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クズはクズ同志(お久しぶりです) まさき 15/3/19(木) 0:37
クズはクズ同志(その後のこと)1 まさき 15/3/19(木) 0:44
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)1 ぬん 15/3/19(木) 1:49
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)1 15/3/19(木) 16:36
クズはクズ同志(その後のこと)2 まさき 15/3/19(木) 19:49
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)2 まーくん 15/3/19(木) 21:24
クズはクズ同志(その後のこと)3 まさき 15/3/19(木) 23:22
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3 アクア 15/3/20(金) 0:10
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3 アクア 15/3/20(金) 0:11
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3 まーくん 15/3/21(土) 0:03
クズはクズ同志(その後のこと)4 まさき 15/3/21(土) 0:23
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)4 15/3/21(土) 0:58
Re(2):クズはクズ同志(その後のこと)4 ケン 15/3/21(土) 10:25
クズはクズ同志(その後のこと)5 まさき 15/3/21(土) 23:02
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)5 まーくん 15/3/22(日) 0:50
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)5 アクア 15/3/22(日) 3:27
クズはクズ同志(その後のこと)6 まさき 15/3/22(日) 23:57
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6 まーくん 15/3/23(月) 1:19
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6 ぽん 15/3/23(月) 2:03
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6 ミコト 15/3/23(月) 4:25
クズはクズ同志(その後のこと)7 まさき 15/3/24(火) 0:56
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7 ひろし 15/3/24(火) 1:22
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7 ぽん 15/3/24(火) 1:37
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7 まーくん 15/3/24(火) 9:49
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7 しん 15/3/24(火) 23:55
クズはクズ同志(その後のこと)8 まさき 15/3/25(水) 1:02
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 りょう 15/3/25(水) 1:14
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 ぽん 15/3/25(水) 1:32
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 まつ 15/3/25(水) 1:40
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 ひろし 15/3/25(水) 2:41
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 だいすけ 15/3/25(水) 5:21
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8 ゆーた 15/3/25(水) 12:22
クズはクズ同志(読まなくても大丈夫です) まさき 15/3/26(木) 0:58
Re(1):クズはクズ同志(読まなくても大丈夫です) りょう 15/3/26(木) 1:02
クズはクズ同志(その後のこと)9 まさき 15/3/26(木) 1:07
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9 りょう 15/3/26(木) 1:14
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9 アクア 15/3/26(木) 1:16
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9 まーくん 15/3/26(木) 11:59
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9 ゆーた 15/3/26(木) 12:48
クズはクズ同志(その後のこと)10 まさき 15/3/26(木) 22:46
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10 りょう 15/3/26(木) 22:55
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10 まつ 15/3/27(金) 0:01
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10 まーくん 15/3/27(金) 0:03
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10 ミコト 15/3/27(金) 2:00
クズはクズ同志(その後のこと)11 まさき 15/3/27(金) 23:26
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 りょう 15/3/27(金) 23:36
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 ゆーた 15/3/27(金) 23:36
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 mm 15/3/28(土) 0:54
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 ひろし 15/3/28(土) 1:36
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 teru 15/3/28(土) 10:38
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 まーくん 15/3/28(土) 12:35
Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11 15/3/29(日) 13:36
クズはクズ同志(のろけ笑) まさき 15/3/30(月) 0:04
Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑) りょう 15/3/30(月) 0:39
Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑) ぬん 15/3/30(月) 1:05
Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑) まつ 15/3/30(月) 1:05
Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑) ゆうや 15/3/30(月) 23:53

クズはクズ同志(お久しぶりです)
 まさき  - 15/3/19(木) 0:37 -
 お久しぶりです。年末ぐらい投稿したまさきです。同じ題名で投稿しました。

 俺の恋人は、ホストです。そんな恋人と最近喧嘩しました。喧嘩理由はすごくくだらないこと。笑

 でも、喧嘩してみて、初心を忘れたらいけないなぁ…と思って、日記読み返してたら懐かしい頃の出来事があった&前に書いて楽しかったので、また書いてみようかな〜とぼんやり思いました。あとは、ムラムラ解消。笑 ここの体験談読んでると、なかなか興奮するんで自分も書きたくなる。笑

 はじめましての人には自己紹介。ここからは、前のやつのコピーで。笑
 自己紹介すると、現在22歳。赤ん坊の頃、親父が死んで、男に依存していかないと生きていけなかったデリヘル嬢の母親とその彼氏から虐待されてて、中学卒業と同時に家出。更に、小学校あがった頃、ゲイなのが友達にばれてそこからイジメのオンパレード。まぁ、そんなかんなで、16歳で今バイトしてるバーのマスターに拾われて、それから働かせてもらってる。今は昼の仕事もも手伝い程度にしてます。

 今回は前の話のその後の話です。相変わらずエロはあまり無いです。即、抜きたい人にはオススメしません。自分のムラムラ解消が一番の目的なんだけど…。まぁ、作り話見る程度の気持ちで軽く読んでやってください。

引用なし

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クズはクズ同志(その後のこと)1
 まさき  - 15/3/19(木) 0:44 -
 「マサキちゃん、あんた、ノンケに恋してるでしょ」

 アキラさんと付き合えることになって、アキラさんと同棲し始めてちょうど半年ぐらいが過ぎた頃。バーの仕事の最中、飲みに来ていたオカマバーの姉さんにいきなりそう言われた。ちなみに姉さんは俺が雇ってもらう前からの常連さんで、この前豊胸手術を終えたばかり。
 
 いきなり言われて、ドキ。アキラさんはこのあたりの夜の仕事している人の中ではそこそこ顔が広いので、アキラさんと付き合っていることはキョウスケさんとマスターにしか話していなかった。

「なんでそう思うんですか?いきなりですね」

 なるべく、顔に焦りを出さないように聞いた。

「間違いないわ。なんか、最近小奇麗になったし、髪も伸ばしてるんでしょ?こういう仕事しているとなんとなくわかるのよ。ノンケに恋している子は、女と張り合おうとするから、いきなり美容に気を使いだして、肌が綺麗になったり、女みたいに髪伸ばそうとするのよ。悪いことは言わないから、ノンケ相手なんてやめときなさい。しょせん女には勝てないんだから」

 姉さんの言ってることは、ガッツリ図星で言い逃れできなかった。

 アキラさんと付き合うようになって、俺は少し髪を伸ばしていた。髪を伸ばしているといっても、肩につくぐらいだけど。

 肌も化粧水をつけたり、ボディクリーム塗ったり。男抱くのに楽しさなんてないだろうから、少しでも見た目とか肌触りとか良くしたらどうかなっていうあさはかな考え。

(言い逃れ出来ない感じ…、でもまぁアキラさんってのバレてないし付き合ってるってのもバレてないから…)

 開き直って、片思いしてるって設定で話を進めることにした。

「まぁ、出来る限り付き合える可能性上げた方がいいし…てか、着々と体改造してる姉さんに言われたくないんですけど…」
「私はいいのよ!オカマだからね!ちょっと、神様が性別を間違えてこの世に産み落としちゃったんだから、私は正しい性別に戻ろうとしているのよ!でもマサキは違うでしょ?あんたは女になりたいわけじゃないんだから、やめとけって言ってんのよ。ノンケがオカマにちょっと惑わされることはあっても、男にガッツリ男として付き合うなんてありえないんだから」

 正論…。姉さん達みたいに女になりたいわけじゃない。俺は自分も男として男が恋愛対象になる。

 アキラさんと付き合って、半年。アキラさんの仕事のことは理解していたつもりだったけど、実際アキラさんが営業の電話とかアフターとか行くと、不安が大きくて…。いつ別れを切り出されてもいいように、自分の荷物は増やせないでいた。そんな不安を姉さんに見透かされたんだと思う。

 姉さんの顔なじみが店に来て、話はそれ以上追及されなかったけど、俺の心はずっとモヤモヤしてた。

「マサキー!!久しぶりー!!!」

 仕事の終わり間際。誰も居なくなった店の中に、アホみたいに明るい声で言いながら入ってきたのは、キョウスケさん。(俺の元彼。バイ。恋人のアキラさんとは高校時代からの友達)
 その後に、すごく不機嫌な顔のアキラさんも入ってきた。
 
「マサキー聞いてよー!俺、今日ドタキャンされたのー!ひどくない!?やっぱ、女の子より優しい男の子の方が俺好きかもー!!マサキ!慰めて!今からホテル行って慰めて!!!」
「一人で行ってオナってろ」

 夜の店には合わないキョウスケさんの大声にアキラさんが冷静につっこむ。いつものこと過ぎて、ツッコむこともなく、俺は片付けと次の日の酒のチェックを進めた。

 カウンターの向こうでは、ぎゃあぎゃあ騒ぐキョウスケさんに呆れ顔なアキラさん。キョウスケさんがふざけるから、アキラさんもこんなんだけど、なんやかんやですごく楽しそうにしていた。

 俺は、まだこんな距離感でアキラさんに接することが出来ないでいた。元々口下手なこともあり、付き合ってはすぐに捨てられて、を繰り返していたから…。特に、アキラさんはノンケだし…。どう接したら正解なんだろ…、どう言ったら楽しんでくれるかな?そんなことをやっぱり考えてしまっていた。

(アキラさんは、俺と一緒にいて、楽しいかな…後悔していないかな…)

 付き合えたってことは嬉しかったんだけど、そんな気持ちがずっと心の中にあった。

引用なし

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)1
 ぬん  - 15/3/19(木) 1:49 -
続き楽しみにしてたんでよろしく。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)1
   - 15/3/19(木) 16:36 -
また書き始めてくれて嬉しいです!
続き楽しみにしてます!!

引用なし

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クズはクズ同志(その後のこと)2
 まさき  - 15/3/19(木) 19:49 -
 ドタキャンされたキョウスケさんが、憂さ晴らしにウチで飲み明かすってことで、三人で俺らの家に帰ってきた。
 家に来て早々、福助と戯れて、高そうなスーツを毛だらけにしているキョウスケさんをほっといて、キッチンでつまみの用意をしていると、アキラさんもキッチンに入ってきた。

「なんかごめんな…。明日休みあったの久しぶりだから、今日はゆっくりDVD見ようって言ってたのに」

 お互いの休みの前の日にアフターとかが入ってないのが久しぶりで、今日店に行く前に言っていたことを謝ってくるアキラさんに「気にしないでください。久しぶりにキョウスケさんに会えて楽しいですし」と返す。

 レンジに、冷凍していたおかずの残りを入れていると、アキラさんが後ろから抱きついてきた。冷蔵庫の影でちょうどリビングからは死角になってる所でそんなことしてくるもんだから、ちょっとドキドキ。キョウスケさんに隠れてなんか悪いことしてる気分でちょっと興奮。笑

「久しぶりにいちゃいちゃ出来ると思ったのにー…」

 低い声で言われて、なんかなんて返していいかわからず無言になってしまった。ホストモードのアキラさんはなんか色気がある。そんなことしてたら…

「イチャイチャ禁止――――――!!!!」

 見えていない筈のリビングからキョウスケさんの大声がこだました。瞬間、舌うちしたアキラさんの顔がちょっと怖かった…。


 ザルっていうか、ワクなんじゃないかってくらい二人とも酒に強い。俺は疲れているのもあって、少しの酒で酔っ払って先にベッドに入ってしまった。

 
 途中でトイレに行きたくなって起きた。眠りについてから2時間ぐらい。リビングの電気がついている。隙間からリビングを覗くと、2人ともまだ飲んでいた。朝の4時ぐらいなのに二人とも全然飲み始めたぐらいから変わらない。

 スゲーなーと思いながら、トイレに行こうとすると気になる話が耳に入ってきた。

「てかさ、実際そろそろ女の子が恋しくなるもんじゃないの?」

 そんなキョウスケさんの言葉にトイレに行こうとしていた足を止めた。心臓がなんかすごいバクバクしてた。

(本当余計なことしか言わないな…)

 心の中でキョウスケさんに舌打ちしつつも、やっぱり、俺もすごく気になるところで…。ばれないようにドアの隙間から2人の様子を観察した。

 キョウスケさんの問いに、アキラさんが、うーん…って言いながら黙る。ドキドキしながら次の言葉を待った。

「まぁ、おっぱいが恋しくないって言ったら嘘になるけど…」
「だろー!てか実際、ノンケが男と付き合うって無理だと思うわー。俺も、男の子はやっぱ遊び相手になっちゃうしなー…、結婚とか保障が無いわけじゃん?お前、付き合ったら恋愛脳だから、同棲とかしちゃってるんだろうけど、早いとこ区切りつけないと、長くなるほどマサキ傷つくぞー」

 なんか、ショックだったけど、キョウスケさんの意見の方がすごくしっくり来た。たぶん、俺が毎日思ってること。一緒に住めて幸せなんだけど、一生側に居たいって思ってしまったら、いざ別れる時、辛くて仕方なくなる。だから、毎日心に保険をかけていた。好きになりすぎないように。

 勝手にショックを受けて、ボーっとしていると中からアキラさんの笑い声が聞こえた。

「あはは。まぁ、お前はそうだろーなー」
「どーいう意味だよー!」
「…マサキさぁ、これまで、結構しんどい人生送ってきてんだよ」

 アキラさんの話に、ちゃかしていたキョウスケさんの笑顔を消して聞く。俺も体育座りでドアにもたれて話を聞いた。

「多分、他の人が人生全部で背負う辛いこと、一生分をマサキは今までで経験してんだよ。だから、これからのマサキの人生には幸せなことだけ起こってほしいなって思ってる。確かに、俺は今まで女としか付き合ったことないし、女とヤりたいって思うこともあるけど、それでマサキが傷つくんなら、したくないし、そこまでして浮気とかする価値ないな」
「アキラ君…知ってる…?今…すっごい恥ずかしいこと言ってるの…ホストのくせに何その恋愛脳…キモイ」
「うるさいわ!一途にホストも何も関係ないだろ!遊び人のお前にはわかんないわ!」
「わかりませんよー!1人に絞るとか…考えらんないもん、俺。まぁ、お前がそう言うんだったら、俺は何も言わないけどさ。そこまで言って、結局女の子に行ったら大爆笑したるわ。そしてマサキは俺がもらうわ」
「いかねーし、やらねーわ」

 立ち聞きを辞めて、こっそりトイレに行って、ベッドに戻った。初めて聞いたアキラさんの気持ちに、素直にめっちゃ嬉しかったんだけど…同時に複雑な感情がモヤモヤしてた。

 アキラさんは、多分俺と付き合っているのは同情、とかじゃないって言うと思う。それでも、俺は、なんかアキラさんを縛りつけているような…そんな気になってしまった。モヤモヤしている内に、そのまま眠ってしまっていた。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)2
 まーくん  - 15/3/19(木) 21:24 -
まさか、続き書いてもらえるとは( ; ゜Д゜)
自分がまさきさんになったみたいに感情移入しながら読み進められるので、前回もハラハラドキドキしながら読んでました!
続き頑張って書いてください!
応援してます(p`・ω・´q)

引用なし

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クズはクズ同志(その後のこと)3
 まさき  - 15/3/19(木) 23:22 -
 わー覚えててくれてた人がいた。笑 嬉しいです。書くのも楽しいけど、読んでもらえるのやっぱり嬉しいですね。昨日から1週間1人…時間見つけて書いていこうと思います。よろしくお願いします!


 頭にモゾモゾするなにかを感じて目が覚めた。目を開けると、アキラさんが俺の頭を撫でていた。パジャマを着ていたから、多分あれから風呂に入ったんだろーなーってぼんやり思った。
俺が目を開けたのに気づいたアキラさんが笑顔になる。

「マサキ、おはよー」
「…おはようございます」

 まだ、周りが薄暗かった。多分朝の7時頃。アキラさんは多分寝てなかったんじゃないかな?寝ぼけてる頭が少しずつ覚醒する。頭を撫でていたアキラさんの手がだんだん腰の方に移動する。そのまま腰を触られながらキスされた。さっき歯磨きしたのか、歯磨き粉の味とウィスキーの匂いが混ざってた。ベロチューしてると、唾液の味と匂いだけで酔いそうになる。

「…アキラさん…キョウスケさんは?」
「ん?呼び出しが入って、さっき帰ったよ」


 こんな朝早くから大変だなー…なんてぼんやり思ってたら、アキラさんのキスが段々、エロい感じになってきて、アキラさんムラムラしてんだなーって察した。いつもアキラさんは深酒するとムラムラするみたい。俺は逆に勃たなくなるけど…少し半勃ちのちんこが足にあたる。

「アキラさん…抜きましょうか?」
「うーん…入れたいんだけど…だめ?」
「汚いんで、ちょっと…」
「ゴムするし。俺は大丈夫だけど…」

 尻を揉まれながら言われて、ちょっと揺らいだけど、やっぱり現実問題何がついてくるかわかんないから、入れるのは勘弁してもらった。

 エロいキスで完全に頭は覚醒した。パジャマの前のボタンを開けられて、首筋を舐められながら、乳首を触られて気持ち良くて声が出た。

「あ…」

 パジャマとパンツを脱がされて、ちんこを握られた。朝にヤるのはこの時初めてで、なんか明るい中ヤるのに、自分の体もよく見えるから、ちょっと抵抗感。
 まぁ、それもちんこを扱かれて、すぐに飛んでったけど。

 アキラさんは体温が高い。あったかい大きい手で扱かれるとすぐに気持ち良くなる。

「あ、あ…ん」
「マサキ、俺のも…」

 言われて、アキラさんのちんこをパジャマから引っ張り出して、握った。動きを早くしながら、しごいていると、アキラさんがキスしてきた。

「マサキ、マサキ。や、ば。いいよ。いきそ」

 いつもは俺の方が早いけど、今回は少し余裕があって、感じているアキラさんの顔を見ていた。眉間にしわ寄せて、感じているアキラさんを見ていると、アキラさんもこっちを見て来て目があった。合った瞬間、笑顔になるアキラさんにドキっとして、その瞬間イってしまった。

 その後、アキラさんのをフェラしてイかせた。シーツを替えて、アキラさんに抱き枕にされて、アキラさんがうとうとしてるのを眺めてた。

「マサキ、今、幸せ?」

 ほぼ、寝ぼけてる状態のアキラさんに聞かれて、ちょっとびっくり。

「幸せですよ?」

 答えたら満足そうな顔でアキラさんは寝てしまった。

 幸せそうに寝るアキラさんの寝顔見ながら、昨日から引き継いだモヤモヤがまた、大きくなっていた。

引用なし

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3
 アクア  - 15/3/20(金) 0:10 -
▼まさきさん:
> わー覚えててくれてた人がいた。笑 嬉しいです。書くのも楽しいけど、読んでもらえるのやっぱり嬉しいですね。昨日から1週間1人…時間見つけて書いていこうと思います。よろしくお願いします!
>
>
> 頭にモゾモゾするなにかを感じて目が覚めた。目を開けると、アキラさんが俺の頭を撫でていた。パジャマを着ていたから、多分あれから風呂に入ったんだろーなーってぼんやり思った。
>俺が目を開けたのに気づいたアキラさんが笑顔になる。
>
>「マサキ、おはよー」
>「…おはようございます」
>
> まだ、周りが薄暗かった。多分朝の7時頃。アキラさんは多分寝てなかったんじゃないかな?寝ぼけてる頭が少しずつ覚醒する。頭を撫でていたアキラさんの手がだんだん腰の方に移動する。そのまま腰を触られながらキスされた。さっき歯磨きしたのか、歯磨き粉の味とウィスキーの匂いが混ざってた。ベロチューしてると、唾液の味と匂いだけで酔いそうになる。
>
>「…アキラさん…キョウスケさんは?」
>「ん?呼び出しが入って、さっき帰ったよ」
>
>
> こんな朝早くから大変だなー…なんてぼんやり思ってたら、アキラさんのキスが段々、エロい感じになってきて、アキラさんムラムラしてんだなーって察した。いつもアキラさんは深酒するとムラムラするみたい。俺は逆に勃たなくなるけど…少し半勃ちのちんこが足にあたる。
>
>「アキラさん…抜きましょうか?」
>「うーん…入れたいんだけど…だめ?」
>「汚いんで、ちょっと…」
>「ゴムするし。俺は大丈夫だけど…」
>
> 尻を揉まれながら言われて、ちょっと揺らいだけど、やっぱり現実問題何がついてくるかわかんないから、入れるのは勘弁してもらった。
>
> エロいキスで完全に頭は覚醒した。パジャマの前のボタンを開けられて、首筋を舐められながら、乳首を触られて気持ち良くて声が出た。
>
>「あ…」
>
> パジャマとパンツを脱がされて、ちんこを握られた。朝にヤるのはこの時初めてで、なんか明るい中ヤるのに、自分の体もよく見えるから、ちょっと抵抗感。
> まぁ、それもちんこを扱かれて、すぐに飛んでったけど。
>
> アキラさんは体温が高い。あったかい大きい手で扱かれるとすぐに気持ち良くなる。
>
>「あ、あ…ん」
>「マサキ、俺のも…」
>
> 言われて、アキラさんのちんこをパジャマから引っ張り出して、握った。動きを早くしながら、しごいていると、アキラさんがキスしてきた。
>
>「マサキ、マサキ。や、ば。いいよ。いきそ」
>
> いつもは俺の方が早いけど、今回は少し余裕があって、感じているアキラさんの顔を見ていた。眉間にしわ寄せて、感じているアキラさんを見ていると、アキラさんもこっちを見て来て目があった。合った瞬間、笑顔になるアキラさんにドキっとして、その瞬間イってしまった。
>
> その後、アキラさんのをフェラしてイかせた。シーツを替えて、アキラさんに抱き枕にされて、アキラさんがうとうとしてるのを眺めてた。
>
>「マサキ、今、幸せ?」
>
> ほぼ、寝ぼけてる状態のアキラさんに聞かれて、ちょっとびっくり。
>
>「幸せですよ?」
>
> 答えたら満足そうな顔でアキラさんは寝てしまった。
>
> 幸せそうに寝るアキラさんの寝顔見ながら、昨日から引き継いだモヤモヤがまた、大きくなっていた。

引用なし

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3
 アクア  - 15/3/20(金) 0:11 -
待ってました!続編笑
エロもですが、沢山惚気ちゃってください笑


▼まさきさん:
> わー覚えててくれてた人がいた。笑 嬉しいです。書くのも楽しいけど、読んでもらえるのやっぱり嬉しいですね。昨日から1週間1人…時間見つけて書いていこうと思います。よろしくお願いします!
>
>
> 頭にモゾモゾするなにかを感じて目が覚めた。目を開けると、アキラさんが俺の頭を撫でていた。パジャマを着ていたから、多分あれから風呂に入ったんだろーなーってぼんやり思った。
>俺が目を開けたのに気づいたアキラさんが笑顔になる。
>
>「マサキ、おはよー」
>「…おはようございます」
>
> まだ、周りが薄暗かった。多分朝の7時頃。アキラさんは多分寝てなかったんじゃないかな?寝ぼけてる頭が少しずつ覚醒する。頭を撫でていたアキラさんの手がだんだん腰の方に移動する。そのまま腰を触られながらキスされた。さっき歯磨きしたのか、歯磨き粉の味とウィスキーの匂いが混ざってた。ベロチューしてると、唾液の味と匂いだけで酔いそうになる。
>
>「…アキラさん…キョウスケさんは?」
>「ん?呼び出しが入って、さっき帰ったよ」
>
>
> こんな朝早くから大変だなー…なんてぼんやり思ってたら、アキラさんのキスが段々、エロい感じになってきて、アキラさんムラムラしてんだなーって察した。いつもアキラさんは深酒するとムラムラするみたい。俺は逆に勃たなくなるけど…少し半勃ちのちんこが足にあたる。
>
>「アキラさん…抜きましょうか?」
>「うーん…入れたいんだけど…だめ?」
>「汚いんで、ちょっと…」
>「ゴムするし。俺は大丈夫だけど…」
>
> 尻を揉まれながら言われて、ちょっと揺らいだけど、やっぱり現実問題何がついてくるかわかんないから、入れるのは勘弁してもらった。
>
> エロいキスで完全に頭は覚醒した。パジャマの前のボタンを開けられて、首筋を舐められながら、乳首を触られて気持ち良くて声が出た。
>
>「あ…」
>
> パジャマとパンツを脱がされて、ちんこを握られた。朝にヤるのはこの時初めてで、なんか明るい中ヤるのに、自分の体もよく見えるから、ちょっと抵抗感。
> まぁ、それもちんこを扱かれて、すぐに飛んでったけど。
>
> アキラさんは体温が高い。あったかい大きい手で扱かれるとすぐに気持ち良くなる。
>
>「あ、あ…ん」
>「マサキ、俺のも…」
>
> 言われて、アキラさんのちんこをパジャマから引っ張り出して、握った。動きを早くしながら、しごいていると、アキラさんがキスしてきた。
>
>「マサキ、マサキ。や、ば。いいよ。いきそ」
>
> いつもは俺の方が早いけど、今回は少し余裕があって、感じているアキラさんの顔を見ていた。眉間にしわ寄せて、感じているアキラさんを見ていると、アキラさんもこっちを見て来て目があった。合った瞬間、笑顔になるアキラさんにドキっとして、その瞬間イってしまった。
>
> その後、アキラさんのをフェラしてイかせた。シーツを替えて、アキラさんに抱き枕にされて、アキラさんがうとうとしてるのを眺めてた。
>
>「マサキ、今、幸せ?」
>
> ほぼ、寝ぼけてる状態のアキラさんに聞かれて、ちょっとびっくり。
>
>「幸せですよ?」
>
> 答えたら満足そうな顔でアキラさんは寝てしまった。
>
> 幸せそうに寝るアキラさんの寝顔見ながら、昨日から引き継いだモヤモヤがまた、大きくなっていた。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)3
 まーくん  - 15/3/21(土) 0:03 -
読んでるこっちも幸せな気分になって、ついにやにやしながら読ませてもらってます(´ω`)

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クズはクズ同志(その後のこと)4
 まさき  - 15/3/21(土) 0:23 -
 コメントありがとうございます。やる気出ます!今家で色々勉強中なので、気分転換になってすごく嬉しいです。なんか書くと昔のこと意外と鮮明に思い出すなー…。今回ちょっと長いです。切りどころわかんなかった。


 それから、3か月ぐらい後。世間がちょうどやっとあったかくなってきた頃。俺は休みの日にアキラさんと買い物に来ていた。

 俺らはあまり外に一緒に出掛けることはない。休みがなかなか合わないのもあるけど…。

 普通は男同士2人で噂になんてならないだろうけど、俺の仕事がゲイバーだし、そんなに近辺に多いわけではないから興味本位で来る人も多い。変に噂が立ったらいけないから、通勤も別で行動していた。

 だから、アキラさんと出かけたのはかなり久しぶりで、何気に楽しんでいた。一緒に飯食って、アキラさんの買い物に付き合って、店で使うアキラさんのアクセ見に行って。

「大分あったかくなってきたなー、今年の夏はどっか旅行とか行きたいわ。俺冬より夏が好きー」
「俺は、夏はあんまりですかねー…暑いとすぐにバてる…」
「マサキは肉もうちょいつけないと。夏までに5キロ増やそう!よし、目標!」

 そんな感じの会話をしながら、時間が過ぎて行った。ちょうど夕方ぐらい。アキラさんがショッピングモールに入ってる店を見たいってことで、ショッピングモールに来た。

 日曜日だったから客が凄く多くて、ちょっと人酔いしかけてた。買い物も終わって、人酔いした俺を気遣ってくれて、もう帰ろうかとしていた時だった。

 一瞬、夢でも見てんのかって思った。瞬間、立ち尽くして、一瞬でブワッて変な汗が噴き出してきた。立ち止まった俺を、アキラさんが不思議そうに見てくる。

「マサキ?どうした?」
「あ、いえ…」

 立ち止まって、貧血起こしそうな感覚にクラクラしてたら、アキラさんに声をかけられた。何でも無い風に返して、歩き出す。一時、頑張って歩いたけど、だんだん気持ち悪くなってきて、アキラさんにトイレに行きたいと告げて、個室に入った。入った瞬間、昼に食った物全部吐きだした。

 いきなり気分が悪くなった原因はわかってた。

 さっき見た、出口付近にあったカフェにもなっているパン屋。窓際に座ってた一組の家族。家を出てから一度も会っていなかった、俺の母親がいた。隣には俺のことをずっと殴ってた、あの男。間に挟まれて、4、5歳ぐらいの女の子が座っていた。

 どこからどう見ても立派な家族。あの女も、彼氏も、あの頃見たことも無かったような顔で笑ってた。女の子は、2人に挟まれて幸せそうにパンを食べてた。殴られたことなんて、一度も無いって顔で。

(俺の妹?)

 頭の中が混乱して、何も考えられなかったし、考えようとしたら吐き気がして、黄色い胃液となんかわかんないけど涙が出てきた。

「マサキー?」

 ドアの向こうから、アキラさんの声がした。すごく戸惑ってる声。俺がなかなか出てこないから心配して入ってきたんだと思う。
 胃液ももう出ないかなってくらいまで出し尽くして、少し吐き気と気持ちも落ち着いて、個室から出るとアキラさんが近寄ってきた。

 わけがわからないって顔で、俺を見てくる。

「マサキ?吐いたの?どした?ずっと気持ち悪かったの?なんかあたったかな?」

 臭いやら顔とかのせいか、吐いたのは速攻ばれた。頭が混乱してなんて説明していいかわかんなかった。

「…さっき…母親がいた」

 それだけ言うと、アキラさんの顔があからさまに強張る。人がそこで入ってきた。アキラさんは、何か言いたそうだったけど、人目を気にして、一言「帰ろう」と言った。

 玄関に入った瞬間、アキラさんに抱きしめられた。アキラさんの匂いを嗅いで、少し心が落ち着いた。

「マサキの家はここだからね」

 一言そう言われて泣きそうになった。


 その日以来、俺は飯が食えなくなった。正直、ここまでトラウマになってるって気づいてなかったから、毎日飯を食った後に来る吐き気に戸惑った。

 アキラさんに言われて、バイトも休みをもらった。でもアキラさんが仕事に行ってる間、1人になることで、逆に考える時間が増えて、頭の中がグルグルしてた。

(あの女の子は、あいつとあの女の子どもなんだろうな…)

 俺みたいに虐待されてなさそうで良かったって気持ちと、何で俺ばっかりが殴られないといけなかったんだろ…て気持ちがずっとモヤモヤしてた。

 彼氏は、俺のことを殴る時、「お前は汚いガキだから、俺が綺麗にしてやってるんだ」って言ってた。

 あの女は、「お前があの人の言うことをちゃんと聞けば、殴られないのよ。ちゃんといい子にしなさい」って言ってきた。

 お腹がすいて、冷蔵庫の中の生野菜を食べたら、「どうして給食をいっぱい食べてこないんだ」って怒られた。

 お腹を蹴られて、吐いてしまった時に、「食べたものを粗末にするな」って殴られた。


 家を逃げ出して、解放されたって気分と、なんで探しに来てくれないのかな…って矛盾した気持ちをずっと抱えてた。
 あんな奴ら、家族なんかじゃないって思う気持ちの中で、もし俺がもっといい子だったら俺を息子として見てくれたのかなって気持ちが入り混じってた。

 あの幸せそうな女の子を見て、俺の頭はパンクしそうだった。

 ちゃんと、子どもを愛せる人達だったんだ…
 じゃあ、俺はなんで殴られてたんだろ…
 やっぱり俺が知らない間に悪いことをしてたのかな…
 それとも俺が男だからダメだったのかな…
 娘だったら、愛してくれてた?

 そんな想いがずーっと頭の中をぐるぐるめぐって…。しかも、そんな頭の中だから、アキラさんのことも繋げて考えてしまって…。

 アキラさんが、営業の電話で女の子に優しい言葉をかけているのを聞くとずっとモヤモヤするようになっていた。

(俺が女だったら、こんなモヤモヤすることもないし…コソコソ付き合う必要無いし、アキラさんを困らせることもなかった。子どもも作ってあげれるし…。男の俺は、色んなとこで邪魔なんだ)

 そんな面倒くさい状態の俺に、アキラさんは凄く優しかった。せっかく飯を作ってくれても食べることが出来なくても、「無理すんな」って責めることもしない。
 いつもはアフターとかが入る休みの前の日も、仕事が終わって速攻家に帰ってきて。何を言うでもなく、俺の隣にいて、バカな話をして笑わせようとしてくれて、夜は抱きしめながら寝てくれた。


 飯が食えなくなって二週間ぐらいが過ぎた頃。調子のいい時飲めるウィーダーインで栄養を取ってたせいか、どんどん痩せてって、自分でも見苦しいなって思う体になってた。まぁ、中学卒業の時の体重が大体40キロ無かったから、その頃に比べたら全然体重あるんだけど。

 その日はアキラさんが仕事休み。俺もちょこちょこバイトに出るようになっていた。(常連の姉さん達にものすごい心配されて、マスターには休めってすごい言われたけど…)

 2人でソファでDVDを見ていた。アキラさんとの会話があれからとても減った。多分アキラさんも気を使って何を話していいかわかんなかったんだと思う。
 話しかけてくる言葉は、とても優しくて、でもその腫物に触るような優しさがいつも申し訳なかった。

 DVD見てたら、いつもの吐き気が来てトイレに駆け込んだ。といっても、ウィーダーインしか飲んでないから、透明の液体しか出ない。吐いている最中、アキラさんが入ってきて、背中をさすってくれた。

「マサキ、大丈夫?少しは楽?大丈夫だから、側にちゃんといるから」

 その問いには答えられず、吐いている合間に横目でアキラさんを見た。すごく、困ってるような辛そうな顔。改めてその顔を見て、なんかショックだった。

(こんなに優しい人を困らせてる…俺がこんなだから…)

 なんかアキラさんと一緒に暮らし始めてから、ずっと感じていたモヤモヤが理解出来た。

 俺は負担しかかけてない。リスクを背負わせて、俺の面倒くさい過去を背負わせて、結婚とかの現実的な問題でも経済的な問題も負担しか負わせてない。
 こんな偏った関係、無理が来るに決まってる。
 こんなに好きになったの、初めてなのに、その好きな人に重い荷物を背負わせてるってことが、ずっと嫌でモヤモヤしてたんだってやっと理解出来た。

 吐き気が落ち着いて、ソファにもたれかかると、アキラさんが隣に座って肩を抱いてくれた。
 少しの間の後、アキラさんが切り出した。

「マサキ…一緒にカウンセリング受けにいこっか。お前が病気とか言ってるんじゃないよ?変な意味とかじゃなくて、実際食べれてないし、どんどん痩せてるから…。俺も一緒についていくから」
「はい…。カウンセリングは行きます。俺一人で行きます」
「一緒に住んでる以上、ちゃんと俺もマサキのこと理解したいから、一緒に行くって…」

「アキラさん…俺ら、別れましょう」

 どこまでも優しいこの人を、俺から解放してあげたいって思った。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)4
   - 15/3/21(土) 0:58 -
感情移入してちょっと泣いちゃいました。(>_<)

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Re(2):クズはクズ同志(その後のこと)4
 ケン  - 15/3/21(土) 10:25 -
俺も。(;;)

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クズはクズ同志(その後のこと)5
 まさき  - 15/3/21(土) 23:02 -
 コメントいつもありがとうございます!すごく嬉しいです。再来週資格試験だけど、読んでもらえてると思ったら書きたくなる。笑 気長に読んでやってください


「マサキ…ちょっと待って…。どうしてそうなるの…。お前今、ちょっと精神的にきてんだって。今はそういう話辞めよう?」
「今だけじゃないんです。ずっと考えてた。アキラさんは悪くないんです、俺の問題なんです」
「そうかもしれない、けど。俺、ちゃんとお前のこと支えて行こうって思ってるし…一緒に頑張って行こうって言ったじゃん。俺なんかダメだった?」
「アキラさんはずっと優しかったです。ただ、その優しさがずっとしんどかった…」

 そういうと、アキラさんはすごく戸惑った表情を浮かべてた。

「…俺が、お前に負担かけてたの?」

 違う、って言おうとして、飲みこんだ。とにかく、どうしたらアキラさんが別れてくれるか…、そればっかり考えてた。

 今思えば、逃げたくて仕方なかったんだと思う。いっぱいいっぱいで、突然、そんなこと言われたアキラさんの気持ちを全く考えることが出来なかった。

 一時、沈黙。アキラさんが無言のまま、動き始めたかと思ったら、手帳から一枚名刺を取り出して、俺に渡してきた。

「隣の駅前に、開業した精神科の先生…勤務医時代から知ってるけど、いい先生だから…」

 それだけ言って、アキラさんは家を出て行った。なんか、その瞬間泣けて来て、名刺握りしめたまま一時泣いた。大事なものがなくなって、しんどいって気持ちと、いつか失うんじゃないかって恐怖がなくなった安心感があった。

 福助(飼ってるネコ)がずっと俺の膝の上に乗ってきて、泣いている俺に向かってニャーニャー言ってた。
 
 朝になってもアキラさんは帰ってこなかった。

「福助、ごめん…。落ち着いたら…、迎えにくるから…」

 福助に朝ごはんをあげて、俺は、荷物をまとめてアキラさんちを出た。元々、福助は俺が拾ってきたネコ。アキラさんより俺に懐いてて、アキラさんもいつも「俺にも懐けよー」って福助に文句言ってた。そんなことを思い出して、また泣けてきた。

 夜中の内にマスターに連絡をすると、俺んちにとりあえず来いって言われたから、マスターんちに向かった。

 荷物をまとめながら、自分の物すくねーなー…って改めて思った。なるべく増やさないようにしてたから…。

 部屋を出て、アキラさんにラインした。

『勝手言ってすいません。家を出たので、もう戻ってきてもらって大丈夫です。荷物で、置き忘れてるものがあったら、捨ててください。住む所見つかったら福助迎えに行くので、勝手ですがそれまでお願いします』

 朝の6時ぐらいだったと思う。ラインはすぐに既読になった。でも返事は返ってこなかった。
 マスターんちに行くと、マスターはいつもと変わらず迎えてくれた。マスターには一言アキラさんと別れたとしか電話で伝えてなかったけど、何も聞かずに、とりあえず寝ろって言われて、用意されてた布団に寝させてくれた。
 一晩中泣いてたからか、あんまり色々考える間もなく寝てしまった。

 マスターんちに居座ってから一週間。マスターは俺に無理やり食わそうと、色々作ってくれたけど、俺は相変わらず吐きまくって固形物が食えないでいた。むしろ、アキラさんちに居た時より酷くなってて、ウィーダーインでもたまに吐くようになって、たまにマスターに強制的に点滴に連れて行かれた。


 マスターにこれ以上心配かけたらいけないと思って、アキラさんの紹介してくれた精神科の先生を尋ねた。
 名前は鈴木先生。先生は、30代ぐらい?で、ちょっとメタボな感じ。笑 笑顔がすごく印象的で初対面なのになんか落ち着いた。

「こんにちは〜アキラくんから話聞いてたよ〜。マサキ君だね〜座って座って〜」
「すいません…よろしくお願いします」
「話聞いてからね〜来るの待ってたんだよ〜。アキラ君からもおととい電話あったかな。マサキはちゃんと来ましたか?って。心配してたよ〜」

(アキラさん、心配してくれてたんだ…)

 初回は、俺のことを色々聞かれた。何が、食べ物で好き、とかテレビはよく見る?とか。些細なことをある程度聞かれた後、どんな症状があるのか、とか聞かれた。

 色々聞かれたけど、尋問されてるって感じは無くて、言いやすいようにちゃんと誘導してくれる。
バーでいつも話を聞くのがメインだから、自分のことを話すのは苦手だけど、俺が言いにくくて、少し沈黙したりすると、自分の話をしたりして、笑わせてくれた。

「なるほどね〜。毎日吐いちゃうんだね。それはしんどいねー…」
「食べないと…ては思うんですけど…。お世話になってる人に心配かけたくないし…どうしたら治りますかね…」
「うーん…とりあえず、マスターさんと食事の時間をずらしてみようか。誰かの為に食べないとって知らず知らずの内に、プレッシャーになってるのかもしれないしね」

 そんな感じで初回のカウンセリングは終えた。虐待されてたこととか、アキラさんとの関係とかは言えなかったけど、なんか少し心がすっきりしてた。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)5
 まーくん  - 15/3/22(日) 0:50 -
急展開(゚Д゚)!!
おやつ食べながら読んでたから何か申し訳ない気分にww

更新楽しみにしてますが、リア大事なので資格試験頑張ってください(p`・ω・´q)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)5
 アクア  - 15/3/22(日) 3:27 -
早く続きが読みたい(T ^ T)
きっと仲直りするんだろうけど(そうであってほしいけど)、色々と詳しく知りたくて待ち遠しいです笑

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クズはクズ同志(その後のこと)6
 まさき  - 15/3/22(日) 23:57 -
 コメントありがとうございます!何度もコメントしてくれる人もいて、すごく嬉しいです。ノロノロ書いてすいません!明日、キョウスケさんがやってる仕事のバイト!報告書書かないと…

 続きです

 先生に言われた通り、食事の時間を変えたけど、まぁそんなにすぐに変わることも無く、相変わらず吐いたりは続いた。でも、なんか、吐き気が来ても我慢したりせずに自由に吐きに行けるからか、少しずつ一回の食事で吐く時間は短くなっていった。


 それから、一か月ぐらい経った。

 鈴木先生の所に何度か通って、アキラさんとのことを除いて、俺の昔の話も色々話せていた。
 鈴木先生は、話を引き出させながらも、無理に聞きだしたりはしない。雑談もして、今度来るときに、コレ貸してあげるから、とか約束を取り付けてくれるから、俺も次にそれを口実に行きやすかった。俺のバーにも飲みに来てくれた。

 その一か月で、少しずつ固形物も食べれるようになって、吐く回数もだんだん減って行った。

「鈴木先生、こんにちは。差し入れ持ってきた」

 大分、鈴木先生と打ち解けて、俺の生活の中で昼間鈴木先生に会いに来るのが一つの生活のサイクルになっていた。

 鈴木先生には弟が3人いるらしく、そのうちの末っ子と俺が似ているらしくて、俺のことも4人目の弟みたいって言ってくれた。

 俺が持ってきたケーキを見て鈴木先生が幸せそうな顔になる。先生はすごい甘党でカウンセリングルームにはいつも大量のお菓子が置いてあった。甘いものを見た時の、その幸せそうな顔を見るのが好きで、いつも差し入れを持って行ってた。
 自分にはコーヒーを沸かして、俺にはミネラルウォーターを出してくれた。

「最近は、ご飯はどう?」
「だいぶ吐くのがなくなってきました。スープとか、春雨とかなら吐かずにお椀1杯とかいけるようになりました」
「おーすごいじゃーん!頑張ってるなー!」

 偉い偉いって言いながら頭を撫でられて、照れくさかったけど、嬉しかった。お兄ちゃんがいたらこんな感じかなって。

「そういえば、昨日アキラくんから電話があったよ」
「…アキラさんから?」
「そうそう、マサキの体調心配してたかな。いい子だよねー」
「そうですか…」

 久しぶりに出てきたアキラさんの名前にドキッとした。そんな俺の様子を観察しながら、鈴木先生が続けてくる。

「実をいうと昨日だけじゃなくてねー…」
「え?」
「マサキが来始めるくらいから、ずっとアキラ君もちょくちょくうちに通ってたんだよ〜」
「アキラさんが?患者として?何かあったんですか!?」

 初めて聞いた事実に、ちょっと詰め寄るように鈴木先生に言い寄ってしまった。そんな俺を見て、鈴木先生がやんわり笑った。

「他の患者さんから話されたこと、話しちゃだめなんだけどねー…マサキ、アキラ君と付き合ってるんでしょ?」

 言われて驚いた。俺がゲイってことは鈴木先生には話してたけど、アキラさんのことは、知り合いの人程度にしか言ってなかったから。

「最初に、アキラ君からマサキのこと相談された時に、俺の恋人を連れてこようと思ってて…って紹介されてたからね〜。だからマサキが来る前から知ってはいたんだよ。びっくりしたけど、俺は報告されたとき、良かったなーと思ったの」
「良かった?」
「うん、アキラ君も結構前から俺の患者さんでね。今は落ち着いてるけど、前は結構いきなり情緒不安定になることが多くて、体中にじんましんが出来て治らなかったりしてね、それでずっと通ってたんだ」
「そうなんだ…全然知らなかった」
「夜の世界は、やっぱ色々あるからね〜。お店の順位があがるにつれて、頻繁には来なくなってたんだけど、たまに、来るとすごい疲れた表情してたね〜。表面上ばっかり、人との関係取り繕うのが上手くなって、本当に信用できる人が居ないって感じだった」

 鈴木先生が、珍しく真面目な顔でずっと話してくれた。なんでこんな話をするんだろうって…不思議だった。

「アキラ君、最初に電話かけてきた時、はっきりとマサキのこと、俺の恋人なんですけどよろしくお願いしますって言って来たよ。マサキのおうちのこととかは話してなかったけど。お店の順位がナンバーワンになって、アキラ君に恋人出来ました発言なんて聞いたことなかったから、ああ大事な人が出来たんだなって思ってた」

 そこまで言って、鈴木先生が黙った。何も言ってこないけど、多分何で別れようと思ったの?ってことを言いたいのかなって思った。

 沈黙に耐えれなくて、なんか、自分から吐き出してしまった。

「俺は、今まで大事な人っていなかったから、いなくなる怖さがなかったんです。でも、アキラさんが大事な人になって、いなくなるんじゃないかってのがすごい怖くなった。色々幸せなこととか知ったら、なくなった時が怖い…。でも、最初から持ってなかったら、なくなる怖さもないから…」

 色々、考えたけど、多分これが一番の理由だった。自分勝手な理由。アキラさんの優しさがしんどかったとか、アキラさんのせいにしたけど、結局自分が背負いきれなかっただけ。

 鈴木先生は、俺を責めることもなく、笑顔を崩さず聞いてくれた。

「大事なもの程、なくなるときを考えると怖いのは誰でもある気持ちだよ。マサキだけじゃない。それでも、人が誰かを求めてしまうのって、大事な人とだからこそ共有できる時間とか、感情があるからじゃないかな〜って思うんだ」
「大事な人とだからこそ…」
「アキラ君と過ごした時間、辛いだけだった?」

 言われて、色々思いかえす。

 アホみたいなこと言って笑わせてくれて…
 人のちんこ、いつもからかってきて…
 俺の料理を、「おいしい、天才」とか言いながら食べてくれて、
 喧嘩した次の日、朝食のオムレツの上にゴメンってケチャップで書いて謝ってきたり…

 いつも「好きだよ」って言ってくれた。

 色々思い出して、鈴木先生の前でめっちゃ泣いた。

「すごく…幸せだった。また…戻りたい…」

 鈴木先生は笑顔で、頭を撫でてくれた。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6
 まーくん  - 15/3/23(月) 1:19 -
鈴木先生(*^ー゚)b グッジョブ!!
ええ人や!
涙出てきた(つд;*)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6
 ぽん  - 15/3/23(月) 2:03 -
涙、涙、涙……
ヽ(T∇T)ノ

続き、よろしくお願いします……涙

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)6
 ミコト  - 15/3/23(月) 4:25 -
こんばんは!
前作からずっと読んでます!
読む度に心があったまります(人 &#8226;&#840;&#7447;&#8226;&#840;)
続き楽しみにしてます(o・・o)/

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クズはクズ同志(その後のこと)7
 まさき  - 15/3/24(火) 0:56 -
 みなさんお仕事&学校とかお疲れ様です。コメントありがとうございます!やっと終わりに近づいてきた!よければ最後まで読んでやってください♪
 勉強進まない!!どうしよう!笑 キョウスケさんと仕事の話してきたけど、あの人仕事の時だけかっこいいな。笑 本人には言わないけど。笑
 今回ちょっと短めです。

 続きです!


『アキラさん、お久しぶりです。マサキです。今更なんだって思うかもしれませんが、出来れば会ってお話させてもらいたいです。勝手ばかり言ってすいませんが、よろしくお願いします』

 鈴木先生と話して何日か後、アキラさんにラインした。すぐに既読にはなったけど、ラインは何日も返ってこなかった。最初に突き放したのは自分だから、しょうがない。でも、最後にどうしても、話をしたかった。せめて、最後にありがとうを伝えたかった。

 マスターにも、自分の気持ちを話した。

「お前にはちゃんと帰ってくる場所があるんだから、ぶつかってこい」って言ってくれた。

 鈴木先生も、

「きちんとアキラ君に自分の気持ち伝えてみなよ。今のマサキには、マスターさんも俺もいるでしょ?しっかり伝えて、だめだったときは、ここで泣いて、また一から始めればいいよ」って言ってくれた。

 俺の周りはいい人ばかりだな、って実感した。

 アキラさんから返信が返ってこないので、家に行こうか、迷ってた…そんなある日。


「マサキ!おい、起きろ!」

 夜の仕事前に、ちょっと仮眠を取ってるとマスターに叩き起こされた。何事かと起きたら、これに着換えろってシャツとズボンを渡された。寝ぼけながら、着ると、カバンに携帯と財布を入れられて、外に出された。

「ほら、タクシー停まってっから!さっさと乗れ!」

 寝起きだし、ホント意味わからない状態で外でぽかーんとしていると、階段の下に停まってるタクシーが居た。

 ドアが開いて、わけがわからないまま、中に入ると、アキラさんが乗ってた。

「は?え?何?何で?アキラさん??」
「久しぶりーマサキ。あ、出してください」

 俺の戸惑いをよそにタクシー発進。車内無言。自分から会いたいって言っときながら、なんて切り出していいのかわかんないでいたら、アキラさんがもたれかかってきた。

「アキラさん!?」
「ごめん、マサキ。眠気限界。着いたら起こして」

 肩にもたれながらそういうアキラさんは、すぐに眠ってしまった。

(着いたらってどこに着いたら?)

「あの、今どこに向かってるんですか?」
「お兄ちゃん拉致されたみたいな言い方だねー。空港に行くように言われてるけど」

(まさに拉致されたんですけどね…)

 タクシーの運転手さんに笑いながら言われて、そうですか。と返す。近くに感じるアキラさんの体温と匂いに、なんかすげー嬉しくて、着くまでの間、アキラさんをチラチラ盗み見してた。


 空港でアキラさんを起こすと、トランクから出したキャリーバックを渡された。これ、マサキのね、って言われて渡された、初めて見る俺のって言われたキャリーバックをひきながら、アキラさんの後ろについて歩いた。
 搭乗手続きを済まされて、手荷物検査して、飛行機に乗って、アキラさんは飛行機の中でも爆睡。なんか、相当疲れているみたいだった。
 そうやって着いた先は。


 沖縄だった。


 沖縄に着いた時にはもう夜の10時近く。途中でレンタカーを借りて、ホテルに着いたのはもう夜中近くになってた。ホテルに着いて、コンビニで買ったご飯を食べている時、ずっと沈黙状態だったのを破ってきたのはアキラさんの方だった。

「マサキ、びっくりした?」
「当たり前でしょう…。タクシーの運転手さんに、なんか巻き込まれてるなら警察呼ぼうかって言われましたよ…」
「まじか。笑 それ困るわ。笑 驚かせてごめんね?」
「いや…それはいいんですけど…なんでいきなり沖縄なんですか?」
「それは明日わかるよ。あ、ちなみに、明日早いから今日は早めに寝なさいよー」

 そういって、飯を食べ終わると、アキラさんは速攻風呂に入ってしまった。

(わけがわからない…)

 俺もアキラさんの後に入って、風呂から上がると、アキラさんは既にベッドで寝息を立てていた。ベッドは一個しかないので、迷った結果、俺もアキラさんの寝ているベッドに潜り込んだ。もう二度とこんなこと無いと思ってたから、なんか信じらんなくて、いっときアキラさんの寝顔を見つめていて、あんまり眠れなかった。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7
 ひろし  - 15/3/24(火) 1:22 -
続き、たのしみにしてます!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7
 ぽん  - 15/3/24(火) 1:37 -
ドキドキ……
ヽ(゚▽゚*)

引き続き、楽しみです……

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7
 まーくん  - 15/3/24(火) 9:49 -
(゚Д゚)!!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)7
 しん  - 15/3/24(火) 23:55 -
まさきさん、こんばんは。前のお話から見させていただいています。いろいろと苦しいこと、辛いこともあったと思いますが、マスターやアキラさん、鈴木先生など素晴らしい方々との出逢いがあって良かったですね。資格試験の方も頑張ってくださいね。これからも応援しています。お身体を大切にお過ごしください。

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クズはクズ同志(その後のこと)8
 まさき  - 15/3/25(水) 1:02 -
 こんばんは、今日は夜のバイトお手伝い。久しぶりに行ったら、マスターの髪にそりこみが入ってた。笑 コメントいつもありがとうございます。すっげー嬉しいです。読むの楽しみとか言ってもらえると、こちらことコメントもらえるの楽しみに書いてます、笑 ほんと、エロまでなかなか行かない…。もうすぐなんで、気長によろしくです
。今から勉強!がんばろ!

続きです

「マサキ!おはよう!さっさと起きて!間に合わなくなっちゃう!!」

 朝方に寝た俺は、テンション高めのアキラさんの声に起こされた。ボヤーっとした頭を必死に起こして状況把握。

(ああ…そっか、今俺沖縄に来てたんだった)

 完全に寝ている頭を起こして携帯で時間を調べると、朝の6時。夜人間の俺の感覚では、まだまだ真夜中。

 アキラさんもそれは同じ筈だけど、昨日ずっと寝てたからか、妙に元気で俺を起こした時には既に自分の準備は終わっていた。

 アキラさんに急かされながら服を着替えて、頼んであったルームサービスのスープだけ飲んでホテルを出た。

 着いた先は、なんか小さな木造の小屋みたいな所。中に入ると海の写真がいっぱい貼ってあった。

 中から明らかにサーファーって感じの色黒の男の人が出てきて、アキラさんを見ると笑顔で駆け寄ってきた。

「久しぶりー!アキラ、おっせーわ。何してたんだよ!もう他の客準備始めてるから、早く準備しろよ」
「ごめんって、良介。あ、こっち電話で話してたマサキね」

 昨日からわけがわからないこと尽くしで、ぶっちゃけなんか色々慣れて来てた。笑 良介さんて人は、アキラさんから紹介された俺を見て、見た目のチャラさとは違ってすげー爽やかな笑顔を向けてきた。

「ほっせー子だな!ボンベ持てるかな?マサキ君!良介です!今日はよろしくね」
「はぁ…初めまして…よろしくお願いします」

 ぶっちゃけ何をよろしくするのかもわからずに、ただ、流れで挨拶した。案内された少し広めのシャワー室みたいな所。海パンを手渡されて、アキラさんと一緒にぶち込まれた。

「…マサキ…少し、前よりも肉ついた」

 アキラさんに背中を向けて、手渡された海パンに着替えていると、いきなりアキラさんから声かけられた。振り向くと、ウエットスーツに着替え終わってたアキラさんが嬉しそうにこっちを見てた。

「最近は…、結構、食べられるようになってきたんで…」
「そっか…、良かった」
「あの、アキラさん、俺…」
「よし、水着着たな!さっさとしないと良介にキレられる。笑 マサキもそれ着て」

 謝るなら今か!と思った俺の考えは遮られて、アキラさんと同じようなウエットスーツを着せられた。

 集まってた4、5人の人と一緒に良介さんの運転する車で海に連れてこられた。話を聞いてたら、良介さんはスキューバダイビングのインストラクターで、こうやって観光客の人にスキューバの体験をさせる仕事をしてるみたいだった。

 海に着いて、船に乗せられた。観光客の人達とは離れた所で、用意されているボンベを色々いじっているアキラさん。さすがに、俺もここまで来るとスキューバをさせられるんだってわかって、ちょっと緊張していた。旅行どころか、県外にも出たことなかったから。

(なんで沖縄に拉致られて、いきなりスキューバする流れになってんだろ…)

「アキラさん、俺らも話聞かなくていいんですか?」
「ん?俺スキューバ資格持ってるから」
「そうなんですか!?」
「そうそう。しかも自分だけじゃなくて、人を泳がせたりも大丈夫なヤツだから。マサキは安心して。俺が引っ張っていくから」

 そういって、色々を終えたアキラさんに頭を撫でられた。観光客の人達とはちょっと離れた所とはいえ、ナチュラルにそんなことをしてくるアキラさんにちょっとドキっとしつつも、俺の頭はもう完全にパニック状態だった。水泳の授業も参加したことなかったから、泳ぐのどころか、海を見るの自体初めて。船に乗るのも初めて。船酔いはなかったけど、心臓バクバクして、綺麗な海を見る余裕も無かった。

「あの、そもそも、俺水泳したことないんで、泳げないんですけど…」
「大丈夫、大丈夫♪」
「いや、大丈夫じゃないでしょう…今から潜るんですよね?足つかないんですよね?」
「ボンベ抱えて、足ついたらそれこそ重いって。笑」
「そもそも、耳抜きとか、さっき一回教えてもらっただけだし…」
「あんまり考え過ぎんなー」

 目的地に着くまで、アキラさんがずっとそんな感じだったからか、俺の不安も倍増して、ずっとそんなことを聞くもんだから、観光客の人にも笑われた。

 目的地に着いて、良介さんの合図を元に、みんなボンベを背負いはじめる。俺の緊張はMAXでボンベを背負った瞬間に重さで後ろに倒れそうになった。

「さー誰が一番に入るー?」

 アキラさんとか他のインストラクターの人達が、海に入った後に、良介さんが素人組に笑顔で問いかける。みんな、どうする?どうする?って譲り合いになってた。俺も正直、海に入るのが怖すぎて、最後がいい…と思ってた矢先…

「マサキー!おいで!気持ちいいよ!」

 すげーいい笑顔で、海からアキラさんが叫んだ。それを聞いて、素人組も一斉に俺を見る。良介さんがニコニコしながら近づいてきた。

「あの…ちょっと待って…」
「大丈夫大丈夫!アキラが手ひいてくれるから!ボンベ口から離すなよー!じゃー、行ってらっしゃーい!!」

 静止するのも全く聞かずに、近づいて来た良介さんに、思いっきり後ろに押され、そのままボンベの重さでドボン。


 一気に視界が泡だらけになったと思ったら、泡が開けて見えたのは、図書館にあった本でしか見たことのないような、綺麗なサンゴ礁と魚の群れだった。

 他にもインストラクターさんが何人かいたけど、アキラさんはすぐにわかった。水中に入った俺の手をつかんで、引っ張ってくれるのに合わせて、教えられたとおりゆっくり足を動かすと、本当になんの力もいらずすいすい進んだ。
 ゴーグル越しでも、アキラさんの目が笑ってて、なんかすごく嬉しくなった。

 先を見渡すと、どこまで見ても透き通った緑色の海で、魚の群れもハッキリ見える。それに、ただ感動した。ドラマとかじゃないけど、本当にこんな綺麗な世界ってあるんだなぁ…って。

 昔から、本を読むのは大好きだった。放課後家に帰りたくない時、図書館で本を読んで帰るのが日課になってた。本を読む時間は夢中になるから、お腹がすいてるのを少しでも忘れられたし、それに、本を読んどけば、自分の生活とは全く違う世界が見れたから。
 でも、その反面、幸せな物語とか読むと、そんな世界あるわけないって、冷めた目で見てた。じゃないと、家でされる暴力に耐えらんなかった。

 初めて見る海の中。色んな色の魚がいっぱい泳いでて、サンゴ礁があって、ニモもいた。でも、一番は目の前に、一番大事な人が笑顔で居てくれる。子どもの頃には考えらんなかった世界。こんな世界あるわけないってずっと思ってたものが、目の前にある。

 海中でも書けるボードにアキラさんがペンで書いて見せてきた。

“マサキに、きれいな世界を見せたかった”

 ボンベの息が苦しくなるぐらい、泣きそうになって困った。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 りょう  - 15/3/25(水) 1:14 -
ずっと読んでるんですが、初めてコメントします!
本当に毎回楽しんで読んでます!
2人の関係がどうなるのか、続きも楽しみに待ってます!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 ぽん  - 15/3/25(水) 1:32 -
ヽ(T∇T)ノ……

>“マサキに、きれいな世界を見せたかった”

ヽ(T∇T)ノ……
あと、よろしくお願いします……涙

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 まつ  - 15/3/25(水) 1:40 -
数ヶ月前のも見てたので楽しみにしてましたよ。
マサキさんもアキラさんも実は精神的に不安定な部分もあるみたいだけど、マサキさんがアキラさんの事信じてれば、幸せな生活を送れると思うけど…たま〜につまづく事あるんですよね〜。

そして、マサキさん、アキラさん、キョウスケさん(笑)の身長や体重に興味ありますw
マサキさんは、不安定になる前→一番痩せてしまった時→現在 の体重とか、ダメージ受けてるのが数字で判りそうです。

アキラさんやキョウスケさんは知らなかったら見た目でも良いのでw

イメージを膨らませる為に(妄想w)よろしくですw

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 ひろし  - 15/3/25(水) 2:41 -
こんなことしてもらったら泣いちゃうね!
続きがまちきれないっす!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 だいすけ  - 15/3/25(水) 5:21 -
すっごく楽しませて貰っています。いつもありがとう。
文章上手いなぁ、いつも情景や気持ちが自然と浮かんで来て素晴らしいなあと思っていたのですが、まさきさんが幼い頃からたくさん図書室でいろんな本を読んで来たからなのかと勝手に納得しました(^^;;
これからも楽しみにしています! 重ねてになりますが、どうもありがとう!!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)8
 ゆーた  - 15/3/25(水) 12:22 -
初めまして!最初の投稿から読ませていただいてます。
毎回楽しみにしてます。

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クズはクズ同志(読まなくても大丈夫です)
 まさき  - 15/3/26(木) 0:58 -
 こんばんは。わーコメントいっぱい嬉しいです。文章、下手ですよ。全然まとまんない。そして、エロが上手くかけない。笑 俺とアキラさん、なぜか(笑)キョウスケさんの身長体重のことに質問があったので、一応お伝えと少し昔話。

 アキラさんは、身長多分178ぐらい?180は無いって言ってたかな。体重はこの前60キロになってやばいって言いながら、通販でダイエット器具買ってました。笑

 キョウスケさんは185ぐらいだと思う。正確にはわかりません。体重はわかんないけど、体型のイメージは速水もこみちみたいな感じです。

 俺は164センチの今の体重が48キロです。中学卒業時期から身長は止まってて、中学卒業の時の体重が36キロぐらい?だったかな。今回のお話でもあった吐いてた時期は大体42キロ前後だったと思います。とりあえず40キロは切らないようになんとか頑張ってたの、覚えてます。

 少し昔話すると、中三の10月ぐらいから、みんなが高校受験どうしようーとか騒いでる中、一人で、冬休みをどう生き抜こうか、ってことと、中学卒業したら、生きていけるのかなってことを真剣に考えてた。

 義務教育が終わるってことは、俺にとっては死刑宣告みたいな。ホームレスとして受け入れてくれそうな公園とかを本気で探したりもしたけど、最近はどこにもホームレスのおじちゃんとか居なくて、結局どうしたらいいのかわからないまま、うどん屋のお店の裏に捨ててある残飯とか漁って期限切れのかまぼことか捨ててあるのを食べたりして帰ったりしてた。

 町の図書館のインターネットコーナーで、たまたま見れたゲイ専用掲示板で、若い子募集って人が居たから、その人に連絡して、会った。お風呂に入れずにきっと結構臭かったと思う俺を気に入ってくれて援助してくれた。

 中学最後の春休みに入ってすぐに家出して、その人に養ってもらった。だから、結局卒業式は出てない。

 妻子持ちのバイの人で、俺用にアパートも借りてくれて、性癖は今考えると結構変態な人だったけど、その頃の俺にとってはあの人が居なかったら死んでたなーって思うと、今ではすごく感謝してる。その後、マスターの店に連れてってくれて、マスターと会わせてくれなかったら、まだ、その人と関係を続けてたのかなって、たまに思う。

 マスターいわく、あまりいい噂の無い人で、飽きたら多分売られてたぞ、とか言われた。でも、あの頃の俺にとって見たら、あったかい布団で寝させてくれて、好きだよって言ってくれるだけで、それだけで嬉しかったなって感じてたのを覚えてる。

 まぁ、昔話でした。なんかふと思い出した。笑

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Re(1):クズはクズ同志(読まなくても大丈夫で...
 りょう  - 15/3/26(木) 1:02 -
中学の頃は特に辛かったでしょうね(T_T)
続き楽しみに待ってますよ!

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クズはクズ同志(その後のこと)9
 まさき  - 15/3/26(木) 1:07 -
 もうすぐ終わり!エロまで長い。笑 そして、リアルも欲求不満!笑 でもオナるのは手が疲れる。笑 コメントいつも本当にうれしいです!ありがとうございます!最近勉強勉強だったけど、なんか書けて達成感。ありがとうございます

続きです

 後から聞いた話、良介さんは、アキラさんの元ホスト仲間で、海にほれ込んでずっと沖縄に移住したくて資金貯める為にホストをやってたらしい。その間に、アキラさんも一緒にスキューバに連れてかれて、資格まで取ってしまったみたい。

 初体験のスキューバを終えて、色々感動して、興奮気味だったけど、実際車に乗り込むと疲れとあんまり寝てないので、じわじわ眠気が来た。アキラさんに「寝てていいよ」と言われて、最初は寝ないように頑張ってたんだけど、さすがに眠さがMAXで、いつの間にか眠っていた。


 起きると、上にブランケットがかけられていた。運転席にアキラさんはいなくて、外に出ると車が停めてあったのは、海の上の大きな橋の近くの駐車場。少し歩くと、橋の下の浜辺で座って海を見ているアキラさんが居た。

 ちかくにあった石の階段を降りて行って、アキラさんの側に行くと、俺に気づいたアキラさんが笑顔になった。

「起きた?よく寝てたなー。スキューバ疲れるだろ」
「すごく疲れたけど…すごい感動しました…」
「そっか。よかった。マサキに沖縄の海、見せたかったんだ。綺麗な世界って本当にあるんだよってこと…伝えたかった」
「…うん。本当に綺麗だった。現実にこんな世界あるんだって…」
「それに、この場所にも一緒に来たかった」
「…?ここ?」
「うん。今、マサキが歩いて来た階段のちょうど上あたりで、俺の親、事故ったんよ」

 アキラさんが笑いながらサラっと言った言葉に、返す言葉が出てこなかった。アキラさんは、何でもないことを話すように、続けた。

「俺がチビの時に、友達家族と旅行に来て、最終日に俺が熱出してさ。俺と友達家族をホテルに残して、薬とか買いに行った後、すぐ事故ったんだって」
「そうだったんですか…」
「こんな見晴らしいい場所で、よく事故れたよなー」

 そういいながらアキラさんがハハっと笑った。俺が沈黙していると、アキラさんの方からまた切り出してくれた。

「俺が熱出さなかったら、親も事故ることなかったのかな、とか昔はなんか俺が親を殺したみたいな感じに思ってたこともあった。修学旅行で沖縄に来た時も、キョウスケと一緒に別行動でここに来たんだけど、なんか吐き気してすぐにホテル戻ったし」
「…なんで今日来たんですか?」
「トラウマ克服?マサキと一緒に、乗り越えたかったからかな」
「俺と一緒に?」
「……俺さ、ずっとお前のこと可哀相だから守ってやんなきゃって思ってた。マサキは辛いこと今までずっと経験してきたんだから、俺が幸せにしてやんなきゃって。マサキに、『優しさがしんどかった』って言われて、俺ずっと押し付けてただけだったんだなーって気づかされた」
「押し付けとか…俺が勝手にしんどいって感じただけで…アキラさんは、悪いことなんてしてないですよ…」
「ありがと。でも事実、マサキはしんどいって思って、俺もどっかでお前のこと可哀相って思ってた…。でも、よく考えてみれば、俺も欠陥だらけだし、そんな奴が幸せにしてやんなきゃとか、上から目線にも程があるわ、そりゃうぜーわ、と思ってしまったわけですよ」

 ちゃかしながら言ってくるアキラさん。でも眼差しは真剣。

「こんなんだったら、俺はまたマサキのこと、知らない間に可哀相な目で見ちゃって、またマサキに同じ想いさせるって思ったら、このまま別れた方がいいのかなって思って、ここ最近ずっと考えてた。でも…」
「でも…?」
「お前と過ごした期間、同情とかだけじゃなかった。すげー楽しかったし、俺がバカやって、笑ってくれるマサキのことすげー好きだったなって。ちゃんと、素直な気持ちで。幸せにしてやる、とかじゃなくて…俺はずっと自然体でお前の側にいられた。一緒にいるだけで、幸せだったって、同情とか抜きに思い出したんだよ」

 現実は、こんなにスラスラ喋ってはいなかった。なんか言葉を探すように、でも真剣に伝えてくれようとしてるのがすごく伝わった。

「そんなに、考えさせて…すいません。俺、自分のことしか考えてなかった。アキラさんの人生に俺なんか荷物にしかならないって思ったら…いつか、捨てられるかもしれないって思ったら…自分から手放す方がいいってなっちゃって…」
「……マサキ、俺はもしかしたら、3歳の時に親と一緒にここで死んでたかもしれないからさ、無かった人生だと思ったらなんでも出来るよ。俺が幸せにしてやるとか、もうかっこつけたり出来ないけどさ…俺の弱い所とか、マサキにも背負ってほしい。辛いときは、これからは一緒に乗り越えていきたい。だから今回マサキと一緒にこの場所に来たかった。それが沖縄に拉致った一番の理由かな。俺の一番のトラウマの場所だから」
「一緒に…?」
「うん。マサキはさ、自分のこと、俺のお荷物になるかもしれないって言ったけど、俺もお前のお荷物になる時があるかもしれない。家族が居たことなんてないから、損得無しに側に居てくれる存在なんて…持ったこと無いから…。でも、俺は、さ。覚悟は決めてきたよ。マサキがもし、半身不随とか、認知症とか、すんごいめんどくさい状態になっても、俺はお前の側にいたい。そういう関係に、マサキとなりたいんだ」

 唐突展開過ぎて、頭の中がプチパニック。パニック起こしてるのがわかるのか、そんな俺を笑いながら見て、アキラさんがポケットから何かをゴソゴソ取り出した。

 取り出されたものを見て、涙が出そうになるのを必死でこらえた。

「俺も、マサキも、家族には恵まれなかったからさ、俺の『石川』って苗字も、マサキの『吉田』って苗字も捨てて、新しい苗字つけてさ。お前と家族になりたい。俺と家族になってもらえませんか」

 アキラさんが取り出したのは苗字の欄が空白になった婚姻届。アキラさんの名前が書いてあった。

「…ホント…ドラマみたいなこと好きですよね…こっ恥ずかしい…」
「それ、今言うなよー。ムード大事でしょうが。返事は?」

 苦笑いしながら、言ってくるアキラさんの顔は見れなかった。絶対泣くと思って下を向くと、結局その勢いで涙が流れた。

「俺もアキラさんと家族になりたい」

 そのまま、抱きしめられた。家族ってこんなに安心するもんなんだって…すごく思った。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9
 りょう  - 15/3/26(木) 1:14 -
やばい、めちゃくちゃ感動・・・
少し泣いちゃいました笑

続き、待ってます!!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9
 アクア  - 15/3/26(木) 1:16 -
涙腺が崩壊してしまう…(T ^ T)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9
 まーくん  - 15/3/26(木) 11:59 -
出版・ドラマ・映画化できるくらいいい話!
読んでて心が温かくなります(´ω`)
エロなんて要りませんw

最後まで頑張って書いてください!
応援してます(p`・ω・´q)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)9
 ゆーた  - 15/3/26(木) 12:48 -
アキラさんすごいすごい素敵な方ですね!

読んでいる自分まで惚れ惚れしちゃいます。

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クズはクズ同志(その後のこと)10
 まさき  - 15/3/26(木) 22:46 -
 こんばんは!やっとエロだ!!笑 明日出張からアキラさんが帰ってくる♪帰ってくる前になんとかメドつきそうで良かった。笑 

 あと、ツッコミ入らなかったんですが、自己申告。笑 
 昔書いたやつを読み直すと、たまにあれ?前言ってたのとちょっと違うってやつがあります。笑 最初のヤツ書いてた時は、知り合いとか見てたら困るから、本編に関係無い設定をたまに変えて書いたりしてました。特にキョウスケさんあたり、忙しいくせに結構2チャンとか携帯小説とか好きなんで。今回の続編の方は割とリアルと変えずに書いてるので、前書いてたの読み直して、あーみたいなことがちょこちょこ。笑 
 そこの誤差はご勘弁。まぁ。生ぬるい目で見てください。笑

 続きです

「一応、さ。俺ら、別れてたわけだけれども、マサキ、他の人となんかあったりした?」

 飯食って、ホテルに帰ってきて、風呂に入った後。ベッドの上でキスしてる合間に、アキラさんがそんなことを聞いてきた。

 ガウンの隙間から手を入れられて、あばらを撫でられると、骨を直接触られてるみたいで、すごい鳥肌がたった。

「あ…そんな余裕ありませんでしたよ…」
「だよね。よかった」

 にっこり笑って、アキラさんが鎖骨に吸い付いて来た。久しぶりのアキラさんの体温になんか妙に興奮して、まだ触られてもいないのに半勃ち。

「…アキラさんこそ」
「ん?うーん…実はさ…久しぶりに女の子に誘われて、ちょっとくらりと来ちゃった…」
「……人に良かったとか言えないし…」

 アキラさんの告白に、盛り上がってた気持ちとちんこが少しさがる。笑 

(まぁ、一方的に別れを切り出したのは俺の方だから仕方ないんだけど)

 そんなことを考えて、ちょっとしょぼんとしてた俺を見てアキラさんが噴き出した。

「あはは。嘘嘘。まぁ、誘われたのは本当だけど…なぜか全然気持ちが動かなかったんですよ」
「……何でですか?」
「まぁ、女の子のおっぱいより、マサキ君の可愛いちんこの方を好きだなーって思っちゃったんだよなぁ」

 そう言われながら、半勃ちのちんこを握られた。玉の方から裏筋を親指でこすられて、しょぼんとなってたちんこも再び盛り上がり始める。笑

「あ、ん、あー…やば…」

 アキラさんと離れていた間、ほとんど出したりしていなかったせいか、久しぶりにアキラさんにちんこ扱かれて、やばいぐらい興奮して、心臓の動悸がすごい早かった。

「マサキ、めっちゃ体熱い。気持ちいい?」
「うん、やばいです、あ、出そう、ああ!」

 なんかわけもわからないまま、イった。なんか、初めて精通した時みたいな、小便もらしたみたいなすごい解放感で、一時息切れして言葉が出なかった。アキラさんの顔見ると、びっくりした顔。俺の精液はアキラさんの頬まで飛んでた。

「マサキ君に願射されちゃった」
「す、すいません!」

 慌ててベッド脇においてあるティッシュを取ろうとしたら、その手を抑えられてキスされた。ベロチューしながら、完勃ちのアキラさんのちんこをイッたばかりの俺のふにゃちんに擦りつけてきた。

「は、あ、あぁ!!」

 アキラさんのちんこはめっちゃ硬くなってて、硬い亀頭でちんこのくびれの部分をぐりぐりされるとまた段々気持ち良くなってきて、キスしながらめっちゃ感じた。

 キスしてた口を話すと、アキラさんもだいぶせっぱつまった顔をしていた。俺のちんこも既に二回目完勃ち。ローションを前から垂らされて、ケツまで流れてきたのを指で救って、二本指を入れてきた。

「あ、ああ!」
「マサキ、すっげー気持ちいいんだ。めっちゃ中動いてる」

 言いながら、こするように指を動かしてくる。なんかまた漏らしそうな感覚。痩せて前立腺の位置とか変わったんかな?って思った。すげー気持ち良かった。
 尻をいじりながら、アキラさんはじーっと俺を見てた。その視線に気づいて、ちょっと不安になった。

(なんか、俺気持ち悪い顔してたかな?)

「…アキラさん…どうしたんですか?」
「ん?ああ。俺としてる時のマサキ、本当に俺のこと好きなんだなーと思って、見てて安心する。マサキの気持ちよさそうな顔見てるの好きなんだよ」

 聞いて後悔。そんな思われながら、ヤッてる最中見られてたってことに、すごい、なんか恥ずかしくなって、何も言えなかった。

「…それなら、指より…アキラさんのちんこの方が気持ちいいんで…早く入れてください…」
「それ超可愛いんだけど!」

 恥ずかしさに耐えきれず言うと、アキラさんが笑いながら言って、ベッド脇のゴムを取った。でも、ゴムをじーっと見てるだけで、開けようとしない。

「?アキラさん?」
「マサキ、あのさ、今日…生でしていい?絶対後始末しっかりするから!」

 言いにくそうに言われて、びっくり。こんなことアキラさんが言うの初めてだったから。

「全然いいですけど…どうしたんですか?」
「だって、いわゆる…今日…初夜じゃん」

 恥ずかしそうに言われて一瞬ぽかーんとしちゃったけど、なんか言葉を理解した瞬間、一気に恥ずかしさがMAX。なんか恥ずかしすぎて逆に笑えた。

「あ、ははは!初夜って!よくそんなこと考え付きますね!」
「だって、俺プロポーズしたし、婚姻届書いたし!初夜じゃん!」

(そりゃそうだけど…てか、あれプロポーズだったんだ…)

 アキラさんもだいぶ恥ずかしそうに言ってきたので、俺も恥ずかしいのがうつった。でも、なんかその言葉がなんか後からジワジワ来て、なんか何も言えなくなってしまった。

 そんな俺を確認して、アキラさんが抱きついてきた。アキラさんも大分せっぱつまってたみたいで、キスしながら、指でケツ穴開いて、ちんこの先端を入れこんできた。

 生ちんこの感触がすごい熱くて、アキラさんが初夜なんて言うもんだから、なんか特別な感じがしてしまって、すごい気持ち良かった。でも一回出してる俺以上にアキラさんは、やばかったみたい。

「あー、まじやば、ごめん、一回出そう」

 相当せっぱつまってたのか、入れた直後からガン突きされて、めっちゃ気持ち良かった。いつものアキラさん、優しいのだけど、俺のケツの心配し過ぎてあんまり激しくしてこないから。笑  激しいのが気持ち良くて、もうちょい突いて欲しいと思ったけど、アキラさんがマジやばそうだったから、俺も自分から腰を動かした。

「あー出る!あ」
「あ、ん、あ」

 ぐりぐりしてきたと思ったら、いきなりちんこが抜かれて、俺の腹の上にアキラさんが出した。濃そうなザーメンが大量に出て来て、胸あたりまで飛んだ。
 ハァハァ言うアキラさんがすごいなんかいとおしく思えた。

「や、ば、ごめんな。我慢できなかった」
「……中に出してよかったのに…」
「え!?まじで!?」

 思わず出た本音にアキラさんがすごいびっくりした顔。

「だって、初夜なんでしょ?」

 そう言ったら笑顔でキスされた。その後、アキラさんのちんこをしごいて、もう一度勃たせて、もう一度入れてもらった。
 一回出したからか、今度は余裕があって、中でゆっくり動かれた。

(さっきみたいにもうちょいガン突きしていいのに…)って思っちゃってた時…。アキラさんが動きを止めて顔を逸らせた。
 いきなり止まった動きに、ちょっと戸惑いながら、アキラさんの顔を覗き込むと…

アキラさんが泣いてた。

「は?え?どうしたんですか!?」

 俺の昔の話を聞いた時以来のアキラさんの泣き顔に焦った。アキラさんは恥ずかしそうに笑いながら、ぎゅうっと抱きしめてきた。

「なんか、家族が出来たんだなーと思って…」

 抱きしめられた状態で、耳元でそう言われて、俺も一気に泣きそうになってしまった。抱きしめてくれるアキラさんを、負けないぐらい強く抱きしめ返した。

「もう…一人にすんなよ…」

 ぼそっと言われて、ショックだった。勝手に別れを告げて出て行ったことを、とてつもなく後悔した。

 例え、アキラさんとどんなことがあろうと、アキラさんが俺を求めてくれる以上は、絶対にこの人を1人にしない。家族だから。

 心の中に、そう誓った。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10
 りょう  - 15/3/26(木) 22:55 -
またまた感動的な話(T_T)
すっごく泣けますね(T_T)

続きも待ってます!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10
 まつ  - 15/3/27(金) 0:01 -
一瞬、アキラさんがマサキくんに前立○責められたらどうなるんだろー・・・
と想像してしまった僕だったw
意外とモロ感だったり・・・(省略

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10
 まーくん  - 15/3/27(金) 0:03 -
ほっこり(´ω`)

一昨日スト○ボ・エッ○観てきたけど、こっちの方が感動します!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)10
 ミコト  - 15/3/27(金) 2:00 -
なんか素で感動しすぎて。。。
素敵です!
もう読んでる方もほっこりです(。・ω・。)

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クズはクズ同志(その後のこと)11
 まさき  - 15/3/27(金) 23:26 -
 コメントありがとうございます!!無事エロまでかけてよかった!頑張ったけど、あんまりエロくない…。笑 アキラさん帰ってきたけど、疲れてたのか、速攻寝てしまった。泣 まぁ、無事帰ってきてくれてよかった。

 ラストです!

 沖縄に行った後、俺の働いている店で一応報告会っていうのかな?を開いた。アキラさんは婚約パーティみたいなやつ!ってまた、恥ずかしいこと言ってたけど…。俺としては色んな人に迷惑もかけたし、いちおう謝罪もかねて、お礼会みたいな気持ちだった。

 マスターやマスターの彼氏さん、常連のオカマバーの姉さん達(かなり心配かけたし、信頼できる人だけにアキラさんとの関係をばらした)、キョウスケさん、鈴木先生も来てくれた。

 料理は俺とアキラさんで全部手作り。普段キッチンに入っている人達もその日はお客さんとして、来てもらった。

 一通り料理も出し終えて、酒も入って、みんなのお酒をカウンターで作っていると、キョウスケさんがカウンター越しに話しかけてきた。

「わー、これマジうまい!マサキが作ったの!?どんだけ!?こんなん、毎日食えるの?めっちゃアキラうらやましいんだけど」
「いや…アキラさんはもっと料理上手いんで…。俺はまだまだです…」
「何!?めっちゃ謙虚!大和撫子がいるんだけど!本当の大和撫子って男だったんだ!そういうわけで、マサキ!結婚して!」
「どういうわけでだよ…」

 後ろから思いっきりツッコミを入れたアキラさんにキョウスケさんがゲって顔をした。

「お前、読者モデルの彼女がいるだろが」
「あー、何か月前のはなしよ。もう別れたよ。あんまり会えないと仕事中もお構いなしに電話してくんだもん。今の時代の女に大和撫子は居ないんだと思います。だから、マサキー…より戻そうよー」
「ヨリもなんも、何も始まってなかったくせに」

 キョウスケさんとアキラさんの会話を俺は酒を造りながら話半分に聞いていたけど、店のバーテンで今日は手伝ってもらってるユウトが少し離れた所で噴き出した。

「ユウト―!だったらユウトは俺どうかな!?今失恋中なの!大事にするよー!!」

 キョウスケさんが今度はユウトを口説き始める。ちなみにユウトも、俺と同じでマスターに拾われてこの店に来た。俺より2個下。この時19歳ぐらい。見た目は山田涼介に似ててめっちゃ可愛い顔してる。お店での人気も凄くて男女問わずよくナンパされてる。

 ユウトも家庭環境複雑で、小学校の頃から母親にずっとセックス強要されてて、その母親が連れてきた義父にも掘られて、ずっと学校に行ってなかったらしい。その母親が高1の時に自殺して、それをきっかけにそのまま高校中退して家を出たって本人に聞いた。

 そんな複雑な環境も感じさせない程、いつもニコニコしてて、俺もたまにユウトの笑顔にドキドキする時があるぐらい。本当にいい子。

「キョウスケさんはかっこいいけど、俺、一途だから。それにラブラブな彼氏いるんでごめんなさーい」
「あー、そっかぁ…残念―!誰かひとり身の俺を慰めて!」

 キョウスケさんに口説かれて、笑顔で断るユウト。その笑顔がまた天使みたいに可愛い。
 
 ちなみにこの時はこんなやり取りをしていた2人なんだけど、後々キョウスケさんが、ユウトにガチ惚れして、「一人に絞るなんて考えられない」とか「最終的には男は遊びで女と結婚するかな」とか言ってたのが嘘みたいに、ユウトにぞっこんになるっていう。笑
 人生わかんない。笑

 大分酒も進んで、結構酔っ払ってずっと鈴木先生にモーションをかけていた姉さんの一人が遠くからこっちに向かって叫んできた。

「アキラー!!!マサキのこと幸せにしないと、俺がケツほったるかんな!」

 工事し終えて、もう掘れるもんもないのに、ドスの聞いた野太い声で遠くからアキラさんに怒鳴る姉さん。返答に困ってるアキラさんの代わりに返事しといた。

「姉さん、違いますよ。俺は側にいるだけで、幸せなんです。家族だから」

 笑顔で言うと、店内から指笛やらでひやかされた。アキラさんも満足そうな顔で、すごく幸せだった。

 会も終わって、帰る人は帰って、潰れる人は店内で潰れている状態で、俺は飲んでないのでほろ酔い状態のアキラさんと片付けをした。片づけを終えて、カウンターに座って、コーヒーを2人で飲んでいた。

「楽しかったな、今日!」
「はい。まぁ、姉さんとか他の人に言わないといいけど…」
「大丈夫だよ。マサキが店出てない間、俺、ここ来たりしてたけど、みんなマサキのこと本当に心配してたから」

 アキラさんに言われて、本当に心配かけたんだろーなーってちょっと反省。ちなみにこのころには俺はもう固形物もガンガン食べれるようになってて、体重も5キロ近く増えてた。

 もう朝方になってたので、ちょっとぼんやりしながらコーヒーを飲んでると、アキラさんがこっちをじーっと見てるのに気付いた。

「アキラさん?」
「今キョウスケがやってる事業の関連会社を作っててさ、そっちを俺に任せようと思ってくれてるみたいで、ボチボチキョウスケの仕事手伝ったりしてるんだ。そしたら、ホストはぼちぼち辞めることになると思う。そんでさ後10年ぐらい頑張って働いて、とりあえず金がっつり貯めるからさ、そしたら、沖縄で2人で小さなお店やらない?」

 アキラさんに言われて、びっくりした。当たり前のように、10年後の未来に俺はアキラさんの隣にいるんだって。

「家族…ですから。アキラさんが居てくれれば、俺はどこにでもついていきます」
「俺も。家族だもんな」

 本当の家族を知らない俺達の言う家族は、血も、性別も、世間的にも、偽物の家族ごっこでしかないのかもしれないけど、それでも、多分本物を知らない俺らだからこそ、人一倍大事に思える物があると思う。ずっと欲しかったこの絆を、信じて、一生この人の家族でいたいなって思う。あの時書いた婚姻届は、今もリビングに飾ってある。

おわり!!


 俺は、アキラさんとお店を開く時の為に、税務上のことだったり、経営学についても独学で勉強中。独学では限界があるので、大学に一般聴講しに行ったりしてます。中学の知識から勉強だから、すごく大変だったけど、やり始めると勉強って楽しくて、アキラさんには大学入ってもいいんだよ?って言われてるけど、やっぱお金高いから…。

 今回は、アキラさんと喧嘩したのきっかけに書いたけど、あの時の気持ちとかがやっぱ再認識で来て、改めて書いて良かったなーって思いました!あ、ちなみに喧嘩の内容はすっげーくだらないことなので、ご心配なく。

 脚色加えた所もあるけど、基本アキラさんがドラマみたいなことが好きなので割とリアルに書けました。笑 こんなやつもいるんです。笑

 今回もエロあんま無かったのに、最後までよんでくださって本当にありがとうございます!!
 あと、するどい人がいたんですが、アキラさんから、「アナルってそんなに気持ちいいの?」と聞かれたことをきっかけに、アキラさんのケツ開発と俺の念願の脱童貞を果たすタメに、最近奮闘中。笑
 おまけで、ちょろっと最近の日常書きたいなと思うので、それも読んでやってください♪

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 りょう  - 15/3/27(金) 23:36 -
終わるの寂しいです(T_T)
少しずつでもいいので良かったら書いてくだーい(T_T)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 ゆーた  - 15/3/27(金) 23:36 -
ラスト寂しいです。

アキラさん、マサキさん幸せで羨ましいです!読ませていただいて、自分まで幸せになりました。

また、楽しみにしています!

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 mm  - 15/3/28(土) 0:54 -
マサキさん

いつも読ませていただいてます。
あなたの文章を読んでると、
とても優しい気持ちになります。

ぜひ、これからも続きをお願いします。

勉強、頑張ってくださいね。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 ひろし  - 15/3/28(土) 1:36 -
あー、おわっちゃったー。
これからも、もっと読ませてもらいたいです。

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 teru  - 15/3/28(土) 10:38 -
▼まさきさん:
二人のファンになりました。二人の様子が判るブログが有ったら良いなって
思ってしまった。ぜひ考えてみて下さい。
(まあ、二人とも忙しそうだから無理そうですね。)
この意見、脚下で(笑)

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
 まーくん  - 15/3/28(土) 12:35 -
毎日更新楽しみにしてたので完結すると寂しいです(´;ω;`)
2人のこれからの幸福をお祈りしますm(__)m

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Re(1):クズはクズ同志(その後のこと)11
   - 15/3/29(日) 13:36 -
有難く読ませて頂きました(^w^)
マサキさんの文章読んでると心が洗われる心地がします(本出したらいいのにw)
それとコレ読んでてセカオワのNever Ending Worldを思い出しました(笑)
人は出来る事が皆違うから互いに迷惑と御礼掛け合って もちつもたれつの関係なんだけど他人に迷惑掛けないようにしなきゃって思いが強すぎて自分で塞ぎこんじゃう(^_^;)困ったクセです
マサキさんとアキラさんのご多幸を毎日御祈祷しますw
また近況報告待ってますw

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クズはクズ同志(のろけ笑)
 まさき  - 15/3/30(月) 0:04 -
 こんばんは、コメントいつもくれてる人から初めての人まで、本当にありがとうございます。文章をいつも読んでるだけだったから、書いてコメントもらえると、本当に嬉しくなります。
 本当にこちらこそ読んでもらってありがとうございます。

 終わるのさみしいって嬉しいこと言ってくれてる人もいますが、大きなネタがない…笑 基本、俺らの日常はあほみたいな感じなので。笑 キョウスケさんあたりの話を売るか。笑 

 今日は、お世話になった知り合いの結婚式にアキラさんと出席してきました。いい式だったので、それ見ながら、アキラさんがずっと結婚式したいって言ってた。笑 今は三次会行ってます。男同士で結婚式あげれるところってあるのかな?笑


 今回、あんまりエロが無かったので、おまけに俺らの日常を書きます。笑 あとは、アキラさんのケツ開発状況。笑
  馬鹿だと思わず生暖かい目で見てください。笑

 最近の俺の一日スケジュールは、夜はバイトがある日はバイトして、朝から家事して、昼の仕事ある時は仕事行って、休みの日は大学で聴講したい講義があるときは一般聴講して、家に帰って内容まとめて、資格取得の勉強をする。みたいな流れ。

 中学の時は、ご飯を食べていないから、授業中は空腹を耐えるのに必死で勉強に頭回らなかったし、自分の命のことしか考えらんない状態で化学式なんて頭に入ってくるわけもなかった。

 でも、改めて勉強を始めると、新しい知識を身に着けると、なんか自分にも自信がつくような、そんな感覚が楽しくて、結構毎日充実感を感じていた。
 アキラさんも、昼の仕事が忙しくて、勉強している俺の隣で持ち帰りの仕事をしていたりするんだけど、仕事に飽きると結構ちょっかいかけてくる。

 その日も、仕事を途中でほっといて、先に風呂に入ったアキラさんを見送って、俺は資格の勉強をしていた。


「マサキ君―、見てー…」

 覇気の無い声で、後ろからアキラさんに呼ばれた、と思って、振り向くと…

 顔の横にちんこがあった。

「………なんでちんこ出してるんですか」
「俺らの息子がママに話があるって…」
「あんたの息子でしょ…俺は生んだ覚えないですよ」
「ひどい、ママ…」
「はいはい…んで、話って?」

 このくだらないやりとりの間、もちろんアキラさんはちんこだしっぱ。笑

「最近、ママが構ってくれないから、僕寂しいんだ…」

 ちんこの声の代弁なのか、かん高い声でちんこを揺らしながら喋るアキラさん。そんな姿に呆れてた俺も段々なんかその姿に笑えてきた。
 ちんこの前に、向き直って、アキラさんの顔じゃなく、ちんこに話しかける。

「ママは今、お勉強中だから構ってあげられないの。ごめんね。その代り、パパが構ってくれるから、パパに構ってもらいなさい」

 ちんこに言い聞かせるように言うと、アキラさんは不満そうな顔。笑

「パパにはいつも構ってもらってるけど、パパだけじゃ飽きるんだよーママがいいー」

 噴き出しそうになった。構ってもらってるってことは、自分でオナってんだろーなーってなんかほほえましくなってくる。その時、アキラさんのちんこは段々勃ってきてた。笑
 あんまりいじめるのも可哀相かと思って、半勃ちのちんこをそっと支えた。

「じゃあ、このページだけといたら構ってあげるから。それまで大人しくしていなさい」

 そういって、半勃ちのちんこの亀頭にキスすると、ガシっと肩つかまれて、そのまま口にちんこ入れてきた。

「いじわる!!!!」
「あっはははは!」

 とうとう本音が出たアキラさんに爆笑。溜まってたのか、切羽つまった顔をしているのを見て、素直にちんこを口に入れて強めにしゃぶった。お風呂後だから、ボディソープの香りがなんかエロかった。

 亀頭のくびれを少し噛む感じで歯をあてると、アキラさんがうって言いながら腰が揺れるのに段々興奮してくる。手で扱きながら、舐めてると、段々我慢汁が出て来た。この、少し苦い味が好き。

「あー、あ、気持ちいい、マサキ。あーでそう、出る」

 少し腰が震えてきたかなって思ったら、少しザーメン出てきた後に、大量に出てきた。口に含み切れずに、口の端からだらっとザーメンが流れてきた。ハァハァ言いながら、頭を撫でられた。ティッシュを取って大量のザーメンを口から出す。

「早っ。しかもすっげー量…。こんなに溜まってたんですか?」
「早いっていうなよー!だって…前にエッチしたの一か月前だかんな?お前、ずっと資格の勉強で忙しかったから…」

 あんなくだらないことしてたくせに、恥ずかしそうにボソボソ言うアキラさんが可愛くて、ソファでだらーっとしてるアキラさんに乗っかった。

 仰向けにだらっとしてるアキラさんのちんこに自分のちんこを擦り付けながら腰を動かすとアキラさんの腹筋がぴくぴく動く。キスするとそのままベロを絡められた。(3年近くなると意外と大胆なことも出来るようになるんです、笑)

「あ、は、あー気持ちいい…」
「マサキも溜まってたんじゃん」
「そりゃ…」
「もうちょい抱きついて」

 言われて首に手をまわして身体をくっつけると、ちんこ二本一緒に扱かれた。耳元にアキラさんの喘ぎ声が響いて、直接腰にくる感じでゾクゾクした。

「あ、あ、マサキ、気持ちい。やば、やば、出る!」
「俺も、あ、ん、出そう」

 言ってから先に俺がイッた。俺のザーメンでぬるぬるなってる状態で、アキラさんもそのまま扱いて、二回目なのに結構な量が出た。

 ハアハア言ってダラーっとなってるアキラさんを横目で見ながら、しれーっとケツを揉んでみるとあからさまにケツがビクッと震える。

「アナルって気持ちいいの?」とアキラさんに聞かれた日から、脱童貞目指して、隙があればアキラさんのケツを狙ってる。笑

「マサキくん…手つきが怖いです」
「大丈夫大丈夫。ちょっと足開いてください」

 諦めたような感じで、少し足を開いてくれるのを確認して、指を一本入れてみる。最近2本ぐらいまでは意外といけるようになってきた。
 1本入れるんだけど、ぬめりが足りなくて、なかなか入っていかない。

「アキラさん、舐めていいですか?」
「いやです。汚いです」
「風呂入ったばっかでしょうが」
「そんな深い部分までは、洗ってません…」
「アキラさん、いつも洗ってなくてもいいって言ってくるくせに」
「なんか…俺戻れない部分まで来ちゃってる気がする…」
「戻る必要なんてないでしょ?笑」

 言いながら、笑うと、アキラさんがうらめしそうにジロっとみてきた。

「……マサキくん、最近いじわるですね。小悪魔だ…」
「嫌いですか?」
「…好きです…」

 素直な反応に免じて、その時はそれ以上は進まなかった、笑 いつか絶対脱童貞してやる、とは思ってるけど。

 それから二人で風呂に入った。後ろからガッチリ抱きしめられて、アキラさんが俺の指にはめられている指輪をいじってた。アキラさんも、今昼の仕事では左手の薬指に指輪をずっと嵌めててくれてる。

 取引先の人とお嫁さんの話になると、恥ずかしげもなくうちの嫁は料理が上手でーとか話してるよってキョウスケさんに教えてもらってなんか嬉しかった。嫁じゃないけど…。笑

 アキラさんに体を預けてウトウトしてたら、後ろから話しかけられた。

「マサキー…頑張るのはいいけど、あんまり無理すんなよ?」
「すいません…でも、無理はしてませんよ?勉強楽しくて、つい時間忘れて…」
「言い方間違えました。俺が無理なんです。一週間に一回は時間とってイチャイチャしたいです…セックスレス夫婦は離婚の危機ってテレビでやってたもん…一か月とか本当無理、ちんこ爆発する。」
「俺が入れる側でもいいの?」
「…少しずつ頑張る」

 甘えモードのアキラさんが可愛いくて、はいはいって返事すると、嬉しそうに笑うアキラさん。
 刺激は少なくなったけど、こういう毎日がすごく幸せだなって感じる今日この頃。笑
 以上、のろけ話でした。笑
 

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Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑)
 りょう  - 15/3/30(月) 0:39 -
更新、嬉しいですー!
2人のちょっとした日常を知れて嬉しいです笑
また少しずつ更新してください!!

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Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑)
 ぬん  - 15/3/30(月) 1:05 -
最高。読みながら笑っちゃった。これからの日常もよろしくで〜す。

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Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑)
 まつ  - 15/3/30(月) 1:05 -
アナル開発(その1)ありがとうございましたw
着実に進行してるマサキの野望。それに気付いてるけど着実に進行されてるビクビクウサギキャラになってるアキラさんwww

体格差、攻め受け逆転の日も近い?

そして、60kg超えて危機感もってるアキラさんの腹筋も一応浮かんでると言う事でよかったですねww
ぜひとも健康的に体重維持管理してもらって、マサキくんに軽々駅弁されてしまうカッコいいアキラさん・・・という日が来るのも良いかもね?w

続編、期待してますw

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Re(1):クズはクズ同志(のろけ笑)
 ゆうや  - 15/3/30(月) 23:53 -
読んでるだけでめちゃ幸せな気分になれる(^_^)
京都に同性同士で結婚式あげれるとこあるよ

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