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1人の夜 たいと 08/7/7(月) 3:41
1人の夜 2 たいと 08/7/7(月) 4:18
1人の夜3 たいと 08/7/7(月) 6:10
1人の夜4 たいと 08/7/7(月) 6:44
Re(1):1人の夜4 なぎ 08/7/7(月) 21:25
1人の夜5 たいと 08/7/8(火) 19:10
1人の夜6 たいと 08/7/8(火) 19:40
1人の夜7 たいと 08/7/8(火) 20:17
1人の夜8 たいと 08/7/8(火) 22:10
Re(1):1人の夜8 さい 08/7/8(火) 22:50
Re(1):1人の夜8 なぎ 08/7/12(土) 8:56
1人の夜9 たいと 08/7/13(日) 8:45
Re(1):1人の夜9 08/8/16(土) 8:48

1人の夜
 たいと  - 08/7/7(月) 3:41 -
この話は、僕が高校生の頃の話…
桜が蕾を付け始めた3月、まだ中学を卒業して幾日も経たない頃
僕は他の入学予定の生徒たちより早く、この高校の男子寮に入寮した。

僕はたいと。小学校の頃から空手を習ってて中学の時道場の師範の紹介で、この高校に特待生として入学する事になってた。

この高校はサッカーや野球、空手やバレーボールなどが盛んな、いわゆるスポーツ高校だった。

その中でも一番権力や力の強い部が空手部で、県はもちろんのこと全国でも有数の強豪校だからだ。
僕は入寮する朝、母と一緒に高校に向かった。

母「緊張してる?」
たい「してない方がおかしくない?」
母「確かに」

母がにやにやしながら、そう言った。

無理もない。他の同級生たちが遊びまくってる、この時期に入寮し早々と地獄の練習が待ってるのだ。
この高校の練習のハードさは、他の高校の空手部が哀れむ程キツい事で有名だ。

上下関係、いわゆる先輩後輩の関係も半端じゃない。

なぜ、そんな所に入ったかは後にして、男子寮に着いた。
他の同期の子たちも来ていた。

まずは自分の部屋に荷物運びから、部活の顧問の先生が案内してくれた。

さっさと、引っ越し終わらせようと母と黙々と割り当てられた部屋を片付けてた、その時

?「どもっ。初めまして。」

母と振り返ったら、そこには僕と同じ歳くらいの男の子が立ってた。

母「あらあら、今度空手部の子?どうぞ、うちの子よろしくね。たい君挨拶!」

たい「あっよろしく。たいとって言います。」

はや「俺、はやと。よろしく。」
かなり、冷たい感じで言い放ってスタスタと歩いていった。

母「お母さんも挨拶してくるね」
と言い、母は他の子の親に挨拶に言った。

僕は部屋を片付けながら、ずっとはやとが頭から離れなかった。

あれは、ヤンキーだっ…恐すぎる。そう、はやとは中学の頃、悪さばかりしていた。煙草・お酒当たり前、喧嘩上等って感じで過ごしてた。その時たまたま部監督が地元で、元気な子を探してて、はやとに目を付けたらしい。

それは挨拶から帰ってきた母から聞いた。


         つづく

引用なし

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1人の夜 2
 たいと  - 08/7/7(月) 4:18 -
部屋の片付けも終わり、練習してる道場へ母と向かった。

凄まじい気合いの声が段々と近づいてく。

僕もピリピリしてた。
道場に入るやいなや、練習していた先輩たちが母と自分の周りに並び


主将らしき人
「保護者の方対して、礼!!」

部の先輩たち
「こんにちわっ!!!」


あまりの気合いの声に自分は、かなりびびってました。


一日目は見学という事で、母と眺めてました。ふと、目線を横にずらすと、さっきのヤンキー(はやと)の他にも12人ほど同期の子たちが保護者と練習を眺めてました。

途中で、母や他の保護者たちが顧問の案内で帰途に付き、いよいよ高校生活予習編がスタートした。

午後3時から始まった練習は夜8時まで永遠と続き、練習後、先輩たちに連れられ寮の案内から食堂・風呂まで淡々と進み、部屋でゆっくりしていると

寮内アナウンス「男子空手部一階フロアに集合。」

と呼び出され、フロアまで他の同期の子たちと一緒に行った。
午後10時頃だった。
フロアに着くと他の先輩たちは、もう到着していて、二年生の先輩の冷たい目線に気が付き、ドキッとした。

主将「これから自己紹介してもらう」

と、主将が一言。
3年生から順に主将とも先輩
しょう先輩 ひろ先輩 かず先輩2年生 あき先輩 ゆう先輩 しゅう先輩 だい先輩 
新入生 俺(たいと)ゆうじ はやと よし のぶ なが 
         
各自自己紹介も終わり、これで寝るのかと思いきや
上下関係やら言葉使いやら、教育係の2年生にいろんな指示を出された。

新入生がきちんと出来ないと3年生から言われるのは2年生だから必死らしい。
聞かずとも大体想像がつく。


そんなこんなで、一日目が終わった。

引用なし

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1人の夜3
 たいと  - 08/7/7(月) 6:10 -
響く気合いの声
練習の間は常に後輩がレギュラー陣の背後から声を出す。


入学式も終わり、ここへ来て半年が過ぎようとしていた。

1年生は基本と筋トレに毎日明け暮れ、先輩の付き人になり身の回りの世話をする。


部屋の掃除から、道着の準備、組み手の前には先輩の防具の準備。もちろん、授業が終わったら一番に道場に入る。

道場に入って先輩たちのカバンを受けとり部室まで持っていくためだ。

道や廊下で一目先輩を見かけたら、先輩に聞こえる声で挨拶をする。どんなに遠くても(笑)


食堂でも寮でも学校でも風呂でも…

めまぐるしく進む毎日に1年生もこなれてきた頃、初めての遠征がやってきた。
やや遠い県の強豪校と三日間の練習試合をするのだ。
強豪といっても毎回必ずうちが勝ってた。


当日のバスの中、先輩たちが爆睡してる間 1年生は一睡もしてはいけなかった。五時間もの間。

鬼のような監督に誰が、いきなり呼び出されるか分からないからだ。もちろん先輩を起こすのがうちらの仕事である。

そんな中、何故だか入学しての半年、はやととは妙にというか かなり打ち解け同期の中でも一番仲が良かった。

バスの中でも隣、部屋は違えど風呂や食堂に行くのもクラスも違うのに学校にも一緒に行ってた。


目が大きくて、色黒で小柄だけど筋肉質で。意外にしっかりした所も有り、綺麗な顔立ちをしてた。
今、思えば…


遠征中は相手方の学校の寮に泊まった。部屋割りは各学年ごとに二部屋ずつだった。
もちろん、はやとと自分は同じ部屋になり一緒によしもいた。


この年代の子たちの夜なんて大抵、女がらみの話やエッチな話で盛り上がる。


はや「俺、こないだ彼女としたぜっ」 
たい「はやっ!!まだ1ヶ月経ってないじゃん!」

よし「はっはぁ〜ん?俺なんか付き合ってないけどしたぜ?」

はや・たい「はぁあ?(笑)」

よしが、冗談で言ってるのは二人とも分かってた。
まったく、モテないのがわかってたから。


はや「あー考えたら、シコリたくなってきた。」
たい「トイレ行ってね(笑)」


よし「ぐ〜…ぎ〜〜」

たい「よしっ?寝た?」

はや「歯ぎしりとか、まぢありえん。」

たい「あははっ」

はや「たいは、もう童貞卒業した?」
たい「まだだよ。」

はや「早くした方がいいぞぉ。ぢゃぁ俺オナってくるわっ。」

たい「はいはい。もー寝よっ。」
当時、異性に全然興味のなかった僕は自分はどっちなのか決めてなかった。

はや「たい?…寝た?」

たい「…まぁだっ。」

たい「!!??」

たい「何やってんの!?」

はや「しっ〜見ての通りです。」
はやとは僕の隣のベットでオナってた。

たい「よしが起きたらどうするの?トイレ行けっ!!」

はや「見たいくせに。」

たい「寝る。」

と、自分はすぐに寝返りをうってよしの方を向き毛布に包まった。しかし、気になって仕方がない。暗闇で形しか見えなかったが目の前で、はやとがオナってる…気にならないはずがない。

引用なし

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1人の夜4
 たいと  - 08/7/7(月) 6:44 -
あ〜〜〜気になるぅ〜〜!と心の中で叫んでた。

ガサッ


ガサッ


たい「?」


たい「!?」

はや「一緒に寝よう。」

はやとが、僕のベットに入ってきた。

たい「まぢ?」

はや「まぢ。」

胸が高鳴るっ…。
僕の後ろにはやとがいる。なんで、こんなにドキドキしてるんだろ?はやとだぞっ? 


頭の中で、こんな事がぐるぐる回ってた僕は理性を保つので、一杯一杯になってた。


はや「たい?寝た?」

寝たフリをした。


たい「!!??」


はやとがくっついてきた。

たい「お尻にあたってるんですけど?」


はや「やっぱ、起きてた(笑)」

たい「離れて。」

はや「嫌だ」

たい「もうっ!」


と、はやとの方に寝返りをうってしまった。
はやとの顔が後、5センチ…。


たい「…。」

うっ。はやとが真っ直ぐ僕の目を見てる。動けない。ってか、寝返りするんぢゃなかったぁぁぁ!


と思っていたら。


はやとが僕のを握ってきた。

たい「えっ?」

何が起こってるのか解らなかった。はやとは無言のまま、僕のパンツに手を入れてきた。

たい「あっ…。」

気持ちいい…はやとが俺の…。


たい「あっ。」


はやとがいきなり、手で僕の口を塞いで耳元で 


はや「したいだろっ?」


KOされた…貪りつくようにお互いのものを触り続けた。
僕ははやとのパンツを脱がし、フェラした。


はや「あぁっ…」


段々、はやとの腰が小刻みに動き始めストロークが長く早くなっていく。

引用なし

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Re(1):1人の夜4
 なぎ  - 08/7/7(月) 21:25 -
続き待ってます

引用なし

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1人の夜5
 たいと  - 08/7/8(火) 19:10 -
はやと「あっあ…」


はやとは腰を僕に差し出す度に気持ち良さそうだった。


はやと「やべっいきそう…」


はやと「いっ…いくっ…」 


はやとの熱い濃いのが喉の奥に入ってく。はやとが前かがみになりながら、僕の頭全体を抱いてくれてた。まだ体が時々(ぴくんっ)と動きながら。


ささっとはやとが動き始めた。
自分のベットに戻っていった。


あ〜終わったから冷めて、どうでも良くなった訳か…。

そう考えながら、なにか不快な気分も感じながら僕も眠りについた。

そうだよね…はやとは彼女もいるし、こういう行為には罪悪感を覚えるんだろうなっ。
女なら浮気、男なら…なんていうんだ?一緒かな?


遠征から帰ってきて、いつもの生活に戻った。一つだけ除いていつもの生活かなっ。


はやとに避けられてる。なぜだ?今までずっと一緒だった、はやとが学校行くのも風呂行くのも部活行くのも違う子と行き始めていた。

あ〜やっぱり辞めとけば良かったんだ。僕自身は女・男どっちが性対象かは、あまりこだわってなかったけど、はやとにとっては大きい事なのかも。
内心こんな事思ってた。


3人姉弟の末っ子長男で生まれて、幼い頃から中性的な部分が抜けない自分と(だから、道場に無理矢理入らされたんだけどね(笑))
3人兄妹の真ん中で兄の影響しか受けてないはやと(後に妹も同じ高校に入学)(兄妹そろって、ヤンキーでした。)
とぢゃぁあまりに考え方違うよなぁと思い、そんな深く考えてませんでした。

引用なし

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1人の夜6
 たいと  - 08/7/8(火) 19:40 -
なんというか、その時は悪ぶってそういう風にしか考えられなかったけど、今思えばショックの大きさをはかれなかったなぁと思います。


そんな日もしばらく経って僕は学校の勉強と部活に大忙しな毎日を送っていた。


はやとやよし、他の子たちはスポーツクラスにいた。
僕はなぜかアパレルクラスにいた。当時から普通な事するのが嫌いだったので。


名前の通り、体育ばかりのくらすと型紙・ミシンと大奮闘するクラスとぢゃぁ忙しさが違う。
期日までの作品提出に加え、検定試験の準備、文化祭でのショーに企画に一年中追いかけられてた。


授業・部活が終わり他の子たちと食堂へ向かう途中、はやととあやが見えた。(はやとの彼女)


いちゃいちゃしていた。あやは女子寮なので、部活が終わった僕たちが食堂に来るまで食堂で待っている事が多かった。

最近、毎日これを見るたびに腹の竜が火を噴く。

不愉快極まりない。


それを押さえながらの毎日に怒りすら覚える。一番嫌いな時間だ。

はやと以外の子たちとテーブルを囲み食事を始めていると、怒鳴り声が聞こえる。


あや「もう、嫌いっ!勝手にすればっ!?」

はや「あや!待てよ!」


僕らのテーブルの子たちは、みんな

(また、始まった…。)


と思っていたに違いない。
そりゃぁ毎日会っていれば、喧嘩もするわ。せめて一日置きにすればいいのに。学習しろよ。
って心で思っていた。


はやとがこっちに向かって歩いてくる。一番僕に遠い席に座って


はや「ばれた。」


はあぁぁっ!!??


よし「何が?」

はや「浮気っ」


誰とっ!??


はや「隣のクラスの…」

よし「えっ?あの爆乳?」

ふゅゅぅぅ…


と、会話にひやひやしながら、食事をしてた。

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1人の夜7
 たいと  - 08/7/8(火) 20:17 -
まったくもって、遊び人なのである。はやとは。
あの遠征から半年近く、何回浮気すればいいのだ?
男とは、そういうものなのか?
嫌、僕は生物学上男だ。
分からない。


そんな事ばかり考えていた。


食事も終わり、寮に戻った僕らは風呂に行く準備をしていた。

ふと、携帯を見るとメールランプが光ってた。


誰だ?と思いながら受信BOXを見ると、胸が一気に締め付けられた。この番号ははやとだ。


やろう。


この一言だけだった。

僕らは、あの遠征の後携帯のアドレスも番号も変わりお互い教えてなかった。それくらい避けてた。

僕は番号は知ってたが使ったことがなかった。


ショートメール、番号のみで短文メールが送れる。


初めて、その時自分自身がはやとに恋愛感情を抱いてる事をしった。体がおかしくなりそうだった。

今まで、性的欲求を求めた男性はいたが、それはあくまで一時の欲求だけだった。自分自身が相手に恋愛感情をいだくなんて、以ての他だった。


だめだ。考えがまとまらない…。


「コンコンっ」


!!??
誰?

誰?

頭はもう、パニックに近かった。


「コンコン」


また鳴った。


たい「はぁい。誰?よし?」


精一杯だった。


?「…」


何も言わない。それが何を意味してるのか瞬時で悟った。

僕はドアの鍵を開け、恐る恐る開けると、


ばんっ!!一気ににドアが開き、誰かが入って鍵を閉め、僕の体がベットに押し倒されていくのが分かった。


はやとだった。


はやとは自分を押し倒し、首筋にキスをしながら、僕の上着を脱がせようとした。


たい「ちょっと待ったぁぁ!!」

はやとの体を右へ投げ、上体を起こした。
はやとは何が起こったか一瞬分かってなかった。

引用なし

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1人の夜8
 たいと  - 08/7/8(火) 22:10 -
はや「何?」


たい「部活で汗かいてるから、消灯後でいい?」


はや「あー分かった。」


はやとはすぐ部屋を出て行った。

その場しのぎにしかならないの分かってたが、とにかくその状況を打破しなければならないと瞬時に悟った。
はやとには彼女がいる。一回の過ちを継続していくには覚悟がいる。罪悪感を越えて、それを快感としていくのか?でも、僕ははやとに好意を持っているのに違いなかった。


身が引き裂かれそうだった。


にしても、彼の僕へ態度は遠征後確実に冷めてた。
今だってそうだ。いきなり入って来て、出来ないと分かれば去っていく。


僕にどうしろというのだ。


よし「と…たい……たいとっ!」


はっ!!気が付いたら、よしが目の前で慌ててる。


たい「どうした?」


よし「どうした?ぢゃないだろ?風呂っ!びっくりしたぁぁお前呼んでも全然気が付かないから。」

たい「ごめん。考え事してた。」

よし「風呂行こう。そしたら、すっきりするよ。」


頷いて、僕らは風呂へ向かった。


風呂から帰り、部屋でぼっ〜としてた。
課題をしようにも、手に付かないのは分かっていたからしなかった。


どんどん膨らんでいく、はやとへの気持ち…
彼女の気持ちはどうなるのだ。
はやとはあやの事どう思ってるのか?


しかし、僕が人を好きになるなんて…しかも男…
うすうす分かっていたけど、いざっ好きになってしまうと否定したくなる。
頭をフル回転させても答えがでるはずがなかった。
すべてにおいて、はやとが好きという気持ちが勝っているからだ。

そう、考えてるうちに消灯時間過ぎてた。時計をみて、どぎまぎする僕とはうらはらに周りはきちんの時を刻んでいるのだ

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Re(1):1人の夜8
 さい  - 08/7/8(火) 22:50 -
切ないですね(>_<)
続き気になります!

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Re(1):1人の夜8
 なぎ  - 08/7/12(土) 8:56 -
続き楽しみにしてます!

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1人の夜9
 たいと  - 08/7/13(日) 8:45 -
体が締め付けられる…


はやとがほしい…


次第に頭の中はそれしか浮かばなくなってきた。


コンコン


この状況の中、心が踊る。僕は覚悟した。

はやとがどう考えてるなんて分かるはずがない。僕がはやとを好きな事に変わりはない。はやとが僕を求めるなら尽くしてあげたい。体だけだとしても。


静かにドアを開けた。


はやとは入って来るなり、僕を静かにベットに押し倒す。


首筋に顔を埋め、彼は僕の上着を脱がした。


僕は張り裂けそうな胸の高鳴りを抑えながら、彼の誘う方へ進んでいった。


はやとは僕の服をはぎ取ると、自分のズボンとボクサーを脱ぎ隆々とそり立ったモノを僕に突き出してきた…


僕はしゃぶりついた。いやらしく音をたてて


はや「あっはぁ…」


はやとの微かな声が暗闇の部屋で静かに響く…


たい「気持ちいい?」


僕が聞くと、薄暗い彼の影の形が頷いた。彼はもう一度、僕を押し倒すと僕のモノをしゃぶり始めた。


たい「あっあぁぁ…。」


彼の肌、手の温もり、柔らかい舌が僕のモノを包み込む。
時々当たる、髪の固ささえ僕を快感へ誘った。


はやとの手が気が付くと僕の下の穴へと少しずつ近づいていった。彼は少々、手荒い感じではあったが元々Mっけのあった僕にはまた快感だった。


指の本数が増え始め彼が指を抜いた時、僕は何故かまた覚悟した。反り立ったものが、一気に僕の中に入ってきた。


その瞬間、痛みと快感が同時に押し寄せてきた。


たい「いたっ…」


はや「力抜いて…」


彼の顔が僕の目の前にあった。

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Re(1):1人の夜9
   - 08/8/16(土) 8:48 -
続き楽しみにしてますo(^-^)o

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