていたと思います。返事が返ってきたのは、その日の夕方でした。短く「こっちも会えて良かった。スケジュールをチェックしてからまた連絡する」とだけ書いてました。ちょっとノリの悪そうな返事に、僕はがっかりして、きっと酒が入った一夜だけのことだったのかなと期待をしないことにしました。

そしてまた学校とバイトで忙しくなり、トマスのこともあまり考えないようにしながら時間が過ぎた木曜日の夜。11時過ぎにバイトが終わってロッカーに入れていた携帯を見ると、トマスからメールが来ていました。「土曜日に会える?」メールがきたのは夜の9時半過ぎ。すぐに会えると返事をしました。そしたらトマスからまた返事が来て、「Can you send me your picture so I can see your face whenever I want to? (君の顔が見たくなったらいつでも見られるように写真を送ってくれない?)」と書いていました。僕は30分くらいかけて自分が一番よく見えるアングルで写真を撮り、送りました。「トマスのも送って」と返事を添えて。そして返ってきたメールには、彼が上半身裸にタオルが下半身に巻いてあるセクシーな写真が付いていました。その写真をすぐに保存し、その夜はベッドでずっとその写真を眺めていました。

そして楽しみにしていた土曜日がやってきました。僕たちは、新宿南口の花屋の前で、夜7時に待ち合わせをしていました。

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Re(1):6年たった今でも。5
 Kei  - 16/6/17(金) 23:37 -
凄く興味深いです!
続き、待ってます!

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6年たった今でも。6
 ZM  - 16/6/20(月) 10:03 -
僕達は南口で会ったのに、けっきょく西口側の高層ビルの方に行きました。オフィスビルの地下にある居酒屋はわりと空いていました。僕はトマスとの他愛のない会話を楽しみつつ、時々見せる無邪気な笑顔に目を奪われていました。でも時間が経つにつれ、居酒屋の後はどうしたらいいのかということばかり考えてしまって、会話に全然集中できませんでした。

結局居酒屋を出たのは9時過ぎ。この時は2月で外は寒かったはずなのですが、酒がいい具合に回り、トマスと一緒にいるおかげで、その冬の空気は酔いを冷ましてくれる心地よいものでした。二人とも何も言わずにぶらぶら歩き出すと、トマスが「いい店を知ってるから一緒に行く?」と言ってくれました。連れて行かれたのは、ゴールデン街の近くにあるゲームバーみたいなところで、狭い店内にはいろいろなゲーム機が置いてあって、外国人の客も何人か来ています。店に入ると、トマスはマスターみたいな人と挨拶をかわしました。どうやらそこには何度も来たことがあるようです。彼は嬉しそうに酒を飲みながら、他の客と混じってゲームを始めました。普段ゲームなんてしない僕は、あまり積極的に輪に入ることができず、ちょっと退屈かなと思いましたが、嬉しそうにモニターを見ながらゲームをする彼の横顔がまたカッコ良すぎて、僕は終止眺めていました。そして彼は僕にどんなゲームが好きか聞いてきました。僕はそこにスマブラがあるのを見つけて、よく友達とスマブラはやっていた、と答えました。そこから僕とトマス、それにオランダ方来ているという旅行者と、彼の日本人の友達での対決が始まりました。友達とやっていたと言っても、たまに大学のサークルの部室で暇なときにやっていた程度で、ゲームバーに通ってるようなゲーマー達に勝てるはずもなく、僕一人あっけなく負け続けました。そしてはしゃぎ過ぎて疲れたかなというころ、トマスは「そろそろ行こっか」と聞いてきました。

バーの出口を出て階段を下りると、すでに11時を過ぎていました。新宿は相変わらず混んでいましたが、少しだけ人通りが減っているようでした。何となく駅に二人で歩いて向かっている中、この先どうするのかわからない微妙に気まずい沈黙が漂っています。ここで家に来ないか誘ってみて断られてもいやだし、そのまま夜が終わっちゃうのもいやでした。僕はとりあえず「明日はどうするの?」と聞いてみました。「宿題やるよ」となんとも次のアクションがとりにくい答えです。
「タクは?」
「家の掃除と、俺も宿題やらなきゃ」
「そっか」
気まずい沈黙がまたきました。

でも僕はもうどうなってもいいやと思って、「Do you wanna come to my place with me now?」と誘ってみました。その質問をしてからの数秒は、永遠のように感じられました。彼は僕の顔を見ると、「Sure」と言ってくれました。僕はその答えを聞いただけで、その意味することを考え、下半身がうずいてきてしまいました。僕たちはメトロに乗り、家に向かいました。僕の隣に座った彼の距離が心無しか普通よりも近く感じられ、彼の太ももが僕の太ももに触れているのが、すごくセクシーな状況に感じました。

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6年たった今でも。7
 ZM  - 16/6/20(月) 14:25 -
家につきました。僕の家は1DKでそこまで大きくはないのですが、キッチンを通って僕のベッドルームに行きました。部屋には本やギターなどが置いてあって、彼はそれを興味深そうに眺めていました。そして二人でベッドの上に隣り合って座りました。また微妙な沈黙。僕は恥ずかしさを感じながらも、彼が隣でこっちを見ているのを感じ、彼の方を見ました。そして彼の美しい顔が僕の方に近づいてきました。

彼の柔らかい唇がまた僕の唇に触れているのを感じます。でも今回は、前のクラブの中みたいに誰かが見ているなんて思いません。だんだんと僕も気分が開放的になってきて、体の中から彼を求める心が湧き出るままに、彼にキスし続けました。やがてキスは唇だけでなく、首筋や耳まで、トマスは僕の首に腕をまわし、情熱的にキスをしてきてくれました。

トマスは僕のシャツを脱がしてきました。そして僕の上半身にもキスをしてきました。僕もトマスのシャツを脱がせました。無駄がなく適度に締まった体で、胸にはちょっとだけ胸毛が生えていて、あり得ないくらいセクシーでした。そしてへそから下にセクシーな線が続いています。間接照明のおかげで、彼の筋肉のラインに沿ってちょうど良く影ができ、まるで映画のベッドシーンに飛び込んだようでした。トマスの目を閉じながらキスをする顔、僕の体を愛撫する真剣な顔、どれをとっても最高に美しいと思いました。

そして彼は僕のジーンズを脱がしにかかりました。ベルトを緩めると、やや強引に下げてきます。僕も少し手伝ってジーンズが脱げました。そしてそのまま下着も脱がされました。僕のあそこは今までで一番固くなっていたと思います。彼はすぐにそれを握ってくれました。人に触ってもらうのがこんなに気持ちのいいものなのかと思いました。そしてしばらくそれを握ると、彼はちょうど僕の脚の間に入り、あそこにキスをし始め、やがてしゃぶり始めました。彼の目と僕の目がちょうど会うと、彼は僕を見上げるような格好で、笑顔をくれました。それまで、これはずっと夢じゃないかと思っていたのが、その笑顔を見て、彼の気持ちが本物であることを感じました。

僕はトマスのことが本当に愛おしくなって、今度は彼をベッドに寝かせると、彼のチノパンを脱がせました。チャックをおろし、ベルトを緩めて、その瞬間を少しずつ楽しみました。彼はチノパンの中には黒いボクサーを穿いていました。そしてその中には、誰の目にも明らかな一本の太いふくらみがありました。僕は思わずそこに手を伸ばし、パンツの中に浮き出る膨らみに沿って撫でてみました。彼は目をつぶって気持ち良さそうにしています。そして僕はもう我慢できなくなり、下着もろとも下ろしました。

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Re(1):6年たった今でも。7
 ゆうた  - 16/6/20(月) 18:11 -
待ってましたー!

どんな展開になるか!

スゴく楽しみにしてます!

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