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暗い話になりますが、最近この世界に興味を持ち始めました。同じ世代の方達に聞いてもらいたくて書き込みします。嫌だったら消しますので、少し聞いて下さい。
三年前、妻と子を事故でなくした。
アメリカで単身赴任をしてた。実質一緒にまともに過ごしたのは1年半。離れ離れになったのも一年半。
大学を卒業後、間もなく結婚した。高校2年から付き合ってた彼女と言います大学も一緒だった。喧嘩も沢山したけど、本当に好きだった。
社会人一年目、6月に結婚し、間もなく子供ができた。翌年の7月に子供が産まれ、秋にアメリカに行くことが決まり、子供と妻が落ち着くまで単身赴任をすることにした。子供が一才になるまで。
25で、妻と子供は還らぬ人となる。
無気力になった。アメリカを引き払って、日本に完全に戻って来た。妻と子の墓を毎日毎日泣きながら通った。
仕事場でもみんな優しい。同情でも哀れみでもいい。優しい言葉が欲しい。温もりがただ欲しかった。
3年経った今も、気持ちは変わらないのが正直な所。
妻子の葬儀から49日。会社の方達、親族が集まってくれた。
気持ちは下降線のままだった。何も救いなんてなかった。
でも、今は救われた。3年経った今、ある人に出会ってから。
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法要が終わった時、挨拶をして回った。
誰が来てくれてたのかもわからず、挨拶の時に『あー、この上司も来てくれてたのかあ』と思うくらい、ほとんど覚えていなかった。
法要を済ませ、一人になりたいと、両親と妻の母親に帰ってもらって、一人で帰ろうとした時、「里菜さんのご主人でらっしゃいますか?」と声をかけられた。
見覚えもない、背の高い、素敵な男性だった。
『失礼ですが、どなたですか?』
「ご挨拶が遅くなりまして、私、里菜さんにはお世話になりました、生前の上司でした○○(名字は伏せますね)と申します」
結婚後、間も無く俺と入社した会社は辞め、もともと憧れていた外資系インポートブランドの販売員として従事した会社の上司だった。
妊娠後は、事務職に移ったが、待遇面でも本当によくしてくれたのだった。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy3106.docomo.ne.jp>
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then, what?
- 07/12/4(火) 2:03 -
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ほいで、その〇〇さんと匿名さんはどうなったんすか? たぶんつらくなっちゃったんだと思うけど、そこで話をやめたら、書き込み始めた君までもがかわいそうになる気がする。 〔がんばれ〕とかって聞きたくないなんかがあったんでしょ?
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レス、ありがとうございます。まじで暗い話なので、賛否が別れますが聞いて下さい。
妻の上司は、下の名前は正人さん。
妻の事、子供の事をよく面倒見てくれていたと、電話でもよく聞いていた。
正人さんは、34歳、バツイチの子供なし、31で奥さんと別れて1人だった。
「里菜さんはいつも、後少しで私も夫のアメリカに行くの、と自慢気に話していましたよ!待ち遠しかったんですよね、きっと…」
ふと右を見ると、妻が子供を抱き、二人で笑顔でいる写真を見た。義母が撮った写真を、両親が最高の二人の顔だから、と言って選んだ写真。忘れてた。写真を持って帰らなきゃ。
立ち上がろうとすると、凄まじい程のめまいがした。力が出ず、四つん這いになり、苦しくて、やりきれなくて、今までの我慢が破裂して泣いた。
正人さんは何も言わず、写真を持ってきて、「持って帰らなきゃ、ご主人が持って行かなきゃ、二人が一緒に帰るって言ってるみたいに笑ってるから」と、這いつくばった俺を起こして写真を持たせてくれた。
二人が逝ってから泣かなかった。でも限界だった。疲れた。寂しい。苦しい。痛い。会いたい。とめどない思いが溢れる。
正人さんが送ってくれた。一言も言葉を交わさなかった。
家に着き、正人さんに礼を言った。
部屋に入る。妻と子供の匂いがする。ソファーに写真を持ったまま倒れ込んだ。
俺はこの先どうしよ、失うものはもう何もない、自分も二人の後を追うかなぁと考えたりした。
天井を見上げた。何分か何時間かわからないが、無になっていた時、何度もチャイムが鳴る。
心配した両親か、義母かと思い、独りになりたくて無視していたら、ドンドンとドアを叩き出した。ウルサい。モニターを見た。
正人さんだった。
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正人さんが何度もドアを叩くから、俺は仕方なく出た。
「なんですか?今1人にしてもらいたいんですけど。」と言うと、
「よからぬ事が頭に浮かんでたんじゃねえの?って友達みたいに話してしまいましてすみません、俺急に心配になってね、引き返してきたんだ。
俺も離婚した時、世間体もあるし好きだったから、やる気はなくなったし自棄になったから、家族が消えちゃったらって言い方悪いや、失っちゃったら、悪い事考えてしまうかもしれないって思って。
だから、お土産持って来たよ。今スーパーで弁当割引になってたから二人分!」
スーパーの袋を持って作り笑いをしてる目の前の正人さんに、少しほっとした。
友達は気を使い過ぎる。妻の義母と、両親は腫れ物扱いする、無理に笑顔を作って顔面神経痛になりそうな位だったあの時、スーパーの弁当で俺の領域に入って来てくれた正人さんに、何より感謝してます。
部屋に入ると、ソファーに置いてある写真を見て、「写真、法要終わったんだから部屋に飾りませんか?」と言ってきた。
そうですね、と言い、2人でマンションの壁に釘を打ち込んで、飾った。
「奥さん、里菜っち別嬪だなおい、大樹(息子)もかわいい顔して笑ってるよ、ご主人(笑)」
ご主人だの旦那だの言われるのが落ち着かないので、年下ですから名前で呼んで下さって構いませんから、と言うと、「それは馴れ馴れしくて出来ません」と言う。少し変わった方だった。
独特の間、雰囲気に癒された。束の間の休息のような時間。後追いしようとした考えを吹き飛ばしてくれた。
正人さんは、妻の話しをしなかった。部屋に入ってから、写真を飾るまでの間だけ。
後はもっぱらお互いの仕事の話し。
少しの間、辛すぎる時間を忘れられた。
翌日はお互い仕事が休みとわかり、朝まで飲んで語り合う事にした。
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正人さんは、とてつもないキャリアの持ち主で、日本だけでなく世界各国を飛び回ってる人だった。七カ国語を操る秀才。
世の中にはこんな人いるんだなぁと思った。
俺は至って平凡な人間で、何となく格好がいいから今の会社に入って、たまたま運よくアメリカ滞在が決まっただけだった。
挙げ句、死に目にも遭えず。
正人さんは「ご主人さん、男は仕事だよ仕事、奥さんはなぁ、ご主人が働いてることを誇りに思ってたよ!」
と言った後、口を慌てて抑えて、「俺、本当バカだわ」と言って下を向いた。
多分気にしたんだろう、でも平気だった。
大分酔っ払ってきていた正人さんは、足もフラフラ、呂律も廻らない、深夜3時を超えたので寝る事にした。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy3114.docomo.ne.jp>
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Mr.熊
- 07/12/6(木) 21:01 -
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仕事が忙しくてなかなか書けずにおりました。申し訳ありません。
正人さんが酔いを覚ます為、シャワーを貸して欲しい、と言ったので、タオルを用意した。
シャワーを浴びてる間に布団を用意しようとしたが、客用の布団が2組あったが、妻と子供が他界した際、葬儀場迄に行く間、二人の遺体が家に運ばれて来た際に使用したので、葬儀の時に処分したことを忘れてた。
シャワーを浴びてる正人さんに、「すいません、客用の布団がないものですから、ベッドで寝て下さい。俺ソファーで寝ますから」と言うと、『普通は逆でしょ?』と言われた。
とにかく出てきてから決めればいい。そう思い少し片付けを始めた。
正人さんがあがって来たようだった。スウェットを貸してあげようと思い持って行こうとしたら、全裸で首にタオルをぶら下げて出てきた。
「なんつう格好して出て来てるんすか(笑)」
『あー、ゴメン×2(笑)これ楽チンでしょ?やっぱり男は全裸でしょ?』とふざけてるのか、酔っ払ってるのかわからなかった。
よかったらどうぞと、スウェットを貸したら、パンツ新しいのない?と聞かれたのでタンスを調べたら、まだ未開封のパンツが出てきたので上げた。
『何から何まですいません(笑)』と言い、スウェット、パンツを履いてる正人さん。少年のような笑顔で笑ってた。
「歯ブラシは、新しいの洗面台の所にありますからね」
『アーザッス!』と敬礼をして洗面所へ向かって行った。
久しぶりに寂しさが消えた。毎日ポツンとしてた。仕事から帰ってくると誰とも会わず、電話が来ても無視をして、妻と子供のビデオや写真を見てた毎日。飯も何を食ったか覚えてなかった。
今日は正人さんがいてくれるから、少し元気でいられると思った。
俺も風呂に入って寝ようと思い着替えを用意した。
正人さんが歯磨きをしてるが、構わず「俺もスッキリして寝ます、歯磨きしたら、先寝てていいっすから」と言うと、あいよー、と返事。
服を脱いで風呂場へ。
風呂から上がると正人さんが困った顔をしていた。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy3151.docomo.ne.jp>
どうしたんすか?と聞くと、ストーブが付かないんだけど…と。
11月にストーブがつかないのは、北の地では耐え難い。灯油ストーブの埃が気になって掃除しようとしてくれたらしいが、その際にいじって壊したかもと言われた。
深夜も深夜、4時を回ってた。修理も出来ないし。
正人さんがソファーで寝たら風邪を引くし…
「あの、嫌かもしれないんすけど、家のベッドデカいんで、よかったら一緒に寝ますか?寒いので風邪引いたら困りますし。」
『いやー、ご主人に迷惑だから。』
「あの、野郎同士だから別によくないっすか?イビキとかうるさかったらすいませんですけど…」
『本当に余計な事してすいません(汗)』
一緒に寝る事にした。
「何か、修学旅行とか学生時代とか思い出しますね、こんな感じ、大人になったらめったにないっすよね?」
『確かに、俺も結婚してからこんなのねぇかも。』
って、初めて会った人と何で床を一つにしてるこの状況に笑えた。
気付くと正人さんがスースー寝息を立てて寝ている。
正人さんから、妻の匂いがする。生前の妻は、ボディショップのボディーソープなど使っていた。
俺のは、ボディーショップのでも匂いがあまりきつくない物をチョイスしてくれていた。
多分知らずに妻のを使ったのだろう。
さっきまでは正人さんがいてくれたから淋しくなかったのに、一つ一つの面影が胸を締め付けて、僕を苦しめた。
涙がポロポロ出てきた。
会いたい。妻に。会いたい。我が子に。嗚咽に近くなりかけた時、力強くギュッと引き寄せられた。
『苦しかったり、寂しかったりしたら泣け。当たり前だろ?妻子が死んで悲しくない奴なんかいねぇから。俺は離婚だけでも辛かった。でもご主人は比べもんにならん位の悲しみに遭遇しちまったんだから。まだ25だろ?もっと本音出していいって。よく耐えた。頑張った。お前、本当偉い!って誉めてやる!今日だけは沢山泣け!49日迄は耐えなきゃって思ってたんだろ?うんと泣いていいから、俺がいても恥ずかしくなんかないから。』
そう言って、正人さんはひたすら俺を強く抱き締めて、頭を軽くトントンと子供をあやすように慰めてくれた。
俺は優しい言葉に打たれた。正人さんだって離婚して間もなかった。細かい話は聞いてなかったけど、きっと今思えば辛かったと思う。
「正人さんが、わかんないで妻のシャンプーやボディーソープ、保湿ローション迄使うから、妻の事思い出したんですよ、正人さんが悪いんすよ!」
悪態をついて正人さんに甘えさせて貰った。
『マジで?!悪い勝手に、俺本当に気きかねぇからさ。まぁ今日はご主人を特別甘やかしてあげよう。よしよし』
何分かわからないが、正人さんの優しさに包まれたお陰で眠れた。
気づいたら、昼の12時。正人さんはもういなかった。
仕事に行ったようだった。起きたら驚いた。
正人さんは朝食を作ってくれていた。ホテルの朝食のようだった。
【朝飯は大事!しっかり食べて、しっかり睡眠取って、休む時は休もう。借りたスウェット(パンツは買いますから。)はクリーニングに出して返すから。また遊びに来ます!090-****-****何かあったら電話して!】と置き手紙をして帰ったようだった。
妻がいつも電話で「本当にお世話になってるの、帰って来たら絶対会って欲しい!絶対あなたと気合うから!」といつも言っていた。
妻が、本当に全員に面倒見がいいと言っていた上司は正人さんだったんだなぁと思い、妻と子の写真を、正人さんと飾った写真を見ながら、朝食を食べた。
食べ終わった時、何も考えず、手紙に書かれてた番号を見て、電話をした。
よくわからないけど、正人さんに会いたかった。
話したい。空虚な今の自分を埋めてくれると勝手に思って電話した。
『もしもし?』正人さんの声。
「あの、私、あの…」何て言っていいのかわからない。妻の上司だったけど、俺はただの部下の夫。電話を掛けた後、混乱してしまった。
『ご主人?もしかして?掛けてきてくれたんだー、ありがと。番号登録していい?』
「あー、はい(汗)あの何から何まですいませんでした。あの、昨日の今日で申し訳ないんですが、お礼に、食事でもいかがですか?」
何だかおかしな事になってきた。女性をデートに誘うみたいな口調。
『全然気にしないでいいよ(笑)でも食事行こう!俺いつも一人だから寂しいし、確かご主人一週間休み貰ったんだよね?俺も明日から3連休だから飲みに行こうや!』
約束をした。PM8時に。
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よくわからないが、正人さんと会えると思うと嬉しくなった。
誰とも、家族、友人にさえも会いたくなかったのに、仕事が終わるとすぐに帰ってきてたのに。
何でだろう。妻と子の写真を見る。二人が笑ってる。
とにかく出掛けないと。
シャワーを浴びた。妻のボディーソープを使った。
風呂上がりに、香水を体全体と耳元にも付ける。
新しいドルガバのボクサーを履いた。
最近買い物をしてない。服とコート買いに行かないと。
まだ4時なのに、何慌ててるんだろう。何で新しい服買いに行ったのか、あの時の気持ちは説明できない。慌てて車に乗り込んだ事だけは覚えてる。
正人さんはかなりオシャレ。インポートブランドのファッション関係者。
子供だと思われたくなくて、あの時はその事しか考えてなかった。
GUCCIでインナーとパンツと靴を買って、黒のトレンチコートを正人さんのブランド店(バレるとまずいんで)で買った。奮発しすぎて一歩間違えれば夜の男みたいになりそうだったが、馬鹿みたいに使った。正人さんに会うから。
家に戻った時6時30分。
酒が入るので車を駐車場に入れて、タクシーに乗り込む。
待ち合わせの8時より1時間程早く着いた。
待ち合わせ場所近くのカフェでコーヒーを飲んだ。
緊張してたまらなかった。
何ドキドキしてんだ?俺…
45分前、一人で正人さんが店に入って来た。普通にコーヒーを頼んでる。早過ぎだろう?と思ったけど、席を探してる様子だったから、手を振って合図した。
『あっ、ご主人じゃーん!もう来てたのご主人?(笑)』
大きい声でご主人と何度も呼ぶのだ。
年下男をご主人と呼ぶ年上男に、訝しげな顔をする周囲の客。
『いやー、俺さ、ご主人に早く会いたくてさ、仕事今日達人並みに早く片付けたのさぁ、すっげーしょ?ご主人も早いね。何時から来てたの?』
「あの、何でもいいんですけど、ご主人って止めてください、俺、大翔って名前がありますから!」
『そうかぁ。ご主人、ってのも、響きがエロくて気に入ってたんだけどなぁ。やっぱり嫌か?じゃあ大翔君で!』
飲みに行く前に、カフェでコーヒーとサンドイッチを食ってしまい、腹が軽く埋まってしまったので、食事を止めて、正人さんの友人が経営してるバーに行くことになった。
タクシーに乗るとき、『あっ!それウチのコート、お買い上げ有り難う!高かったっしょ?って今日のご主人、雰囲気違うよ、何かかなり大人だな。25に見えないよ。格好いいよご主人!やべぇ、大翔君!!』
むちゃくちゃ嬉しかった。掴めたんだ俺!!
正人さんの友達の店は、中心部からはかなり外れてた。
車通りの多い国道から少し入った住宅地の中にぽつんとある、昼カフェ夜BARだった。
かなり飲んだ。昨日の今日で、当時気付いたのが、正人さんは酒がよえー!
友達もいつも送って行くらしい。
『悪いんだけど、この馬鹿送ってくんない?住所ここ、カギはカバン中入ってるから。カードキーだからロッカーの鍵とかじゃないから間違えないで。』
住所を見て驚いた。超高級住宅街だ。
恐る恐る送って行くと、テレビドラマの金持ちが住むマンションだ。
かなり広い。洗練された部屋。
格差を思い知らされた気がした。
とにかく正人さんを一度起こそうと思い、「正人さん、家着きましたけど、正人さんの家ですよ!」と言って、ほっぺたを少しパチパチした。
『済まないねぇー、ご主人、まぁ狭くない我が家ですから、ゆっくり休んで行け、若者(笑)』
かなり酔っ払っていた。
とにかく、正人さんを着替えさせないと、数十万するコートやスーツが大変だと思い、着替えさせようとしたら、完全に落ちていた。
とにかくコートを脱がせ、ネクタイを取り、スーツのジャケットを脱がせ、あちこちを見渡しても、どこに入れていいのかさえわからずにいると、『それはぜーんぶクリーニングです。ズボンも脱がせて』と言ってきた。
こいつ、まじで酒癖わりぃとウンザリしてきてたが、面倒くさいからズボンも脱がせようとした時、突然ギュッと抱きしめられた。
あまりに突然だったからどうしたのかと思ったけど、ただ酔っ払ってるだけかと思い、「ハイハイわかりました。もう少しで着替え終わりますから、スウェットかパジャマどこっすか?」と言っても返事が帰って来ない。
様子がおかしいから、「どうしたんすか?」と聞いたら、『今日はご主人が俺を慰める番、今日は俺の家泊まって、俺の離婚について聞いてくれ!』と言い、強く抱きしめて離さない。
俺も強く抱き締めた
支えてくれたお礼のつもりで。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy3132.docomo.ne.jp>
少し泣きました(>_<)
頑張ってくださぃ!
応援してます〜
続き楽しみにしてます
<KDDI-ST32 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@05004017479115_es.ezweb.ne.jp>
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どーなるんだろう〜。
このまま最後まで…?
気になります!!
忙しいと思いますが
続きお願いします。
やっと悲しい内容が去り、
ご主人(笑)にも光が!?
応援してます(^O^)/
<KDDI-TS33 UP.Browser/6.2.0.9.1 (GUI) MMP/2.0@07012300235175_vi.ezweb.ne.jp>
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レスありがとうございます。
こんな陰気くせー話を聞いてくれて感謝してます。仕事が多忙でちょこちょこになりますが書き込み頑張ります。
続きです。
正人さんが泣いているのが、何だか切なくて抱きしめ続けてた。
『俺の嫁、ずっと不倫してた。結婚するまえから続いてた人がいて…それが今の直属の上司で、上司も離婚した後、俺の嫁と再婚してさ。みんな面白がって…』
「…はい」
『離婚届を持って来た時、嫁は言ったよ。吐き捨てるように。【退屈だったって】。[背も高い、実家はお金もある、学歴だって文句ない、ルックスだってそう、近所の人や友人には自慢できた。でもあなたとセックスしてる時も彼の事を考えてたの。何となく一緒になっただけよ]って。』
「…はい」
頷くことしか出来なかった。
『俺にもプライドぐら
いある。すぐ離婚届に判押した。相手が不倫したけど、男としてのプライドで最後に慰謝料500万払ったさ。そしたらその慰謝料を、上司の離婚の慰謝料にしたって。助かった、ありがとうって。』
「…はい」
『上司は俺の事が嫌いだったと思う。みんなに離婚した事を言って、上司を慰めようって事で飲み会をしたんだ。俺は行きたくなかったけど、立場があるから後輩、部下を連れて行ったよ。その場で[みんなに言ってなかったけど、再婚するんだ。今日再婚相手を呼んでるから挨拶してくれよ、みんな!]って。嫌な予感がしたんだ。的中したよ。全員の前で別れた妻が挨拶。周りは全員俺を見たよ。』
「…」
『上司はみんなの前で言った。[そう言う事。××(正人さんの名字)の妻と再婚したんだ。大人だから、その辺理解してくれよ]って。みんな黙ってさ。次の日から晒し者だよ。』
「…はい」
『その時だよ、ご主人、いや違った、大翔君の奥さんだけが変わらず接してくれた。周りが腫れ物扱いするのに、里菜ちゃんだけだった。俺と話するの気使わないのか?って聞いたら、《馬鹿馬鹿しい、週刊誌の記者じゃあるまいし》って笑い飛ばしてた。《家の人も私も人の痛みがわからない奴がこの世で一番嫌いなの!》って。救われたんだ。だから…だから大翔君と同じ、立場は違うけど、悲しいよ俺も…』
泣きじゃくっていた。俺も正人さんにつられて泣いた。
でも声に出さないようにした。
正人さんに前日救われたのは俺。
きっと死んだ妻が、俺と正人さんが孤独にならないように引き合わせてくれた縁だから。
正人さんの涙をハンカチで拭いた。
『もう少し、力入れて抱きしめててくれるかな?』
何も言わず抱きしめた。痛いって言われる位。
正人さんは、俺の知らない妻を知ってる、だから妻が守ろうとした、妻の上司正人さんを心から支えたい、そう思った。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy376.docomo.ne.jp>
正人さん、すっごく悔しかっただろうし悲しかったんだろうな〜。気持ちが伝わってきました。
<Vodafone/1.0/V905SH/SHJ001/SN358150000744418 Browser/VF-NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgts55.jp-t.ne.jp>
正人さんを抱きしめて何分たったのかわからなかった。
正人さんが俺の手をゆっくり離し『ありがと(笑)少し、だいぶスッとした』と言って立ち上がった。
「大丈夫っすか?」
『俺はもう大丈夫、サンキュな。』
「いいえ。」
『今日、泊まってって。気分変えて飲もう!』
「はい。」
正人さんが熱燗の用意をしていた。
『さっ、風呂行くか!』
「今からですか?ってどこで飲むんすか?」
にやける正人さん。
正人さんのマンションには、とてつもなくデカい風呂があって、窓を開けると露天風呂のようになる。自慢の風呂らしい。
『男同士、裸の付き合いしようぜ!』
「…はい」
熱燗を持って、桶に載っける。2人でスッポンポンで正人さんの風呂に入った。
ほんのり街中の夜景が見える。
『「カンパーイ」』
最高の景観と環境だった。
「綺麗ですね、マジで最高です!正人さん家の風呂!こんな金持ち見たことないっすわ!」
『家が金持ってるだけ。俺は普通のサラリーマンだから(笑)』
「俺、妻と子供が逝ってから笑えなくて。本当に人と触れ合いたくなくて。でも正人さんが来てくれてこの2日間で心の中が軽くなって。感謝してるんです。本当に。」
『俺は里菜ちゃんに救われたから、返しきれない恩があるんだ。だから大翔君放って置けなかった。もちろん恩返しだけじゃないよ。痛みを分かち合えるっつうか…』
正人さんはその後何も言わないで笑って夜景を見てた。
『俺も笑ったの久しぶり!』って景色を見ながら。
俺はドキドキした。正人さんの顔を見て、心臓が高鳴った。
何だろう?酔っ払ったのかと思った。
その時、正人さんが『これからも会えるかな?年とか関係なく、俺大翔君といると楽しいから。何でも話せる、いい友達として。』と言ってきた。
「もちろんです!」
よくわからない、何の友情だかもわからない友達が出来た。
のぼせそうな位入ったのでそろそろ上がろうと思って浴槽から出た時、足取りがおぼつかない正人さんが転んだ。
「大丈夫っすか(笑)どんくさいっすね!」と言って起こそうとしたら、ツルツルの体で上手くおきあがらせれず、手を引っ張って起きあげようとしたら、ツルっと滑り尻餅を付いた。
2人で大笑い。
『ドン臭いのはご主人も一緒(笑)、アソコもケツも丸見えだし(笑)』と言って笑ってる。
そういう正人さんも丸見えだ。
その時、いきなり立ち上がって俺を起こしいきなり抱きしめてきた。
「正人さん!あたってるから(汗)あたってるって(笑)飲みすぎですって絶対(笑)、早く離れてって(笑)」
実際くすぐったかったような、柔らかいのがピタッとくっついてきたあの時の感触は今も忘れられない。
『俺、もう女を好きになれないかもしれない。』
その言葉を聞いた途端、俺も正人さんの背中に手を回してた。
「俺も、妻が死んだばっかりでそんな事考えられないです、、、」
お互い顔を見合わせた。
キスをした。
一回は短かった。
目があった。
キスをした。
二回目は長かった。
また目があった。
この時は、もう既にお互いの下半身が固くなっていた。
わからない者同士で、ただお互い堅いモノを押し当てながらキスをしてた。
三回目のキスは長く、風呂場から正人さんのベッドへ移動していた。唇は離さず、抱き合いながら階段を登って。
理性を失ってた。
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490006060578;icc8981100010343225315f)@proxy3137.docomo.ne.jp>
<KDDI-MA32 UP.Browser/6.2.0.12.1.4 (GUI) MMP/2.0@07022420274385_vf.ezweb.ne.jp>
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海斗
- 07/12/13(木) 2:00 -
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かなり感動です。大変でしょうが続き頑張って書いて下さい。楽しみにしています
<DoCoMo/2.0 SH902i(c100;TB;W24H12;ser356605009909793;icc8981100000370871032f)@proxy3147.docomo.ne.jp>
<KDDI-KC38 UP.Browser/6.2.0.11.1.2 (GUI) MMP/2.0@07042480838650_vm.ezweb.ne.jp>
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まこと
- 07/12/14(金) 18:33 -
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すごくいいお話です。少しずつ更新されることを期待します。
<DoCoMo/2.0 P903iTV(c100;TB;W24H15;ser359497003374415;icc8981100010306118358F)@proxy221.docomo.ne.jp>
続きを楽しみにしています。
数々の投稿を読みましたが、続きを催促したのは初めてです。それくらい読みたいです。
<KDDI-CA33 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@05001031556214_mc.ezweb.ne.jp>
続きを待ってる一人です。
間があいてしまいましたが、自分は大翔さんの話しを完結するまで見届けたいと思っています。
ゆっくりでいいのでお願いします。
<Vodafone/1.0/V905SH/SHJ001/SN358150000744418 Browser/VF-NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgts55.jp-t.ne.jp>