ちょっと前に書いた「中学生のころ」の続きです。
あれから何ヵ月か経ち、しゅんは退院し、学校に来れるようになった。最初はみんなにチヤホヤ?されてたけど、だいぶ落ち着いてきた頃。相変わらずおれたちは自分たちでも自慢できるぐらい仲が良かった。まぁ、おれはしゅんのことが好きになりはじめてたかな。だからしゅんと一緒にいられるのがうれしかった。
ある日の昼休み。
しゅん「たろー、トイレいこー!」
俺「ぉ?いいよー。てかさ、退院してからやってあげられてないけどだいじょぶか?」
しゅん「えぇ?んー。」
しゅんは赤くなってしまった。やっぱこういう話苦手なんだよなー。あのときはけっこう大胆だったのになー。なんてことを思ってたら、
しゅん「体育館のほうのトイレいこうよ!」
俺「え?まぁ、いいけど?」
体育館のトイレは体育の授業がないとあんまり使われないトイレだった。
なるほどー、やっぱりやりたいのかー。
トイレに着き、隣どおしで用を足してるとき、しゅんのをのぞきこんでみた。
俺「しゅんのびんびん!」
しゅん「うわぁっ、なに見てんだよー!」
俺「いいぢゃんー、見られ慣れてるし。」
しゅん「そういう問題じゃないー!」
俺「ごめんごめん。笑 興奮しちゃった?」帰ろうとするしゅんの手をつかみ、個室に連れていこうとすると、抵抗することなくついてきた。
ちょい久々だったこともあり、緊張してお互いに無言になってしまった。