これは実話です。信じてもらえないかも知れませんが、書いてみたいと思います。(名前は仮名です)
俺の名前は隼人。出身は田舎だけど、京都の大学に進学し独り暮らしをしていた時の話だ。
高校時代に気になっていた1つ歳上の先輩が2人居た。その人たちの名前は雅人先輩と拓郎先輩。
高校の時、先輩らのグループと俺らのグループは体育祭の応援で同じグループになってからよくつるんでいた。
俺は彼女もいたけど、男にも少し興味があり、男の裸とか見たらなんだかドキドキしちゃう感じの軽いバイだった。
その時はグループの中の雅人先輩がかっこいいなぁって思ってたけど、雅人先輩の隣にいつも居たのが拓郎先輩だった。
雅人先輩は昔からサッカー部で鍛えてたから、胸の筋肉が夏服のシャツの上からでもわかるくらいのかっこいい人。汗なんかかいてるときはドキッとしちゃった。
拓郎先輩は美術部で美形、スリムで長身の高校生って感じの人。
高校時代は特に変化なく過ごしたが、変化が訪れるのは俺が関西の大学に進学してからのことだった。
雅人先輩は1年浪人して関西の大学に進学してて、今は俺と同じ大学の同期になっている。
拓郎先輩は1年先に関西の美術関係の学校に進学してて、画家になるために学校以外でもアカデミーに通っている。
関西に移住してから2ヶ月くらい経ったある日、拓郎先輩から電話がかかってきた。