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お久しぶりです。そして本当にごめんなさい。
あの時この話を読んでくれていた方にどう謝ればいいのか…。
勝手に更新をとめてしまい本当にすみませんでした。
勝手に勝手を重ねて申し訳ないのですが、もしよろしければまた読んでやってください。
初めましての方、どうも初めまして。優と申します。
この話は2006年8月3日〜2007年1月26日に俺の中学時代を書いていたものの細部を編集し、続きを書いていくものです。
話の焦点は、俺(優)と基晴の話に極力絞って編集します。
よって過去記事では詳細に出てきた人物がほとんど出てこない場合があります。ご了承ください。
過去記事でも「後輩との関係」で題名検索していただければ読めるようです。
お読みになる場合どちらを読んでも大丈夫ですが、過去記事よりも編集を加えたほうが読みやすいと思います。
こんな身勝手な奴が書く話でありますが、もしよろしければ読んでやってください。
数日中に過去記事分を編集し、続きに入りたいと考えています。
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これは、俺が中学2年生のとき初めて男を好きになった時の話です。
名前は全て仮名です。
当時、俺はバスケ部に入っていた。2年生となり、新入部員が入ってくることにウキウキしていた。ただ単に、『後輩』というものが出来ることが嬉しかったのだろう。
その頃の俺は、男には全くといって興味がなかった。バリバリのノンケだ。(今の俺からは考えられない)
うちら2年生と1年生は結構仲が良かった。俺らが上級生とあまり良い関係を築けなかったから、みんなで一年生にはこんな思いさせないようにしようと決めていたのだ。
俺が特に仲良くなった1年は基晴だった。
基晴は、健康的に肌が白くてカッコ可愛いってこともあって女子にめちゃくちゃモテた。
かという俺は残念ながら中堅所って感じだ。
基晴は練習も頑張っているし、俺にとって可愛い後輩って感じだったんだ。
先輩なら当たり前のようなこの感情が変わっていくなんて当時の俺は思いもしていなかった。
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三年生が引退してからは、毎日のように基晴に加えて一年の翔平の二人と一緒に帰っていた。
あっちから「優さん一緒に帰りませんか?」 といつも誘ってくれていた。たまたま帰る方向が同じで、他に同じ方向の奴がいなかっただけの話だ。
ちなみに、うちの部では後輩は先輩・先生などの人には敬語を使うという決まりがある。ふざけた決まりだ。
まぁ、中学2年生と1年生なんて『下』なことばっかり考える年齢だから、帰り道はそんな話が70%、いや、80%は占めていたと思う。
ある日、一緒に帰っている時に翔平が「優さん、下の毛って1年で生えてないとまずいですか??」と聞いてきた。
「え!?お前まだ生えてねーの?」
すかさず基晴がチャカした。
この時期に生えていたっけ、なんて考えながら俺はいった。
「そんなんすぐ生えて来るから気にすんなって。基晴は生えてんか?」
「俺が生えてるはずないじゃないですか。冗談ですよー」と基晴は笑いながらいったけど、まぁ嘘ではないだろう。
だって基晴は脛毛や腕毛なんて全くといっていいほどなかったんだ。その辺の女より肌もめちゃくちゃ綺麗だし、華奢だし。
この頃からだと思う。『可愛い後輩』から『性的な存在』に変わったのは。
あまりにも、華奢で声も綺麗で可愛いがために、俺の貧相な脳みそが女と錯覚したのかもしれない。
そう、これが、俺が男に興味を持ったきっかけだ。
基晴に会わなければ、もしかしたら俺はノンケのまま人生を過ごしていたかもしれない。どっちがよかったのかなんて、今の俺には決められない。
でも、基晴と出会えて良かったと思う。
――人を愛するということが少しはわかった気がするから。
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二学期になると話す内容は少し発展したと思う。
「射精ってどんなもんなんですか?」とか「この前友達の家で外人物を見たら気持ち悪かったです」とか。中学生なんてこんなものだろう。
2学期には、こいつら二人を犯すところを思い浮かべてヤッていた。
その度に俺は自己嫌悪に陥った。部の先輩として慕ってくれているあいつらを裏切っているような気持ちだった。二人の笑顔を思い浮かべると、一層気分が沈んだ。
そんな日々が、秋の風と共に過ぎ冬休みとなった。
俺が住んでいるところの冬は北海道ほどではないが、めちゃくちゃ寒いし、雪がウザくて自転車は乗れないし、ボーっと歩いていると滑って大コケするし。
だから俺は冬が嫌いだ。
他の部員よりも早く来て個人練習するのが日課だった。
この日は、いつも以上に冷え込んでいた。
かじかむ手にハァと息を吹きかけるが気休め程度にしかならない。
俺はいつものように体育館倉庫へ行き、ボールを持っていこうとしたが、ボールは一つもなかった。ふとコートのほうを覗くとボールは出ていたが、誰一人としていなかった。
まぁそのうち誰か来るだろうと思い、いつも通り準備運動をしてシューティングを始めた。
その日のことは今でもよく覚えている。
シュートの調子が良かったこともあるが、それ以上にその日起きたことが俺にはとても印象的だったんだ。今でもあの時のことは鮮明に思い出せる。
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体育館の空気に違和感を感じていた。
いつもは冴えないシュートが入るとかじゃなくて、なんだろう。
夜中に自分の部屋で勉強をしてたりすると、後ろに変な視線を感じることはないだろうか?そんな感じに近かった。
俺は幽霊とかそういうのが大の苦手だった。
普段だったら逃げ出すところだが、ここは学校だ。誰に見られているかわかったものじゃない。
俺は視線を感じるほうへ歩き出し、ステージの幕を一気に捲った。
「うわぁあ!!」
なんと翔平と基晴が隠れていたのである。
こいつらに恐怖を感じていた自分が物凄く滑稽に思えた。
「おい、何やってんだよ(笑)早く来たんなら練習してろよ」
まぁ先輩だからこれくらいのことは言っておかないといけないんだ。先輩風を吹かせたいお年頃なのだ。
この時二人がいたことがとても嬉しかった。俺にバレて笑い転げてるこいつらが、控えめに言って、めちゃくちゃ可愛い。
「だって、先輩の練習してる姿が見たかったんだもんー」と基晴が言った。
俺は我が耳を疑った。
こいつは分かって言っているんだろうか?俺がお前らを脳内で犯しているなんてことを。まぁ分かってるはずないよな。
ふと未だに笑い転げている基晴を見ると、ハーフパンツ(バスケは膝下くらいで、ブカブカなのが主流だ)の間から、綺麗な太腿と可愛らしいトランクスが覗いていた。
自分の下半身に意識がいく。息子よ、頼むから鎮まってくれ。
こんなの何回も見たことあるから別にどうってことはないんだけど、俺とこいつらだけっていうシチュエーションが俺の息子を駆り立てるようだった。
「わーったよ。どーでもいいから笑い転げてないでお前らも練習しろよ」
先輩ってもんは大変だ。己の葛藤を抑えながらでも後輩を指導しなくちゃならない。
だけど、出来ることならずーっとこいつらが笑い転げている所を見ていたかった。てゆーか、襲いたかった。
「はぁーい。でも先輩好きな人とかいるんですか??」と翔平。
「いきなりどうしたんだよ」
俺は胸の高鳴りを抑えながらいった。
「あぁいるいる。いるからさっさと練習しろって」
正直に全て吐き出したかった。
目の前にいると言いたかった。
この時には、俺は完璧に基晴が好きになっていた。
性欲だけの話じゃなかった。
この頃にはその辺の女なんてカカシのように思えていたし、その辺の男も同様にカカシだった。
「えーいるんですかー?彼女じゃないですよねー?」
基晴がそういったとき
「おはよーっす」
と2年の部員が来やがった。
なんつーか、この時ほど殺意が芽生えたことはなかったと思う。
なんで普段は遅刻ぎりぎりで来るくせに今日は早いんだよ!と内心かなり毒づいた。ああ、ムカツク。
「おはようございます!じゃあ優さんまた今度話しましょうねー」
そういって二人は乱れた服装を正して俺から離れていった。
肌に触れる空気は痛いくらいだったけど、俺の胸のなかは暖かだった。
そして、凍て付くような冬の風は去り、心地よい春の風が吹いた。
卒業式も終わり、事実上俺ら2年生が最高学年となった。一層部活にも力が入っていた(と思う。)
春休みになり、また地獄のような練習が始まった。朝練という日課は俺もあいつらも変わらず続いていた。
未だに妄想の中ではアンナコトヤコンナコトを基晴にしていたけれど、実際に襲うなんて大層なことは俺には出来ずにいた。
何回もどちらかと2人きりになったときはあったが、今の関係が壊れてしまうのが怖くてそんなことは出来なかったのだ。
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春休みの朝練の時のことだった。
基晴が午後も一緒に練習しませんかと誘ってきた。もちろん翔平も一緒だ。
「ンー、いいべ。帰っても遊ぶだけだしな」
素っ気無いように振舞ってはいたけど、ごめん、内心はめちゃくちゃ舞い上がってた。だってあの憎き遅刻魔すらも今回ばかりは邪魔できないのだ。いるとしてもセンコーだけだ。
その日の午後、自分たち以外誰もいない広々とした体育館。いつもと全く違う場所にいるみたいだ。
「さぁーて何からするか。てゆーか、シューティングでいい?」と俺が提案。
本当は何が一番したいかなんて言わなくても分かるだろ。
「えー、シューティングはいつもやってるじゃないですかぁー」
翔平が駄々をこねる。
「てゆーか、めっちゃ声響きますねぇ。なんか俺らしかいないって感じですね!ってことで、1on1やりましょうよ!!」
俺らしかいないってことと1on1がどう関係あるのか知らないが、俺は大歓迎だ。
まぁ、これも言わなくても分かるだろ?(笑)
俺と基晴との勝負が始まった。先輩の意地として、負けるわけにはいかない。
俺がカットインしたときだ。基晴の手がボールをカットし損ねて、たまたま俺のアソコに当たってしまった。
「うわ!どさくさに紛れてどこ触ってんだよ、ヘンタイ」
まぁ悪い気はしないんだが。
基晴を見ると、めちゃくちゃ顔を赤くして突っ立っている。もしかして、照れてんのか?ときいてみた。
「照れてないですよ!!」
てゆーか、めちゃくちゃ顔赤いんですけど?照れてなかったら何だよって感じだ。
「でもめっちゃ顔赤いよー?」
っていってる翔平もめっさ赤いぞ? ヤバイ、めちゃくちゃこいつら可愛い。なんで二人とも照れているんだ?この年で男のモン触って照れるものなのか??
「てか優さん、彼女いないんですよね?」と基晴。
なんでその話がここで出てくるんだろう。
いない と答えた。
「ほんとですか!?よかったー」
俺はこの言葉をきいて決意した。午後練習を早くに切り上げよう と。
もうどうなってもいい。
俺の少なからず残っていた安っぽい理性は、天に召される寸前だったんだ。
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俺に彼女がいないことに対して、基晴が『よかったー』と言った時は、本当に嬉しかった。何が嬉しいのか、そんなことも伝えられないほど、嬉しかった。
体育館という場所の空気が、いつもと全く違く感じられる。甘やかな、心が、ほぉわ〜んってなるような空気だ。ちょっと油断すると、思わず頬が緩みそうになる。
それから、俺らは練習を続けようとしたが、基晴も翔平も動きが鈍って、全然練習にならなかった。いや、一番動きが鈍っていたのは俺だったのだ。目を瞑りながらのドリブルなんて朝飯前だし、フリースローも余裕なくらいなんだ。
だけど、その時の俺は、ドリブルをしようとしても、足が突っ掛えるし、シュートなんて全然入らない。どうしてもこいつらの体に触れる時に意識してしまうのだった。
時計の針は、もう15時を指していた。『そろそろ切り上げようかな』と、内心バクバクしながら思っていた。
「あー全然ダメだ。ちょっと水飲んで来るわ。お前ら二人でやっておけよ」と体育館出口に向かって歩き出そうとした時、
「ぁ、優さん、俺16時から用事があるんで、先帰ります。」と翔平が言った。
「ああ、ok。お疲れさま、基晴はどうすんの?」
「んー、俺は残ります!優さん残ってくれますよね?」
俺はそれに頷いて、翔平またなと答えた。
控えめに答えているが、心の中では『当たり前だバカヤロウ!!』って感じだ。
もう、頬が緩みまくりだっつーの。ポーカーフェイスは難しい。
俺は弾む心をなだめながら水呑場にむかった。
心臓の音が基晴の傍に立つと伝わるんじゃないかと思うくらい高鳴っていた。
心臓の音を『バクバク』なんて表現する人もいるが、その時の俺の心臓はそんなもんじゃなかった。控えめに言って、花火の音を想像してみて欲しい。
水を飲み、体育館に戻ってみると、基晴は体育座りをし組んだ腕に顔を伏せ、一人隅に座っていた。
その姿はせっかく静めたばっかりの猛獣を再び蘇らせるには十分だった。
アソコもそうだが、心臓の音ってもんはどうして思い通りになってくれないのだろう。
俺はあえて声を掛けず近づいた。心臓は、次から次へと花火を打ち上げている。
基晴の隣に座り、声を掛けた。
「どうしたんだ?」
ちょっと声が上ずっていたかもしれないが、そこまで気にする余裕がなかった。
「なんでもないですよ」
顔を少しだけあげて基晴が答えた。
我慢出来なかった。
その上目遣い、誰もいない体育館、好きな奴と二人っきり、それで我慢出来るほど、俺の理性はお高くなかった。
俺の天使は、基晴を求める俺の悪魔によって天に召された。
「基晴ちょっと話あるから来いよ」
俺はそういって、基晴をステージ脇にある部屋に誘った。
基晴は、なんですか?といいながらも素直について来た。
スライド式の重たいドアを開けるとどんよりとした空気が身体を包んだ。
外からは誰も中を見ることが出来ない部屋。入るには、ステージの上からか、このドアからしかない。ほぼ密室状態な部屋。
「優さんなんですかぁ?」
基晴は少し緊張したような、照れているような表情で、下を向きつま先で床を蹴っていた。
俺はドアが完璧に閉まったのを確認し、基晴の手を掴み一気に引き寄せた。
少し抵抗したが、それでも中学生の1歳差というものは大きく、その抵抗は意味をなさなかった。
俺は無言で基晴を壁に押し付け、綺麗な形をした唇に軽いキスをした。
むちゃくちゃ柔らかかった。
中学一年生のときに告白してきた女子とキスくらいはしていたが、その時に覚えた感動なんてもんじゃなかった。比べようがないほど、基晴のソレは柔らかかった。
基晴の背中とうなじに手をやり、より激しく深部を弄るようなキスをしようとした。基晴は一瞬抵抗したが、ようやく抵抗が無意味だと悟ったようだった。
唇を合わせた。舌を入れ、口内の隅々を弄った。縮こまっている舌を絡めとり、吸った。
辺りには厭らしい音が広がっていた。それが俺をもっと欲情させた。
俺は、薄い柔らかな生地の上から、基晴の腰を撫で擦った。
基晴の身体が震え、喘ぎ声に似た吐息を洩らした。
もう、何がなんだかよく覚えていない。文字通り、頭の中が真っ白になったんだ。
左手で服の上から基晴の乳首を撫で、基晴のすべてを吸い出すようなキスを続けた。
とにかく、基晴に夢中で、離したくなくて、、離れるのが怖くて。
もしかしたら基晴は声にならない声で「イヤだ、やめて!!」と言っていたかもしれない。
舌が舌を吸う音、絡み合う音、衣が擦れる音しか頭に残っていないんだ。
耐えられなくなったのか、基晴の足から力が抜け、床に崩れ落ちた。
口を離し、基晴の顔を見て驚いた。綺麗な、美形とも言えるその顔が涙で濡れているのだ。涙で光るその眼で俺を見つめてくる。
俺は戸惑った。俺は、自分の性欲を基晴にぶつけ、基晴を泣かせていた。
『今からでも、冗談だ、遊びだって言ったほうがいいのか?この後俺はどうなるんだ??』
そんなことが俺の脳裏を過ぎった。今更安っぽい理性が戻ってきた。
崩れ去った物は、もう戻らない。今まで積み重ねてきた時間。ソレにより得た先輩としての信用信頼。
もう戻れなかった。戻るほうが怖かったんだ。戻ってしまったら、ここで冗談と言ってしまったら、微かに残っているモノが崩れ落ちるような気がしたんだ。
残っているモノってなんだろう。どこに、何が、残っているのだろうか。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)@221x242x144x194.ap221.ftth.ucom.ne.jp>
続きずっと楽しみにしてました♪編集されたやつも読みやすいし優さんは描写がすっげー上手いなって毎回思います!忙しいだろうけど頑張って書き上げちゃってください!!
<SoftBank/1.0/910SH/SHJ002/SN353677017151083 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
あぁ〜〜〜やっと更新ですか。待ってました!! なんとなく更新できなかった理由は分からなくもなかったんで……気長に待ってました(笑
続き楽しみにしてます。
<KDDI-CA32 UP.Browser/6.2.0.7.3.129 (GUI) MMP/2.0@05004012422113_vr.ezweb.ne.jp>
その部屋に一つだけ付いているすりガラスの小さな窓から、いつのまにか赤く染まった光が差している。
涙が頬を伝い、服の上に小さな、だけど大きな痕をつくる。
『なんでこいつは何にも言わないのだろう』
ただ、混乱や恐怖によって揺れる眼が俺を見つめてくる。
一度離してしまったがために、俺は動けなくなっていた。どうしたらよいのだろうか。
今、冗談だと伝えるか?それともこのまま無理矢理押し倒してしまうか?
どちらも怖かった。どちらにしても、基晴を失うような気がした。
俺がこうしている時間はそんなに長くなかったと思う。
ふと、部屋の中が暗くなった。さっきまでの光の名残が微かに残っている程度だ。
神の化身とされる太陽が姿を隠したから疚しいことをしようと、悪魔が動き出したのかもしれない。もしかしたら俺が知らないうちに暗くなるのを待っていたのかもしれない。
押し倒そうと再び手を伸ばしたが、基晴は文字通り飛び上がった。
その時、俺の中の性欲のダムが決壊し、性欲が濁流となり、全てを飲み込んだ。
基晴の手を捕まえ、引き戻した。
「ぃ、いや!離してよ!!」と、基晴が叫び、俺から逃れようと腕の中で暴れた。
いくら叫ぼうが、暴れようが、ここでは宇宙で声を発するのと同じように無意味だ。
誰にも届きはしない。誰も来やしない。
押し倒し、基晴の両手を片手で抑え、基晴が身につけているユニフォームを荒々しく捲り上げた。
綺麗な色をした乳首を優しく舐めた。頭の上から息を呑む音がした。
執拗に乳首に刺激を与え、空いている片方の手で腹を指先だけでなぞり、そして華奢な腰を撫で擦った。
電撃が走ったように基晴の身体が震えた。
その姿はめちゃくちゃ色っぽく、俺のアソコは猛っていた。
基晴のアソコに目を移した。ブカブカに出来ているハーフパンツの上からでも分かるくらいに、基晴のチンコが勃っていた。
俺はその華奢な腰から手を離し、基晴のソレに手を伸ばし撫で擦った。
頭の上から喘ぎ声に似た吐息が聞こえ、塞いでいる手からは力が抜けた。
その手を離し、ハーフパンツとトランクスを一気に脱がせた。
そこには、一生懸命天を突き裂こうとする先走り液で己を濡らしたまだ幼さの残る綺麗な色したソレがあった。
手で少しシゴきだしたその時だった。
ソレの先から大量の精液が飛び散った。
それは、俺の手、基晴の腹、そして床を汚した。
俺はからかうような口調でいった。
「すげー出たな…。ちゃんと抜いてんのか?」
基晴は放心状態で答えられないようだった。
『泣いて喚けばいいのに…』
思ってもいないことを思い、つまらないと思った。
俺は、わざとらしく基晴の目の前で手に付いた精液を舐めた。ちょっとしょっぱく苦い味がした。
基晴は目を見開き、驚きの表情を浮かべた後、あの時以上に顔を真っ赤にした。
「なぁ、まだ手がお前ので汚れてんだけど?舐めて綺麗にしろよ」
まだ精液で汚れている手を基晴の口へと持って行った。
一瞬躊躇いの表情を浮かべたが、基晴はそれを受け入れた。
指に舌が絡まり、付いていたものを舐め取っていく。
あの紅く小振りの舌が蠢いていると思うと指そのものが性感帯になったかのようだった。
基晴のチンコを見ると、また勃っていた。
「淫乱だな。もっと気持ち良くしてやんよ」
俺は下腹部に下がり、ソレを口に含んだ。
「アッ…」
めちゃくちゃ色っぽい吐息が降ってきた。
ソレの先端の割れ目に舌を這わせたり、裏筋を刺激し、玉も舐めた。そのたびに頭上からは、俺を欲情させる声が響いている。
ビンビンになった基晴のソレを解放させるために、俺は手と口で刺激し始めた。
「ぁ、で、でる!」
そう基晴がいってからものの10秒としないうちに口内に先程味わった味が広がった。
基晴のソレから口を離し、口内にある2度目とは思えないほどの量の液体を飲み干した。
基晴は荒い息をし、何も写していないような眼で天井を見上げていた。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@221x242x144x194.ap221.ftth.ucom.ne.jp>
以前読んでいただいていた方からコメントを頂けて本当にうれしかったです。
タケさん>
今まで更新出来ずにすみませんでした><
同じ展開なのにまた読んでいただいた上にそう言って頂けて嬉しいです。
遅くとも春休み中までには全て書き上げられると思います。
これからもよかったらお付き合いください^^
りょうさん>
一年間も更新出来ず本当に申し訳ないです><
そう言っていただけるとこうしてまた書き始めて本当によかったと思いました。
更新出来なかった事情については過去記事分のアップが終わりましたらお話しますね^^;
またしばらくお付き合いいただければ嬉しいです^^
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@221x242x144x194.ap221.ftth.ucom.ne.jp>
さほど大きくない部屋に俺と基晴の息遣いの音だけが響いている。
目を上げると、ユニフォームはいつのまにか脱げていて、基晴の腹の上には飛び散った基晴の精液があった。
それは、紅色の夕日の光によって、まるで世界に一つしかない大切な宝石のように輝いていた。
世界で唯一の宝石を優しく扱うように舐め取った。
小さな吐息が聞こえた。先程まで荒々しかった息は少し落ち着いたようだった。
基晴の顔が見える所まで這い上がり、基晴を抱き締めた。もう抵抗はしなかった。
俺のユニフォーム越しに基晴の暖かな体温と鼓動が伝わってきた。
俺はアーモンドのような形をした綺麗なその瞳を見つめた。
「好きだ。男なんて考えられないと思うけど、基晴のことがどうしようもなく好きだ…」
自分の掠れた声が遠くできこえていた。
長い沈黙の時が流れた。息をするのすら憚られるほどだった。
だけど、決して目を逸らさなかった。
時間にすると1分も経っていないのだろうけど、俺にとってこの1分は今までの人生で一番長い1分だった。
「優さん、俺も、その、優さんのことが好きでした……今日それを伝えようと思ってたんです」
我が耳を疑った。幻聴だろうか。
「……は?マジで言ってんの?!お前泣いてたじゃん」
そう言葉は出たものの頭がうまく回らない。ただでさえ弱い頭なのに、壊れたらどうしてくれるのだろう。
「だって、いきなりあんなことするから……びっくりして」
それってつまりOKてことなのか?今俺は素直に喜んでいいのか?
口から出たのはとても滑稽な一言だった。
「な、なんで?」
「なんでって……優しいし、いつも一生懸命にバスケしてる姿がかっこいいし、、、」
『いや、優しいのはお前だからだし、部活頑張るのはお前がいるからだぜ?そこんとこわかってんのかな、こいつ』と内心思ったが、俺は自身の唇を桜貝のような基晴の唇に優しくキスをした。
時間が止まればいいのに!と本当に思った。
そう思うのが遅かったのか、いつのまにか部屋に差し込む光が陰ってきている。
17時くらいだろうか?すりガラスの上に窓が小さくて外がよく見えない。
まだセンコーはいるだろう。センコーが帰った後に学校から出るとなると、警報がなることになる。別にそれくらいいいのだが、後々メンドイことになると厄介だ。
しかし、せっかく2人きりなのに、そう簡単にこの時間を手放したくない。
「今日うちに泊まるか?」
いきなり基晴が泊まったとしても俺の両親は夜中まで仕事で帰ってこない人だから、まぁ気を使う必要もない。
基晴はすごく嬉しそうに頷いて答えた。
「なら急いで学校出るぞ、じゃねぇと閉まっちまう」
急いでコートから荷物を取ってきて、テッシュで基晴を綺麗にしようとした。
基晴は当然のように恥ずかしがったけれど、無理矢理押さえ付けて拭いてやった。
床も一通り綺麗にし、俺らは服を整え、重いドアを開けて玄関へと駆け出した。
俺の一世一代の告白は運よく成功した。
もしかしたらこの時だけ神様の機嫌がよかったのかもしれない。
まぁ、俺は神様なんて存在は信じちゃいないけども。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@221x242x144x194.ap221.ftth.ucom.ne.jp>
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た
- 08/2/15(金) 0:10 -
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中傷とか最低なんは無視して、続き書いてね
<DoCoMo/2.0 SO903i(c100;TB;W24H18;ser351903014275929;icc8981100000661228272f)@proxy3107.docomo.ne.jp>
すごい!はじめてこんな引き込まれる描写の読んで感動!
優さんぜひ続きまってます!
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@p2055-ipbf1504marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp>
更新遅くてすみません。今の環境だとネッカフェからしかネットが出来ないので今日は徹夜で頑張って更新しますね。
なのらさんへ>
確かにそうですね。俺もそう思います。
あの行為はレイプ以外のなにものでもないと思っています。
レイプを正当化するだけの話だと捉えられても仕方がないと思って書き始めましたから、とても身勝手なことだと自覚しております。
不快な思いをさせてしまい本当にすみませんでした。
ただ、出来る限りそのまま書きたかったんです。
綺麗な所だけ書こうと思えばいくらでも出来ます。偽善者に仕立て上げようと思えばいくらでも出来ます。
だけど、それは嫌でした。
人に綺麗な所だけ見て欲しいと思った頃もあったけど、今は違うんです。
反省と自責ですか。
あの時はなのらさんの言うとおりそれほどなかったかもしれません。
だからこうして書いたんです。
生きていれば反省と自責なんて嫌というほどします。こんな俺でも。
もしよろしければ、大分あとのほうになるかもしれませんがこの先を読んでいただけるとわかると思います。
その他コメントをしていただいた方へ>
こんな俺に本当にありがとうございます。
頑張って更新して、いち早く続きを書きますね^^
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)@st0009.nas931.niigata.nttpc.ne.jp>
優くん、おかえりなさい(^-^)v 優くんの話とても興奮するし、すごく好きだよ。色々な意見があるけど、こういう掲示板なんだから、実体験を率直に語って欲しい。オレは応援してるよ♪
もちろん早く続きが知りたいけど、無理することないから、あせらずマイペースでやってってよ! 頼むからさ〜(^-^)/
<DoCoMo/1.0/P253i/c10/TB/W22H10/serNMALB629732@proxy1149.docomo.ne.jp>
ドアを開けた瞬間、心地よい風が俺らを包んだ。久しぶりの外は気持ちがいい。外は、まだ夕日の光によって明るかった。
生徒玄関には人っ子一人いなく、変な銅像だけが僕らを見ていた。
ちなみにこの銅像のあだ名は『ブリーフ』だ。あだ名の通り、こいつはブリーフしか身に付けていない間抜けな格好をしている。だけど卒業式ではなぜかみんなこいつをバックに写真を撮る。悪趣味にも程がある。まぁ…そういう俺も撮ったんだけど。
俺と元晴は、そんな間抜けな銅像に見送られて校門を抜け、自転車置き場に向かった。振り返って時計を見ると17時23分を指していた。
俺は過保護な親が渡してくれた携帯を鞄から取り出し、元晴に渡した。
「親に連絡いれとけよ」
俺は電話かけている元晴の横顔を眺めた。
その顔をみるといくら言葉を重ねてもらっても、「なんでこんな俺と?」と疑問に思ってしまう。
四季の風のなかで、俺は春の風が一番好きだ。なかでも夕方の風が大好きだ。
部活の帰りなんかは熱くなった体を少しずつ冷やしてくれる。今は、抱き合って熱くなっていた身体がオーバーヒートしないように冷ましてくれている。
基晴が歩きだというと、俺はこれ幸いと自分の自転車の後ろに乗せた。
だけど、元晴は後ろに乗ったのになかなか手を回してくれなかった。
多分照れていたんだろうけれど、当時の俺にとってそれはとても不思議なことだった。
俺が小学校からの友達の光輝(コウキ)に自転車に乗せてもらう時にはいつもその腰に腕を回していたからだ。
なぜだか体を撫ですぎていく風がもどかしくて俺は嘘をついた。
「なぁ、ちゃんと手回してくんねーと怖くて乗れねーよ」
ただ単に元晴と触れ合っていたいだけの話だというのに、元晴はおずおずと、だけどしっかりと俺の腰に腕を回した。
すると先ほどまでの空虚感は消え去り、心が綻ぶような温もりが広がった。
無言のまま、学校が見えなくなるところまで来ると、少し不安そうな声で元晴がきいてきた。
「優さんの親って、もういますよね?」
親の話をされるといつも、心臓がワイヤーで締め付けられるような気持ちになる。
「夜中まで帰ってこねーよ。昔から仕事で遅いんだわ」
投げやりにこう言うと、友達なんかは羨ましいと言う。今はもうどうでもいいけど、小さい頃なんかは結構寂しかった覚えがある。
「…小さい頃とか寂しくなかったですか?」
こいつは…俺の心の中を見通す力でも持っているのだろうか。それとも、俺と触れ合っているからわかったのだろうか。
「まー小4くらいまではな。今となっちゃ嬉しいけどな」
そういって何か返事があるだろうと待ってみたが、妙な間があいてしまっただけだった。
「ぁ、飯、奢るからコンビニでいいか?」
実際、飯くらい作れるが(長年夕飯は一人だったから)、今から作っていてはせっかくの時間が勿体無い。
「あ…、そんな悪いですよ。自分で出しますよー」
「気にすんなって、先輩の顔を潰さないでくれよ」
さっきまでの沈黙が嘘だったかのように明るくいった。
中学生にしたらコンビニ弁当だって痛い出費だが、毎日親が飯代を多めにくれるから問題はないのだ。小学生の頃から学校が終わって家に帰ると、誰もいない食卓にお金だけは置いてあった。
それから間も無くしてコンビニに着いた。
元晴と離れるのは名残惜しいが、今日はこの後いくらでも抱けるんだ!と盛りの雄猫以下のことを思うと、その名残惜しさもまた快感に変わった。
テキトーに弁当と飲み物を選び、夜のためにお菓子も少し買った。あっというまにカゴが重くなる。
俺は念のためにあるモノを買うことにした。
店員が男であることを確認して、小さな箱詰のモノをカゴに入れた。
「それなんですか?」
元晴がきいてきたが、まだ何かはわからないようだった。
「夜教えてやるから気にすんなって。お前歯ブラシいるだろ?」
そういって歯ブラシをカゴに入れながらレジに向かった。
まぁ、もちろんカゴの中身を見た途端にレジの男は、俺をガン見してきた。
『なんで中坊がこんなもん買うんだよ』みたいな感じだ。
俺はシカトしてレジの近くにあったミントガムを一つ手に取りカゴに足した。
前に友達数人と割り勘で買ったことがあったが、それはもう試しに付けて遊んだ時に使ってしまったんだ。
男の店員は、俺がこれから女とヤルとでも思ったのだろうか?それとも、隣にいる元晴とヤルと思っているのだろうか?まぁそりゃーないよな。
店員は箱詰を見た時から、レジが荒くなっていた。
俺は噴出しそうになるのを必死でこらえていた。じゃないとこの店員の硝子のハートを傷つけかねない。
店を出た途端に声をあげて笑ってしまった。硝子の割れる音がきこえてきそうだった。
家に着くなりリビングに部活道具を投げ出し、コンビニで買った物をテーブルに広げた。もちろん小さな箱詰は俺のポケットに閉まった。
「優さん〜、何か教えてくださいよー」と、元晴が上目遣いで見つめていってきた。
こ、これをおねだり光線というのか!と思い、俺は心の中で悶えた。
この光線は、あの有名な映画に出てくる救世主でも避けれないんじゃないか?
それでもなおクールを装いながら基晴のおでこを小突いていった。
「だーめっ。夜になったらな。」
俺らは、楽しく話しながらコンビニ弁当を食べた。もう食べ飽きたその味が、今日はめちゃくちゃ美味く感じられた。
気分の良い俺は冗談交じりに、
「元晴さん 一緒にお風呂にします?それとも私にします??」と言い、元晴をからかった。
「やめてくださいよぉ、じゃぁ、お風呂で…」と、顔を真っ赤にして元晴がいった。
歯磨きを終え、バスルームに向かう途中、俺は元晴を前から抱きしめた。
「なぁ、俺に脱がさせてくれよ?」
ごめん、表面上強気だが内心はめちゃくちゃ緊張してる。
「恥ずかしいですよぉ、、」
本当に恥ずかしそうな顔をして元晴が答えた。
だけど俺は、そんなのお構いなしに上から優しく脱がせ始めた。
ほんの2時間前くらいに抱きしめていた肌が露となった。
滑らかな白い肌に見惚れていると、元晴が自分のアソコを手で隠そうとしたが、それを制して俺は自分の服を脱ぎ、元晴を再度抱きしめた。
元晴は俺の背中に手を回し、抱き返してくれた。元晴の暖かさが直に感じられた。
あの部屋で行った行為で、かいた汗の匂いが感じられた。それは不愉快なものじゃなくて、逆にとても心地良いものだった。
俺は元晴の首筋に顔を押し付けその匂いを嗅ぎながら、そこに舌を這わせた。
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俺と元晴は、キスをしながらバスルームに足を踏み入れた。
後ろ手にドアを閉めると、バスルームの中には換気扇の回る音と二人の舌が絡み合う音だけが響いていた。
元晴の舌を柔らかく吸って、口を離した。二人の唾液が銀の架け橋のように二人を繋ぎ、そして2人の間に落ちた。俺と元晴はそれを見つめ、視線が互いのチンコでとまった。
「…優さんの大きい」
半立ちの俺のモノを見て、元晴は顔を赤くし俺を見つめてきた。
俺は後ろ手でシャワーの蛇口を捻り、シャワーを出した。やや温いお湯が抱き合っている二人の頭の上から汗を流していく。
俺は元晴をマットの上に優しく押し倒し、元晴の上に乗った。シャワーから出るお湯は、俺の背中を打っている。
「なぁ、洗いっこしねぇ?」
そういうやいなや俺はシャワーを止め、ボディソープを手に取り元晴の乳首の上に大量に垂らした。
「ひゃっ!」と、元晴は冷たさに声を上げた。
淫靡そのものであるとしか言いようがないその光景は俺のチンコを完璧に勃たせるのには十分だった。
元晴の胸を撫で擦りソープを泡立てていく。そこにある小さな突起を指先で優しく擦った。
元晴は吐息を洩らし、頬を紅潮させて目を瞑っていた。すると、元晴の固くなったチンコが俺の腰辺りに当たるのを感じた。
俺は尻の位置を元晴の太股の上へ移し、泡で滑らかになった手を胸から腹へ、腹から華奢な腰へと滑らせた。
俺の固くなったチンコのすぐそばに元晴の固くなっているソレがある。
俺は、華奢で綺麗な腰を優しく撫で上げた。
「アッ…優さん手つきがエロいですよ」
「エロくしてんだからエロいに決まってんだろ。」
俺は笑みを浮かべて答え、下へ下へと行き、元晴の足先まで味わうかのように洗っていった。
俺は胡座を掻き、元晴の目を見つめ、前向きで俺の足の上に乗るように促した。
恥ずかしがりながら元晴は俺に抱き付いて来た。元晴のソレが俺のソレに当たった。
俺は右手で元晴の背中を支えながらその唇をついばみ、左手で自身のモノと元晴のを一緒にシゴく。
「気持ち良いか?」
元晴の耳元で囁き、耳を舐めた。
元晴は喘ぎ声に似た吐息を出し、それに応えた。
俺はシゴくのを止めるかわりに舌を絡めあうキスをしながら、その手を前から元晴のケツの割れ目に持っていった。
元晴はビクッと少し飛び上がり、きつく俺を抱き締めてきた。
俺と元晴は、泡に包まれていった。
しばらくお互いに洗い合い、髪を洗い、そしてお互いの身体をふきあった。
俺は基晴の目を見つめて単刀直入に切り出した。
「元晴、俺とエッチしたいか?」
基晴は心底驚いた表情をした。今、天と地でも引っくり返っただろうか。
「え!?男同士でえっちってどうやるんですか??あ、穴なんて…」
俺は元晴を抱き締め、再び元晴のケツの割れ目に指を這わせた。
「ここでやんだよ」
「えっ?だって、ここ、えぇ!?だって、ここ汚いよ?」
敬語を忘れるほどめちゃくちゃパニくっているようだ。地球が丸いことを受け入れるのは大変なことだったろう。
だけど俺は、汚いだなんて全く思えなかった。むしろ基晴の全てが俺には青空のように澄んでいて眩しかった。
「お前は、俺としたいか、したくないかどっちだよ?」
したくないと言われれば、我慢すると心に決めていた。
「……優さんとしたい。ねぇ、どうすればいいの?」
俺は天にも昇る思いだった。いや、俺の頭の中はとっくにぶっ飛んでいて地球の衛星となっているのかもしれない。
どうすればいいか。
それは、ネットで読んだだけだったのでその言葉をよく思い出しながらした。
俺らは下着だけを身に付け、お菓子や飲み物を持ち(もちろん小さな箱詰も)、2階の俺の部屋にあがった。
「わぁ、部屋綺麗にしてるー」
元晴はやけに明るい声でいった。多分緊張を誤魔化そうと無理をしているのだろう。
まぁ、たまたま掃除したばかりだったってことは内緒だ。ちなみに俺の部屋は11畳くらい。小さい頃から広い部屋に一人でいるのが嫌いだったから今でも寝る時以外あまり部屋で過ごさない。
元晴は、部屋の中をウロウロし、俺の勉強机(テスト前日以外使ったことがない)の中を覗いたり、小説や漫画の並んだ本棚を眺めたりしていた。
俺は持ってきたものをサイドテーブルにのせ、元晴を後ろから抱き締めた。
「緊張してんだろ?心臓がバクバク言ってるぜ??」
俺と同じシャンプーの匂いがする元春に囁き、元晴の耳の後ろ側を舐めた。
「違うよ……嬉しくてバクバクしてるんだもん」
基晴は本棚のほうを向いていたが、言葉は俺に向かっていた。
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俺はいつのまにか基晴をベッドに押し倒していた。
ベッドのスプリングが『ギシッ』と軋む音をたて、元春と俺を弾ませ、やがて静止した。
つい、嬉しさのあまり押し倒してしまったが、どうしていいかわからない。つまり、セックスをどうやるかってことだ。女とも男ともしたことがない俺にとって、どこから、どうやればいいのか、さっぱりだ。
唯一わかることは、男同士が繋がるセックスはアナルでするってことだ。まぁこれだけがセックスじゃないだろうが、今日の俺はそれをやろうと元晴に色々やらせたんだ。今更引くわけにはいかない。
手を動かそうとしたそのとき、最近読んだ小説を思い出した。
それはたまたま書店でエロティックなタイトルに惹かれ手に取った小説(俺が考えていた内容とは少し違っていた)で、官能小説ではないのだが男女のセックスシーンが沢山あった。
小説からヒントを得るなんて馬鹿げているかもしれないが、だってどうしようもないだろ?俺は正真正銘の童貞だったんだし、とにかくテンパってたんだ。
ネットで体験談とか読んでいたけど、初めては特に痛いということくらいしか参考にならなかったのだ。
俺は賭けに出ることにした。俺がその小説で一番惹かれた方法をアレンジして試してみよう。俺は、とことん馬鹿みたいだ。
俺は、元晴を強く抱き締め、元晴の柔らかな唇にキスし、舌を入れ弄った。元晴もそれに応え、舌を絡ませてきた。その舌を柔らかく吸いながら、元晴の背中をゆっくりと撫でた。
俺の胸に、元晴の早鐘のような心臓の鼓動が聞こえる。俺の鼓動も元晴に届いているのだろうか?それはどのように届いているのだろうか。知りたかった。
「元晴はじっとしてていいから」
抱き締めた手をほどきながらいった。
元晴は少し不思議そうな顔をしたが頷いてくれた。
俺は部屋の電気を消し、別な小さなオレンジ色の電気にかえた。
元晴の手の指、足の指を1つずつ丁寧に舐めていった。舌の先だけを使い、ふれるかふれないかの微かさで舐めた。足の指を舐めようとした時、元晴は足を引っ込めようとしたが、足首を掴みそれを制し舐め続けた。
手の指、足の指を一通り舐め終え、次に、ゆっくりと舌を産毛しかない腕と足に上らせていった。そうするとビクッと基晴が震えた。ペニスや乳首などの敏感なところには決して触れずに筋肉を解すように舐め、元晴の身体を一周した。
元晴を裏返し、また同じように舐め、また一周した。元晴の弱いであろう腰骨の横を僅かに強く舐めたり、白く小さな尻の筋肉を割るように舌を伸ばしたりすると、元晴は色っぽい声を漏らした。
再び元晴を仰向けにし、元晴の足の間に座った。膝の皿や腿の内側を舌の全長を押し付けるよう、ゆっくりと回転させながら舐め続けた。
目の前には下から押し上げられているトランクスが見え、その頂上は円形に濡れていた。俺はそこに触れたかったけれど、我慢した。今ここで触れてしまったら、ここまで頑張った意味がない。
どのくらい舐めていただろう。元晴はその間に何度も自分のチンコを解放してくれと懇願したが、俺は無視して指先で他の場所を撫でさすったりした。
俺の舌を次の場所に移らせるために、元晴を裏返し、足首の腱の辺りを強く吸いだすように舐めたり、膝の裏の腱を同じように舐めた。
元晴の色っぽい声は、段々と回数を増して大きくなっている。
次に背骨のひとつひとつを舌の先だけで、上から順に舐めていった。そして、腰に辿り着き、また腰骨のくぼみを舐めた。
元晴は全身に電撃が走ったように震え、声を漏らした。
元晴を再び仰向けにしたとき、既にトランクスには大きな跡があった。
俺はトランクスを脱がせ、天井に向かって突き上がっている元晴のチンコを一気根元まで口に咥えた。
元晴は今までで一番大きく震えた。
俺は舌の全長と喉の筋肉を使い、元晴のチンコの根元から先端へ吸い出すように刺激を繰り返す。
元晴のチンコを刺激し続け、たまに変則的な刺激を与えてやって、同時に腰や乳首を手で撫で擦った。10分くらいそうしていただろうか。
元晴は1つの刺激の度に喘ぎ声を上げ、身体を震わせ、反らす。
「ぁあっ!ゃ、、イク!・・・・あっ、、イク!!」
元晴のチンコは4回波打って、俺の口の中に精を放った。
三度目ということもあって量はそれほどでもなかったが、元晴の味と匂いが口の中に広がった。僅かに飲み込んだが、ほとんどは口内に留めたままにしていた。
元晴のモノから口を離し、元晴のモノについているものを手で拭った。
「今日だけで3回目だな。気持ち良かったか?」
「変になっちゃうかと思った……」
胸を上下させながら、頬を紅く染めている。
こちらに尻を向けて四つん這いになるようにいうと、恥ずかしがったものの素直をに従った。
明かりの色を反映するほどの肌の白さに眩暈を覚えた。
ローションなんていう気の利くものを、中学生の俺が持っているはずもなかった。ローション変わりになるモノを俺はコンビニに行った時に考えていた。
『最低限は、ジェルタイプのコンちゃんだよな?あとは?これだけじゃ足りないって書いてあったよな……。精液と唾液は?』
左手の指に口内に残していた元晴の精液を絡ませた。
「力抜けよ。痛かったら絶対言えよ?」
俺はそこにキスをし唾液を大量に付け、そして、液体が絡まった中指を元晴のアナルの中に侵入させていった。
アナルは固く締まっていたが、つぷっ、と音をたて、指を第一間接まで飲み込んだ。よく女みたいな指だと言われる指もたまには役に立つ。
「ゃ、、、変な感じ、、、」
「大丈夫か?」
元晴の縮こまったモノを右手で握り、上下に優しく動かした。
段々と硬さを取り戻し、ソレは完璧に硬くなった。
そうしているうちに、少し締め付けが緩くなった。俺は、中指をより侵入させていった。
元晴の腰が自然と異物感から逃れようとしたが、俺は腹に手を回し少し押さえつけた。
ようやく中指がまるまる1本入ったところで、ゆっくりと優しく動かした。
「…ぃたっ…い」
俺は指を抜いて基晴の手に自身の手を重ねた。
「我慢できないほど痛いか?無理すんなよ」
「だいじょぅぶ、、、我慢できるからやって?」
しばらく悩んだ末、俺は再び指を入れてゆっくりと優しく動かし始めた。
基晴を傷つけまいと集中していると段々と自由に指が動くようになり、俺は2本目を元晴のアナルに侵入させた。
「うっ」
くぐもった声が耳に入った。
慌てて元晴の顔を確かめたら、元晴は顔を歪めて自分の口を自分で押さえ、痛さを訴える声を殺していた。涙が頬を濡らしていた。
俺は指を抜き、元晴の横にいき抱き締めた。
「……ごめんな。めちゃくちゃ痛かったのに、俺に悪いと思って我慢してたんだろ?ごめん」
耳元で囁くようにいうと、元晴は俺を強く抱き締め、涙を流した。
それは次から次へと溢れ出て、元晴の頬を濡らし、俺の頬をも濡らしていった。
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マジで読みいっちゃいました!
読んでるとほんとドキドキします!
前の分も検索してぜんぶ見ました!
続き、期待してます!!
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再起復活うれしいんだけどつづかないのが残念です
前の話のつづきをしつこく待つよ
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