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きっかけは別れ-出会い編- 良太 07/11/17(土) 17:44
きっかけは別れ-再会編- 良太 07/11/17(土) 17:46
きっかけは別れ-告白編- 良太 07/11/17(土) 17:49
きっかけは別れ-返事編- 良太 07/11/17(土) 19:46
Re(1):きっかけは別れ-返事編- ゆう 07/11/21(水) 1:29
Re(1):きっかけは別れ-返事編- たける 07/11/21(水) 11:11
きっかけは別れ-食事編- 良太 07/12/2(日) 9:31
Re(1):きっかけは別れ-食事編- ゆうき 07/12/2(日) 16:11

きっかけは別れ-出会い編-
 良太  - 07/11/17(土) 17:44 -
俺「まぁ、これで俺らもお別れだね。バイバイ。」
元カレ「ああ・・・、ごめんな、良太・・・。」

とまぁ、俺と元カレは今年6月に別れました。
俺は173cm*53kg*26歳、容姿は中性的です、良く言われるのが眼鏡かけて細くした水嶋ヒロだって言われます。
別れた理由は元カレの度重なる浮気でした。
それでも、その当時は元カレの事が好きで好きで吹っ切れずに悶々としてました。
そんな自分に嫌気がさし、自棄酒をして発展場に行ってしまいました。(これが最初で最後。)

新宿でノンケ友達とフラフラになるまで飲んで、ヤケクソで某発展場に入ったのが25時。
入るまでは勢いだったけど、いざ入れば発展場初の俺・・・。
なんか異様な勢いに圧倒されて一応ロッカーまでは行ったものの、俺には無理だなと思い出ようとしていた時・・・

??「ねぇ、もしかして、こういうとこ初めて??」

俺より何歳か年下っぽい人に声かけられました。

俺「あ、ええ。なんかノリで入ったものの、無理だなーと思ってね・・・」
??「やっぱ、そうだったかー。ねぇ、良かったら俺の相手してくれない??好みなんだよね」
俺「えええ!?いや・・・」
??「ダメかなー、もしかして俺みたいの好みじゃない??」
俺「いや、そういうわけじゃないんですけど・・・、なんか唐突で・・・」
??「なら、少し話しない??今日なんでか人居なくてさー、同年代っぽいし、世間話でもしてよう?」

となんか相手の名前も知らないうちに、ペースに乗せられて勝手もわからない俺は、個室に連れていかれました。

??「一応、個室取ったけど、嫌なら出てって良いからね??俺無理やりとかは趣味じゃないし」
俺「わかりました、というか名前聞いても良い??」
??「ああ、ごめんねー。雅章って言うよ。字は雅(みやび)に文章の章。」
俺「俺は良太って言います、歳は26。雅章君は??」
雅章「俺??こう見えても21よー。」
俺「えええ!21歳??俺より5歳も年下か・・・」

雅章の簡単な他己紹介を!
身長181cm*63kg*21歳 容姿は山本裕典をもっと大人っぽくしてワイルドにした感じかな。
まぁ、そういう感じで話を色々していたら時間があっという間に経ってしまい気づいたらお互い何もしないまま始発の時間になってしまい俺は帰る事にしました。

雅章「俺、ここに結構居るから、もしまた来る機会あったらその時はね!」
俺「あ、ああ。次来るか怪しいけどねー(笑)」
雅章「えー、じゃあせめてアドレス交換しよう??普通に楽しかったから友達としてさ!」
俺「うん、良いよ!アドレスは・・・」

こうして元カレの事を引きずってた俺は、少しだけ気持ちが軽くなり朝の新宿を後にしました。

引用なし

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きっかけは別れ-再会編-
 良太  - 07/11/17(土) 17:46 -
時は過ぎて9月。
それから雅章とはメールをしていたんですが、発展場には行くことが無く(というか行きたくなかった)彼も勉強が大変らしく最近は行ってないとのことでした。

あ、さっき俺の自己紹介のところで言わなかったんですが。
俺は某専門学校で情報系コースの授業を担当してます、専門はデーターベースです。

9月になり、専門学校での授業も夏休み明けで後期から授業が始まるものが何個かありました。
その中に1年生データーベース入門というのがあり、初の授業だし2年担当の俺は気を引き締めて3階にある教室まで向かいました。

簡単に自分の自己紹介を終え、名簿片手に出欠席を取りました。
しかし名簿を見ていくうえで、見覚えのある名前がありました。

(字は雅に文章の章・・・あれ??・・・同じ名前だし!こりゃ、後で雅章にメールしてやろう)

俺「○○雅章君」

と名前を呼んで顔を見た時に、満面の笑みの雅章が居たのです。

(ちょ、えええええ、なんで。なんで居るんだよ!!待って21だったよな、あいつ。え、なんで1年に居るんだよ、ってか違うなんでここに居るんだ?)

雅章「せんせー、次の奴の名前読めないのー?(笑)」

驚きのあまり名簿を読むのを忘れ、ボー然としてました。
そりゃそうでしょ、発展場で知り合った友達が今、目の前で生徒として座ってるからです。
ただ、それでも名簿を読むのは進めないといけません。

俺「あー、ごめん、私目悪くて名簿読みにくいんだよ(苦笑)」

この時ばかりは、自分が眼鏡かけているということに感謝しました。
初回の授業ということ、1日のうちの最終コマということもあり、俺の自己紹介と出欠席、テキスト配布と授業の流れを説明して授業は終わりにしました。
本当はいけないのですが、雅章がなんでここに居る??という疑問を解消したいのもあり、終わらせました。
他の生徒が帰って行く中、雅章と数人の生徒が教室に残っていました。

雅章「せんせー、話があるんですけど良いですかー(笑)」
俺「ええ、私も話があるんで後で喫煙所前に居て下さい。教室の鍵を閉めたら行くんで。他のみんなも、鍵閉めるからまったりするなら他の教室に行って下さい。」

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きっかけは別れ-告白編-
 良太  - 07/11/17(土) 17:49 -
俺の居た教室の目の前には喫煙所があるんで、そこで雅章に待ってて貰うようにして簡単に教室の掃除と鍵を閉めていざ、雅章のところへ行きました。
そして他の生徒が居ないことを確認してから・・・

俺「○○君・・・、いや雅章。なんでここに居るんだ?」
雅章「いやー、俺がこの学校の生徒だからでしょー(笑)」
俺「仮にそうだとしても、お前確か今年で21だろ?」
雅章「せんせー、には言ってなかったけど、俺夜間高校卒業してるから21で1年生なんでーす!」
俺「頼むから、せんせーはやめてくれ・・・。なんだか気恥ずかしいから・・・ってか、いt」
雅章「じゃーやっぱ良太か?あ、そうそう良太ちょっとこっち来て?」

雅章はそういうと俺の手を持って3階にある奥まって周りから隔離されてるような場所に連れて行かれた。
そこで俺は雅章にキスされた・・・。

俺「ちょ、お前。誰かに見られたらどうすんだよ!!」
雅章「だって約束したじゃーん。次会ったらエッチするよーって!」
俺「いや、だからって・・・・だいたいいつから、俺がここの先生だって知ってたの??」
雅章「え、そんなの発展場で声かけたときから知ってたに決まってるじゃん!」
俺「・・・知らなかったのは俺だけか・・・」
雅章「俺、前期の時喫煙所で煙草吸ってる良太見て一目惚れしてたんだよ?」
俺「へぇーはいはい、また調子いいこと言って。やったらポイ捨てだろー?(笑)メールで散々武勇伝聞いたし?」
雅章「だーかーらー、良太と会ってから発展場だって行ってないし、掲示板もやめたんだって!!」
俺「ホントかよー、信じられないなー」
雅章「ホントだって。良太と知り合って自分で抜く以外全然してないんだよ?ほn」
俺「ありえない、ありえない。猿みたいにしてた奴がそんなに我慢できるわけないじゃん(笑)」

ちょうどその時・・・

「○○先生(俺の事)○○先生講師室にお電話がきております、講師室までお戻りください。」

俺「悪い、呼び出しだ。まぁ、状況はわかったよ。今後ともよろしくね!あ、テストとかは甘くしないからな!」
雅章「いや、だから俺の告白最後まで聞けって!!」
俺「わかった、わかった(笑)聞くよ」
雅章「先生、いや良太。冗談抜きで俺と付き合ってくれ!!前の奴みたいに浮気もしないし、もう発展場にも行かない!!だから・・・」
俺「あー、うん。雅章、わかったよ。お前が俺の事本当に好きなのはわかったから、少し時間くれないか??流石に唐突過ぎてさ・・・」
雅章「わかった、じゃー来週の良太の授業までに結論だして?」
俺「ああ、了解。後、他の生徒の前では先生で頼む。じゃ、今日はお疲れ!!」
雅章「せんせーお疲れ様っしたー」

と言ってお互いその日も帰りました。

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きっかけは別れ-返事編-
 良太  - 07/11/17(土) 19:46 -
雅章からの告白を受け1週間・・・
俺は雅章のこと好きなのか??
先生と生徒なのに良いのか??
仮に付き合ったとして、周りに隠し通せるか??
などと考えているうちに期限の俺の授業の日が来てしまいました、本当にあっと言うまでした。
この1週間は俺から雅章にメール送っても、電話してもスルーされてしまいました。
たぶん、彼なりのけじめなんだろうと思いはするものの、凄く寂しかった。
この時俺は気づきました、ああ俺も雅章のこと必要な存在なんだなって。
でも、俺と雅章は先生と生徒だし・・・そんなことを考えているとどんどん時は進んでいくもんで、あっという間にお昼の時間。
昼飯はいつも決まって同期に入ったスポーツ系コースの先生、睦と食べている。
流石に3年一緒に昼飯食っていると、俺が何かで悩んでいるのがわかるらしい・・・。

睦「良太、何か悩んでるだろー。もしかしてまだ、あいつのこと引きずってるのか??」

そう彼睦先生は俺の良き理解者で、俺がバイセクシャルな事元カレと別れた事も知っている。

俺「いや・・・違うんだ。」
睦「ふーん、まぁあえて聞かないけどあんまり悩んでると波に乗り損ねるぞ」
俺「すぐ、そうやって波乗りの話にするだから・・・。いや、まぁ確かに正論ではあるんだけどね。」
睦「お前だってすぐパソコン用語使うだろ!!ほら、この間だってオブジェクトとオブジェ間違えたし(笑)それと同じだよ!」

まぁ、いつもこんな感じでお昼の時間は過ぎていくわけで・・・( ´∀`)
そしてお昼休み後1コマ間を置いて雅章のとこの授業です。

授業が始まり、どうも俺は普段通り授業が出来ません。
というか落着きが無さ過ぎて、明らかに挙動不審なやつです・・・。
そして心の中で最後の決断をしました。

俺も雅章のことが好きだと伝えよう。
生徒と先生とか、ばれたらとかそれはその時二人で考えれば良いやと決断しました。
そして授業終了まじか雅章からメールが入りました。

「この間のところで待ってるね」

と、授業をなんとか終え早々と帰り支度をして雅章が待つ3階の角の空間まで行きました。

俺「ごめん、少し待たせたな・・・?」
雅章「いや、大丈夫だよ。急かすようで悪いけど、良太結果は??俺、覚悟出来たから、覚悟が鈍る前に言ってくれ!」
俺「ああ、うん。俺も雅章の事好きみたい、だから付き合って下さい!!よろしくお願いします。」
雅章「え?!ホント?嘘じゃないよね!!凄い嬉しいんだけど!!」
俺「まだ、前のやつの事引きずってるけど今は目の前の雅章が好き。その事は変わりようもない事実だよ。」
雅章「ははは、相変わらずはっきり言うねー。でも、大丈夫。前の奴の事なんかしっかり忘れさせてやるから!」

そういうと雅章は俺に抱きついてきた。

雅章「まぁ、良い結果が出たし約束果たそう!」
俺「約束??なんだっけ??」
雅章「だーかーらー次あったらするって話(笑)」
俺「色気も何もあったもんじゃないなー。まぁ、ともかく飯でも食べに行こう??俺車通勤だから酒飲めないけどどっかでゆっくり話しながらさ。」
雅章「えー、俺は良太せんせーが食べたいんですけどー。」
俺「はいはい、そこー。セクハラで訴えますよー。」

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Re(1):きっかけは別れ-返事編-
 ゆう  - 07/11/21(水) 1:29 -
ひさしぶりにハマリそうな話です!続き気になります☆

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Re(1):きっかけは別れ-返事編-
 たける  - 07/11/21(水) 11:11 -
雰囲気が伝わってきて楽しいっす。続き、待ってます!

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<DoCoMo/2.0 P902iS(c100;TB;W24H12;ser357664003842707;icc8981100000599503531F)@proxy1128.docomo.ne.jp>
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きっかけは別れ-食事編-
 良太  - 07/12/2(日) 9:31 -
少し間が空いてしまってごめんなさい。

そんなこんなで俺と雅章は付き合う事になった。
授業が終わったのは18時40分、大の男が二人居れば普通に考えてお腹が空いてるのは明白でしょう。
車で30分位のところに行きつけのイタリアンレストランがあり、そこで飯を食おうと、職場(学校)近くの駐車場に行きました。

俺「夕飯いつも行ってるイタリアンレストランでも良い??」
雅章「えー、どうせなら良太の手作りが食べたいんだけど!」
俺「はぁ?お前に俺の手料理の話したっけー??」
雅章「聞いたから食いたいんじゃんかよ」
俺「・・・メンドイ」
雅章「エー、お願いだよー。一人暮らしの可哀そうな食生活に潤いをください!」

まぁ、こうも素直に食べたいとか言われると正直うれしい訳で・・・。
仕事のあとで疲れてたが、たまには本気で作ってやるかと思い自宅まで車を走らせた。

雅章「何作ってくれるのー?」
俺「いや、冷蔵庫の中身次第なんだけど。」
雅章「うわー超適当じゃん。」
俺「いやなら食わせんぞ?」
雅章「喜んで食べさせて頂きます!!」

そんなこんなで途中スーパーによりながら40分少々無駄に話ながら運転していると、俺の家に到着しました。

雅章「うわー、せんせーの家デカイし綺麗すぎじゃね?」
俺「いや、そこまででもないだろ?俺汚いの嫌いだし、大体いつ誰が来るかわからないのに汚くしてられるか」
雅章「うわ!!マンションの部屋の中に階段あるよ!初めて見たんだけど、メゾネットタイプの部屋とか」
俺「お前、はしゃぎ過ぎ・・・21にもなって良くそんなテンションでいられr・・・っておい、勝手に本棚あけるな!!」
雅章「なに、エロ本でも入ってるの?エロ本の隠し場所と言えばベットの横でしょーが!」
俺「残念だけど、エロ本なんてもんは俺の家には無いぞ、強いて言うなら動画がネットワークドライブにあるくらいでw」
雅章「うわ、ホントだ・・・本棚の中にはPC関連の本とファッション雑誌と・・・何これ洋書??え、良太英語読めるの?!」
俺「俺を誰だと思ってんの・・・一応英語くらい読めますよ。まぁ、腹減ってるんだろ??飯作っててやるから適当にしてろ」

冷蔵庫を開けてみると思った以上に何もなくて愕然とした。
スーパー寄ってきたんだから何か買えば良かったなと少し後悔をしながら、今あるものでなんとかしようとメニューを考えていた。
結果的にこんな感じになりました。

タケノコご飯(朝の残り)
アサリのお味噌汁
ササミ梅フライ
豆腐ドリア
鶏肉のマヨ醤油和え
サラダ(イタリアンドレッシング)

いやー自分を褒めてやりたいとこの時ばかりは思いましたよw
雅章も美味しいって言ってくれたし、仕事の疲れが一瞬で吹っ飛びました。
やっぱ俺は男に生まれるより女の方が良かったのかも・・・(苦笑)

引用なし

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Re(1):きっかけは別れ-食事編-
 ゆうき  - 07/12/2(日) 16:11 -
旨そうなメニューっすね!続き楽しみっす)^o^(

引用なし

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