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家庭教師の生徒ですごくカッコいい子がいた。
それがテニプリやNANA2に出てた本郷奏多という子にびっくりするぐらい似てて…。
会った時は本郷奏多という人の存在は知らなかったんで、テレビで初めて見たとき「えっ」て声が出てしまったくらいそっくりで。
そして性格も(…て、本郷奏多の性格は知らないんだけど…雰囲気)似ていて、小生意気でちょっと大人ぶってるクールな感じ?
なので一応ここでは、その子の仮名「かなた」ということで…。
中学二年生の時担当していた。
「なあ、テニスの王子様って知ってる?それに出てる子がかなたにめっちゃ似ててんけど。」
かなた「…ああ。なんか聞いたことある。てか女子が言ってた。見たことないけど。」
数学の問題を解きながら、興味無さそうに答えた。
顔はとにかくかわいいけど、敬語なんて絶対出てこないような生意気なガキだった。
笑顔もあまり見せず常に冷めている雰囲気。
でも、いうことは一応聞くし、何より頭が良かったので、ほっといても勝手に自分で勉強していくって感じで、家庭教師的にはかなり楽だった。
かなた「できたっ。ここ終わったからちょっと休んでいい?」
「はやっ。もう終わったん?おお。ええで。」
こんなんで月謝もらってていいんって感じ(笑)。
で、この落ち着いた雰囲気をいつも壊しに来るのが小5の弟えいた(仮)。
えいた「先生ー、いつの間に来とったん?なあ、教えてほしいとこあんねんけど。」
かなた「ちょー、えいた邪魔しに来んなや。」
「えいたいっつもうるさいからなあ。教えたるから、静かに勉強しろよ。」
えいた「うん。当たり前やん。」
えいたは基本的に邪魔係(笑)。
本契約ではないけど、宿題等でわからないところがあるときは聞きに来て、ついでに教えるという感じ。
それでいつもお兄ちゃんの部屋に登場して、騒ぎながら勉強している。
だからほとんど90分間はえいたの世話という感じ。
まあ、かなただけだったら世話がかからずほとんどヒマなのでちょうどいいといえばちょうどいい。
でもある日、えいたが母親と出掛けていた時があった。
「あれ、今日は1人?」
かなた「うん、今日えいたが野球の大会でおかんも送っていったからおらんねん。」
「そうなんや。」
かなた「ああ、気ぃ散らんで勉強できるー。」
文字通り家の中は二人きりで味わったことのない静けさだった。
「かなたわからんとこないかー?」
かなた「うん。…。」
…。
ヒマだった。
かなりヒマ、そして静かだったんで、うかつにもうとうとっときて、寝てしまった。
そして気付いたとき、肩に手をおいた感触と、すぐ目の前に何かがある感覚があった。
かなたの顔だった。
びくっとして目を開けると、かなたもかなりびくっとして俺の体から離れた。
かなたはすぐに自分の机に戻った。
そして慌てた感じからいつものかなたに戻った。
かなた「先生ー、寝てたやろー。」
「ごめん。ついっ。」
かなた「おぃおぃ、仕事中やろー。給料もらってるくせに。」
「ごめんて。だってめっちゃ静かやねんもん。」
本当に反省した。
…。
そして目覚めた時のことを思い出した。
かなたの顔がほんのすぐ目の前にあった。
そこまで普段近づいたことはないし、そんなまじまじと顔を見つめたことがないので、あまりのかわいい顔に、思い出してドキドキしてしまった。
いつもはえいたがいるし、一応は先生と生徒なので、そういう意識は持たないようにしていた。
でも、色白のきれいな顔は、間近で見たせいか、脳裏から離れなかった。
そして、俺の顔を覗き込んだのか、顔を異様に近づけていたのも少し気になった。
かなた「先生。」
「えっ、あー、何?」
かなた「これってどうやるん?」
「あー。これは、式を二つ作って、…」
やばい。ちょっとドキドキしてしまう…。
かなた「先生あのさ、」
突然声のトーンが変わりかなり小さくなった。
「なに?」
かなた「…。
あの…。アドレス…。教えて。」
「え、いいけど、なんで。」
かなた「え、わからん問題とかあったら聞こうかと思って…。」
家電は当然として、お母さんの携帯のアドレス等は知っていたけど、生徒とメールはしたことがなかった。
そしてそんなに仲良くもないというか、そんなに俺を慕ってる感じでもないのに(笑)、今日のちょっといつもと違うかなたの雰囲気と合わさって、違和感があった。
そして時間が終わり家に帰った。
帰っている途中でさっそくかなたからメールがきた。
(宿題って数学だけやんな?)
かなたそのままって感じの素っ気ないメール(笑)。
まあ、中学生のガキやし…。
と思ってたらなんとメールが毎日来た。
しょうもない一行メールだけど、1日5件くらいは来ていた。
最近の中学生ってよくわからんなと思いながらも、俺もいつの間にかかなたからのメールを楽しみにしていた。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@softbank219179112137.bbtec.net>
そして家庭教師の日、朝から
(今日もえいたとおかんおらんから)
というメールが来ていた。
なんか不覚にもドキッとしてしまった。
またかなたメール。
(何する?)
えっ。って、変なことを考えてしまった。
教科のことね。てかメール文短いねんって(笑)。
そして夕方。
ピンポーン
かなた「あ、入って。」
いつものかなただった。
「かなたってメール好きなんやな。」
かなた「あ、まあ。」
俺の方をきちんと向いて話したことはほとんどない。
だいたい背中で返事をする。
かなた「あ、先生、今日は寝んなよ。」
「寝えへんよ」
また起きたときのあのかなたとの距離を思い出す。
勉強を始め出す。
いつもより今日はやけにかなたの質問が多い。
「どしたん?今日は。なんかやる気っちゅーか、質問多いな。」
かなた「…そう?」
かなたがペンを止めた。
かなた「てか…。先生はさ。か…」
「何?」
かなた「…彼女…とかおるん?」
めちゃくちゃ突然の質問。
というか、自分で言うかえいたに聞かれることはあっても、かなたが俺自身のことを聞いてきたのはそれが初めてのこと。
明かに今日はちょっと変。
てか俺も変なドキドキ。
「え、今はおらんよ。てかどうしたん?好きな人でもできたか?恋の相談ですか(笑)」
かなた「ちがうし。」
「まあ、かなたもてそうやしな。好きな女の子おらんの?」
かなた「興味ないし。女とかウザい。」
「へえ。じゃあ男にでも興味あんの(笑)」
かなた「アホか。」
まあそう返ってくるよな…。
再び静かな空気が流れた。
かなたは少し顔を赤くしていた。
その顔がすごくかわいかった。
かなたはいつものように黙々と問題を解いていった。
普通に時間が終わり、帰る準備をした。
かなたはなんかぼーっとしているようだった。
いつもは部屋で別れて一階のお母さんの所にあいさつするところだけど、いないので一緒に下りてくるようだった。
俺が先に階段を下りていると、ドタッとかなたが少し足を滑らした。
危ないっ。
俺はもうちょうど下りたところだって、振り返ると、かなたが俺に覆い被さってきた。
とっさに抱き締めるように受け止めた。
かなたは40キロくらいの軽い体なので余裕で受け止めた。
「おっ、おーい、大丈夫かよ。」
とっさに抱き締めるようなかたちになったとき、あまりに華奢な細い体つきになぜか思わずぎゅっと強く抱き締めてしまった。
離さなきゃ、と思いながらも体は離れなかった。
かなたは俺に完全に俺に身を預けていた。
かなたの顔はおれの肩にぴったりとくっついていた。
何秒間か抱き締めていた。
そして我に返った。
やばい。
離れた。
めちゃくちゃ気まずかった。
「大丈夫か?」
かなた「あっ、おぅ、ごめん…」
いつものように目をそらした。
かなた「じゃあな。」
玄関で普通に見送ってくれた。
やべえ。なんかすごいことをしてしまった。
帰り道で思った。
でも明らかにかなたは俺に身を預けてきていた。
いろいろ考えていたらかなたから普通にメールがきた。
(ぼーっとしてたら滑った。ごめん。)
普通だった。
もう深く考えないようにした。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
面白いです!
続き楽しみにしてるんで頑張って書いて下さい。(^o^)
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
めちゃ楽しいです。続き期待してます!!!
ヽ('ー'#)/
<Vodafone/1.0/V904T/TJ001/SN358423000448417 Browser/VF-Browser/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 Ext-J-Profile/JSCL-1.2.2 Ext-V-Profile/VSCL-2.0.0@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
メールが来なくなるかなと思っていたら、むしろ前より多くなった。
相変わらず素っ気ないメールだったけどしょっちゅうきた。
(なんでそんなにメール好きなん?)
と送ったら
(メールのほうが素直になれるから)
と返ってきた。
(へえ。そうなんや。じゃあ好きな人おる?)
(おる)
本当に素直に返ってきた。
意外な返信にびっくりした。
(でも先生には絶対言わへん)
(いいよ。てか俺が聞いても誰かわからんし。)
そんな感じでメールは続いた。
ちょっとだけメール内容が深くなったような…。
そしてまた次の家庭教師の日。
(今日はえいたおるから)
というメールがきた。
(残念!)
と続けてきた。
またいつもの感じに戻るんかぁと思った。
「おぅ。えいた久しぶり」
いつものように部屋に入って来たえいた。
えいた「おぅ先生ー。前お兄ちゃん1人やったんやなあ。いいな。俺も1人でやりたい。」
かなた「なんでやねん。てか自分の部屋で1人でやってろよ。」
相変わらずかなたはノートに問題をしながらえいたに言った。
そして終わり、お母さんのところに行って、帰ろうとしたら、また珍しくかなたが下りてきていて、玄関のところにいた。
「じゃあ、帰るわ。」
そう言うと
かなた「コンビニ行くんやけど…」
…間。
「じゃあ途中まで一緒にいこか」
俺がそう言うのを待ってたかのように…、何も言わずにかなたは靴を履き始めた。
初めて一緒に外で歩いた。
外で見るとかなたがよけいちっちゃく見える。
線が細いせいか女の子にも見える。
まあ普通の中坊って感じだけど。
顔をみるとやっぱり肌がすごくきれいでかわいい顔をしている。
ほとんど笑顔を見せないのはいつものことだけど。
すると突然、
かなた「先生ち行っていい?」
はっ?って感じだった。
「え?なんで?なにしに?」
かなた「なんとなく。見たいから。」
「てかもう遅いしお母さんに言っとかなやばいやろ。」
かなた「いっつも夜中コンビニで立ち読みしてるし」
かなたの家は超放任主義なのは知っていた。
「でも何もないで。」
かなた「いいよ。決定ね。」
かなたがレアな笑顔を見せた。
少しドキッとしてしまった。
強引ながらも俺の家に行くことに…。
家までは歩いて15分くらい。
普通のワンルームのアパート。
家に着いた。
かなた「先生って一人暮らし?」
「そうやで」
家に入った。
かなた「きたなっ」
「うっさいなあ。文句あるんやったら入んな。」
そう言い終わる前にずかずかと入っていった。
こいつは…。
「な。なんもないやろ。」
かなたは許可もなくベットに座った。
自分ちにかなたがいるのは新鮮だった。
かなたは最近の中高生らしいだぼだぼのスウェット姿。
「なんか飲むか。てかなんもやることないし、も帰るか?遅いし」
9時過ぎだった。
かなた「いや、ゆっくりしていく。」
かなたはリモコンでテレビをつけた。
「あのなぁ…」
仕方なくジュースを入れて、俺は座布団に座った。
しばらく無言でテレビを見ていた。
気付いたらベットのはしに座っていたかなたは頭をクッションにもたれさせ、目を閉じていた。
えー。
人んち来たいって言っといて来たら寝てるって(笑)。
「おいっ」
起こそうと近付いた。
近くで見たらヤバかった。
めちゃめちゃかわいい。
スーっとかすかに寝息を立てている。
ふと俺が寝てしまったときのことをまた思い出した。
あの時顔を近付けてきていたかなた。
かなりドキドキした。
かなり無防備な寝顔がそこにあった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
|
Beep
- 07/9/26(水) 17:11 -
|
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30)@softbank220008168047.bbtec.net>
俺の部屋の俺の目の前で眠っているかなた。
生意気な言葉がどんどん出てくる口もよくみるとすごく小さくてくちびるがかわいくてやばい。
見ていたら理性を失いそうになる。
家庭教師の生徒とか、手を出したら大問題。
まあそれ以前に男の子に手を出すこと自体とんでもないことなんだろうけど…。
とにかく自分を押さえないと。
「かなたっ、起きろよっ」
起きない。
肩に手をやる。
階段で抱き締めた時を思い出した。
小さい肩。
やばい。
かなたに顔を近付ける。
スーっという寝息がすぐ近くで感じる。
そのまま口をかなたのくちびるに…。
もう止まらない。
柔らかいくちびる…に…
そしてわずかに触れたその瞬間…。
パッと
かなたの目が開いた。
とっさにパッと離れた。
かなたの目ははっきりと開いた。
絶体絶命。
つけっぱのテレビのバラエティーの音だけが大きく聞こえる。
完全に無言。
かなたは立ち上がって玄関に向かった。
歩きながら小さな声で
かなた「かえる」
と言ったように聞こえた。
「あ」
俺は何て言っていいのかわからなかった。
バタン
ドアが閉まった。
終わった。
もう最悪。
来週家庭教師どうしよ。
このまま辞めようかな。
いろいろ考えてたらメールがきた。
(ローソン右でよかったよな?)
かなたから。
えっ。てゆうか普通?
そして普通に何通もメールがきた。
(道分かった)
(今家着いた)
(明日テストなん忘れてた)
(宿題やっと終わった)
何を考えてるのかよくわからなかった。
何とも気にしてないってこと?
まあ俺は一通も返せなかった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
かなたくんツンデレやなw
続き楽しみにしてます(^_^)v
<KDDI-SA35 UP.Browser/6.2.0.9.1 (GUI) MMP/2.0@07022440520421_ei.ezweb.ne.jp>
イロイロと感想、応援ありがとうございます。
うれしいです。
てかそれ以前にこんな長い文章を読んでいただいて光栄です。
でも、自分で言うのもなんですが…これからめっちゃおもしろいです(笑)。
次の日。
ずっと昨日のことを考えていた。
とにかく激しく後悔。
そしてかなたの普通な感じは何なんだってこと。
夜8時ごろ。
インターホンが鳴った。
出てみるとなんと、かなただった。
「え?かなた…」
目が点になっていると、昨日と同じようにずかずかと入った来て、昨日と同じようにベットのはしに座った。
かなた「ヒマやったから」
そう言いながらテレビをつけた。
はっ?という感じだった。
「かなた?」
かなた「何?」
かなたはテレビから目を離さない。
「あのさあ、昨日のことなんやけど…」
かなた「あ、単語テスト100点やったで。」
完全に俺の話をさえぎるように大きな声で言った。
かなた「全然勉強してなかったとこやったけど余裕やったし。やっぱ俺すげえ。」
続けざまにぽんぽん話すかなたは珍しかった。
かなたは携帯を取り出しメールを打ち始めた。
と俺の携帯が鳴った。
送信者かなた
かなたは目の前の俺にメールした。
(気にしてないから)
かなたはテレビのチャンネルを変えていた。
「え、あんなことしたのに?」
かなたは何も答えない。
「かなた?」
完全無視。
俺はかなたにメールした。
(今日はなんで来たん?)
かなたはすぐに返信してきた。
(ヒマやったからやって)
続けてすぐ
(あと昨日すぐ帰っちゃったから)
ときた。
かなたの(メールでは素直になれるから)というメールを思い出した。
俺は
(昨日ごめん)
と送った。
そしたらかなたは携帯をずっと見つめててなかなか返ってこなかった。
ずっと携帯画面を見ていて10分くらいたって打ち出した。
打ち終わると視線をテレビに戻した。
俺はそのメールを見てびっくりした。
(俺、昨日ずっと起きてた)
つまり寝てるふりしてたってこと?
何回も呼んだり、顔を近付けたり、そしてくちびるが重なるまで。
驚いたと同時に考えた。
かなたの気持ちは?
受け入れたってこと?
俺を試した?
俺はベットの上、かなたの横に座った。
かなたは相変わらずテレビを見ている。
「かなた、俺な、正直ゆったら…」
言葉につまった。
めちゃめちゃ緊張した。
「キモいと思われるかも知れんけど、かなたのことかわいいと思ってしまってて、階段のときも昨日も理性が抑えられなかったというか…、とにかく…」
ずっとテレビを見ていたかなたが初めてこっちを向いた。
かなた「思わんし」
「えっ」
初めて俺の目をはっきりと見てかなたは言った。
かなた「キモくない」
やばい。
なんか…胸がきゅんとなった。
俺は思わず抱き締めてしまった。
ぎゅーっと強く抱き締めた。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
読んでるこっちの胸がキュンとなります(笑)
続き楽しみにしてます☆
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@cap008-213.kcn.ne.jp>
俺は強くかなたを抱き締めた。
かなたの体は細くて折れてしまいそうだった。
細い肩は少し震えていた。
かなたも俺の背中に手を伸ばして強く抱き締めた。
俺は興奮してしまって、そのままキスをした。
柔らかいくちびるを舌で開け口の中に入れた。
かなたは力が抜け、俺に身を委ねた。
ほっぺたが少し赤くなっている。
もうかわいくてたまらなかった。
そしてスイッチが入ってしまった(笑)。
欲望のままに俺の右手はスウェットパンツの上に。
柔らかい生地の上からちんこをつかむとはっきりと勃起しているのがわかった。
たまらなかった。
ヤバかった。
体型の通り小さかったけどかちかちになっていた。
顔を見ると、かなり恥ずかしそうに真っ赤にして、目を反らしていた。
だぼだぼのスウェットだと足や腰が余計に細いように感じた。
ちんこを触って揉むと、かなたは目をつぶった。
かなたのぬくもり。
かなたの空気。
ほぼ密着した状態でかなたの吐息を感じた。
そしてズボンを下げようと思ったその時。
俺の携帯が鳴った。
家庭教師の事務所からだった。
我に返った。
電話は新しい生徒の紹介だった。
普通に断って切ったけど、そのあと完全に我に返った。
今目の前にいるのは家庭教師の生徒。
ましてや中2の男の子。
やばい。
手を出すのもやばいけど、俺はもう普通に好きになろうとしてる。
最近はずっとかなたのことを考えてしまっているし、さっきもかなたが止めなかったら「好き」って言ってた。
かなたのことを考えたり悩んだりで、メールが来たらめっちゃうれしいし。
好きになってしまうのはやっぱまずい。
かなたのことをこれからのことを考えても、かなたもまだ中学のかわいい男の子なんやし…。
「やっぱ、今日は帰れ。」
一瞬沈黙になり、かなたは不機嫌な顔になった。
かなた「いやだ」
「てかもうそろそろ遅いしな。送ったるから。」
かなた「1人で帰る」
かなたは足早に出ていった。
その日はメールは来なかった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
なんかセツナイ展開に。(>_<)
続き楽しみにしてます!!
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@07021410080056_vb.ezweb.ne.jp>
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@i60-46-132-53.s02.a033.ap.plala.or.jp>
続き、かなり期待しています。
途中でやめたりしないで下さいね!
<DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15;ser352880011123634;icc8981100010358866805F)@proxy3103.docomo.ne.jp>
毎回楽しく読ませていただいています。僕もバイトで塾講師や家庭教師をしていましたが…そんな事が一度もなかったのでうらやましいです。続きを楽しみしています。
<DoCoMo/2.0 SO703i(c100;TB;W24H18;ser352380010444065;icc8981100010357059345f)@proxy1144.docomo.ne.jp>
次の日、家庭教師の事務所に電話をした。
俺は家庭教師を辞めようと思った。
かなたのことを完全に好きになってしまっていたし、もう行けない、このままでは続けられない。
適当な理由をつけて半ば強引に辞めた。
その日は、実家から姉が来ていて就職活動で何日か泊めさせてとのこと。
俺も新しいバイト探そうかなっと思った。
その日も結局かなたからのメールはなかった。
何日かたち、事務所から何回か電話がかかってきていたが拒否ってた。
結局あの日以来、かなたからのメールは全くなかった。
まああの年齢の子やし、あの日最後冷たくしたし、そんなもんやろうと思っていた。
しょっちゅうかなたの顔が浮かぶけど、無理やり考えないようにしてた。
そして1ヶ月後。
ふと事務所からの電話をとってしまった。
しまったー。
事務所の人「ああ、やっとつながった。
先生何してたんー?
あのな、前もってもらってたかなた君、新しい先生に引き継いだんやけどな、全然先生の言うこと聞かんし、全然勉強せえへんくなっちゃったんやって。
それでこの前のテストが最悪やってな。
で親御さんから聞いたら、本人が先生(俺)じゃなかったら勉強せえへんって言うてるって。
先生はもう辞めたから無理は言われへんけど、先生に聞いたらなんかわかると思って…」
なにそれ…。
俺じゃなかったら勉強せえへん?
でもあれだけメールで素直な子やけど、メールも電話も一切来てない。
かなたの携帯に電話をかけてみた。
現在使われておりませんコール。
はあ?
メールも届かない。
気になったので家に行ってみた。
かなたはいなかった。
えいた1人だった。
そしてそのときえいたに聞いた。
かなたがあの日携帯を水没させてしまったことを。
それでメールも電話も来んかったんや。
俺は1ヶ月もたってそれを知ったことを悔やんだ。
なんでこっちから1回でも連絡しなかったのか。
確かに俺はかなたを好きになってしまうことを怖がっていた。
自分が情けなかった。
もう普通に…。
かなたのことが好きなのに…。
かなたが好き…。
えいたからこの1ヶ月かなたの様子がおかしいことを聞いた。
俺はえいたにかなたの新しい携帯番号を聞いてかけてみた。
何回かけても出なかった。
諦めきれず、えいたにかなたがいそうなところを聞いてみた。
えいた「多分部活やと思う。」
学校に行ってみた。
でも俺が学校の中に入るわけにもいかないので、校門で待っていた。
7時には学校が閉まると聞いていたので、今は6時半、30分待ってみることにした。
雨が降ってきた。
傘をさして待っていた。
ふと考えた。
電話はかけられなくてもかなたは俺の家を知っている。
もし俺にめちゃくちゃ会いたかったら家に来たらいいだけやし。
別に会いたいって訳じゃないかも…。
その間、何回も電話したけど全く出ない。
部活を終えた子達が沢山出てきた。
でもかなたはいない。
校門が閉まった。
もいっかいかなたの家に寄ったけど帰っていない。
もうただ単にかなたに会いたいと思った。
とぼとぼと自分ちに帰った。
すると。
傘をさしたまま俺のアパートの前で座っている子がいた。
かなただった。
いつものスウェット姿。
傘をさしていたけどけつをつけて座っていたしびしょびしょだった。
「かなた」
気付いてこっちを見たけどすぐ目を反らした。
「こんなとこで何してんの?」
近付いて聞いてみた。
かなた「待ってた。」
「いつから?」
かなた「4時くらい」
俺がちょうど家を出たくらいだった。
4時間近く…。
雨のなかで…。
「はぁ、何してんねん。とりあえず家入ろ。」
二人で家に入った。
タオルを渡して濡れた体を拭いた。
「なんか勉強サボってんのやって?」
かなたは何も答えなかった。
「てか新しい番号聞いたけど、携帯にずっと電話してんのになんで出えへんの?」
かなた「携帯は家に置きっぱ。」
「はあ?なんで?」
長い沈黙のあと、かなたは答えた。
かなた「あの携帯はな。先生のアドレス入ってないから持ってても意味ない。」
俺は泣きそうになった。
こらえながら言った。
「それで俺が来んかったら勉強せえへんって?
それより前に俺に会いたかったら家に来たらいいやん。
なんで今ごろになって…。」
かなた「きた。
あの次の日も。
先生が辞めるって聞いた日も。
何回も何回も。
でもいっつも女の人がおった。
一緒に住んでるんかなって思った。
でも何回も玄関のとこまで来た。
けどチャイム押されへんかった」
かなたは少し目をうるうるさせながら言った。
しまったー。
アネキかー。
「ごめん。そっか。
いまごろ遅いけどアネキが来てたんやけど…」
ほんま最悪…。
かなたは顔を隠すように横を向いてた。
キラッと涙が光って見えた。
ヤバかった。
抱き締めた。
4時間近くも雨のなか待っていたせいで、かなたの体は冷えきっていた。
すごく震えていた。
でも力強く抱きしめ返してきた。
かなた「ほんまは…。
先生のアドレス覚えてた。」
「えっ」
かなた「でも入れへんかった。
口で言いたくて。
メールでしか素直になれないとか、そんなんじゃあかんと思って…。」
かなたは真剣な顔になった。
かなた「俺の好きな人は…」
…長い沈黙。
かなた「あー、やっぱ無理。後でメールする。」
「なんやねんそれー。」
涙目のかなたはニコッと笑った。
俺は再び抱き締めて、ずっと離さなかった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
何か心が洗われた気がしましたw
最近、病んでるのかも^^;
エロくなくても、すごく良いです♪
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ZD127229.ppp.dion.ne.jp>
なんかドラマみたいな展開でいいなぁ(T_T)
続き待ってます!
<KDDI-SA35 UP.Browser/6.2.0.9.1 (GUI) MMP/2.0@07022440520421_ei.ezweb.ne.jp>
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@hj23.opt2.point.ne.jp>
▼ハヤトさん
まぁ話がきれいすぎるから多分作り話だろうけど、続き待ってますわ
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@KD121108052017.ppp-bb.dion.ne.jp>
ここのコーナー前から見てるけどレス初めてです。最高の文章構成で内容も温かい。続きお願いします。
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
めちゃめちゃ応援とかレスもらって…超感謝です!
きれいすぎ?
ドラマみたい?
ほんまや確かに!(笑)
ま自由に見てください(笑)
読んでもらえてうれしいし、レス熟読してます(笑)。
かなた「くしゅんっ」
「大丈夫か?」
かなたのくしゃみ。
「もう、あんなとこで長いことおるからやん。風呂入りや。着替え貸したるし。」
かなた「いい。」
「いいって。風邪引くぞ。」
かなた「ひかん。」
いつものかなたに…。
「はい、服とタオル。
今着てるの洗濯機入れとき。
もびしょびしょやん。
てかいつも同じのん着てないか?」
かなた「うっさぃ。」
ちょっと鼻声のかなた。
「ちゃんと洗濯してんのかー?」
無言。
動かないかなた。
かなた「…はずい」
そう、ワンルームだから着替えるところがない。
「あー。あっち向いといたるわ。」
かなたは脱ぎ出した。
ドキドキする。
かなた「今日は彼女来ーへんの?」
「は?あー。だからあれはアネキやって。
何日か泊まりに来てただけ。」
かなた「ほんまかよ」
そう言いながら風呂場に入った。
この、着替えんのも恥ずかしがってるガキのくせに、口だけは…(笑)。
かなたが出てきた。
俺はベットにもたれてテレビを見ていた。
かなたはタオルで髪を拭きながら隣に来て座った。
ちょっと見るとやっぱりかわいくて見とれてしまう。
「雨やんできたみたいやな」
かなたにジュースを出すと静かに飲んだ。
なんかドキドキした。
かなたはあいかわらず自分からは何もしゃべらない。
9時過ぎだった。
「そろそろ遅いし、帰るか?」
少し間があって、
かなた「…うん。」
自分で聞いといてちょっとがっかりした。
5分後。
かなたは動こうとしない。
「かなた?」
帰らんのかー?って感じでかなたに触れる。
「てか髪まだ乾いてないやん?また風邪引くぞ。ちゃんと髪拭いたんかー?」
ベットの上の俺の両足の前にかなたを座らした。
そして後ろからドライヤーをかけてやった。
かなたは目をつぶった。
かなたの髪はサラサラの黒髪セミロング。
きれいなうなじ。
小さい頭はぐらぐらと動いた。
「あのさ、かなた。
俺家庭教師さ…」
かなた「いい、大丈夫。」
かなたはすぐに俺の言葉を遮った。
かなた「先生辞めたんやろ?俺は大丈夫。
1人で勉強できるし。
先生辞めたんなら俺も家庭教師やめる。」
「1人でできるって。俺がおらな勉強できへんって言ってたくせに。」
かなた「先生は俺んち来ても寝てただけやん。」
このくそガキ…。
でも否定できない(笑)。
かなた「もういいねん。もう大丈夫。」
目をつぶったままかなたは静かにそう言った。
かなたは少し笑っているように見えた。
俺はドライヤーを止めた。
かなたの肩から両腕を後ろから触った。
かなたは俺の足首の辺をつかんだ。
そして身を預けてきた。
俺はかなたにキスをした。
小さくて柔らかくて冷たいくちびるだった。
オレンジジュースの味がした。
1分以上離さなかった。
かなた「んっ」
そりゃ苦しくなる(笑)。
口を離して、俺は後ろからかなたに腕を回す。
ぎゅーっと抱きしめる。
いつも通りの細い体。
体を密着させる。
俺のちんこは当然のようにマックスになる。
それがかなたのお尻にあたる。
かなたは体をピクッとさせた。
でもこれ以上はダメだ。
そう決めていた。
俺はかなたから少し離れた。
かなた「エロいぞ。」
かなたはそれがわかっているかのようにベットから離れた。
かなた「俺、帰る。」
「おう、送るわ。」
かなた「いいって。」
かなたは玄関に向かう。
俺は何も言わずについていき、かなたの家まで送っていった。
家に戻ったらかなたの新しい携帯から初めてのメールがきた。
(ありがと)
4文字。
俺は一晩中メール画面を眺め続けていた。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
ずっと読んでます。
マジ感動してます泣
内容がすごーく美しくて切なくて…もうやばいです。このコーナー史上一番の最高傑作だと僕は思います!!!真面目に映画にもできると思います
続き楽しみにしてます!!
<Vodafone/1.0/V904T/TJ001/SN358423000448417 Browser/VF-Browser/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 Ext-J-Profile/JSCL-1.2.2 Ext-V-Profile/VSCL-2.0.0@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
待ってました!
二人には結ばれて欲しいな…。(^o^)
続き楽しみにしてます!
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490003687118;icc8981100010358122159f)@proxy272.docomo.ne.jp>
いいっすねぇ〜☆
関西弁ってとこが親近感わきます↑
続き楽しみにしてます↑
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@i60-46-132-53.s02.a033.ap.plala.or.jp>
<DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15;ser352880011123634;icc8981100010358866805F)@proxy3108.docomo.ne.jp>
|
YUASA
- 07/9/30(日) 18:30 -
|
<KDDI-HI35 UP.Browser/6.2.0.9.2 (GUI) MMP/2.0@07031041663477_mb.ezweb.ne.jp>
スゴイ感動しています!
めっちゃ楽しいです!!
続きお願いします
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@p1115-ipbf01yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp>
皆さんの返信に俺は感動してます泣
続き(読むの)がんばってください!笑
次の日。
講義が終わって夕方6時半。
アパートに帰ってくると
あれ?
昨日と同じ。
アパートの前に同じ格好でチョコンと座っている中坊。
まあ、今日は雨は降っていない。
近づくと、
かなた「遅いー。」
遅いーって…。
なんも約束してないって。
まあ一緒に部屋に入る。
「どしたん?」
かなた「明日追試。やからここで勉強する。」
「ここで?」
かなた「家えいたおるし。ここやったら先生にわからんとこ聞ける。」
てか…。
これって…、ただ家庭教師の給料がなくなっただけパターンじゃん(笑)。
「いやいいけど。」
かなたとおれるのはうれしいけど…。
かなた「今日徹夜ね。」
「はあ?」
かなた「最近サボってきたからやばいねん。」
いや、そりゃ知ってるけど…。
重そうなカバンに勉強道具一式、制服、夜食(おかし)まで持ってきている。
こいつ本気や…。
「夜は帰らなやばいやろ?お母さんになんか言ってんのか?」
無言。
はあ。
かなたんちに電話する。
かなた母「あー先生。
お久しぶりです。
あ、かなた今日ね、友達の家に泊まりで勉強しに行ってるみたいで。
明日追試なんですよ。
追試で全教科100点とったら家庭教師をやめて自分で勉強するって約束したんですよ。
まあ無理なのわかってるんですけど。
どうしてももうやめたいからって。
それで最近授業も聞いてなかったから友達に教えてもらうって。
なんかかなたに用でした?…」
…、こいつ…。
「俺は友達か!」
教科書を用意しながら少し笑うかなた。
「てか全教科100点なんか絶対無理やろ!つかそれ以前に中学校で追試って…。テスト何点やったん?」
かなた「全部0点。
何も書かんかった。」
…はあ。
かなた「徹夜で勉強すれば大丈夫。」
冷静にそう言う。
かなた「先生も寝たらあかんで。」
「はいはい。」
振り回されてる?俺(笑)。
勉強しだすかなた…。
今日はかなたとずっと一緒におれる…
…とか言ってる場合じゃない感じ…。
「この動詞の場合は…副詞的用法になるから…」かなた「…これも?」
飲み込みは早いけど…。
やっぱ一晩で全部百点とか絶対無理…。
「じゃあ俺風呂入るからここ覚えときぃな。
出てきたらすぐテストするから。」
かなた「おう。」
「一緒に入るか?笑」
かなた「アホか」
俺は風呂場に向かって服を脱ぐ。
目をそらすかなた。
まあいつも目をそらしてるけど…。
出てきたらおかしをバリバリ食べている。
なんか…。
その食べている姿。
幼く見えるその姿を見ていると…なんで俺はこんな小学生みたいなやつの相手してるんやろって…(笑)。
「てかさ、なんでそんな家庭教師やめたいん?
別にそれはそれで続けたらいいやん?」
かなた「徳川慶喜」
「…正解。
じゃあその頃の外国を敵視する考え方は?」
かなた「…」
「お母さんはどう言うてるん?」
かなた「尊皇攘夷?」
「正解。
えー、『奥の細道』
新しい先生がいやなん?てかどんな人?」
かなた「えー、
先生より賢い。
先生より教えんのうまい。
先生より熱心。
先生より寝えへん。」
…このガキは…。
「てかそれやったら続けえや?」
かなた「…松尾芭蕉?」
「正解。」
夜中。
かなたの首は、
かくんっかくんっ。
かわいい。
…じゃなくて眠そう。
「かなたちょっとだけ寝とくか?」
かなた「…テイコウ?」
「全然違う。
なあ1時間たったら起こしたるから?」
かなた「絶対寝ん。
オームのホーソク?
寝たらエロいことしようとしてるやろ?」
「正解!
ってあほかっ(笑)」
なんかかなり本気。
俺はコーヒーを入れてやる。
てか俺も眠いっちゅうねん!
がんばるかなた。
4時半ごろ。
「かなたも風呂入ってきたら?すっきりするで。」
かなた「…。
風呂つかりたい。」
「えー?」
俺んちは一人暮らしやしほとんど湯船に湯をためたことがない。
掃除して湯をためる。
かなたは入った。
風呂場のかなたと部屋の俺。
やっぱりなんかドキドキする。
家の中に裸のかなたがいること。
かなた「先生ー」
風呂の中からかなたが話しかけてくる。
「なにー」
かなた「覗くなよー」
はあ…。
かなた「き…の…言…てた……」
小声になった。
「なんてー?聞こえへんぞー」
なんかしゃべってた…
…あれ?
目を開けると目の前にかなたの腰が…。
しまったー。
「あ゛ー。ごめん…。
ねてしまっ…」
7時半。
かなたは俺のぴったり横で勉強を続けていた。
体を起こそうとした。
その瞬間。
えっ?
甘い味。
コーヒーの。
かなたのくちびるが俺の口に…。
夢の続きか?
震えてしまうくらいソフトなかなたからのキスだった。
「どしたん?」
あまりのふいな大胆行動に思わず聞いてしまった。
ひと沈黙…。
かなた「口開けて寝てた。」
目をそらし少し笑って言った。
俺の体にはタオルケットがかかっていた。
二人で飯を食って着替えた。
かなたは制服に着替える。
むらっとなっちゃうから見たらダメと思いながら、ちらっと見てしまう。
細いきれいな足。
いっちょ前にボクサーブリーフ。
今の中学生ってそうなん?
家を出る。
俺は大学。
かなたは中学。
「試験中に寝んなよー。」
かなた「寝ーへんし」
歩いていくかなた。
あくびをしている。
…大丈夫かな…?
かなり心配。
俺は、教室に入ってふと。
かなたは風呂で何言ってたんやろ…。
で、講義が始まり熟睡タイム(笑)。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
正直カナタくんに惚れそうですw
とても素敵な話ですので是非続きがよみたいです。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1)@220-152-28-204.rev.home.ne.jp>
読んでてかなりたのしいっっ!
てか親しみわきます>_<
続き楽しみにしてますねっ☆
<DoCoMo/2.0 F903iX(c100;TB;W23H12;ser359486003921838;icc8981100010324343871f)@proxy262.docomo.ne.jp>
|
安倍なつみ
- 07/10/1(月) 2:30 -
|
ほのぼの、楽しいストーリーですね。
ハヤトさんは果たして最後まで理性を保ちきれるのでしょうかw
続き、楽しみに待ってます。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@p93998c.hkidnt01.ap.so-net.ne.jp>
普段生意気なのに時折見せる素直さがまぢでかわいいな(^_^)v
何て言ったのか気になる!続きよろしくお願いします!!
<KDDI-SA35 UP.Browser/6.2.0.9.1 (GUI) MMP/2.0@07022440520421_ei.ezweb.ne.jp>
<DoCoMo/2.0 F903iX(c100;TB;W23H12;ser359486004026744;icc8981100000661875072f)@proxy262.docomo.ne.jp>
どんなクライマックスを迎えるんだろう。
超期待しています。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461; .NET CLR 1.1.4322)@p0398f0.tokynt01.ap.so-net.ne.jp>
なんだかこの年頃の素直じゃないところってすっごくほほえましくて共感しますね〜
ぜひ続きを期待しております。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)@zaq7ac429dd.zaq.ne.jp>
数日後。
試験結果が出た。
まあ現実はそう甘くない。
それでも大健闘といえる。
4教科90点代は。
…理科28点…。
「えっ?」
かなた「寝てもた。」
予想通りのオチ…。
それでも学校側からはかなり評価されたみたいで。
でもお母さんとの約束。
約束は約束。
ということで家庭教師は続けることになったみたいで。
かなた「先生が寝たからや。」
いつも通り俺の家でかなたと俺。
テレビを見ながらかなたはそう言った。
ピンポーン
出るとらいき。
らいき「あー。
おったーよかったー。
ごめんなー突然。」
らいきはおないのフリーター。
家が近く、よく飲みに行くいわゆるこっちの友達。
らいき「ケータイなくしてさ。
番号聞こうと思って。」
そういえば同じようなことしてた子が一匹ここに…。
かなたはこっちをチラ見もせずテレビを見ている。
らいき「誰?」
「あ、かてきょの生徒。」
らいき「へえ。
はやとんちで教えてるん?
て前辞めたって言ってなかった?」
「まあ、イロイロあってな。」
らいき「へえ。めっちゃかわいいやん。」
らいきもいわゆるかわいい系。
でもかなたとは正反対で、素直、明るい、やさしい…とかなりの王道なかわいい系キャラ(笑)。
らいき「てかはやと最近どーしたん?
付き合い悪くない?
また飲みに行こうやー。」
そう。
最近かなたのことでイロイロあってまともな付き合いをしていない。
「まあ、時間空いたら。」
らいき「絶対なー。」
ドアが閉まる。
かなたは動かずテレビを見てる。
かなた「誰?」
「え、ツレ。」
かなたはあまり俺のことを聞かない…
かなた「どんな?」
はず…。
かなた「かてきょのせいと」
かなたはボソッとつぶやいた。
「かなた?」
確かに俺とかなたってどんな関係?
お互いの気持ちもなんとなくわかってるし…、
キスだってした…。
じゃあ付き合ってる?
恋愛対象?
かなたはただの生徒と言われたことを気にしてる?
かなた「そろそろ帰る。」
かなたはここに来てからほとんどテレビから目を離していない。
「えっ。…おぅ。」
いつものように送っていく。
「かなたらいきのことなんか気にしてる?」
俺の斜め前を歩くかなた。
かなた「うん。かっけーなーっと思って。」
そっち?
家につく。
かなた「ありがと。」
笑顔でお礼を言うかなた…。
えっ?
耳と目を疑った。
かなたは家に入って行く。
変。
うれしいはずのかなたからのレアな笑顔とお礼は、不思議と俺を不安にさせた。
2日後。
かなたとのメールは最近そんなに多くないが、2日間は向こうからのメールが全くなかった。
久しぶりにらいきと遊ぼうと思って誘った。
変なモヤモヤや寂しさをらいきのテンションは消してくれる。
そして飲みに行く途中。
俺は少し弾けてらいきとはしゃいでた。
らいき「あれ?
あれってこの前の子くない?」
「えっ?」
車道を挟んで向こう側かなたが歩いていた…。
制服だった。
そしてそのとなりに女の子が歩いていた。
らいき「女の子と二人で歩いてるやん!
若い子っていいよなあ(笑)。」
かなたはあいかわらずどこを見ているのかわからないような視線だった。
ちらっとこっちを見たような気もした。
俺はなんとなく目をそらしてしまった。
飲み屋に着いた。
らいきと飲んでいると元気になれた。
大学のことバイトのこと、いろいろ話して吐くほど飲んだ。
フツーの大学生。
そしてかなたもフツーの中学生。
別に何も悪いことは起きていない。
…はず。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
毎日の書き込みお疲れ様です&すごく楽しく読んでいます☆
お互いハッピーエンドになるのかなぁ〜と本当に気になります。今回新しい方が登場なのでまたなにかしら起こる気配しますね〜☆では続きを楽しみにしてます
<DoCoMo/2.0 SH902i(c100;TB;W24H12;ser356605009873569;icc8981100020557447547f)@proxy222.docomo.ne.jp>
毎日楽しく読ませて貰ってます!(^∪^*)
俺もハヤトさんと同じようなバイトをしてて、同じような感情を中学2年生の男の子に持った事があります★
抱き締めたいほど可愛いのですが、それは決して叶いませんでした…。
なのでハヤトさんとかなた君には是非とも幸せになって貰いたいです(〃^ー^〃)
<KDDI-TS3E UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@05004017669730_eq.ezweb.ne.jp>
お願い(≧ε≦)ハッピーエンドに終わらせて(p_-)
泣きそうだよ
<KDDI-SH32 UP.Browser/6.2.0.11.2.1 (GUI) MMP/2.0@05004016766031_eu.ezweb.ne.jp>
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@eatkyo340035.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
始めてレスします♪
トミーです★
いつも寝る前に読ませて頂いてます!
なんか胸がキュンキュンってなります!
本当に本当にいつも頑張って書いて下さってありがとうございます!
寒いですが体調には気をつけて下さいね!
続き楽しみにお待ちしております!
<KDDI-TS39 UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05004016224594_eg.ezweb.ne.jp>
ホントに…、
暖かい暖かいレスをいつもありがとうございます。
うれしいです!
次の日。
土曜日だった。
頭が痛い。
気が付けば携帯画面を眺めてた。
30分くらい。
メール作成画面。
あて先かなた。
そして送った。
(メシもう食った?一緒に食えへん?)
(いいよ。)
すんなり返ってきた。
そしてマクド。
幸い向かい合うテーブル席は空いていない。
「昨日気づいてた?」
かなたは小さい口のくせにポテトを大量にほおばる。
かなたがしゃべるまで10秒くらい待たされる。
かなた「うん。らいきと歩いてた。」
お前が呼び捨てすんなー。
「かなたは女の子と歩いてた。」
かなた「一緒に帰ってって言われた。」
「へえ。」
かなたはもてるやろうし。
そんな性格じゃなかったらもっとね(笑)。
かなた「コクられた。」
俺はコーラが自分の口に流れ込む音がはっきり聞こえた。
かなた「どうしよか考えてる。」
かなたはまだ中学生。
そりゃいろんな恋愛するやろ。
フツーに…。
ちょっと前の俺だったら冷静にそう考えてた。
かわいかったやん?付き合ってみたら?とか言ってたかもしれない。
かなた「考えてる。」
「なんで?」
すぐに言い返してしまった。
かなた「なんでって…?」
周りがかなり騒がしかった。
かなた「付き合ってみてもいいかなって…。」
かなたはポテトを口に入れた。
かなた「先生昨日楽しそうやったな。」
「まあ。」
そっからずっと無言だった。
…マクドってこんなに騒がしかったっけ?
店を出た。
無言だったけどかなたは俺の家の方についてきた。
何も言わずに俺の家に向かった。
かなたの気持ちが全くわからなかった。
正直今まではこうやって会えたらいいと思ってた。
付き合うとかそんなこと考えていない。
一緒におって。
ちょっとドキドキしたり。
そうゆうのが楽しかった。
今は苦しいしかない…。
家に着いた。
何をしゃべっていいのかわからない。
なんでこんなもどかしいんやろ…ほんま。
「そいえばなんで最近メール返してくれへんの?」
かなた「うっとおしいから。」
ムカついた…。
もともとイライラしてたし…。
「じゃあなんで今日は返すねん。
で何もゆうてないのにひょいひょいついてきて。
うっとおしいんやったら帰れや。」
俺キレてた。
ほんま俺最低。
かなた「帰るし。」
かなたはすぐにそう言った。
かなた「どせ俺はらいきみたいに素直でかわいくないし。」
「なんでらいきが出てくんねん。」
間が空いた。
奇妙なほど静かだった。
かなた「先生、俺とおるときは見せたことない顔してた。
楽しそうにしてた。
俺笑顔も作られへんし…
おっても楽しくないし…。」
かなたの笑顔とお礼を思い出した。
だからあの時無理やり笑顔を作ってたんや…。
かなた「らいきみたいな人と一緒におったらええやん。」
「あーそうそう、
らいきはかなたと違って楽しいよ。
素直やし、憎たらしくないし、明るいし…。」
俺は止まらなかった。
大声を出してた。
「でもなあ、
てかもぅ、だいたいわかるやろ、うっとしなぁ。
らいきなんか関係ないやろ。
明るくて素直なかなたなんか別に見たないし。
かなたはかなたやろ。
しゃーないやん。
俺がかなたとおるのがいややとでも思ってんのか?」
中学生相手に。
おとなげもなく叫んでた。
「らいきらいきって。
おまえは女の子にコクられて浮かれて『付き合ってもいいかなあ』って。
勝手にしてろよ。」
自分でも何言ってるかわからなかった。
俺ってほんま最低…。
長ーい沈黙。
かなた「うそ。
ほんまはソッコー断った。」
「なんでそんなうそつくねんっ。」
何も言わず…、
かなたは俺の胸に抱きついてきた。
「かなた?」
かなたの頭が俺の首のところに。
こんな身長差あったんや…。
かなたの顔が温かいのがシャツを通して俺の体に伝わった。
「かなた?」
じわっとシャツが濡れて温かかった。
泣いていた。
かなた「んっ」
張りつめるような空気の中、わずかに息の漏れる音が聞こえた。
俺は不安だった。
自分に対してもかなたに対しても。
かなたは俺の胸で静かに泣いていた。
なに泣かしてんやろ。
肩は震え、じわっと伝わるかなたの涙。
温かい涙…。
俺は何してるんやろ。
…。
「かなた。」
俺は顔を上げさせた。
かなたは無表情に戻っていた。
強引にキスをした。
涙の味しかしなかった。
しょっぱかった。
俺はかなたをベットに押し倒してもう一度キスした。
かなたは少し苦しがった。
俺はこんなかたち望んでいない。
中学生やからとか関係なく。
こんな気持ちのまま、襲うとか絶対あかんって…。
でも不安が…。
俺は不安をぬぐい去ることしか頭になかった。
俺の体は止まらなかった。
強引にかなたのシャツをまくりあげた。
かなたは抵抗した。
無理やり押さえつけた。
そして顔を胸にうずめた。
かなたの体はつぶれてしまいそうだった。
かなた「んーんー」
かなたの白い肌。
かなたの乳首を吸った。
そして右腕をかなたの足の方に持っていった。
ズボンをずらそうとした。
かなたの細い腰には小さいへそが見えた。
かなたは抵抗して両手でズボンを押さえた。
俺は無理やりパンツの中に手を入れようとした。
かなた「無理っ」
かなたは振り払った。
俺の腕を押さえ思いっきり振り払った。
かなたは何も言わず走って出ていった。
バタン
ドアは閉まった。
不安をぬぐい去るって?
俺は正真正銘のあほやと思った。
こんなことして…、
ぬぐい去れるわけない…。
まだ欲望のままに襲ってるほうがましやん。
俺は崩れ去った。
疲れた。
もう…
…終わった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
あら〜、切ない展開(>_<)
かなり続きが気になります!頑張ってくださぃp(^^)q
<DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15;ser352880011123634;icc8981100010358866805F)@proxy3143.docomo.ne.jp>
毎日本当楽しみにしてます!
家帰ってきたら速攻見てるし!
なんか自分のことみたいにどきどきします。
いつも書いてくれてありがと!
うぅ・・・二人は両思いになれるのかどきどき・・・!
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@248.105.102.121.dy.bbexcite.jp>
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
胸が苦しいです(;_;)
ここまで感情移入できるなんて…(;_;)
期待してます
<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@07021410080056_vb.ezweb.ne.jp>
早く続き読みたいな…。(笑)
楽しみにしてるよ!!(^o^)
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
<DoCoMo/2.0 F903iX(c100;TB;W23H12;ser359486004026744;icc8981100000661875072f)@proxy275.docomo.ne.jp>
このままじゃ終わらせへん!!絶対続き書かなあかんで!!(笑)
<DoCoMo/2.0 N903i(c100;TB;W24H12;ser359476005117022;icc8981100010326933448F)@proxy3101.docomo.ne.jp>
お願いだ〜。
ハッピーエンドにしてくれ〜〜〜〜。
せつなすぎるよ〜。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@eatkyo340035.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
残念ながら…。
このままでは終わりません!笑
レスたくさんありがとうございます。
俺はその日はもう動く気力がなかった。
まだ昼過ぎだったけどその日は何もしていない。
次の日、日曜日。
らいきから誘いの電話があった。
ヒマだったし出掛けることに。
ふと携帯を持つ。
当然かなたからはメールも電話もない。
携帯を持っておくのが嫌なので家において出掛けた。
気になるから…。
ボーリング場。
びっくりするほど楽しくなかった。
らいき「元気ないんちゃう?
どしたん悩み事ー?
何でも聞くでー。」
らいきが気にかけてくれた。
けっこう元気に振る舞えてるつもりでおったけど。
わかるんやな。
夜帰宅。
携帯を見た。
メールも電話も入っていない。
いや、わかってるけど…。
めちゃくちゃさみしくなった。
このままじゃダメと思った。
意を決してメールした。
(昨日ほんまにごめん…。もう一回ちゃんと話したい。)
メールは返ってこなかった。
終わるにしてもちゃんと終わりたい。
電話をした。
つながらなかった。
次の日。
夕方4時ころ電話が鳴った。
びくっとして見る。
かなたじゃない…。
…もう病気やし俺…。
家庭教師の事務所だった。
担当「先生久しぶりー。元気してんの?」
「元気はしてないすね。」
俺の担当の人とはけっこう仲がよかった。
担当「あんな。
先生かなたくんと仲良かったよな?
今も連絡したりしてる?」
俺の元気をさらに奪うなって(笑)。
担当「なんかかなたくんが昨日から入院してるみたいやねんけどな。」
「えっ!?」
担当「それでちょっといろいろややこしいことあるから連絡とらんようにしてほしいねん。」
はっ?
ややこしいこと?
全く理解不能。
「何があったんですか?」
担当「今はちょっと言われへんねん。
詳しいこともよくわかってないし。」
いやだから…。
入院?
ややこしいこと?
病気?
事故?
かなたに電話した。
昨日と同じ。
つながらない。
家に電話。
誰も出ない。
母親の携帯。
やっぱりつながらない。かなりパニクった。
何回も電話した。
やっと母親の携帯につながった。
かなた母「いや、一応大丈夫なんですけど。
ちょっと事故で。」
「お見舞いに行きたいんですけど、どこの病院ですか?」
かなた母「…。
一応○○病院なんですけど。
落ち着くまでお見舞いはちょっと…。」
落ち着くまで?
重症やってこと?
気が付いたら家を出てた。
嫌な感覚が心を覆った。
こんな状況じゃなかったらもう会う勇気はなかったかもしれない。
でも今はそんなこと心の片隅にもなかった。
病院に着いた。
病室を聞いた。
かなたは…。
嫌なドキドキが離れない。
病室を開けた。
かなた…。
はあ?
かなたは、
マンガを読んでいた(笑)。
かなた「先生…。」
「かなた大丈夫なんかよ?」
かなた「大丈夫ちゃうし。
階段から滑って。」
はあ?
かなた「骨折った。
なんか検査とかイロイロあってダルい…。
携帯電波つながらんからひまやし…。」
「ちょ、それだけ?」
かなた「え、それだけ。」
なんやねんそれ…。
かなたはケロッとしていた。
2日前のことも忘れているくらいに。
とりあえず安心はしたけど…。
心配かけやがってくそう…。
かなた母「あ、先生。」
母が買い物袋を持って病室に入ってきた。
俺は気まずかったんであいさつをして病室を出た。
はあ。
なんやったんやろ。
家に帰った。
でも冷静に考えたら明らかにおかしい点が…。
ややこしいこと…?
落ち着くまでは…?
かなた母の態度や声のトーンも明らかにおかしかった。
気になった。
それでもう一回家庭教師の事務所に電話してみた。
かなりしつこく聞くとしぶしぶ話してくれた。
階段から落ちて骨を折った。
体勢が崩れたらしい。
駆けつけた母親が体を見ると。
明らかに落ちて出来たのとは違うアザが多数。
そのアザをかばったせいで階段から落ちたみたいで…。
でもかなたは落ちたときに出来たと言って何も話さない。
後でえいたに聞くと家庭教師の時間帯のおかしいことが発覚。
まずえいたは部屋に入れてくれない。
変な音がする。
家庭教師の時間が終わるとかなたが体を痛がってた時がある。
担当「でもかなたくんは全部否定しとってな。
まあ本人しかわからんことやけど。
でもまあ明らかにうちからの家庭教師に問題あるやろうということで。
当然その先生はクビになったんやけど。
でも断言はできひんし、かなたくん本人もしゃべらんしな…。」
暴力?
新しい先生の。
俺は固まった。
最悪や…。
かなたは…。
かなたはずっと家庭教師をやめたがっていた。
俺はその理由を問い詰めなかった。
かなたはずっといやがっていた…。
俺は何も気付かなかった…。
いてもたってもいられなかった。
俺は再び病院に向かった。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
今日も読めて幸せ!
でも暴力は嫌いなりよ〜
いつも幸せをありがとうございます!
<KDDI-CA31 UP.Browser/6.2.0.7.3.129 (GUI) MMP/2.0@05001010220135_aa.ezweb.ne.jp>
毎日の書き込み本当にお疲れ様です&楽しみしてます★またまた一波乱な展開ですね〜個人的には本に残してみたい気がしますッ☆続きが楽しみです
<DoCoMo/2.0 SH902i(c100;TB;W24H12;ser356605009873569;icc8981100020557447547f)@proxy2118.docomo.ne.jp>
いつも楽しみにしてます。
意外なてんかいで驚きました。続きが楽しみです。
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
すごく続きが気になります!大変でしょうけど、なるべく早く続きをお願いします!o(^-^o)(o^-^)o
<DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15;ser352880011123634;icc8981100010358866805F)@proxy3114.docomo.ne.jp>
泣〜
ほんとに素晴らしい作品です。展開が…映画みたい…感動!!
頑張って続けてください楽しみにしてます
<Vodafone/1.0/V904T/TJ001/SN358423000448417 Browser/VF-Browser/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 Ext-J-Profile/JSCL-1.2.2 Ext-V-Profile/VSCL-2.0.0@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
<DoCoMo/2.0 F903iX(c100;TB;W23H12;ser359486004026744;icc8981100000661875072f)@proxy2112.docomo.ne.jp>
いいっすねー。連ドラなは全然はまらない俺がめっちゃはまってまーす。次回が待ち遠しい!
<DoCoMo/2.0 SH901iS(c100;TB;W24H12;ser350287006816788;icc8981100000551780101f)@proxy176.docomo.ne.jp>
初めて書き込みします。
感動の嵐が巻き起こって、涙出まくってます。
かなた君の思春期特有の微妙な心の葛藤が表現されていて、そんな部分に感動しました。
ハヤトさんの表現力?文章力があるから出来る事だと思います。
展開はドラマみたいだけど、実際は小説より稀なりですよね!!
これからの展開が楽しみです。
<KDDI-HI3A UP.Browser/6.2.0.13.1.4 (GUI) MMP/2.0@05004012488619_vr.ezweb.ne.jp>
ホントにホントに応援ありがとうございます。
今回は出来たらゆーっくり見てください(笑)。
病院に向かった。
もう外は真っ暗だった。
面会時間は過ぎていた。
かなた母も帰ってるやろ。
俺はこっそり忍び込んだ。
かなたは俺に何も言わなかった。
俺にもう会いたくないのかもしれない。
いろんなことが頭をよぎった。
病室の前に着いた。
かなたの部屋は幸い個室。
少しドアが開いていた。
のぞいた。
かなたはベットに仰向けで携帯をじっと眺めていた。
寂しそうだった。
「かなた。」
俺は部屋に入った。
かなた「えっ?」
かなたはびくっとして携帯を置き、寝ながら俺に背を向けた。
かなた「何しに来たん?」
冷たい口調で言った。
完全に俺避けられてる…。
「なんで言わんねん。
暴力うけてたんやろ?」
かなた「は?
何言うてんの?
階段から落ちたんやって。」
「まあ、俺に言ってもしゃーないしな。
ごめんな。
会いたくもないやつがノコノコ来て。」
かなたは動かなかった。
俺はパイプ椅子に座る。
「かなた?」
向こうむきのかなたはわずかに震えていた。
かなた「別にいいよ。
…学校行かんでいいし…、宿題ないし…」
声が震えていた。
かなた「楽でいいけど…」
鼻声だった。
かなた「でもめっちゃヒマやからな…」
ゆっくりしゃべった。
かなた「やから、別にいいよ。…おっても。」
鼻をすすった。
2分くらい沈黙があった。
かなたがかぼそい声を出した。
かなた「こわ…かった…」
完全に泣いていた。
「えっ?」
かなた「勉強…してたら…体触ってきた。
無理やり…襲ってきた…。
拒否ったら…蹴ってきた。
めっちゃ…こわかった。
…こわかった…。」
えっ?…。
衝撃だった。
その先生は無理やりかなたを襲おうとした。
かなたは抵抗した。
それで暴力に…。
…最悪。
てか…。
俺も一緒やん。
無理やり襲って…。
がく然とした。
俺はかなたの方を見れなかった。
「俺も…、
俺も一緒やん…。」
かなたはすぐに答えた。
かなた「先生は…ちがう。
先生は…。
はやとは…ちがう…。
はやとには…腰のアザ…見られたくなかった。
このこと…知られたくなかった。
やから…突き飛ばしてしまった。」
「えっ…?
…てかなんでやねん。
なんで隠すねん。
俺はそんな頼りないか?
なんですぐ俺に相談しーひんねん。」
てか気付いてもあげられない…。
長いこと一緒におって…。
そりゃ頼りにされるわけないって俺…。
かなた「先生が家庭教師辞めて…新しい人来た。
でも…その人がいややから…勉強サボったんちゃう。
暴力されるから…やめたいんじゃない。
……先生に会いたかったから…サボった。
でも暴力のこと言ったらそれが伝わらんくなると思っ…
んぐっ…
俺…
気持ち伝えるん…
下手やから…。」
「そんな理由で…」
涙でかなたの頭がゆがんだ。
俺のせいで…。
俺のために…。
かなた「だから…テストでがんばって…、自分で解決しようと思って…。」
「なんでやねん…。」
ムカついた。
ムカついて涙が止まらなかった。
「弱いくせに…。
不器用なくせに…。
すぐ泣くくせに…。
なんで1人で解決しようとすんねん。
…。
もういいって。
十分がんばったって。
もう甘えてもいいって。
俺が…。
俺がかなた守るから。」
かなたは声を出して泣いた。
かなた「う゛ん…。う。」
かなたは泣きながら…、
向こうを向きながら…、
首を縦に振った。
俺は頭を撫でてやった。
かなたは俺の手を握りしめた。
弱々しい腕だった。
でも…
あたたかかった。
消灯時間。
看護婦さんが来た。
俺は棚の後ろに隠れた(笑)。
消灯した。
「俺そろそろ帰るわ。
ばれたらヤバいし。」
かなた「うん。」
かなたは真っ暗な中、また俺の手を握った。
でもやっぱりむこうを向いている。
「かなたー?」
かなた「あと30分」
はあ。
ドキドキするんやって(笑)。
「もう泣きやんだんかー?」
かなた「泣いてないし。」
おいおいっ(笑)。
「かなたー?」
泣き疲れたのか寝てた。
スーっと寝息を立てて。
近づいて見ると、
寝顔がちょっと笑っているように見えた。
安心した。
かわいかった。
そっとキスして…
こっそり帰った。
次の日夕方。
かなたは退院したらしい。
あんなことがあったし、まだ当然足も治っていないこともあり、かなた家の放任主義はしばらく封印されるだろう。
メールがきた。
送信予約メール(電波が入った時点で送信されるやつ)
送信日時月曜20時30分
俺が昨日病院に着く前くらい。
送信者かなた
(会いたい)
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
こんばんはぁ(^o^)/
今回も読みました!切ないっすねぇ(;_;)
ジワリときちゃいました。また続きを頑張って下さいp(^^)q
<DoCoMo/2.0 P904i(c100;TB;W24H15;ser352880011123634;icc8981100010358866805F)@proxy3109.docomo.ne.jp>
感情移入してしまいます、頭の中で場面や登場人物まで想像してしまう!続きお願いします。
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
|
ケースケ
- 07/10/5(金) 23:32 -
|
かなたくん襲って暴力奮った男、どうなったん!?
無茶苦茶ムカつくんだけど。
俺なら絶対許さない。あー気分悪い!
それにしてもかなたくん健気だなぁ。
大事にしてやんなよ〜
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なんか、せつないし、悔しい気持ちが…。
でも避けられてるんじゃなくて良かった。
続き気になって仕方ないや。^^;
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
なんて、切ないのだろう。こんなに普通の毎日の中で、
出会ってしまったんだね。運命な二人。たとえ、悲劇に終わっても
お互い、生涯の思い出だね。うらやましい。さて、二人は今
最高のクライマックスを迎える。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@60.net220148148.t-com.ne.jp>
ハヤトさんが更新してないか、毎日チェックしてます!
かなたくんマジかわいい!
ちょっと生意気だけどかわいい様子がすごく伝わってきます!
これからどうなるのか、ワクワクして見てます!
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@248.105.102.121.dy.bbexcite.jp>
<KDDI-HI35 UP.Browser/6.2.0.9.2 (GUI) MMP/2.0@07031041663477_mb.ezweb.ne.jp>
数日後。
ピンポーン
起こされた。
時計を見ると9時過ぎ。
講義が昼からだったんで寝てた俺。
出ると制服姿のかなた。
「かなた?」
まだ俺の脳は起きていない。
ギブスが付いた右足をかばいながらもずかずか上がってくる。
かなた「今日から学校やねん。」
「へえ。…って」
かなた「おかんが最近うるさくてさ。
夜外に出られへんねん。」
その愚痴はさんざんメールで聞いてるって。
まああんなことあったし。
足治ってないし。
かなた「やから今きた。」
「いや来たって…。
学校は?」
かなた「ダルい。」
実際会うのは病院以来。
かなたはやっぱり変わっていない。
「てか足大丈夫なんか?」
かなた「学校までは車で送ってもらった。
で学校からここまでは歩いてきた。」
わけわからん(笑)。
でも元気そうなのには安心した。
かなた「先生学校昼から?」
「おぅ。
てか来るんやったら言っとこうや。
俺おらんかったらどうしてたん?」
かなた「朝メールしたし。」
…寝てたって。
昨日言うとこうや…。
顔を洗う俺。
かなたはいつもの場所でテレビをつける。
「学校ひさびさやろ。
行っとかんでええんか?」
かなた「じゃ昼から行く。」
自由な中学生(笑)。
「足は痛くないん?」
かなた「んー。
これがうっとおし。」
ズボンで隠れた異常に太く見える右足。
かなた「アザはだいたい治ったと思う。」
アザのことは触れんでおこうと思ってたけど…。
かなた「肩にもあってんけどな。
自分で見られへんから。」
シャツのボタンを外すかなた。
ドキドキするって。
かなた「まだ赤い?」
肩を出す。
「あー、ちょっとだけ。」
なんかいつもよりしゃべるかなた。
かなた「腰のも…見る?」
はあ?
なんか…。
誘ってんのかこいつ…。
「そんなとこ見たら俺変なことするかもしれんで(笑)。」
かなた「きしょいし…」
かなたは少し笑った。
かなたの笑顔はとろけそうになる。
幸せな気分になる…。
でもかなたはすぐ笑顔を消した。
顔はあいかわらずそむけたまま。
かなた「ぃぃよ。」
かなり控えめな声でつぶやいた。
「えっ?」
かなた「見てほしぃ…」
ドキドキした。
それよりもかなたのドキドキが伝わってきた。
ズボンのベルトを外してやる。
かなたはピクリとも動かない。
ズボンのチャックを下ろす。
ヤバい…。
ドキドキ。
右足に気を使いながらズボンをずらす。
かなたは腰を浮かす。
ボクサーブリーフ。
少し盛り上がっている。
太ももにも少し赤いアザのあとが見えた。
それがなかったらつるつるのきれいな太ももだった。
かなた「右側。」
かなたのパンツの側面を少しずらす。
腰骨の数センチ下。
少しだけはれていた。
震えて泣いていたかなたを思い出す。
なんともいえない感情がこみ上げてくる。
アザをそっと触ってみる。
「痛い?」
かなた「だいじょぶ。」
かなたは上半身を完全に後ろに倒した。
かなたはアザにさわる俺の手を上から握ってきた。
かなた「あの先生は…、
拒否ったで。
何されても…。」
かなたは目をつぶっていた。
かなた「好きな人以外にさわられんの…嫌やし。」
あったかい声だった。
かなた「はやと」
かなたのパンツは盛り上がっていた。
少しずらしてあったので薄い毛が見えた。
かなたは腰を浮かした。
俺はかなたのパンツをつかんだ
ギブスがある辺りまでずらした。
かなたはピクリとも動かなかった。
目をつぶって横を向いていた。
かなたのちんこは勃起していた。
俺はゆっくりと右手で触れた。
優しく…。
むけていなくて小さい。
「かなた」
かなた「…ハズい」
俺はかなたのちんこを口の中に入れた。
かなたの体温が心地よかった。
かなた「えっ、んっ」
かなたの右手は俺の左手から離れなかった。
かなたはすぐにいってしまった。
俺はかなたの横に仰向けになった。
横目でかなたを見た。
「そいえばさ、俺言い忘れてたことあった。」
かなたは俺を見た。
「…俺もかなたが好きって。」
かなたは笑顔になった。
いままでで最高の笑顔。
そんな笑顔持ってんのやったらもっとはよ見せろよって…。
「あとはやとって呼び方偉そうやぞ。」
かなた「だてもう先生ちゃうし。」
かなたはずっと俺の手を握っていた。
ずっと…。
ここで一応終わりです。
今まで長い長い文章を読んでいただいて本当にありがとうございます。
この話は一応?は実体験がもとにあるんですが、当初の予定とは違い…笑、かなり過剰な演出があります。
完全な実話だと思って読んでくれている方がいたら本当にすいません。
ホントは…、
それについては触れないでおこうと思ったんですが…。
細かくは返事できなかったけど暖かく応援してくれた方、複数にわたりいつも期待のレスをくれた方本当にありがとうございました。
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky51.jp-k.ne.jp>
|
(,∀`)
- 07/10/6(土) 22:12 -
|
本間に最高です(・∀・)
ただ感動するだけで、、
何を書Llたら良Llのか
分からなLlですけど・・
本間に良かッたてす!!
あリガとうござLlます
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@07072530761285_vm.ezweb.ne.jp>
早速拝見いたしましたッ!毎回更新書き込みされるのを楽しみにしていた一人として、まずはお疲れ様でした。そして、感動をありがとうとお礼を込めさせていただきます。この話を見ているとすごくかなた、はやとの二人の関係になぞって、僕も過去にあった恋愛系経験を考える時間があって、懐かしく感慨深いものになりました。
その後の二人はどうなっているのかは個人的に気になるところですが、またエピローグ編などでご紹介いただきましたらっと思うこのごろです。
本当にありがとうございました。良い恋愛がまたしたくなっちゃいましたよw
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)@softbank220028122011.bbtec.net>
|
くる
- 07/10/6(土) 22:32 -
|
全部読みました!!長い文章お疲れ様です
このコーナーいつも見てるケドダントツで感動しました!!これからはこの作品を超えるものはない気がします!!
この話が読めて幸せです。真面目に映画にできると思います!!
キモいって思われるかもしれないけどPCからプリントアウトしてずっととっておきたいです
ほんとにありがとうございました
<Vodafone/1.0/V904T/TJ001/SN358423000448417 Browser/VF-Browser/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 Ext-J-Profile/JSCL-1.2.2 Ext-V-Profile/VSCL-2.0.0@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
有難う。
楽しみがなくなって、寂しいです。
続編お願いします。
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
一話から読んでました!!
感動しました。 実話じゃないかもしれないけど文章力あると思います。
続きか別の作り話でもいいんで読みたいです!!
ありがとうございました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; FunWebProducts-AskJeevesJapan; .NET CLR 1.1.4322)@zaq3d7d66f0.zaq.ne.jp>
やっと結ばれたんだぁ。
気持ちが一つになった時って温いんだろうなー。
その後の番外編書いて下さい!!(^o^)
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
毎日どきどきして読んでいました。
更新されるのがすごく待ち遠しかったです。
最後ハッピーエンドで僕もすごく幸せになれました。
ありがとー!
長い文章書くの大変だったと思うけど、
書いてくれてほんとありがとー!
二人の幸せを祈っています!
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@248.105.102.121.dy.bbexcite.jp>
いやー、良かった。
やっぱ純愛ですよね。
今度その子紹介してくださいww(あ
その後の二人も読みたいです!
<DoCoMo/2.0 N901iC(c100;TB;W24H12;ser350274002964572;icc8981100010383635118F)@proxy183.docomo.ne.jp>
<KDDI-SH32 UP.Browser/6.2.0.11.2.1 (GUI) MMP/2.0@05004016766031_eu.ezweb.ne.jp>
一応自分も小説に携わってきた……な者なので、声を大にしては言えないのですが。携帯小説にしろ本にしろ。文字のストーリーを読んで泣いたのはこれが初めてです。キャラクター(実話なのかもしれませんが)の心理描写も非常にリアルで、本当に驚くほど物語に引き込まれてしまいました。独りよがりの利己的な小説というのも味なものですが、最後の最後まで飽きさせない展開。読み手側のことを考えた作品でした。素晴らしいの一言につきます。
<DoCoMo/2.0 SH903iTV(c100;TB;W24H16;ser355296017446159;icc8981100020604356865f)@proxy1131.docomo.ne.jp>
|
K
- 07/10/8(月) 0:24 -
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本当にすばらしい作品でした!実際の話であろうとフィクションであろうと小説として残すべきだと思います!!!
<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@07021410080056_vb.ezweb.ne.jp>
暖かい感想をありがとうございます。
ちょいと最後にこの場をお借りして…感謝の気持ちを。
(一応代表して、レス多くくれた方に…にさせてください。)
まずユウさん。
いつもいつもレスくれてありがとうございました。
やっぱなんだかんだ反応は気になるんで、続けられたのもたくさんの応援のおかげです。
くるさん。
の誉めすぎのせいで調子に乗りました。(うそです笑すいません。)
映画にしてみたいですね。
ぜひ保存しておいてください笑。
秋さん。
この話は作っている部分も多いと書きましたが…。
実際はこんな劇的な展開にならないかもしれないけど…、
実際の恋愛ってどんな恋愛でも言葉では表しようがない、どんな分厚い本にも書ききれないものだと思います。
どうかこれからも素敵な恋愛を!
(俺かっこつけすぎ笑)
ゆうじさん。
ご期待感謝します。
続編は…
たぶん書くと思います。
たぶん…。
なおさん。
ホントにこちらこそです。
読んでもらえてすごくうれしいです。
さいさん。
あと…たるさん。
かなたは渡さないです!笑
Kさん。
ありがとうございます。
この文章はほほ主観のみで、メールを打つような感覚でわかりやすく書いたつもりです。
かなり文法無視の雑な感じですが(今も笑)、伝わってすごくうれしいです。
トミーさん。
体調にまで気遣ってくれるなんて…泣。
あと、レスくれた全ての方。
…て、ホントに中途半端ですいません。
一人一人にコメントしようがないので最初から書かないでおこうと思ったんですが…。
どうしても書き込んでおきたい衝動に…笑。
すいません。
ホントに皆さんのレスうれしかったです。
ありがとうございました。
あと一応…、
まだ見てない人はぜひ最初から!笑
<SoftBank/1.0/707SC/SCJ001/SN352999011308944 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@wtl7sgky52.jp-k.ne.jp>
わっ!
コメントどうもです。(^o^)
毎晩更新されるの楽しみにしてましたから。^^;
続編でのアップ楽しみにしてますんで☆
<KDDI-TS3A UP.Browser/6.2.0.11.2 (GUI) MMP/2.0@05001011506399_af.ezweb.ne.jp>
御礼の言葉有難う。また、この場所で会えるのを、楽しみにしています。
<KDDI-CA34 UP.Browser/6.2.0.10.3.3 (GUI) MMP/2.0@05001017247368_mb.ezweb.ne.jp>
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くる
- 07/10/8(月) 22:03 -
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お礼のコメントありがとうございます♪
すっごい嬉しいです!!
僕受験生で勉強の合間に見るのがすごく楽しみでした。終わっちゃうのは淋しいケドこの話から自信をもらいました(理由はわから〜ん!!)
ほんとにありがとうございます!!
またいつか♪
<Vodafone/1.0/V904T/TJ001/SN358423000448417 Browser/VF-Browser/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 Ext-J-Profile/JSCL-1.2.2 Ext-V-Profile/VSCL-2.0.0@cwtl7sgts51.jp-t.ne.jp>
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K
- 07/10/9(火) 0:49 -
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お礼の言葉ありがとうございます!
自然な感じがすごく伝わりやすかったんだと思います!応援しています!!
<KDDI-SH33 UP.Browser/6.2.0.13.1.5 (GUI) MMP/2.0@07021410080056_vb.ezweb.ne.jp>
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か〜
- 07/10/9(火) 1:39 -
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はじめまして。
そしてお疲れ様でした。
投稿しはじめの頃から楽しませてもらいました。ありがとうございます。
非エロでは、この話が一番好きでした。
話の内容、文章の量、更新の頻度、全て申し分ないものでした。
判りやすいのに素直じゃない、だけど可愛い彼氏を大事にしてあげて下さい。
<DoCoMo/2.0 SH903iTV(c100;TB;W24H16;ser352878015116497;icc8981100000511103253f)@proxy380.docomo.ne.jp>
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トミー
- 07/10/9(火) 2:04 -
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一回しかレスしてないのにありがとうございます!トミーです。
(^-^)/
素敵な作品を胸が締め付けられながら読んでました♪キュンッ♪て感じです。
俺も昔塾の先生の事好きになったことがあって、なんか思い出しました!
今は付き合って五年になるダーリンと仲良く幸せにやってます!
お友達は募集中なんでよかったらメール下さい!
<KDDI-CA31 UP.Browser/6.2.0.7.3.129 (GUI) MMP/2.0@05001010220135_aa.ezweb.ne.jp>
なんか人気があるみたいで笑、吸い寄せられて、読ませていただきました。
やばいッ!!!
ホントやばいです!!!
文字だけでこんな泣いたのは初めてです!!
一気に読んじゃいました。最後は泣きながら一人でニヤニヤしてしまいました笑
めっちゃドキドキしたり、あったかい気持ちになったり、とにかく最高でした。
あとカナタくん可愛すぎ〜!!
読めて幸せです!!
ありがとうございました。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@202.171.156.62.static.zoot.jp>
凄いの一言に尽きます!
思いや気持ちが痛いほどわかります。体験はちがうげど、同じ様な気持ちになった事があり、自分の事のように感じならが拝読しました。最高でした!
<DoCoMo/2.0 D903iTV(c100;TB;W23H16;ser359490000371294;icc8981100020516645892f)@proxy2112.docomo.ne.jp>
全部一気に読んでしまいました!!^^
いろんな葛藤があったにも関わらず…、ちゃんと、向き合ってく姿とかリアルに表現されててマジで感動でした(泣)
お疲れさまです!!ありがとうございました。^^
<KDDI-SN3G UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0@07032040563629_hg.ezweb.ne.jp>