朝起きたら知らない部屋だった。
隣で寝てるのは、高校時代の親友の章太郎。
お互い全裸だし。
なんか尻が痛いし。
「ぁ…そか…」
寝惚けた頭が覚醒してゆく。
久しぶりに会った章太郎と酒を飲んで、なんか勢いで…。
「尻…いてぇ…」
初めてなのに、あんな激しくしやがって。
別に嫌な感じはしなかった。
隣で寝てる章太郎との夜。
昔からバカみたいに明るくて。
でも、ちゃんとした考えがあって。
相談したら正論を述べてくれる。
そんな親友とも呼べる奴と体を重ねたなんて…。
喘いだ自分が恥ずかしい…。
でも、あのときの感情は本物だった。
章太郎の部屋に泊まりに行き、寝るとき、ふざけて全裸でベッドに入ったのが始まりだった。
お互いに抱き合った。
股間が擦れる。
キスをした。
舌を絡め合い、唾液が混ざり合う。
俺の身体中を舐め回し、疲れ果てるまで喘がさせられた。
アナルに指を入れられたときの自分の喘ぎはまだ覚えてる。
「指がギュッてぇ。そこッあぁんッダメダメ!オカシクなっちゃうぅ」
恥ずかしい…。
モノを入れられるときもだ。
四つん這いで入れられたとき。
「入ってるぅ。後ろから突かないでぇ。痛いッでも気持ちイイ…」
騎乗位のとき。
「下から突き上げてくるッ奥まで来てるよぉ!」