「ふぁ〜…。あったけぇなぁ…。」
そう言ったのは、俺の横で寝そべっている亮太。「そうだな…5限目サボろ…。」俺、一也はそう言い放つ。
昼休み、俺らは屋上に忍び込んで過ごすのだ。
俺が、職員室の前で拾った鍵。
【屋上】とだけかかれた小さな鍵。
それを拾って以来、俺らは毎日忍び込んで過ごす。
俺は一也、176*59*18高3。サッカー部の部長だ。馬鹿だけど、一応常識はある。黒髪短髪。
亮太は、172*55*17高3。バスケ部。
頭はいいが、天然入ってる。同じく黒髪短髪。
俺らは、毎日移りゆく季節を感じながら、身の上話を含め、進路の悩みや、時には下ネタを話していた。
「俺もっ(笑)つーか、サボって抜きてぇな」
俺らは、部活や授業をサボって抜くことがあった。
抜くって言っても、お互いに持ってきたオカズを交換して、背を向けあって抜くのだ。
だが、今日は予定になかったから、オカズなんて持ってきてない。
「今日オカズ持ってきてねぇよな」
「だよなぁ…」
一時の間…無言になる……。
「また……。やるか…?」
俺が言う。
「お…おう……待ってました。」
俺らは、オカズを持ってきてないとき、お互いのを抜くのだ。
俺はもともと、バイだったし、亮太のことは前から気になってたから、良かったんだが…
亮太はバイではなかった。
だが、最初は俺が無理やり亮太のチンコをフェラしたのが、きっかけだったのだ。