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(終)春風ジェットストリームT 東伸之 10/5/17(月) 6:08
Re(1):(終)春風ジェットストリームT トーヤ 10/5/17(月) 11:26
Re(1):(終)春風ジェットストリームT きぁ 10/5/18(火) 23:36
Re(1):(終)春風ジェットストリームT 10/5/19(水) 1:57
Re(2):(終)春風ジェットストリームT きぁ 10/5/21(金) 6:16
Re(3):(終)春風ジェットストリームT 10/5/25(火) 2:54
(終)春風ジェットストリームU 東伸之 10/5/25(火) 2:45
(終)春風ジェットストリームV 東伸之 10/5/26(水) 7:18
Re(1):(終)春風ジェットストリームV ゆうき 10/5/27(木) 2:00
Re(2):(終)春風ジェットストリームV 10/6/1(火) 23:33
Re(1):(終)春風ジェットストリームV きぁ 10/5/28(金) 23:36
Re(2):(終)春風ジェットストリームV 10/6/1(火) 23:30
Re(1):(終)春風ジェットストリームV 蒼輔 10/5/31(月) 17:58
Re(2):(終)春風ジェットストリームV 10/6/1(火) 23:24
(終)春風ジェットストリームW 東伸之 10/6/1(火) 23:50
Re(1):(終)春風ジェットストリームW たき 10/6/2(水) 0:28
Re(1):(終)春風ジェットストリームW きぁ 10/6/2(水) 21:45
Re(1):(終)春風ジェットストリームW 一馬 10/6/5(土) 19:37
Re(1):(終)春風ジェットストリームW 10/6/11(金) 5:42
(終)春風ジェットストリームX 東伸之 10/6/11(金) 5:55
(終)春風ジェットストリームY 東伸之 10/6/11(金) 8:28
Re(1):(終)春風ジェットストリームY 一馬 10/6/16(水) 19:15
Re(1):(終)春風ジェットストリームY ゆうたろ 10/6/16(水) 22:19
Re(1):(終)春風ジェットストリームY 10/6/18(金) 3:37
(終)春風ジェットストリームZ前 東伸之 10/6/18(金) 3:54
(終)春風ジェットストリームZ後 東伸之 10/6/18(金) 4:12
Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後 ゆうたろ 10/6/19(土) 8:03
Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後 一馬 10/6/21(月) 12:44
Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後 きぁ 10/6/22(火) 5:41
Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後 10/6/23(水) 4:02
(終)春風ジェットストリーム[前 東伸之 10/6/23(水) 4:15
Re(1):(終)春風ジェットストリーム[前 一馬 10/6/23(水) 13:26
Re(1):(終)春風ジェットストリーム[前 10/7/4(日) 7:01
(終)春風ジェットストリーム[後 東伸之 10/7/4(日) 7:04
Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後 ゆうたろ 10/7/4(日) 8:44
Re(2):(終)春風ジェットストリーム[後 きぁ 10/7/5(月) 3:11
Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後 一馬 10/7/4(日) 18:22
Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後 10/7/10(土) 17:31
(終)春風ジェットストリーム\前 東伸之 10/7/10(土) 17:50
(終)春風ジェットストリーム\後 東伸之 10/7/10(土) 18:25
Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後 ゆうたろ 10/7/10(土) 19:53
Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後 一馬 10/7/11(日) 11:25
Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後 きぁ 10/7/12(月) 5:30
Re(1):(終)春風ジェットストリームIX後 ごっざん 10/7/19(月) 18:34
(終)春風ジェットストリームラスト前編 東伸之 10/7/20(火) 3:43
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編 とも 10/7/20(火) 6:15
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編 ゆうたろ 10/7/20(火) 7:15
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編 きぁ 10/7/20(火) 20:00
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編 一馬 10/7/21(水) 9:11
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編 10/7/25(日) 21:44
(終)春風ジェットストリームラスト後編 東伸之 10/7/25(日) 23:44
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト後編 一馬 10/7/26(月) 1:38
Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト後編 きぁ 10/7/26(月) 6:29
(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト 東伸之 10/7/29(木) 16:33
Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト ゆうたろ 10/7/29(木) 18:55
Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト りょうた 10/7/29(木) 22:44
Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト とも 10/7/30(金) 0:31
Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト きぁ 10/7/31(土) 1:05
(終)春風ジェットストリーム編集後記 10/8/1(日) 22:34
Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記 ┐('〜`;)┌ 10/8/1(日) 23:12
Re(2):(終)春風ジェットストリーム編集後記 10/8/1(日) 23:56
Re(3):(終)春風ジェットストリーム編集後記 ┐('〜`;)┌ 10/8/2(月) 13:07
Re(4):(終)春風ジェットストリーム編集後記 能瀬慶子 10/8/3(火) 16:20
Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記 なおや 10/8/1(日) 23:15
Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記 きぁ 10/8/3(火) 0:05
Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記 一馬 10/8/4(水) 15:59
Re(2):(終)春風ジェットストリーム編集後記 10/8/14(土) 1:22
Re(1):(終)春風ジェットストリームU 一馬 10/5/26(水) 7:18
Re(2):(終)春風ジェットストリームU 10/6/1(火) 23:36

(終)春風ジェットストリームT
 東伸之  - 10/5/17(月) 6:08 -
 あの事があって以来、俺達は頻繁に遊ぶようになった。
俺も2〜3日に1回は新札幌に行くし、誰かかれか、こっちに来ていたから、ほぼ毎日と言っていいくらい遊んでいた。

 それと、愛斗の件だけども、今だに答を出せずにいた。
きっと多分、愛斗と付き合えば、絶対必ず、俺を大切にしてくれる気がする。
この前、初めて二人で遊んだけど、楽しいし、会話に詰まる事もなかった。
 だけども二の足を踏む。理由は、なぜ愛斗が俺の事を好きになったのかが、さっぱりと分からない事。
俺のどこがよかったのか?いつから、俺の事を好きだったのだろう。
愛斗と会ったのなんか、僅か数えるくらいしかない。 もし外見(そとみ)だけで好きになったとしたら、付き合う訳にはいかない。
そんなガキみたいな恋愛はもうウンザリだし。

 もう一つはやっぱり准紀の事だ。
愛斗には同じくらい好きと言った。
多分、あの時点ではあの言葉に偽りはない。
 だけど、准に会うと胸が苦しくなる。締め付けられる。キュンとする。
その感情は、すでにフィフティ・フィフティではなく准紀に7:3くらいまで傾いている。
 そして、俺は准に振られたから、愛斗と付き合うなんて卑怯な真似は絶対にしたくなかった。
 そんな事を考えると、答が出せなくなった。
だけど、このままずるずると、と言うわけにもいかない。
結論を出さなくては。

 俺、准、みち、谷はイオン(ジャスコ)にいた。
准「はい。おれ上がりね」
谷「私も」
みち「パス」
俺「ん、、パス」
みち「のぶ、これ出せないでしょ」
俺「12の3枚出しって、、パス」
みち「8切りね」
俺「えっ、、うん」
みち「はい、終わり」
俺「うそーーまた大貧民?」みち「はい、じゃあ点切って」
俺「ずっと俺ばっかじゃんよ」
准「しゃあないしょ笑っ
それにしても、のぶ、ホント弱っちぃね笑」
俺「俺、これでも高校の時はマジ強かったんだから」谷「なんで、いいカードばっかり残しているの?」
俺「最初に浪費したくないから」
みち「使わなかったら意味ないじゃん笑私たち毎日やってるから相当強いよ?」確かにこいつらかなり強い
おっかなり手札がいいな。今度は勝てそう。
准「じゃあハートの3は?」みち「アタシ」
普通、大貧民から始めるのにローカルルールだ。
それに大貧民は、どひんみんとは言わないらしい。
准「8切りでしょ。で、9の革命ね」
マジか??うそっしょ??ここのルールでは、出した瞬間に革命になるので、11が4枚あるけど出せない。
准「えっと、これと階段で」しかも階段ルールあるし。、、、
、、、
准「はい、おしまい」
みち「私も」
谷「のぶ出せる?」
俺「、、パス」
谷「私からね。上がり」
俺「マジかぁまた負けた」
准「ホントに弱いね」
俺「もう違うのやろうよ」
みち「はいはい」
大富豪から、神経衰弱へ。てか、よく考えると、神経衰弱ってすごいネーミングだ。

准「で、のぶって、一ノ瀬から、告白されたんでしょ?」
カードに集中し、目線も合わせず発した言葉に、俺は思わず吹き出しそうになった。
みち「何なに?のぶ告られたの?うそ?愛斗に?モテモテだね」
谷「そうなんだ、よかったね」
いつの間にかトランプはそっちのけで。
なんだか、からかわれてる気がする。
俺「なんで、准くん知ってるの?」
准「愛斗から聞いた。
伸之に告白したって、真顔で言ってきて」
俺「そうなんだ。他になんか言ってた?」
准「あ、、いや別に」
言葉に詰まる准。
なんかあったのか?
准「でも、伸之に告るなぁって、分かってたけどね」俺「なんで?」
准「一ノ瀬がのぶ好きだっていうの、態度見ればバレバレじゃん」
そうだったの?
谷「分からなかったの?」
俺「う、うん。てかさいつから好意もってくれてたんだろう」
准「あぁ結構、前からだと思うよ」
やっぱり、これといって思い当たる節がない。
結構前、、合コンの日か?

みち「で、どうするの?」
俺「どうするって、、俺も今考えていて、愛斗には待ってもらってる」 
谷「愛斗じゃダメなの?」
俺「ダメじゃない。
ダメじゃないけど、じゃあ付き合おう、っていう感じにはならないんだ。
俺も今まで一人しか付き合った事なくて、まして告白されたのなんて、ホントずっとなくて、自分でもどうしていいか分からないんだよね」
みち「ああ゛もうじれったい、男でしょ」
俺「、、うん」
谷「みち。みんながみんなみちみたいじゃないから。ゆっくり考えるといいよ」俺「う、うん。ありがとう」
 ジャスコから出ると周辺はかなり暗くなっていて照明が点灯している。
谷「まだ6時なのにこんな暗いよ。日も短くなっていくね」
みち「どんどんどんどん寒くなっていく。やだやだ」准「そう?俺、結構、秋冬好きだけど?」
みち「准だけだから」
みんなで笑った。
 帰り道で、みんなで変顔のムービーを撮って、見て爆笑したりして、楽しかった。

 時間を見つけては、遊んでだべって、とにかく一緒にいた。
なんて事ない、ささいな事も芸能ネタもなんでも話して、いっぱい笑った。
 あんな事もあったけど、ようやくホントの親友と呼べる関係になったと思う。俺の大好きなラストフレンズ。

引用なし

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Re(1):(終)春風ジェットストリームT
 トーヤ  - 10/5/17(月) 11:26 -
初めてコメントします。
いいお話をいつもありがとうございます。
愛斗、准紀、どちらかを選ぶのは難しいよね… この後どうなったのか、すごく気になるので、ぜひ続きをお願いします。

引用なし

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Re(1):(終)春風ジェットストリームT
 きぁ  - 10/5/18(火) 23:36 -
更新されてると凄く嬉しいです。寝る前の楽しみなので頑張ってくださいね(^o^)(笑

引用なし

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Re(1):(終)春風ジェットストリームT
   - 10/5/19(水) 1:57 -
トーヤさん
コメントありがとうございます。
どっちを取るとか、どっちと付き合う、というよりは告白したいという想いが強いです。まもなく結論がでそうです。

ヒロシさん
そんなにピンときますか!もしかしてヒロシさん、、なんでもありません笑っ
知ってる人がいてもスルーでお願いします笑っ

きぁくん
そんなに楽しみにしてくれてるとは!うれしいです。てかこんな長いのに、読んでくれてたんですね。
サンクスです☆

てかびっくりしたんですけど、主人公のじゅんくんが春風知ってるみたいです笑マジ怒ってたら、やめるつもりだったんですけど、あっけらかんとしてたので、続けます!では少々お待ちください[パー][パー]

引用なし

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Re(2):(終)春風ジェットストリームT
 きぁ  - 10/5/21(金) 6:16 -
ナゼ僕だけ「くん」!?(笑 愛情表現として受けとります(笑 主人公って…准くんだったんですか!?!? 始めから東くんだと思ってみてました‥(恥)

引用なし

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(終)春風ジェットストリームU
 東伸之  - 10/5/25(火) 2:45 -
 初雪が降った。
ほぼ平年通りだ。
北海道の冬は半年続く。
東京に住んでる友達なんかは雪がうらやましいと言うが、はっきり言って、うんざりとする。
 だけど初雪だけは別で。なんでだろう。
この時期になると、早く雪が降らないか、ワクワクして、待ち遠しくなってしまう。

 この日は珍しくメールが続いた。朝のメールが、
「題名;のぶくん誕生日おめでとう
本文;今日誕生日すよね。おめでとです。
暇なんで良かったら夜とか遊ばないすか?」
 このメールを送ってきたのは、いつぞや、掲示板で会ってHした、俺をタカシと呼んでた、浩輔(こうすけ)だった。
あの後、謝って普通に遊ぶようになっていた。
 俺はとりあえず、用事がある為、今度遊ぶ約束をした。

 今日11月18日は俺の誕生日。
でも、昔から自分で誕生日を言うのとか苦手で、回りも知らない人がほとんどである。
勿論、准や愛斗にも言っていない。
 だけど、
「題名;ちゃお
本文;よっ!のぶ明日誕生日でしょ?
光一札幌来てるんだよね。遊ばない?」
と、准からメールが来た。 俺は、准にも言った事がないのにな、と腑に落ちなかったけど、淋しい事に予定が何もなかったんで、遊ぶ事にした。

 仕事が終わって携帯を開くと、谷と、これは本当に珍しい事だが、みちからメールで、おめでとうと添えられていた。
二人、というか准も同じところで働いていて、二人とも遅番で、今日は来れないらしい。
 みちからメールがくるなんて、意外ですごく嬉しかった。
愛斗からも来ていたが、愛斗のメールは、なんて事のないメールだったから、愛斗は知らないらしい。


 新札に行くと、改札に准と光一が待っていた。
光一とは愛斗と遊んで以来だから、半年ぐらいぶりになる。
 俺達は、つぼ八でご飯を食べた後、カラオケに入った。

准「のぶ、誕生日おめでとうね」
俺「ありがとう。てかどうして俺の誕生日って分かったの?」
准「アドレスに数字入ってるよね。大抵は誕生日だからさ」
俺「あっなるほどね。てか俺、誕生日って、こうやって誰かと過ごした事ほとんどないから、ほんとうれしいさ」
光一「へぇーのぶあんま友達いなそうだもんね笑」
俺「失礼な。回りに言ってないだけだから」
准「なんで言わないの?」
俺「祝われ慣れてないからなんだか照れ臭くて」
准「祝われなれてないって笑俺と光一ならいいの?」俺「うん」
准「じゃあさ、これから、のぶの誕生日は俺達が祝ってあげるよ。
今年も来年もずっと。
だから、今度からは一緒に誕生日過ごそうね」
 俺は、この何気ない一言に感動し嬉しくなった。
自然に目頭が熱くなった。好きな人と誕生日を一緒に過ごせる。
想像しただけでも幸せだ。それに、ずっと一緒にって想ってくれてる。
言わない誕生日の日にちまで、察してくれている。

 准のこうした気遣いが俺にはスゴイうれしくて。
その優しさに思わず目が潤む。
酒のせいかも知れない。
光一「のぶ泣きそうじゃんそんなんで泣くなよ笑」
俺「うるさい、泣いてないし」
俺は必死で堪えた。

  自分の誕生日に祝ってもらえた事あったかなと回想してみた。
思い出せるのは、高校の時に付き合っていた、工藤の時くらいか。
なんか、ふと懐かしく思った。
 
 一通り話すと、歌う事になった。
まぁ自分歌下手だけど、人数少ないから、いいか。
准はプロを目指すだけあって、なんでも唄った。
でも、やっぱりサスケの青いベンチを唄っているトキが好きだ。
 なんでこんなに切ない歌声が出せるんだろう。
そして、歌が上手い人はなんでカッコ良く見えるんだろう。
 光一も今時の若い子らしく、カラオケ慣れしていてケミストリーやL'Arc、GLAY特にレミオロメンの粉雪が得意のようだ。
 
 酒も浴びる様に飲んだ。居酒屋からビール、焼酎、キウイサワーを飲み放題でずっと飲み、カラオケに着いてからは、カルーアミルクを何杯も飲んだ後、ウイスキーのロックダブルをずっとかきこんでいた。
 2時を回り、そろそろ帰ろうかという頃には、結構ぐでんぐでんになっていた准「げっ、結構飲んだね笑気持ち悪っ。もう飲めないよ」
俺「だらしないなぁ、貸してみな。准。うっ」
 俺は准のウイスキーと、自分のウイスキーをイッキ飲みした。
これが良くなかったのだろう。
ドクンと吐き気が襲った。まだ、吐くまでには時間があったから、トイレに駆け込んで、便器に戻した。
 
 帰り道は足元がフラフラだったが、もうすっかり出来上がっていて、笑ったり歌ったりして大変だった。寒さで、くしゃみが止まらなかった。

准の家に着いた。

引用なし

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Re(3):(終)春風ジェットストリームT
   - 10/5/25(火) 2:54 -
そこは愛情表現と受けとってください笑っ

自分が主人公とかなんかずうずうしい気がして。
合コンのきっかけを作ってくれた、准と愛斗が適切かな?って思ってます☆

引用なし

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxycg056.docomo.ne.jp>
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(終)春風ジェットストリームV
 東伸之  - 10/5/26(水) 7:18 -
 家に着くとさらに缶チューハイを開けた。
准「笑結構飲んだよね。で光一は最近恋愛上手くいってるの?」
 俺はドキっとした。
光一の恋愛って愛斗の事じゃん。
光一「全然。俺ってこっちじゃ、かなりモテる方だと思うけど、好きな人には全然好きになってもらえない准「そっかぁ、でもみんなそうだと思うけどなぁ。
前彼はどんなだったの?」光一「カッコ良かった。
でもそいつ最悪で。隠れて浮気してた。
でも好きだったから、見ないフリしてたけど、携帯見たら、俺には全然メールしないのに、いっぱいしてるし。ムカついて。別れよって。そしたら止める訳でもなく、じゃあって。ヒドクない?俺ってなんだったのって思ったよね」
 俺は自分の境遇と重なり何も言えなかった。

准「ヒドイね。てかこっちって浮気する奴多くない?あと圧倒的にヤリ目多いんだって」
光一「分かる。会って、向こうの家に行ったら、ソッコーだよね。でもタイプだったらやっちゃうけど」
准「タイプならヤルよね笑」 ああ、皆同じなのね。タイプならするよね。てか、そういうのが良くないんだよね。

准「で、今はどうなの?」
緊張がほとばしる。
光一「市ノ瀬が好き。だけど、好きな人いるみたい」准「まだ市ノ瀬なんだ。のぶ、言っていい?」
 俺は隠す訳にもいかないと思い、頷いた。
光一「知ってるし」
俺「えっ??」
光一「この前、告白されたんでしょ?」
俺「う、うん」
光一「俺も市ノ瀬に告白したんだ。ずっと前、三人で遊んで、最後二人で一緒にいるトキに、好きな人いるって言われた。
でも、付き合ってる訳じゃないなら、別に引く事ないし、アピールしたんだけど構ってもらえなくて。
それで、この前耐え切れなくなって、会って告ったらのぶに告白したって」
俺「、、」
准「市ノ瀬に告白したんだ」光一「てか、のぶヒドクない?俺が市ノ瀬好きなの知ってて、知らない間にモーションかけて、俺とんだピエロじゃん」
俺「モーションって。俺、愛斗に俺から何かした覚えないよ」
 俺は言ってから、本当にそうだったか、振りかえってみた。本当に俺から何もしてないか?否。
愛斗に好かれたいという自分も確かにいた。

光一「ほら、考えてるし。大体、何もないのに告白される訳ないじゃん。俺が好きなの知って、愛斗とうまくやろうとか卑怯だよ」
准「ちょ、光一言い過ぎだから」
光一「何がさ?大体のぶは准が好きなんでしょ?
好きじゃない人とキスしたりしないよね?てか好きって言った事あるよね?」
俺「うん。俺、准くんが好きだ」
光一「なのに、市ノ瀬にもちょっかいだすって、のぶって節操ないね。誰でもいいんだ」
俺「はぁ?節操ないって?」光一「その通りじゃん、准が好きだって、言ってみたり、市ノ瀬の告白を保留したり何がしたいの?」

、、、確かにその通りだ。自分の曖昧さが今の状況を作りあげている。
だけど、、
俺「光一は俺が愛斗に迫ったみたいに思ってるけど、いや、愛斗に良く思われたいって思ってる自分もいるけど、実際どうして、愛斗が、俺の事をそんなに想ってくれているのかが分かんないんだ。愛斗と会ったのは2回。1回は光一と。2回目は准くんたちと家に来た日だけ。この間に二人で会ったり、メールで迫った事もない。何なら、愛斗とのメール全部見る?」
光一「じゃあなんで、告白されたのに断らないの?」俺「俺、准くんが好き。だけど愛斗も好きなんだ」
光一「最悪、やっぱ誰でもいいんじゃん。ねぇ、付き合えれば誰でもいいんでしょ?てかヤレれば。」
准「、、」
俺「そうじゃない。二人を好きになったのは、ホントに自分でも最悪だとは思ってる。でもきちんと自分の中で、結論を出して告白しようと思ってる」
光一「はぁ、品定めしてるんだ。どっちと付き合えば得か。准も、市ノ瀬もバカにされてるよね。
じゃあさ、准にしてくれない?そうすれば、俺にもチャンスあるから」
俺「バカにしてるのはどっちだ」

 俺は光一に掴みかかった光一「オマエ何してるんだよ?」
俺は光一を下にし、もつれあった。
光一の長く伸ばした爪が俺の体にめり込む。
俺「今の言葉取り消せ。准に謝れ」
光一「オマエが悪いんだろう、オマエが謝れ」
准「やめなって、二人とも」光一のケリが、やや俺の脇腹に入る、ぐっ。
そのまま、ベッドの方に少し下がった。

 光一の言ってる事も分かる。だけど、ものの見方って一方だけじゃない。
だから、そういう風にとらえられているのが、悔しかった。
俺は、光一を殴った。
光一も俺を殴った。
准は必死で止めていたけどお互い止まらなかった。 すると、准が大きな声で、「ヤメロって言ってるだろう」と張り上げた。

 俺と光一はビクッとして振り返る。
准が大きな声を上げた事は今まで一度もない。
興奮覚めやらぬまま、ハァハアと肩で息をした。
 次の准の一言まで間があった。空気が張り詰める。准「ここ俺んち。みんな寝てるんだよね?少し考えてくんない?」
俺、光一「ごめん」
准「のぶは俺と市ノ瀬どっちとるの?」
准から、この台詞が出るとは思わなかった。
ひょっとすると、ずっと考えていたのかも知れない。俺「俺、どっちを取るとかどっちを振るとか言える立場じゃないよ。好きな人に告白したいだけなんだ」
准「結局、俺と市ノ瀬で品定めしてるって、光一の言う通りじゃん」
俺「ちがっ、、」
准「じゃあ何が違うか言ってみてよ?」

 俺は真っ白になり、言うべき事があったのに、何も答える事ができなくなった准「何もしゃべらないってその通りなんだ。のぶは顔がいいからね。今までもそうやって、気になる奴が入れば、色気使ってその気にさせて、たぶらかしてきたんでしょ?」
俺「たぶらかすって。それ本気で言ってんの?」
准「おれ、のぶの事信じてたのにがっかりだわ。なんで、こんな奴に少しでも気持ち、もっていかれたんだろって、今なまら虚しくなった。おれ、もういいからさ愛斗とイチャつきなよ。どうせ長く続かないと思うけど」
俺「俺帰るわ」
准「帰る?あっそう。今帰るんだったら、もう二度と来なくていいから」
俺「分かった」
准「分かったって。もう俺と脈ないって分かったからどうでもいいんだ。
絶交だからな」
俺は荷物をまとめた。
俺「おじゃましました」
准「、、今帰ってもタクシーなんて、この辺り拾えないから。てか絶交するんだったら、みちとか谷にも近づかな、、」「バタン」

俺は涙で階段を下っていた

引用なし

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxy3162.docomo.ne.jp>
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Re(1):(終)春風ジェットストリームU
 一馬  - 10/5/26(水) 7:18 -
おつかれ様ですっm(._.)m

いよいよクライマックスですか!?
続きお待ちしてます[ピカピカ]

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<DoCoMo/2.0 SH08A(c500;TB;W30H18;ser359419024179755;icc8981100010317268333f)@proxy10017.docomo.ne.jp>
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Re(1):(終)春風ジェットストリームV
 ゆうき  - 10/5/27(木) 2:00 -
切ないね〜。続きがかなり気になる!

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<DoCoMo/2.0 F906i(c100;TB;W24H17;ser357016016683158;icc8981100020516267580f)@proxy3146.docomo.ne.jp>
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Re(1):(終)春風ジェットストリームV
 きぁ  - 10/5/28(金) 23:36 -
准くんの言葉はなんかオレもショックだった‥↓↓
続き楽しみにし過ぎてます(笑)

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<KDDI-SN3G UP.Browser/6.2.0.14.1.2 (GUI) MMP/2.0@07032040563629_hg.ezweb.ne.jp>
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Re(1):(終)春風ジェットストリームV
 蒼輔  - 10/5/31(月) 17:58 -
読んでて切ない気持ちになった。
でも、続きが気になります。

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Re(2):(終)春風ジェットストリームV
   - 10/6/1(火) 23:24 -
蒼輔さん

コメントありがとうでした結構、准とはケンカしましたね笑
続き書きました!

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxyc123.docomo.ne.jp>
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Re(2):(終)春風ジェットストリームV
   - 10/6/1(火) 23:30 -
きぁくん

准の一言はショックでした好きな人から言われるなんて、マジ泣きました笑

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxyc113.docomo.ne.jp>
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Re(2):(終)春風ジェットストリームV
   - 10/6/1(火) 23:33 -
ゆうきさん

四話はせつないですね。
でも、五話はいい感じですよ笑

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxyc108.docomo.ne.jp>
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Re(2):(終)春風ジェットストリームU
   - 10/6/1(火) 23:36 -
一馬くん

お疲れ様です笑
んー時間ぴったりだったね
クライマックスできますた

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<DoCoMo/2.0 SH03A(c100;TB;W24H16;ser353687020052442;icc8981100000682529054f)@proxy3150.docomo.ne.jp>
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(終)春風ジェットストリームW
 東伸之  - 10/6/1(火) 23:50 -
うっうっ、、
終わった。
もう。
何もかも。
全ては一瞬で。
ありえないほど嫌われ、俺の恋愛が終了した。
泣かずにはいれなかった。何でこんな事になってしまったんだろう。
『なんでこんな奴に、、』『虚しくなる、、』
准の言葉が頭の中で反復する。
『絶交だからな、、』
リフレインする。
ずきずきと頭に突き刺さる
 外に出ると、風が噴き荒れていて、中に混じるみぞれ粒雪。
まるで、桜が強風で散っていく様相を帯び。
決定的に違うのは、春の桜は暖かいが、冬の桜なんて凍みるほど冷たい。
さっきまであんなに晴れていたのに。
もう、濡れていくのとかどうでも良くなっていて。
もう、ビシャビシャになりたかった。

あーーー

 俺は風以外無音の静寂に包まれた住宅街のど真ん中真夜中に叫んだ。

 光一の食い込んだ爪跡が痛む。
俺はもう准に告白する事を決めていた。
自分の誕生日だから、こんな日に好きな人と付き合えたら最高だと思った。
だけど、実際は告白どころかこんな有様。
歯止めが効かなかったのは酒の勢いだって分かってるけど、俺はもう会える事はないとうっすら感じとっていた。
 告る前にフラれる。
こんな悲惨な事が他にあるだろうか?
せめて告らせてよ。
もう、会えないのかな。
もう、やり直せないのかな大粒の涙がこぼれ落ちる。

 俺は大きな通りまで、ようやく辿り着いた。
雪は止んでいた。
タクシーがやってきた。
ハッとした。
参った。
実際、こっから家までタクれば、5千は飛ぶだろう。仕方ないか。
「札幌駅まで」
運転手は返事もせずに、車を発進させた。
と同時に携帯が光る。
准だ。
 俺は折りたたみの携帯を開き、恐る恐るメールを開く。
心臓が高鳴る。
だけど、その内容は、
『どうせこれから、市ノ瀬のとこ行くんでしょ?』
 俺は絶句した。 
さらに追い撃ちをかけてくる准に、さっきまでの哀しい気持ちは吹っ飛び、怒りが沸々と込み上げてきた。俺はこのメールを無視した『シカトとすんなよ』
なんだコイツ。
『自分の都合が悪い事があったらすぐ帰るとか、まるでガキだね』
俺はこの一言にホントにブチ切れてしまって。
『どっちがガキよ?マジうざいから。死んでくんない』と送った。

 すぐに着信が来たけど、絶対言い争いになると思ったんで、とらなかった。
すると、
『のぶヒドイや。今までありがとう。ごめんね。元気でね』と返信がきた。
俺は後部席で声をたてないように号泣した。
俺、、最低、、
ホントに終わってしまったもう会うことは出来なくなってしまった。

 そのやり取りの直後にまた携帯が鳴った。
今度はみちからだった。
みち「のぶ、准とケンカしたんだって?」
俺「、、うん」
みち「みちはどっちが悪いとか知らないけど、今回だけでいいから、許してあげてくれない?あの子、のぶの誕生日できるって、前からめちゃ楽しみにしてたんだよね。
どんな理由であれ、ケンカはしたくなかったはずだから」

 准が俺の誕生日を?
だけど、この時はムキになっていて、素直になれない自分がいた。
俺「准にもう会いたくない」みち「ケンカしたから?」
俺「顔を合わせたくないんだ。自分からは謝りたくない」
みち「のぶは准よりも大人じゃん。准はこのまま終わるのはやなんだって。
アタシ、何ものぶから謝んなって、言ってるわけじゃないから。
自分から折れるのは嫌なのかも知れないけど、話を聞く場を持つのは、折れた事にならなくない?
むしろ仕切り直しをできるって、逆に大人だと思うけど」
俺は考えて、、
「どうすればいい?」
みち「今どこ?」
俺「公園。ちょい大きめの」みち「タクシー降りて」
俺は精算し公園に入った。みち「青葉公園でしょ?
今、准そっちに行かせるから。行ったら、怒んないで話聞いてあげて」
俺「分かった」
 俺はガキだった。
准は俺のために、誕生日を祝ってくれたんだ。
大人げなかった。
一体、自分何をやってるんだろうと、心底情けなくなった。

 雪が降っていないとはいえ、相当冷えこんで悪寒が走った。
ヤバい風邪引いたかも。
俺は入口間際のベンチに腰をかけた。
10分くらいは待っただろうか。
 着メロ、『サスケ青いベンチ』が鳴った。
それと同時に、真後ろからも同じ、青いベンチが聞こえてきた。
振り向くと、准が立っていて、、
 俺と目が合うと駆け寄った。
すっげぇ泣いた跡が分かるくらい顔がぐしゃぐしゃになっていて、、
准「こんなカワイイ子泣かすなよな」
そう言って、俺にぎゅっと抱きついた。
 抱きついてきたその身体はわなわな震えていて、、そして、俺の胸で泣き出した。
泣き声は次第に大きくなって、、
外と俺の身体は心底冷えきっていたけど、めちゃくちゃ准が温かくて、、
かわいくて、、
愛おしくて、、
ドク、ドク、ドク。
 俺は、心底ゴメンという気持ちとまた会えて良かったという気持ちで胸がいっぱいになって、、
准に気付かれぬ様泣いた。 俺は、、やっぱり准が好きだ。
 俺は、、この日の事は一生忘れないだろう。

俺の24の誕生日の話、、

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Re(1):(終)春風ジェットストリームW
 たき  - 10/6/2(水) 0:28 -
勉強しながら読んでたら
いつの間にかシャーペンを持ってなかったです←

良い話ですね
ノンフィクションなら出版をお勧めしまry
ぃゃ、ほんと。泣

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<SoftBank/1.0/812SH/SHJ002/SN358026015474367 Browser/NetFront/3.3 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w41.jp-k.ne.jp>
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Re(1):(終)春風ジェットストリームW
 きぁ  - 10/6/2(水) 21:45 -
いつの間にか、読んでて自分も泣いてました‥(笑)側にいたら、誕生日のお祝いも兼ねて行くのにっ!!(笑)これで終わり‥じゃないよね?(汗)

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Re(1):(終)春風ジェットストリームW
 一馬  - 10/6/5(土) 19:37 -
おつかれ様ですっm(._.)m

ついにクライマックスですか!?
ラスト、超期待してお待ちしてます!

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Re(1):(終)春風ジェットストリームW
   - 10/6/11(金) 5:42 -
きぁくん
勉強の邪魔しないように更新控えました
↑うそです。遅くなりすみません

たきさん
感動してくれましたか!
よかったです。
俺もあの時は泣きましたね
一馬くん
10話で完結するか、微妙です。でも最終話は多分感動です笑

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(終)春風ジェットストリームX
 東伸之  - 10/6/11(金) 5:55 -
「結局最後、成功するかしないかの差を分けるのはルックスだよ、ルックス」
こう悪態をつくのは、俺のピアノの先生、伊東大五郎さん。
 高校まで、週2くらいでバーナムやツェルニーとか行って練習したっけ。
 五郎さんのピアノ演奏で譜めくりとかして、たまに会ってたけど、まさかやつとも顔見知りだったとは。しかも、五郎さんもこっちの人だった事に、二度驚いた。

 俺達は厚生年金会館にいた。
12月20日、クリスマスコンサート。NKK交響楽団。指揮は、、、愛斗だ。
 今でこそ、のだめの千秋が有名だけど、まさに愛斗は地で千秋をいっていた。当時は遠い世界の事と思ってたけど。
 曲目はエルガー『威風堂々』
ラフマニノフ(セルゲイ)
ピアノ協奏曲第二。
ピアノは露のトップピアニスト、ストラビンスリー。
 威風は、いかにも英英しい気品というか、優雅、繁栄を描いた曲で、オケで演奏するにはもってこいなんだろうけど、全然自分的に好きくない曲。
 間延びしてる割に、変化がとつとつで、まとまりがない。多分、クラシックを普段から聞く人用の曲なんだと思う。
 だけど、第二はやっぱすごいいい。全てのピアノ協奏曲で1番好きだ。
憂い、愁訴、破滅、怒気、黄昏れ、光明、希望、慶びすべての感情がとめどなくあふれ、やがて一つの点に収束していく。
 そのさまは完全な音、映像美、キャストで綴られた映画のような迫力があって身震いしてしまう。

 ストラビンスリーは凄まじいピアニストだと思う。バランス感覚に敏感で、タッチが細かい。
フォルテの触り方がごとに違う。
抑えるところと前にでるところがオケと完璧に調和している。
 でも、やっぱりすごいのは愛斗だって分かる。
スローからアップへ、弱音から強音へ。
結局、オケは振り幅の広さで全然違うわけで。
はっきりと音の波を感じる事ができる。
きて欲しいときにくる。
同じ第二でも、ピアノがキンキン響くだけの指揮者も多いのに、、
 こっから見る、えんび服の愛斗はめちゃくちゃカッコ良くて、なんかドキっとしてしまう。
後ろからギュッと抱きしめたくなる。

 演奏会が終わり、楽屋に行くと、知り合いやらファンやらが、押しかけて中に入るどころではなかった。それでも人の間を縫って、愛斗に
「お疲れさん」と言って、花を渡した。
 愛斗は子犬のような嬉しそうな顔を浮かべ
「おう」と答えた。

五郎さん「音楽の世界はマジで厳しいんだよ。
俺なんか天才、天才言われて、国内のピアノコンクールに五回も優勝したのに、ホールで弾くなんて全然。愛斗は営業力と性格で人に恵まれてる。
まぁ、それもすごいんだけど。俺は顔が足りないんだよな」 
俺「そんな事ないっすよ」 ちょっと完全にも否定できなかったから、軽く受け流した。

五郎さん「家まで送るよ」
俺「あっいや、近いですしちょい余韻に浸りたいんで五郎さんも疲れてるようですから、先に帰って休んで下さいよ」
五郎「そう?じゃあお先に」俺「今日はあざーした」
 実は演奏会が終わったら愛斗と約束をしていて。
で、メールが来た。

愛斗「わっ悪い。これから打ち上げする事になって、9時頃終わるからメールする」
 俺は今日でなくても、いいんだけどな、と思ったけど、愛斗がどうしても、今日話たい事があると言ってたんで、
「分かった」とメールした。
 俺は准に告白するって愛斗に言った。
愛斗からクリスマスに一緒に過ごしたいって言われてて、俺も迷ったんだけど、やっぱ俺は愛斗と過ごす訳にはいかないと思って、全部話した。

 9時どころか、10時過ぎても一向に連絡こないし、時間の過ごしようもないので、帰るのを決めかけていた。
その時、「今、行くから」

愛斗「悪い。待たせたな」
俺「遅っ。酒くさっ。けっこう飲んで来たの?」
愛斗「あ、あぁ。少しだけ」てか、珍しくこの日の愛斗は酔っていて。
けっこう、足元もおぼつかない。
いや、この時点では気付かなかったが、何だかいつもの愛斗とは様子が違っていた。
俺「大丈夫?てか帰って寝た方がいいよ」
愛斗「ん。伸之一緒に寝てくれるの?」
二重が重そうな笑顔で発した。
俺「なっ、何言ってんのさバカな事言ってないで、ほら、タク来たから乗るよ」愛斗「んーじゃあ北12東5まで」
愛斗の家から、自分家ってあんま離れてないんだ、、

 タクシーの中で、愛斗はイビキをかいていた。
よっぽど今日の演奏が上手く行ったのだろう。
こんなに酔うなんて。
気持ち良さそうに寝ていた俺「着いたよ、じゃあ俺帰るから」
愛斗「伸之、ゴメン。俺歩けそうにないから、肩貸して」
こ、こいつ、、、
俺「あんねぇ、、飲むのはいいけど、ほどほどにしてよね」
愛斗「ごめん」
なんて謝る愛斗がちょっとかわいく見えて。
マジ怒った振りをしてみた愛斗「ごめんって」
俺「ふんっ」

愛斗の部屋の前に着いた。愛斗「上がっていけ!」
俺「、、」
愛斗「なんにもしないから」 俺は別になんかされると思って、躊躇したんじゃないんだけど。
とりあえず中に入った。
 部屋の感想は、、、あぁなんてオシャレな部屋なんだ。
バーカウンターとカクテル棚が備えられていて。
青と黒で統一されていて。ソファーなんか皮張りだ。テーブルはガラス作りで、二枚重なって。
で、照明は、、、タリアセン2。20万はしますよね。俺「てか愛斗、俺ん家オシャレとか言っといて、自分ち、なんなのさ?」
愛斗「伸之オシャレだよ。ブラウンで統一されてるしソファーがいい」
 寝たせいか、少し意識がはっきりしたようだ。

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(終)春風ジェットストリームY
 東伸之  - 10/6/11(金) 8:28 -
愛斗「今日の演奏どうだった?」
不意に愛斗の表情が真剣になる。
俺「良かったよ。セルゲイの第二が特に」
愛斗の表情が一気に明るくなった。
愛斗「だろう?マルケのピアノが、めちゃくちゃカッコ良くてさ。
フランクフルトで共演した時に拝み頼みこんだ、イッヒ、リーベディッヒって」俺「マルケって呼ぶんだ。てかアイラブユーって事でしょ?それヤバくない?」愛斗「ポカーンとしてた。てか、自分ロシア人だからって笑そこかよって笑」
俺「バカじゃん笑
んで、どうなったの?」
愛斗「失笑されたけど、一生懸命話したら、今度来てくれるって。しかもノーギャラだぜ。儲けたわ」
俺「んーーなんだよそれ笑だけど良かったね」
愛斗「あぁ。マジ指揮棒振ってて、幸せで泣きそうになった」
俺「俺も感動したよ」

愛斗「ラフマニノフは、」
俺「?ん」
愛斗「協奏曲第一で華々しくデビューして、世界屈指の作曲家と称された」
俺「うん」
愛斗「そして、交響曲を書き、満を持して指揮者にその演奏させた。
だけど、その指揮者が下手な演奏してマスコミに最低な曲だと、こき下ろされ、世間からも、ダメ作曲家としてレッテルを貼られた」俺「セルゲイ悪くないんでしょ」
愛斗「ああ。しかも指揮者酒飲んで、演奏してたらしい。
そして、ラフマニノフは、ショックで精神的うつにさしかかって、曲が書けなくなった」
俺「マジで?ひどいね」
愛斗「そんな中、そのうつ病を診ていた先生が『大丈夫あなたは素晴らしいピアノ協奏曲が書けますから』と暗示をかけた。
そして、その暗示のおかげで、第二が生まれる事になった訳だ」
俺「そうなんだ」
愛斗「俺がすごいと思うのは、もしラフマニノフが挫折してなかったら、こんな素晴らしい曲は世に生まれてこなかったって事。
ラフマニノフの苦悩から救われるまでが、惜しげもなく詰められていて。
あんなズンズン堅い低音から、ジャンジャンする柔らかい高音に繋がっていく。心が揺さぶられる。
とにかく、すごい奇跡的な巡りあわせなんだよ」

 さっきまでの興奮が続いてるのか、そう言って生き生きする愛斗を見て、この人は本当に音楽が好きなんだとつくづく感じた。

愛斗「伸之さぁ、ピアノ弾いてくれない」
俺「えっ??」
愛斗「弾けるんしょ?五郎さん言ってたぞ」
俺「ちょ、弾かなくなって何年経ってると思ってんのさ?てか、ピアノなんてどこにあんのさ」
愛斗「こっち」
と、案内されたのは八畳くらいの部屋。
ピアノの他バイオリンなどが保管されている。
俺「マジで言ってんの?汗てかもう夜中だよ」
愛斗「サイレンサー。というより完全防音だから」
俺は防音になってるのは知っていた。
だけど、愛斗の前で弾くなんてハズくて。

俺「何弾くのさ?ってか指動かないからね」
ピアノの前に立つ。
アップライトだ。
愛斗だから、スタインウェイだと思った。
ヤマハだ。
愛斗「ラフマニノフ」
ぐっ、言うと思った。

俺「譜面頂戴。
9からでいいしょ?14以降なんて無理だからね」
愛斗「ああ」
9なら自信ある。
そりゃ何十回も弾いてるからね。てか9やっぱ弾いてて気持ちいいね。
盛り上がっちゃうよ。
愛斗「、、ツェが良くない」俺「ん?ちゃんと調律してないんじゃない?五郎さんに見てもらいなよ」
愛斗「じゃなくて、お前の弾き方。薬指の時に踏み込めてないから、半々音下がってる」
俺「愛斗くん?あのー」
愛斗「意識して弾いてみて」俺「、、えっああ」
、、
愛斗「リズム悪い。そこタタッタタッ、じゃなくてタタッ、ウン、タタッ。
ここからグリッサンドで」俺「あぁ、あっー。はい、もうやめやめ」
愛斗「まだいいじゃんか」
俺「おしまいったら、おしまい。音楽教室に来てるんじゃないんだよ」
ちょっと苦笑いした。

愛斗「お前センスあるよ。ピアノ続けろよ」
俺「考えておく。てか、
結局何しに来たんだっけ」愛斗「遊びに(笑)」
俺「違うから。んじゃそろそろ帰るね」
愛斗「泊まっていけよ」
、、、ドクン。
愛斗と一緒に、、
俺は一瞬考えてしまった。俺「それはダメ」
愛斗「なんで?」
俺「なんでって。なんか愛斗変だよ?」
 俺はやっと愛斗の異変に気付いた。

愛斗「変じゃないし」
俺「とにかく俺、帰るから」愛斗「、、」
俺は荷物をまとめ立ち上がった。
俺「んじゃあまたね。お邪魔しました」
すると、愛斗が後ろから抱き着いてきて。
「行くなよ」と囁いた。
 俺は本当にどうしたのだろうと、半分後ろを振り返った瞬間、愛斗にキスをされた。
俺「ちょ、な、何?」 
愛斗「伸之。俺、伸之が好きなんだ。だから准に告るとか耐えられない」
そういってもう一度キスをしてきた。

俺「最悪。何してんの?」
俺はキスされた事は別にどうでも良かった。
ただビックリしただけなんだけど。
俺「愛斗、最低。いきなりキスするとかありえないし俺、愛斗がこんな事する人とは思わなかった。
いつも優しくて、大人で。ちゃんと物事考えてくれるのに」
愛斗「俺だって人間だよ?人を好きになって胸が痛くなる。
でも、いつもいつも大事な時に引いてたら、失っちゃうんだって。
好きな人に好きって言わないのが、大人なら、俺子供でいい」
俺「だからっていきなりキスするか?話しにならないね。愛斗は子供なんだ。
俺、ガキ嫌いだから」
愛斗「、、」
俺「今日の愛斗変だよ。
お酒飲んで浮かれてるのか知んないけど。
自分で、何したか考えてみて。
じゃあ俺帰るから。
じゃあね」

 俺はなんで、あの時あんなに怒ってたんだろう。
多分、好きな人との初めてキスがあんな突然、全くロマンチックなかけらもないされ方だったからなのか。 それとも、准と愛斗でまだ揺れていた自分の腹立たしさだったのか。
 本当は愛斗にきちんと告白して欲しかったからなのか、今では思い出す事ができない。
 俺はこの日を堺に愛斗と連絡が取れなくなった。
後悔するのは、ずっと後の事だ。

 そして、准紀とのクリスマスがやってくる。

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Re(1):(終)春風ジェットストリームY
 一馬  - 10/6/16(水) 19:15 -
まだまだ続くんですね[上]続き楽しみにしております☆

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Re(1):(終)春風ジェットストリームY
 ゆうたろ  - 10/6/16(水) 22:19 -
毎朝投稿されているか確認するのが日課になってます(笑)
続きを楽しみに待ってます(o^∀^o)
ゆっくりでもいいので続きをお願いします。
頑張ってください☆

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Re(1):(終)春風ジェットストリームY
   - 10/6/18(金) 3:37 -
一馬くん

もうすぐ、終わりたいんですけど、終わりますかね?笑ラストまで見て下さい。
ゆうたくん

コメどうもです。
今日の朝はみてください☆最近、毎日更新できないんで、申し訳ないです汗

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(終)春風ジェットストリームZ前
 東伸之 E-MAIL  - 10/6/18(金) 3:54 -
12月24日。
世にいうクリスマスイブ。
 ろくに寝る事ができなかった。
何かを考えて寝れないとか何年ぶりだろう。
徐々に明るくなり、寝てられもせずに、とりあえず部屋を片付けようと試みた。でも、もうなんだか全てがちぐはぐで、トイレ掃除をしたかと思えば、食器が洗ってなかったり。
行ったり来たりしてた。
 浮かれというよりは緊張と言った方が近いだろう。
 准からメールがきた。
『のぶ、明日予定とかある?』
『特に予定ないんだよね。淋しいよね笑』
『俺も暇だから、明日遊び行っていい?』
 まじか。
びっくりした。
准から遊びに誘ってくれた事は、実はそんなになかった。
それどころか二人きりで、遊んだ事すらなかったんじゃないだろうか。
靴を返しに行った時くらいしかでてこない。
 いつも誰かかれか一緒にいたし。
だから意外だった。
しかも、イヴに。
 准からは誘ってくれないから、俺から誘わないと、と思ってたから、ひょっとして、同じ事を考えてたのか、と嬉しくなった。
と同時に告白するなら今日しかないと思った。
ただそれも昨日までの話。今は眠いのがあるし、軽くパニック状態で、わたわたしていた。

 ああ、このアーガイルのベストとシャツでしょ。
てか上にジャケットとピーコート一緒に着れないし。軽くセーターくらいに、、てか着太りするよな。
決まらない。

 体重は51キロ。体脂肪8%よし、変わらず。
毎日、運動と食事に気を使ってるからね。

 あとは美容室でしょ。
軽くツイストかけて。
カラー入れて。
服買って、あれ買って、支払いしてって、結構タイトスケジュールだ。
案の定、、
俺「准くんごめん。遅れちゃった」
准「遅れたって5分でしょ?俺も今来たばっかだよ」
先に来て待っていた准くんは、普段よりもずっとずっとオシャレな格好で。
思わず見とれてしまう。
「どうしたの」
その一言で我に返り、
「なんでもない。行こうか」歩を進めた。

 街中を歩く、そんななんでもない事なんだけど、隣に好きな人がいると風景は全然違って見えて。
俺はさっきからドキドキしっぱなしで、顔を向ける事ができない。
准「ちょっ、のぶ?歩くの早いよ笑」
俺「ごめん」
ニコッって笑うその笑顔の度に、もだえそうになる。准「どこに向かってるの?」俺「あっ、言ってなかったね汗ファクトリー行こうかなって」

 札幌ファクトリー。一言で言うと商業施設。
レンガ館みたいな造りの建物にインテリアとかアパレルのテナントとかが入っていて。
札駅にJRタワー、ステラプレイスができるまでは、人気スポットだった。
 俺達はトイザらスに入った。
俺「おもちゃ屋さんなんて久しぶり」
准「俺、しょっちゅうくるよ笑」
俺「しょっちゅうって何してるのさ笑てか、めちゃ混んでるけど笑」
准「クリスマスだしね」
 滅多に玩具店なんて来ないけど、今の玩具にはびっくりだ。
俺「チョロQ、これラジコンなんだよ!」
准「結構、前からだけどね」俺「うぐっ。てか俺、昔ミニ四駆集めてたな」
准「ミニ四駆?知らない」
ガクッ。
Gギャップか。
准「のぶ、こっち来て」
俺「ワンピだ」
 俺と准くんの共通と言えば、ワンピースだ。
俺「パズルやりたい。結構好きなんだよね。准くん一緒にしよう?」
准「いいよ。ルフィね」
俺「チョッパーにしよっ」
准「だーめ。じゃあこっちのみんな出てるやつにしようか」
准「うん」
 本当はチョッパーが良かったけど、、

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(終)春風ジェットストリームZ後
 東伸之  - 10/6/18(金) 4:12 -
 トイザらスを出て、ケンタで食べる事に。
一階のイートインなんだけど、、
准「おっきいね」
俺「でしょ?」
 ホール中央に、巨大なクリスマスツリーが毎年飾られる、といってもクリスマスに来た事がない。
というか、クリスマスに誰かと過ごしたなんて記憶がない。
 よくよく考えると、クリスマスに男二人で、会社の同僚に見られたらどうするんだなんてあるけど、この時の俺は、好きな人と一緒に過ごせる時間に没頭してしまっていて。 
 すっげぇ幸せだなって感じていた。

 その後、DVDを借りに行って。俺ん家に行く事になった。
帰る頃には9時を越えていて、少し肌寒くなっていた俺「准くん、雪が降ってきたよ」
准「本当だ」
ヒラヒラ舞う雪は手の平に乗るとジュワっと溶けて。電灯に照らされた粉雪はキラキラ輝いていて、ゆっくりと流れゆく。
とても綺麗だ。
 こっちじゃ、ホワイトクリスマスなんて、全然珍しくもないんだけど、俺は降ってくれた雪に感謝した。
俺「メリークリスマス」
准はくすくすと笑った。
俺「あれ?おかしかった?」准「いや。そんな事ないよメリークリスマス、伸之」、、、俺は伸之とフルネームで呼ばれた事に陶然としてしまった。
ドクンドク心臓が震える。俺「今、伸之って言った?」准「えっ?言ったかな。それがどうしたの?」
俺「もう一回、もう一回言って」
准「変なの笑。のぶゆき、、これでいい?」
「、、うん」
俺、嬉しくて死にそうなんだけど。

俺「なまら、寒くなってきたね。手凍りそう」
准「今日冷えるって言ってたからね。
伸之。手貸してごらん」
俺「ん?」
俺は右を差し出した。
准「これで寒くないでしょ?」
准のポケットに俺の手が入る。
中では、准の手で俺の手が握られていて。
右手だけ体温がどんどんどんどん昇がっていく。
 俺は恥ずかしくて顔から火が出そうだった。
そんな准は、いつも以上の笑顔でニコニコしていて。俺は恥ずかしくて、ずっと下を向いていた。
だけど、ホントは嬉しくて幸せで。
前から人がやってきても、准は気にもしないそぶりでそんな准の所作がカッコ良く思えた。

 家に着くと、借りてきたDVDをデッキに入れた。
『ホームアローン』
クリスマスが来ると見たくなる映画。
笑えるし、暖かくなれるし何よりクリスマスのアメリカの映像がキレイだ。
 俺達はお酒を飲みながらお菓子を食べながら観た。とにかく笑ったし、ハラハラしたし、でもやっぱり、ママに再開するシーンが1番感動する。
 やっぱ何回観ても、、泣いてしまう。
てか、隣にも泣いてる人が一人。
てか俺達って泣き上戸??
お互い涙を流した事は触れずに、話題を変え、
俺「俺、准くんに渡すものあるんだ」
准「俺も」
俺「はい」
准「ありがとう。俺も。
何なに?開けていい」
俺「もちろん」
俺も准から貰った包装を開けた。
准「これって、iPodじゃん高かったんじゃない?」
俺の記憶が正しければ、4Mが出たばっかりだったと思う。
俺「そんなんでも。ネックだ。しかもディーゼル。
てか、さっき見てたやつじゃない」
准「伸之、欲しそうだったから」
俺「うそーまじで?
ありがとう、マジ大切にするから」
准「俺も大切にするね」
准くん、ありがとう。

准「あーもう12時過ぎてるんだ。どうしようかな?」俺「地下鉄もうないよね」
准「迎えに来てもらえるんだけど」
俺「うちでよければ、泊まりなよ」
准「んじゃあ、よろしくね」俺「うん」
 准がうちに泊まる、、
考えただけで、嬉しくて叫びたくなった。

 俺と准は、毎年やってるさんまと高島彩アナのクリスマスの番組を見た。
ソファーで並んで見てたら准くんが、俺の手の上に手を重ねてきて、、
 俺はテレビを真っ直ぐ見てるんだけど、心臓がバクバク張り裂けそうなほど、脈を打っていて。
 俺は親指で、准の手の平や手の又、親指をなぜる。すごいスベスベで触り心地がいい。准も触り返してきて。愛おしくなって。
 そして、がっちり握り合った。
俺はやっぱり、手の平とかをなぞっていく。
准の指の動きが止まったので、俺は准の方に視線を向ける。

 すると、准は俺の方をただ、じっと見ていた。
いつもと変わらぬ笑顔なのに、今日の准はスッゴい可愛くて、カッコ良くて。
ニコって笑うから。
俺は右手は准の右手を握ったまま、左で抱きしめた。 匂いが甘くて柔らかくてくんくんとかいでしまいたくなる。
准の体の感触は相変わらず完璧で、細いのに筋肉を感じてしまう。
どのくらい抱きあっただろう。
ゆっくり離れてみる。

 すごく照れて紅くなっている准。
目線をやや下に向け、中々視線を合わそうとしない。そんな、准がめちゃ可愛くて。
しかも、近くで見てもこんなにカワイイなんて。
俺は、もう我慢できそうにない。
俺「准くん?」 
呼びかけてようやく、視線が合う。
 見つめあった。
俺の方が恥ずかしいし、心臓だって張り裂けそうだ。だけど、そんな事よりこんなにカッコイイ准がいる。
 俺は目で訴えた。
(いくよ、いい?)
准が、やさしく頷いてくれたので、俺は、、、、
唇を重ねた、、

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Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後
 ゆうたろ  - 10/6/19(土) 8:03 -
更新待ってました!
ゆっくりでいいんで更新頑張ってください☆

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Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後
 一馬  - 10/6/21(月) 12:44 -
いよいよですね(笑)
続き楽しみにまってます[晴れ]

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Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後
 きぁ  - 10/6/22(火) 5:41 -
凄いワクワクします。二人の恥ずかしがりながらのイチャイチャうらやましいな(笑)

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Re(1):(終)春風ジェットストリームZ後
   - 10/6/23(水) 4:02 -
ゆうたろさん
更新しました。
でも8話終わってません汗
一馬くん
いよいよって?キスだけですよ?笑

きぁくん
好きな人とのキスって緊張するよね。でもそのうち緊張なんてなくなりますよね笑

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(終)春風ジェットストリーム[前
 東伸之  - 10/6/23(水) 4:15 -
 ドクドク、ドクドク。
俺と准の心臓の鼓動が重なり、振動として伝わってくる。
久しぶりに触れた准の唇は柔らかくて。
赤よりも薄く、ピンク色でプルプルしている。
整っている、という表現はあまり聞かないが、上下左右の厚みが同じで、ちょっと薄くて、長い。
弾力というか跳ね返りが良くて、気持ちがいい。
終わって離れると、また吸い寄せられてしまう。
 唇と唇が合わさる瞬間の感触が良くて、何度も味わいたくなる。
軽いキスなのに、あまりにも気持ち良くて、トロけそうに。
目の前にいる准くんはただただ可愛くて、カッコよくて。
たまらない。
頭がぼっーとする。
半身浴に入っているかのような温かさとフワフワ感、浮遊感。

 今度は深くしてみる。
俺は息をするのも忘れるくらい没頭してしまう。
離れてみて、少ししつこいかな、と内心ビクビクしてたんだけど、准は柔らかい笑顔で俺を抱きしめてくれた。
 腕の回し方が俺を必要としてくれているみたいで、なんだか可愛く思える。
だから、俺はまた唇に触れた。
折々漏れる准の、んふぅ、という声に興奮してしまう俺はたまらなくなって、舌を唇、歯、奥へとねじ込んでいく。
准は力が抜けたのか、体勢が崩れていく。
だけどそれと裏腹に、俺に回した准の両腕は、徐々に力を増してきて。
 気が付くとギュッと抱き合わさり、密着し、1ミリの隙間もない。
崩れていった准は、頭をソファの肘かけに、体は横たわり、片足はソファの下の床に接地している。
 
 俺は准の上になっていてちょっと焦った。
准「なんだか照れるね」
俺の下にいる、そう発した准の顔は上気していて、エロい。
でも、このまま流れでするのはやっぱ違う。俺はちゃんと告白しようと思った。今しかない。
「俺准紀が好き。俺、、」「それ以上、言わなくていいよ。俺、ずっと前から待ってたんだから」
 約束、、そっか、、覚えててくれたんだ。
あんな、なんでもないような一言。
俺はずっと、ずっと意識してたよ。
でも、准くんと出来る日が来るなんて、思ってもなかったから。
准「どうしたの?」
俺は我に返って、
「なんでもない」
准「なんでもないって何だよ、、」俺は唇を奪った。

 シャツの上から、手全体を使って胸を撫でる。
時折、突起に手の腹が触れる。
准は感じているけど、声を上げようとしない。
更に突起の周りを指でなぜまわす。
感じるのか、ゆっくりではあるがクネクネ動き出す。右に左に。
少しずつ、乱れていく。
だけど、声は出さない。
准「伸之、あのさ」
俺「ん?どうしたの?」
准「恥ずかしいんだけど」
 ああ、恥ずかしかったんだ。
俺「ごっごめん、ベッドに行こう」

 俺は明るい蛍光灯を切りリビングの間接照明と読書用の枕灯だけの、ほぼ闇くらいの薄暗さに調光した。 既にベッドに座っていた准は、上のレイヤードさせていた、ニットシャツを脱いで、タンクトップになった。
肩から二の腕にかけての筋肉のラインがセクシーだ。あと、短い靴下を脱いで丸めている。
准「この暗さ、、エロいねてか、いつもこうやって、若い子いっぱい連れ込んでるんでしょ?笑」
 緊張してるのか、いつになく多弁だ。
そんな准くんが可愛くて。俺「俺、もう我慢できないみたい」
准を押し倒した。

 ちょっとだけ、驚いた表情を見せたが、いつもの笑顔に戻った。
准「やさしくね」
この一言で俺は完全にスイッチが入った。
准「ちょっと、伸之、うっ」 俺は首筋に、思いっ切り吸い付いた。
同時に、右手はシャツの間から直接乳首を摘んだ。
次第に大きくなる胸の突起をコリコリとねじ回す。
うぅ、はぁぁ。
やっと声を上げ始めた。
俺は嬉しくなり、より感じてもらいたくなった。
 シャツを捲くり上げるとめちゃきれいな上半身が見えてきて。
俺「いい体してるね。すっげーキレイ」
准「はずいから」
そう言って、捲ったタンクトップを下ろした。
俺「なんで?もっと見せてや」俺は強引にシャツを脱がし始めた。
俺「はい、バンザイして」
准「やっ。ハズいって」
俺「ハズくないよ。カッコイイから」

 俺はもう興奮して、見たくて見たくて、しょうがなかった。
ついにシャツを脱がせ、表わになった准のセミヌード細さと筋肉が同居して。
ゴツゴツした造りとは対照のしなやかなキレのある肉体だ。
 高校とかでカッコイイ運動部、例えばサッカー部やバスケ部の人とかが、着替える時のような感動があった。
准「オレ、汗かいてて、だから汗くさいし、、」
 俺はそんな准のセリフを遮り、目の前にある裸体にむしゃぶりついた。
 首筋、胸、ワキの下。
准「やめてって、匂いがさぁ、ハズいよ」
匂いはあるのかも知れないだけど、俺には全然感じられない。
不快どころか、ますます興奮してしまう。
これが色気なんだろう。
俺「いいよ。准紀の匂いすっこい好き」
興奮のボルテージが一気に最高潮まであがる。
准「変態、あっあっ」
 俺は准紀のワキら辺りを舐め、准の男性の部分をまさぐりだした。

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム[前
 一馬  - 10/6/23(水) 13:26 -
ヤバい(笑)
超エロいっすね!
続きお待ちしてますっ

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム[前
   - 10/7/4(日) 7:01 -
一馬くん☆

遅くなってすみません。
続きできました!

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(終)春風ジェットストリーム[後
 東伸之  - 10/7/4(日) 7:04 -
 デニム越しでも、ものの感触が手に伝わる。
太くはない。
けど長い
触るごとに、より増してきて。
膨らみがクッキリとデニム地に浮かびあがる。
 俺はさらに摩る。
弾力と硬さがやや半々。
まだ上からなのに、充分過ぎるほど触り心地がいい。はぁーはぁー 
俺の耳元で漏れる息が生暖かくて、ぞくぞくする。
 俺は、自分はウケでMだと自覚している。
だけど、准と対峙していると、そのかわいさや雰囲気なのか、どんどん犯したい欲求にかられる。
声を上げて欲しい。
乱れて欲しい。
 今、わかった。
准の誰も知らない姿を見たい、独占したいっていう欲求だと。

 俺は准のベルトに手をかける。
カチャカチャ鳴る金属音。ベルトを外そうとすると、准「のぶ、ちょっと待って」俺に一瞬不安がよぎる。
恐れ恐れ聞く。
俺「ん?もしか嫌だった?」准「そうじゃないよ。てかやっぱシャワー浴びていい?」
 自分も実は汗をかいていて気にはなっていた。
でも、流れで進んでいたから、丁度良かったのかも知れない。
俺「そうだね、そうしよう」准「一緒にはいろっか?」
俺は、、
俺「あっ、いやうち風呂狭いし、准くん先入りなよ」准「わかった」
一緒に入るなんて、、恥ずかし過ぎる。
でも、いつかは一緒に入ってみたいな。

俺がシャワーから出ると、准「続きしようか」
その一言で、俺はまた一気に興奮する。
お互い下をぬぐ。
准はボクサーだった。
赤と黒のディーゼル。
カッコかわいくて、准にぴったりだ。
すねだけすね毛が生えててめちゃ興奮する。
 俺はキスをしながら、ボクサーの上から揉み摩る、と同時に准の手で俺自身も摩られていた。
准「俺だけじゃハズいからね」
そう言って、俺のを上下させる。
 准の手が柔らかくて暖かい。
俺はトランクスの布に敏感なくびれが擦れて、快感に襲われる。
ヤバい、、、俺はたったこれだけの事でイキそうになってしまった。
急いで腰を引いて准の手が届かない位置に下がった。 准は一瞬、どうしたんだろう、というような表情を見せた。
まさか、イキそうになったとは思うまい。
こんな、一瞬でイッてたら准も引くけど、俺も引く。焦った。

 俺は准のシャツを上に捲り上げた。准もさっき見せた恥ずかしさはもうないようだ。
准「伸之も脱いでー」
そういって、准に脱がされた。俺は恥ずかしかった。准「細いねぇ。だけどキレイな体」
 俺達は抱きあった。
生の体は暖かくて。
かたいのに柔らかい。
准の肉体は細くても筋肉が感じられて、気持ちいい。抱き心地が良すぎる。
准の肌の匂いを感じられてすごく愛おしくなる。

 俺は首筋から、胸、脇と口を這わす。
そして、准の腹筋まで到達すると丹念に口づけした。臍の近辺が感じるらしく、ピクピクする。
うっうっ。
さらに下に進む。
もろに形がわかってしまうくらいに膨らんでいた。
 俺は上から握るように揉む。あっという間に全開になった。
 先っぽとの間のくびれの部分を触ると、准の息遣いが一層激しくなって。
ここが1番感じる様だ。
あっあっ。
目を軽く閉じ、首を右に左にくねくねする准。
目の下のホクロがセクシーだ。
そして、その箇所だけうっすら染みが滲んでいる。
 俺は、、、息を一つ飲みボクサーを徐々に下げようとする。
すると、准が両手で押さえ始めた。
准「恥ずかしいよ」
俺「恥ずかしくないって。」完全に暴走していた。

 そして終に俺は、、下ろした。
初めてみた准のそれは、キレイなまっピンクで、真っ直ぐとピンと立っていた。そして、軽く触ると、一滴雫がこぼれ落ちてきた。 俺「すっげーエロいね」
准「やっ恥ずかしい」

 俺は軽く扱いた。
握り心地がいい。
長さは俺と同じくらいの15pくらい。
形が整っている。
鬼頭の艶がいい。
俺が上下にさせるのと同じピッチで准が喘ぐ。
あっあっあっ。
准「のぶ、だめ、気持ちいい」
裏筋の辺りを撫でると、どんどん愛液が溢れてくる。こんなに出る人は初めてみた。
俺「すっげー濡れてる。ビシャビシャじゃん」
准は恥ずかしそうに目を背ける。
俺「気持ちいい?」
准「、、」
俺「気持ちいいの?」
准「、、気持ちいいよ」
 
 嬉しくなって、俺はダラダラのそれを口に含んだ。少ししょっぱかったが准のだと思うと、最高だった。口でするのは、手よりも感じたらしく、口の中でさらに液が溢れてくる。
准も必死に声は押さえながら、悶えていた。
 俺が口でくわえていると准が直接握ってきて。
すごい快感だった。

 准が扱くのを止めて、抱きしめてきた。
俺もぎゅっと抱きしめた。そして、キスをした。
准「のぶ、、入れて」
真剣な目で見つめられた。俺は正直パニクった。
前から、准はウケかタチか気になってはいた。
でも、ウケだったとしても挿入は、考えてなかったから。
俺はもちろん入れた事はないし。
上手くいかなかったらどうしよう。
 多分、准は俺がウケかも知れない事は承知してる。だから、そんな俺の不安を悟ってくれたのか、
准「失敗してもいいからね」俺「わかった」

 俺は引き出しから、ゴムとローションを取り出す。あと准がバスタオルを持って来てくれた。
やっぱ緊張する。
まずは准に仰向けになってもらった。
自分もした事はあるけど、准にリードしてもらう。
ローションを人差し指と中指に垂らす。
 そして、准の穴にゆっくりと入れていく。
こんな感じなんだ。
中は閉まりはあるけど、ビラビラになってして、生暖かい感じだった。
少しずつ侵入していく。
わりかし早く奥まで到達した。

 指を三本にする。入口はちょっとキツく、指を入れたり戻したりして、広げて中に進む事ができた。
ちょっと准もキツいのか、声を殺している。
そして、めり込ませ、辿り着いた。

准「のぶ、もう大丈夫だから。入れて欲しい」 
俺はゴクッと息を飲む。
そして、俺のを入口にあてがった。
准「んん。」
たまらず声を上げる准。
俺は棒を手に携え、押し込むように先端をアナルに進ませる。
鬼頭が入ると准は悶えた。はぁはあ。
俺はさらに奥に進む。
暖かい。
気持ちいい。
締め付けられる感じがなんとも言えない。
奥に入る度に准が声を荒げる。
准の顔が苦痛で歪む。
全部入った。
 
 今、動くのは辛そうなので少し待った。
思ったよりスムーズに挿入できた。
なんか嬉しかった。
俺「どう?楽になった」
准「うん。もういい感じだよ。久しぶりだからきつかったけど」
、、久しぶり、、愛斗か。准「ゆっくり動いてみて」
俺は、なんと無しに腰を前後させてみた。
准「、、いい、、もうちょい、」

 俺はたまらなくなって、激しく腰を振った。
准の喘ぎと、俺のピストンが連動する。
はぁ、はぁ、はぁはぁ。
准の中が気持ち良すぎて、変になりそうだ。
 准は准で自分のチンポを扱いていて。
めちゃくちゃ声を出して。なんか、好きな人と一つになった慶びで胸がいっぱいになって涙が出てしまう。 俺はスピードを上げて、より奥に奥に突き刺すように。
もう限界が近い。
俺「准くん俺、、俺、、いきそう」
准「俺もいきそうだよ。伸之、一緒にいこう」
、、、、
はぁあ、はぁはぁ
俺「キモチいい、イクよ、イクよ、、あっイク!!」准「あっ、、あっ、イクッうぅ」

 俺は准の中で、何回も何回も吐き出した。
ゴムも付けていたけど、快感が凄すぎた。
あまりの刺激におかしくなりそうだった。
 准の絶頂は、そのイク瞬間がバッチリ見えて、膨張したと思うと、腹はもちろん首筋、腕、果ては枕まで透明な液が飛び散った。 その時の顔がめちゃくちゃエロくて、めちゃくちゃ可愛くて。
 肩で息をしている、准に俺は顔を近付け、
俺「俺、めちゃくちゃ准が好き」
と言ってキスをし、体を預けると、そのまま意識がなくなっていった。

引用なし

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後
 ゆうたろ  - 10/7/4(日) 8:44 -
いい感じですね(o^∀^o)
続き楽しみにまってます☆
東さんに無理のないペースで大丈夫なんで最後まで投稿お願いします!

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後
 一馬  - 10/7/4(日) 18:22 -
更新ありがとうございます!
二人が幸せになって何よりです☆

ラストまで頑張って下さい!

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Re(2):(終)春風ジェットストリーム[後
 きぁ  - 10/7/5(月) 3:11 -
二人が一つになれた事が、自分も嬉しいです
終わった後に「好きだよ」とか言われるの凄い好きなんで、うらやましいです‥(笑)

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム[後
   - 10/7/10(土) 17:31 -
きぁくん
やっぱした後の好きっつ言いたいし言われたいよね。俺はいいたい派です。

一馬くん
いつもありがとう!
幸せな気持ちになってくれればなによりです。

ゆうたろさん
ようやく終盤でいい感じになりました!
もう少しでラストなんで、応援よろしくです!

引用なし

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(終)春風ジェットストリーム\前
 東伸之  - 10/7/10(土) 17:50 -
1月20日
准の誕生日
俺は告白した
この日の事は一生忘れられないだろう

 准、、
准の事ばかり考えている自分がいる。
もう何日も経っているのに考えると決まって、クリスマスの事を思い出してしまう。
 目が覚めると俺の胸に寝顔があり、両腕を俺にぎゅっと回して、足は絡みついていて、すごく温かくて。柔らかくて。
すぅすぅとした寝息。
キレイに染められた前髪がサラサラで。
指を絡めてもサッとほどけてしまう。
可愛くて。
寝顔がキレイすぎて。
起こすのがもったいなくてつい魅入ってしまう。
准「んっ、伸之おはよっ」
にこって笑う准を見て、俺は、、してしまった。
 
 いつから好きになったんだろう。
クリスマス
秋頃
連絡が途絶えてから再会した日、泣いた日
俺が靴を返した日、汚した日
 多分、もっと前で。
きっと、一番最初に会った日で。
それは出会った瞬間で。
一目見た瞬間だった。
一目惚れに違いなかった。
 准とは、クリスマス以来会っていないけど、思い出すたび、たまらなく幸せな気持ちになる。
既に仕事も休みに入っていたので、暇になって、手持ちぶたさだった。

 いろいろ考えていたけど浮かぶのは准だけじゃなくて、愛斗の事もあった。
あんな感じになったので、何となく気まずい想いと、どうしているのかと 。
 あれから連絡もないし、こっちからはしづらいし。あの時は少しびっくりしたのと、軽く反省してもらおうくらいにしか、本当になんとも思ってなかったからこのままの状態が続くのは正直バカらしい気がした。
 愛斗にメールを打つ。返信はなかった。
もう会わないつもりかも知れない。
ムカついた。
あれぐらいの事で。
でも、それより強かったのはもう会えないのかな、という寂しい気持ちだった。
 クリスマスが終わると世間は一斉に暮れに向かっていく。
明けてから実家に戻るつもりだったので、とりあえず札幌にいる事になった。
 祖母は元来の糖尿で血糖値が400くらいになってしまい、急遽入院すると聞かされていた。
一人で過ごす事になると考えてた矢先、准から、正月にいつものメンバーで年越しをしようという誘いがあった。
モチロンOKした。

12月31日
新札幌駅で18時集合、、のはずが、いざ来てみると谷しかいない。
俺「時間間違えてないよね」谷「私にもメール来てたから」
俺「今日って誰々くるの?」谷「私達と、准、みち、光一、あとたぁくん」
愛斗は来ないんだ、、
俺「たぁくんって?」
谷「前からの知り合い」
俺「そうなんだ」
谷「ほんと、みんなどうしちゃったんだろう」
俺「俺、准くんに電話してみる」
谷「私はみちにかけるね」
、、でない。
するとすぐに、俺の携帯に着信がかかった。
俺「准くん?てかめちゃ騒がしいんだけど。今どこにいるの?」
准「ごめん。今みちるとかとパチンコやってて、みんな出ちゃって、どっかで時間つぶしてて」
俺「だってさ。どうしようか?」
谷「もう。みち達最低。のぶ私ん家行こうか?」
俺「お願いします笑」

 谷の家には何回かおじゃましていた。両親とも面識がある。
俺はとりあえずジャスコでカニを買って、おじゃました。
すると、リビングは谷の親戚でごっちゃ返していた。下は0才上は80代、20人はいる。
俺「すみません、家族団欒の時におじゃましまして」 母さん「いいえ、騒がしくていいのならずっといていいのよ」
父さん「これこっち座りなさい」
俺「あっはい。あとこれお土産で」
母「まぁまぁありが、、カニだわ」
おば「えっ、カニ?」
父「なんだとカニだと」
子「僕が食べる」
祖父「ワシじゃワシのもんじゃ」
姉「なにいってんの、姉妹なんだから私が優先に決まってるでしょ」
娘「カニカニ」
わいのわいの
やいのやいの
この家族、カニが好きらしい。

父「のぶくん、飲みが足らんよ。若いんだからグッとやりなさい」
母「料理いっぱい作ったんだから、いっぱい食べなきゃだめよ」
弟「のぶ、姉ちゃんの事好きなの?」
ぶっーー
俺は吹き出しそうになった一瞬場がシーンとなり、注目が集まる。
俺「、、好きだよ」
おぉ、、歓声があがる
これは嘘ではない。
谷と一緒にいると安心するし柔らかい気持ちになる。
 谷となら結婚も考えられる。ただ、やっぱり自分はゲイな訳で。
谷のお父さんとお母さんはそんな事情を知っているから、ちょっと寂しい顔をした後、また笑顔になって、父「このぉ、娘はやらんぞ」と笑わせてみせた。

 親戚とかとこんな大勢で食卓を囲んだ事なんてなかったから、賑やかなのが新鮮で、温かくて、嬉しかった。
そして、11時半頃電話が鳴る。
俺「准くんから。いつものカラオケまで来てって」
谷「わかった」
母「何、あんた達これから行くって?やめなさい、もう遅いんだし、行く事ないじゃない」
谷「もう約束しちゃってるから」
母「年越しにカラオケってもうちょっと何かなかったのかね、しょうがないね」と言って、風呂敷で包まれた荷物を渡された。
母「煮物とか入ってるから夜食に食べなさい」
俺「ありがとうございます」 俺はそんな何気ない優しさにジーンときた。
俺は母がいないけど、もしいたらこんなに優しいのかな?

引用なし

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(終)春風ジェットストリーム\後
 東伸之  - 10/7/10(土) 18:25 -
 そしてカラオケで再開。准「谷、のぶごめんね」
谷「ちょっと、待たせすぎだから。何時間も待たせて准「ごめんなさい」
谷「謝ればいいって言う、問題じゃないしょ?」
准は谷に弱い様だ。
こんな光景は初めてじゃない。
みち「谷、ごめんって。中に入ろ」
たぁ「のぶくん?」
俺「はぃ、たぁさんですか」たぁ「初めまして」
俺「初めまして」
こんなおじさんだったのか俺は正直苦手な感じがした准「俺の昔の彼氏」
たぁ「よくいう。すぐ別れたくせに」
准「まぁね」 
、、、准の元彼???

 カラオケに入るといつもの様に盛り上がった。
たぁさんは歌わなかったけど、違和感なく溶け込んでいた。
そして、5、、4、3、2、1おめでとう!
ハッピーニューイヤー!!V6のHappygreetingを歌った。
こんな年越しも悪くない。准は俺の隣で、
「来年も宜しくね」
俺は来年もいい年になる期待感で一杯だった。

 カラオケが終わると、プリクラを撮って、1月1日の日付を入れた。
こんな楽しいちょっと変わった年越しはないだろう。だから、本当に大事だし貴重な思い出で。
プリクラを見る度に微笑ましくなる。
一生の思い出。

 店を出ると、雪が降っていて、寒々しかった。
たぁさんの車の駐車場まで歩く事になった。
熱気が篭っている間はいいが、歩いていると体に冷気が纏わり付く。
みちが特に寒そうにしていた。
谷「みち具合悪いの?」
みち「ちょっと寒いかも」
丁度その時、前から2〜3人が、こっちに向かって歩いてきた。
准「いっち、まどか、久しぶりじゃん」
二人「准。びっくりした何してるの」
准「ごめん、すぐ終わるから、ちょっと待ってて」
と言って、少し離れた先で話始めた。

 寒い。
俺達はその場でしゃがんだり、手摺りによしかかったりして、ただ待っていた。10分、15分。
たぁさんが、車で待機しようかと提案した所で准が戻って来た。
准「お待たせ。じゃあ帰ろうか」
本人は本当に悪気がなかったのだろう。
たまたま、ごめんがなかった。
だけど、みんな、特に俺と谷は正直、准の態度にイラッときた。

 雰囲気が悪くなった。
やっぱりそんな空気をすぐに察して、
准「何この空気。俺なんかした?」
この一言で、谷がキレた。谷「准、何かしたって。私達、外で何分も待たされたんだよ」
准「何分もって、5分くらいじゃん。悪かったと思うけど、そんなにキレる事でもないと思うけど」
谷「5分?准。20分なんだけどね。待ってたの。
この寒い時期に何もせずにじっと待たされて風邪引いたらどうするの?」
准「俺だって外にいたけど」谷「准。勝手過ぎる。今日だって、6時待ち合わせなのにパチンコって、私達の事なんだと思ってるの」
准「パチンコの事は謝ったしょや。じゃあどうすればいいのさ」

 俺は、、谷と准をケンカさせたくなかった。
だから、
俺「准、なんでちゃんと皆の事考えてくれないの?
いつもは皆の事考えて、気を使って行動してくれてるのに」
准「いつも、俺ばっかり幹事とかまとめ役とかさせられて、みんながやってくれないからじゃん」
この時に気付いた。
准、結構酔ってる。
俺もそれに気付いたから、踏み止まれば良かったんだけど、
俺「最悪。そんな事考えてんだ。
てかさ、みち寒くて具合悪くて、ずっと我慢してたんだよ。みちの事考えろよ」准「、、お前の、、みちの事何が分かるって、言うんだよ」

 そっからは取っ組み合いで、准を初めて殴った。
皆は俺ら二人を抑えるので必死だった。
たぁ「准、お前が悪かったんだから。キチンと謝れって」
准「俺だけ悪いの?」 
そう言って、明後日の方向に走り出した。
酔ってるのに速いっていう俺は横腹が痛くなって、攣りそうだった。

 集合住宅みたいな場所に辿り着くと、壁の所でよしかかって、泣いていた。
俺はあの時、ああするしかなかった。
准と谷って、友達なんだけど微妙な隙間があって。
仲いいような、距離をとっているような。
 だから、ケンカしたらシコリが残る様な気がして、俺が代わりにした。
でも、二人でいる今なら、絶対問題なく元に戻れるっていう確信があった。
俺は准に背後から近づく。すると、
「来ないで」と言われた。
 俺は気にせずに距離を詰める。
准「うそつき」
俺「、、??」
准「ケンカしたら、折れてくれるって言った」
、、、
俺は思い出した。
愛斗の件で、准と光一とケンカした時。
准が公園に現れた時。
准「俺、キレたら絶対途中で止まれないんだよね。
だから、、」
俺「分かった。俺、ケンカにならないように上手くやってみるね」
、、、
 俺は忘れていた。
だけど、これは仕方なかった事で。
でも、言葉を失ってしまった。
准がまた、どこかに移動しようとする。

俺「准くん。ごめん俺が行くから。ここにいてくれる?」
准はパーカーだけで、余りにも寒そうだったので、俺のダッフルコートを准にかけた。
俺「准くん、ごめんね。
またね」
俺は、笑顔で後にした。

 みち達に准の居場所を教えた。
そして、俺がいると准が気まずいから、という事を説明すると、たぁさんが俺を家まで送ってくれる事になった。
帰り途で、准との出会いの事とか話して、最初よりも少し打ち解た気がした。

 次の日に准からメールがあった。
謝りたいという事とお詫びをしたいという事。
実際会ってみると、准は酔っていて、昨日?今朝の事は、全く覚えていないと言っていた。
一安心した。
帰りに軽くキスをして、お互いまたわだかまりなく、日常に戻っていった。

 毎日の様に遊んだ。
この頃は光一も毎日のように准の家にいた。
光一と准は兄弟のようで、仲いいな、と思ったけど、毎日来てる自分も相当だなと思った。
 
 そして、准の誕生日。
俺、光一、准はお互いの誕生日に祝い合うという約束になっていた。
本当は准と二人きりになりたかったんだけど、仕方ない。
 でも、告白はしようと決めていた。
長かった気がする。
ここまでくるのにいろいろあった。
正直愛斗も好きだったし、あのコンサートの時にもう一回告白されてれば、、
 でも、今は准が本当に好きで、めちゃくちゃ大事で付き合って欲しい。
 俺は准の好きなチョコレートケーキを買って、プレゼントを持って、准の家に向かう。
そして、告白した。
、、、
、、、
、、、フラれた。

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後
 ゆうたろ  - 10/7/10(土) 19:53 -
投稿お疲れさまです(^O^)
意外な展開でちょっとショックです…
続きが気になるので引き続きお願いします!

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後
 一馬  - 10/7/11(日) 11:25 -
えっ!?マジっすか( ̄○ ̄;)

急展開に、びっくりです・・・

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム\後
 きぁ  - 10/7/12(月) 5:30 -
え‥?展開もラストも全然読めなくて凄い続きが気になります。続き楽しみにしてますね(^^)

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Re(1):(終)春風ジェットストリームIX後
 ごっざん  - 10/7/19(月) 18:34 -
え〜っ!!こういう展開?!
驚きです。
とても続きが気になりますので、
よろしくお願いします…mm

正直、のぶと准に幸せになってもらいたかった…

引用なし

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(終)春風ジェットストリームラスト前編
 東伸之  - 10/7/20(火) 3:43 -
 結局、自分の恋愛なんて上手くいかない。
フラれる可能性がないとは思ってなかった。
だけど、実際に相対して言われると、ただただショックで、真っ白になった。
 恋愛下手だって分かってる。自分に魅力がないって薄々感じている。
 だけど、俺は自分の気持ちに嘘をついたり、駆け引きしたり、上手く立ち回ったりなんてできないし。
ありのまま受け止めてくれる人じゃないと付き合う事なんてできない。
 でもそんな面倒臭い奴と付き合いたいなんて、誰も思わないから。
俺は多分、これからも、誰とも付き合えないんだと思う。

 俺は呆然として、フラれた理由なんて、聞こえちゃいなかった。
それでも、辛うじて覚えているのは、准と俺は性格が似過ぎていて、上手くいかない
別れたら元の友達関係に戻れない
それより何より、元々バイ寄りというか、男と付き合う事自体、気が進まないと言っていた。
 今までの時間は、なんだったんだろうとぼやけた意識の中思っていた。
だけど、不思議な事に涙は一つも出なかった。

 フラれてからも、准とは遊ばなければならなかったから、顔を見合わせる度、辛くて辛くて、しょうがなかった。
 それでも何日か経って振り返ってみると、上手くいかなかった事に思い当たる節がある。
正月のケンカの件は勿論だが、その後も軽く言い合いになった事があった。

 俺が谷の家で、好きだと言った件や、谷がご飯を作りに来てくれた時に、谷と結婚したら幸せだろうな、みたいな話を准が聞いたみたいで。
 准は、谷が結婚とか真に受ける性格だから、その気もないのに振り回す様な事はしないでと言ってきた。 俺は振り回す気なんて、さらさらなかったし、率直な感想だったから、反発した。
でも受けいれてくれなくて最後の台詞が、
「俺の友達にちょっかいかけないで」だった。
 俺はこの言葉に揺さぶらられ、准との壁を感じていた。

 ただ、フラれる前はよくある、いざこざの一つくらいにしか、とられていなかった。
准はみんなに好かれたい、独占したいという想いが強く顕れている。
 特に友達に対しての独占欲、仲間意識が強く、自分だけ遊べなかった、話題に取り残される、自分以外で盛り上がっている事がたまらなく嫌で。
というより、不安でしょうがない、みたいな一面がある。
 正月あれだけ、大事になったのは、自分だけ悪者にされ、誰一人仲間がいなくなったという、切実な准の孤独の表れなのかも知れない。

 そんな話を谷、みち、光一としていたら、やっぱり准の耳に入り、人のいない所で悪口を言った、となって、また絶交に近い状態にまでなった。

 准のいい所はいっぱいある。だけど、フラれて冷静に考えてみると、やっぱり付き合っても上手くいかなかったと思う。
 だから、結局仕方なかったんだ、、、という方向に位置付けしたんだけど、やっぱり頭で考える事と気持ちは全然違っていて、考えても考えても、心苦しかった。
いつまで経っても癒されなかった。

 准の独占欲。これは高校で有った体験に由来するらしい。
准は裏切られたと表現するが、小学校からの親友が、他の友達と仲よくなってしまい、話す友達がいなくなり、休み時間も一人で過ごす様になったという。
 みちや谷がいなかったら死んでいたというのを、谷から聞かされた時は、流石に悲しくて、うっ、となってしまった。
俺は俺だけは何があっても准を支えるんだと、意気込んでいた。
 俺はその前にも准とは、一生友達でいると約束していたから、尚更その想いは強く抱いていたけど、、今は全くそんな自信はなくなっていた。

 准の学生時代の要素で、彼女がいたという側面も浮き彫りになった。
いずれにせよ、付き合うというのは、難しかったのかも知れない。
だけど、俺は准に対して、もっとキツイ現実を味あわせられる事になる。

 なぜ、もっと早くに気が付かなかったのだろう。
フラれてから一ヶ月は経っていただろうか。
准の家に行くと、光一がいた。
いつもと変わらない風景。だから、逆に気が付かなかった。
俺「光一さぁ、最近ほぼ来たらいるよね。苫小牧から来てるんしょ?列車代とか大丈夫なの?」
光一「バイトしてるから」
そんなやり取りだったから 
俺「光一ってさ、苫小牧から通って大変だよね。こっちに住めばいいのに」 
みち「光一、実家にほとんど帰ってないんじゃない?バイトもこっちでしてるし俺「実家帰ってないって?どこで寝泊まりしてるの?みち「どこって。准のうち」俺「そうなんだ。あぁ准の弟くん、岩見沢に行ったから、部屋空いてるんだ?」
みち「えっ?あんた何も知らないの?」
俺「知らないって、何を」
みち「准が光一と付き合ってるの」
パリーン
頭の中でガラスが砕けた衝撃音が聞こえた、、、
頭がわれそうだ、、

 俺は准の家に詰め寄った俺「准くんさ、俺に隠してる事ない?」
准は不機嫌そうな声で、
「何?何の事言ってんの?」俺「光一と付き合ってんでしょ?」
准「誰から聞いたの?」
俺「みちから」
准「、、、」
俺「なんで言ってくれなかったのさ?」
准「絶対、のぶがなんか言うと思ったから」
俺「だからって、言わないとかなくない?」
准「もう別れたよ」
俺「えっ?」
准「遊びで一週間付き合っちゃおう、みたいなノリで付き合っただけだから」
俺「遊びでって。准くん俺とは、男と付き合うのは抵抗あるって」
准「だから、光一がまず試してみようって。俺ものぶの事好きだったんだよ。でもやっぱ、いろんな事があって、付き合えない、失敗するって目に見えてたから市ノ瀬の事で、こりごりしてるから」
俺「だからって光一と、、」なんで、光一なんだ、、
なんで、俺じゃないん?
 准はそれっきり言葉を発しなかった。

 俺は確信があった。
でもそれが当たっていたら俺はとんだお笑いものだ。だけど、確かめずにはいられなかった。
俺「准くんさぁ、合コンの1番最初の時の人気投票、誰に入れた?」
准「、、」
俺「光一じゃない?」
准「、、そう」
やっぱりな。
准は光一に入れていた。
分かった。
准が光一と付き合ったと言う話を聞いて。
みち→准 光一→愛斗
谷→俺 俺→准 准→光一 俺「最初っから光一じゃん准くん、、ひどいや。
むかつく」

 扉を閉めた時、ホントの意味で、フラれた事を体感した。
そして、今まで泣かなかったのに、、フラれてから初めて泣いた、大泣きした。
うぅうぅぅぅ

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編
 とも  - 10/7/20(火) 6:15 -
ついにラスト入りましたね!光一と付き合ってただなんて意外だった!!最後まで頑張ってください!

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編
 ゆうたろ  - 10/7/20(火) 7:15 -
投稿ご苦労様です(^O^)
いよいよラストですか。
読んでて僕まで悲しくなっちゃいました…
話が終わっちゃうのは寂しいですが続き頑張ってください!

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編
 きぁ  - 10/7/20(火) 20:00 -
ラストがどうなるのか全然わかんないなぁー…( ̄〜 ̄)ξ続き楽しみにしてますね(^^)

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編
 一馬  - 10/7/21(水) 9:11 -
いよいよクライマックスですね!

まさかの展開の連続でしたが、光一と付き合うなんて超驚きです( ̄○ ̄;)

最後まで、投稿頑張って下さい!

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト前編
   - 10/7/25(日) 21:44 -
皆様、応援ありがとうございます☆
東すっごい幸せです。
ようやく春風も最終回を迎えようとしてます。
最後の最後まで応援宜しくお願いします笑
↑図々しい笑

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(終)春風ジェットストリームラスト後編
 東伸之  - 10/7/25(日) 23:44 -
うぅぅ、、
辛い
マジ辛い
こんなに好きなのに
ずっと准の事想ってたのに付き合えると思ってた
なんでだよ
なんで光一なんだよ
俺の事好きだっていってたじゃんかよ
酷いよ
ムカつく
ムカつくよ
うっっ、、
ツライ
淋しいよ、、


 俺は帰ってからずっと布団の中で泣きじゃくっていた。
准との思い出が頭の中を駆け巡り、涙がずっと止まらなかった。
 准とのこの一年はめちゃめちゃ濃かった。
いっぱい遊んだ。
ケンカもした。
だけど、どれも俺には新鮮でまぶしくて、楽しくて、大事な思い出で。
その中心には准がいて。
准の笑顔がこびりついて頭から離れない
准、、

 
 准も俺の事を好きだと思ってた。
お互いに想いあってると思ってた。
だけど、それは全部、独りよがりな勝手な思い上がりで。
 ずっと独りで舞い上がっていただけで。
いっつもそうだ。
誰も俺の事なんて好きになってくれない。
そんな事を考えれば考えるほど、情けなくて。
ミジメで。
すごく淋しくなった。
マジ、涙が止まらなかった

 それから、一、二週経ったけど、気は全然まぎれなくて、ふさぎ込んでいた。辛いのはなくなったけど、ぽっかり心に穴が空いた感じで。
一人でいると孤独で淋しさがどんどん募っていく。
 准達とも遊んだけど、
この頃の俺はとにかく沈んでいたから。
みんなも知っていて、気を使ったりして。そんな気を使われるのが逆に辛くて。自然と誘わなくなったし、誘われなくなった。
 俺が席を外した時に、光一が言った、のぶがいると重いんだけど、が決定的だった。


 距離を置いてからどのくらいたっただろう。
俺は当時流行っていたmixiを紹介され、准のページを覗いてみた。
 そしたら、准と光一が昨日付き合ったと書かれていた。
やっぱりな。
俺は思ったよりショックを受けなかった事に驚いた。

 冬来たりなば、春遠からじ。
なんて前向きな言葉なんだろう。
まだ冬が来たばかりなのに春は近いなんて。
雪が融け、春が近くあるのに真冬にある自分とは真逆な精神状態と笑いたくなる 准と会うまでは一人でいる事なんて当たり前で、そこに淋しいなんて感情はなかった。
例え誰かに遊ばれていてもいつもの事と割り切れていた。
だけどもう俺は、淋しい感情にとうとう耐え切れなくなって。
 俺は愛斗に電話した。
俺は愛斗を振った。
傷付けた。
俺は最低だ。
自分の事ばっか。
だけど、声が聞きたい。
話を聞いてもらいたい。
淋しくて淋しくて。
愛斗に電話した。
だけど、愛斗の電話はもう使えなくなっていた。


 准には聞けなかったから谷に聞いた所、去年の年末には既に海外に発っていたという。
 俺はクリスマス公演の後愛斗の様子がおかしかった事に、今更ながら気がついた。
妙に感情が高ぶり、フワフワと落ち着きのなさ。
あの切羽詰まった、切なげな表情。
俺「いつ札幌に帰ってくるの?」
谷「分からない。聞いたけど、帰ってこれるかも微妙だって言ってたから」


 愛斗はあんなにも必死に想ってくれてたのに、自分は傷つけた相手に慰めて貰おうとしてたなんて、思い上がっていて、傲慢で、情けないと恥ずかしかった。
 それから俺はそんな自分が嫌で強くなろうと決めた仕事もフットサルも遊びも前向きに、頑張った。
そして、愛斗に会えたら感謝の気持ちと俺の気持ちを伝えようと思った。
愛斗の事が好きだという事を。
いつ会えるか分からないし会えないかもしれないけどそう心に決めた。


 4月の半ば過ぎだったろうか。
准がうちに来た。
話があるという。
俺は大分立ち直っていたから、家に上げる事ができた准「のぶ。ごめん。本当にごめん」
准は泣きながら謝ってくれた。俺との事、光一の事。そんな准の姿に心打たれて許す事ができた。
心にずっと引っ掛かっていた、准へのわだかまりがやっと融けた。
 いや、准への気持ちを忘れる事が出来そうな気がした。
准「のぶ、市ノ瀬の事好きなんでしょ?」
俺は、いきなりで戸惑ったが首を振った。
准「そっか。俺、市ノ瀬の事で話したい事があるんだ俺「何?」
そして、語り初めた。
准「のぶさ、いつ市ノ瀬が自分の事を好きになったのか分かんないって言ったよね。合コンの日と思ってる?実は違うんだ」
俺は准が何を言うのか、皆目見当がつかなかった。


「俺と市ノ瀬と付き合う前の話なんだけど。
掲示板で知り合って、何回か遊んだ。
正直タイプだったから、付き合いたいなと思ってさ。好きな人いるの?って聞いたら、振られたって。
こんな格好よくても振られるんだ、って笑ったら、正確には連絡が取れなくなったって言ってた。
市ノ瀬は恋愛下手で、不器用で、引っ込み思案で、嫌われたくないから、すぐ自分から引いちゃうんだって俺、どんな奴か気になったから、写メ見せてって言ったら、恥ずかしいのか、勝手に見せるのはまずいだろうって。
俺はもう会う事ないんしょ?チラッと見せてよ!って迫ったら、見せるくらいなら、と言って見せてくれたハッキリ言って、可愛いと思った。で、俺は、俺とどっちがかわいい?俺じゃダメかな、、って言って、、付き合った。
写真はのぶだったよ。
別れてからは会ってなかったけど、合コン募集で、市ノ瀬の写メと同じ奴からメールが来たから、教えたんだ。そしたら、来たいって多分、ずっと会いたいかったんじゃないのかな」

、、、そうなんだ。
愛斗はずっと前から俺の事を。だけど、なぜだろう、俺は愛斗に会った事を思い出せない。
俺「准くんありがとう。俺さ、やっと立ち直る事ができるよ。准くんも、光一と仲良くね」
准「伸之、、ごめんね」
俺たちは抱き合った。
明日からは、また笑顔で遊べるだろう。


 俺はその日を境に淋しいという感情から、解放された。そして、いつもの日常に戻っていく。
今日も仕事を終えて、家路に向かう。
自分の家の側の公園にもようやく桜が色付いて来た。まだ、それほど大きくはない蕾だが、綺麗に咲く確かな躍動の息吹を感じる事ができた。
早く、桜が咲かないかな?なんて、見つめていると、「何してるんだよ」と声がした。
びっくりして振り返ると、、えっ?愛、、斗?
愛斗がいた。

俺「まっ、愛斗?いつ?、、どうして?」
愛斗「明日。明日空けとけ」俺「えっ、、まって」 
愛斗は立ち去ってしまった

俺「まださ、早いよ」 
愛斗「本当だな」
俺達は円山公園の桜並木にいた。
5月とは言え、桜が満開までには、まだ時間がかかりそうだ。 
だけど、日に日に暖かくなる気候で、最高に気持ちいい。
俺達は近くのベンチに腰をかけた。
俺「それにしても、急に桜を見に行こうなんて、どうしたのさ?」
愛斗「なんか急に日本が懐かしくなって」
俺「半年くらいで、なにセンチに浸ってんのさ」
愛斗「ははっ本当にな」
と言って笑う、愛斗の笑いはちょっと渇いていて。
それに、最後に会った時より頬がこけてて、心配になってしまう。
俺「痩せた?」
愛斗「かもな。食欲なくて」俺「ちゃんと食べなきゃだめだよ」
愛斗「細い伸之に言われるとはね」
やっぱりなんだか、もの悲しく映る。
俺「愛斗、なんかあった?」愛斗「別に」
俺「別にって、ちゃんと言ってや」
愛斗「なんでもない」
と言って、俺に抱きついてきた。
なんでもないはずがない。愛斗「会いたかった」
、、愛斗。
俺も会いたかったんだ。
俺は答える代わりにギュッと抱きしめた。
そのまま、背中を揺すった俺は他の人に見られてないか心配もあったけど。
少しすると、ゆっくり俺から離れた。
愛斗「准に告白したのか?」俺「うん。でもだめだった准は今光一と付き合っているよ」
愛斗「そっか」
、、風が通り抜けた。
落ちた桜の花びらが右往、左往する。
しばらく無言になった。
愛斗「風が暖かくて気持ちいいな」
俺「うん」
愛斗「俺、やっぱ伸之の事が好きだ。
会えなくなって分かった。自分がどうしたいか。
今までの俺は、いっつも大事な所で引いてしまって。クリスマスの時もそうだった。
めちゃ後悔した。
だから、俺、絶対もう諦めたくないんだよ。
伸之、俺、伸之の事が好きだ。大事にする。だから、俺と付き合ってください」
 俺は愛斗の純真で、真摯で深い愛情に心が震えた。ありがとう。愛斗。
俺「愛斗さっ、合コンで、紙の人気投票した時、俺に入れてくれた?」
愛斗「、、ああ」
俺「あの時からずっと想ってくれてたんだ」
愛斗「いや、好きになったのはその時じゃなくて」
俺「それより、ずっと前なんだってね。准から聞いたよ」
愛斗「えっ?」
俺「俺、愛斗と合コンより前に会ってたんだってね。ゴメン。俺、それ覚えてなくて。合コンで初めてって思ってた」
愛斗「まぁ覚えてないっていうのは、すぐ分かったけど、全く覚えてないって、様子だったから、ショックだったんだぜ」
俺「ほんとごめんね。だけど、准からその話聞いて
ずっと愛斗が俺の事想ってくれてるっていうのが分かった」
愛斗「ずっとじゃないから合コンで、会いたかったのは本当だけど、好きになったのは、合コンより後だから」
俺「笑そっか。でも俺の事好きだって言ってくれて、すごい嬉しかった。それに愛斗、そんな事があったなんて一言も言わないし。だから、逆にその想いがヒシヒシ伝わって」
愛斗「、、」
俺「愛斗ありがとう。
俺、愛斗の優しさに何度も救われたよ。
俺、今ハッキリ分かった。俺、愛斗の事好きだって」愛斗「、、じゃあ」
俺「俺、愛斗の事が好き。好きなんだ。だけど、」
愛斗「、、だけど?」
俺「俺、愛斗と付き合う事はできない」
愛「なんで?なんでだよ?」俺「俺さっ、、愛斗を振って准に告白したんだよ?
めちゃくちゃ愛斗を傷つけた。
なのに、准に振られたからじゃあ、愛斗にする、なんて絶対できない。
失礼すぎる。愛斗に失礼すぎるよ」
愛斗「失礼すぎるって、俺何も気にしてないから」
俺は首を横に振る。
俺「ごめん。愛斗。俺付き合う事はできない。愛斗が好きだけど、俺の中にはまだ僅かだけど、准もいるんだ。」
愛斗「、、やっぱ無理なんかよ?」
俺「ごめん。本当ごめん。愛斗、ごめんね」
桜の下に佇む僕らは声を潜めて泣く事しかできなかった。

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト後編
 一馬  - 10/7/26(月) 1:38 -
うー(T-T)
切ないっすね!

ラストって事はこれど完結ですか!?

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラスト後編
 きぁ  - 10/7/26(月) 6:29 -
んー‥難しいですねー‥恋って(笑)
続き楽しみに待ってます(^-^)

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(終)春風ジェットストリームラストオブザラスト
 東伸之  - 10/7/29(木) 16:33 -
「東くんって付き合ってる人とかいるの?」
「俺?いないよ」
「俺じゃだめかな?頑張るから」
「あはは!またまた笑
こんなおじさんのどこがいいのさ笑裕太くんにはもっといい人がいるって笑」
「全然おじさんじゃないから。てか東くんよりいい人なんていないし。お願い」俺は困ったな、と思いつつも、少しだけ嬉しかった。「ごめんね」
「、、好きな人いるの?」
「うん、ずっと想っている人がいるんだ」

 愛斗。
俺、愛斗と別れてから、ちょっとだけ、色んな事頑張ってみたよ。
全然モテなくて、誰も中身なんてみてくれなかった。 だけど、今は年もとったし、若い子の曲なんて分かんないし、温度差も感じたりするけど、告られたりするよ。年上の受けなんて、需要ないと思ってたけど。 いい年の重ね方をしたのかもね。
俺、今の方が若い時より、全然自信あるよ。
 
 愛斗。
僕たちの歯車は微妙にズレていて、付き合う事はできなかった。
 全部、俺が悪かったんだけど、気づいた時にはどうしようもなかったんだ。
1番大切な人は1番近くにいる。
そんな当たり前の事が。
1番俺が欲しかったものなのに。
1番俺が憧れていたものなのに。
 あの時に戻りたい。
愛斗とやり直したい。
そうすれば、絶対うまくいくのに。
覆水盆に返らず。
太公望、、残酷すぎるよ。

 あの桜の下から半年以上経った。
俺は25になり、お肌の曲がり角(死語)
准は光一と別れて、今は嘉彦(よしひこ)と付き合っている。多分、今年の終わりには東京に行くと思う。
谷は、ノンケの人と付き合った。結婚の前提でだそうだ。
俺は准よりも谷の方に、寂しく哀しい想いをした。
幸せになって欲しいと真剣に思った。
 一方、光一はやっぱり愛斗が忘れられないらしく、あの後、また愛斗に告白したらしい。
 俺は旧態依然、変わりはなかった。
ただ、最近ゲイバーに行きだして、楽しんでる。
 愛斗は、、今は渡欧中。ドイツの楽団でマストを振りながら、勉強もしてる。今年帰ってくるか、こないか。
 まぁ俺の事好きだったら誕生日に帰って、祝ってくれるよな。
それくらいしてくれたら、可愛いげもあるのに。
それより何より、愛斗には好きな人がいるようで。
どうやら向こうの人(ドイツ人)らしい。
光一が言っていた。
 ちょっとムカついた。
俺の事好きだって言ってたのに。
大体、ホントに好きだったら、半年くらいで変わるわけないじゃん。
別に全然気にしてないけど、、、ああ、今日もまた飲みに行こうっと。
 その時、一通のメールが来た、、、愛斗だ。


俺「いっつも唐突過ぎるんだって。前もって連絡とかないの?」
愛斗「飲みに行こうぜ」
俺「あのねぇ俺の話聞いてくれてるわけ?」
愛斗「悪かったって」
俺「飲みに行くってどこさ」愛斗「ゲイバー」
俺「ゲイバー!!?」
愛斗の口から出るとは驚きだ。
愛斗「いっつもいってんだろ?」
俺「いつもじゃないし」

札幌で1番オシャレな「LA CLUB」で飲んだ。
愛斗が帰ってきた理由が、雪を見たかった、なので、ボンボンの考えている事はよく分からんと思った。
それと、マスターが、
「のぶくんがいつも言ってる片思いの彼?」
俺「ち、違いますよ。」
「でも、のぶくんが好きになるの分かる気がする。ちょっと意外で、見直した」俺「だから、違いますって」なんて赤面したりして.
トイレから戻った愛斗が
「どうした、顔赤いぞ」
なんて言うから「うるさい」と返す。


 こいつがどういうつもりで帰ってきたのか知らないけど、俺はこの半年、淋しくてしょうがなかった。
全然、連絡もくれないし。だから、なるべく愛斗の事は考えないようにした。
そうでないと寂しくて寂しくて、どうにかなっちゃいそうで。
だから、そんな気も知らず飄々と俺の前に顔を出す、愛斗の態度にどこか醒めてしまう自分がいる。
愛斗「俺ん家行こうぜ」
俺「やだよ。もう遅いし帰る」
愛斗「うるせー行くよ!」
、、こうなるとダメダメだ前もこんな事があったような。


愛斗の家に着き、ビールを一、二本空けると、愛斗がふと寝室に向かった。
俺「愛斗、寝るの?俺、帰るよ?」
愛斗「寝ない。。。」
えっ?
一瞬で眠りに落ちた。
はぁ、マイペースだなぁ。俺はどうしようか考えた。帰るのもめんどい。
愛斗「泊まってけ、、」
起きてるんじゃん。
いや、やっぱ寝てる。
てか、寝るってベッド??もう考えるのが煩わしい。酒のせいもあるかも。
俺は上だけ脱いで、ベッドに入った。
愛斗はベッドカバーの上、俺は布団の中。
流石に真冬にかわいそうかと思い、愛斗を動かし、中に入れる事に。
てか、めちゃ重いんですけど。
やっぱり、すやすや眠っている。
俺も、ようやく寝れる。
目を閉じると、「伸之、キスしたい」と言ってきた。こいつ、、
俺「チューだけだかんな」
俺は愛斗に唇を重ねた。
分かんない。
なんでか分かんけど、
今までの想いが、少し報われた気がした。
そして、愛斗の手が俺のシャツへと進んでいく。
俺「調子にのるな!!」
俺は手を思いっ切り、はたいた。

朝起きると俺は愛斗に腕枕されていた。
腕枕、、初めてかも。
まだ愛斗は寝ていた。
俺は仕事があるから、帰り支度を始める。
てか、愛斗の寝顔。
めちゃくちゃ不細工で、口が開いている。
髪もグチャグチャで。
笑っちゃうんだけど。
准の寝顔とは全くの正反対だ。
でも、そんなギャップにちょっとドキっとする。きっと俺しか知らないんだろうな。
あいてた口が閉じた
唇が厚い。
分厚い。
うっ、、
吸い込まれる、、
き、昨日、腕枕してくれたお礼だからね、、
俺は、、なんだか急に恥ずかしくなって、足速に家を後にした。
今度、会えるのいつさ?
俺やっぱ堪えれらないよ。

愛斗は結局、この後すぐドイツに戻った。
愛斗と俺。
多分、上手くいかない。
それに向こうは彼氏がいるんだし。
もう潮時なのかもしれない
季節は流れて、
また巡り巡って桜の季節がやって来た。
俺は既に愛斗の事は遠くに忘れていた。
ゴールデンウイーク中、テレビを付けるとニュースで札幌の桜の満開を報じていた。
 桜、、何だろう。
この切ない感じ。
俺は、今までにない桜のざわめきを感じた。
なんだろう。
桜は何を伝えようとしているのだろう。
何かつっかえてるような粘っこい嫌悪感。
その焦燥は次の瞬間、朧げながら正体を見せる。
 忘れている。
俺は何かすごく大切な事を忘れている。
その何かは自分ではわからないけど、絶対忘れては行けない事だって、身体が疼いている。
何だ?
わからない。
俺は携帯のスケジュールに目を向ける。
変わった所はとりたててない。
気のせいか?
いや、5月5日、5月5日にアラームがある。
5月5日、なんだ?
なんの予定だ?
誰かの誕生日?
いや、自動でスケジュールされるはずだ。
会社の行事?
そんなんじゃない。

そして5月5日当日。
やっぱり何も思い出せなかった。
俺は、休みの日を買い物に費やしていた。
ふと街中のビルのエキシビションに目を向ける。
夕方のニュースが流れる。円山公園の桜が満開になっている映像。
なんだ。
既視感。
こんな事が前にもあったような。
うっ、、、


俺「ゴメン、ほんとゴメン愛斗。おれさぁ、いつか愛斗の事が100%好きだって言えるようになったら、俺から、告白するから。
もしさぁ、そん時、まださぁ愛斗が俺の事好きだったらさぁ。その時は、、」

俺は、全力で駆け出した。信号も無視した。
走って走った。
地下鉄に滑り込む。
なんで。
なんで、今日なんだよ。
なんで、今思い出すんだよ

愛斗「来年の5月5日15時ちょうど。この桜の木の下。もし、伸之が俺の事を好きになったら来て。俺、待ってるから」
俺「来年って。絶対忘れてるって」
愛斗「だけどもし、覚えてたら、、多分二人の失った時間取り戻せるから」
俺「失った時間?」
愛斗「ああ、多分そこから全て始まる」
俺「もし、お互い忘れてたり来れなかったりしたら」愛斗「それだけの運命だったって事
だけど、もしお互い会うことができたら、、」

16時05分。
もうだめじゃん。
間に合わなかった。
終わった。
なんで、なんで、もっと早くに思い出せなかった?
俺は泣きながら、走っていた。
全然、間に合わないじゃんか。
もう遅いよ。
それでも、必死に走った。絶対、いるはずがない。
わかってる。
俺だって忘れてたんだし。あっちだって、ドイツ人とイチャイチャして、絶対そんな事覚えちゃいまい。
だけど、なんで俺は走るんだ?
行くんだ?
向かってるんだ?
いないって分かってるのにくそっ。
何を期待してる?
ばかみたい。
やだよ。
辛いよ。
もう遅すぎるってわかってんじゃん。
行ってばかをみて、傷ついて、泣いて、叫んで。
行かなくていいじゃん。
ばかじゃん。
いるはずないじゃん。
いるはずが。
てか、、
いてよ。
待っててよ。
俺に告らしてよ。
頼む。
お願い。

はぁはぁはぁ、、
桜の木に到着した。
一年前と同じ場所、同じ時間。
違っているのは曜日だけで違っているのは誰もいないだけで。
違っているのは桜がまばゆいくらい、輝いているだけで。
俺しかいないだけで。
誰もいない。
やっぱりいない、、
いないじゃん。
うぅうぅぅう
、、、、
愛斗っ!!!
、、、、
愛斗、、、なんで、、
なんで、、
えっ、、
なんで、、
、、いるんだよ。
うそ、、
愛斗、、なんで、いるの。わぁーーゎわ
うぅうーー
わぁあーー
 俺は全力で愛斗に、愛斗の胸に飛び込んだ。
俺「愛、、うぅぅ、、なんで?なんで」
愛斗「お前こそなんで来たんだよ?」
俺「だって、だって、愛、斗が、待ってるって」
愛斗「サンキュー、伸之」
わあぁーーわぁあ
なんでいるのさ。
俺、絶対いないって思ったのに。
逢いたくて逢いたくて逢いたくて。
でも、絶対もう会えないって諦めてたのに。
愛斗っ、、愛斗っ
俺、、俺、、、
ありがとう、ありがとう、わぁーーわあぁーー
わぁあああーー

 僕と愛斗を包み込む様に上昇していく春風は、体温と涙を桜とともに舞い上げていく。
春風
、、暖かくて
でも湿っている

昇っていく風は
僕らの未来をきっと、、
ジェットストリーム

俺「愛斗、俺愛斗の事が好き。だから、俺と、、
愛斗「伸之、俺と付き合え」俺「おっ俺のセリフ、、」
愛斗「三回目振ったら許さねえかならな」
俺「えっ、」
愛斗「俺が好きなんだから」俺「俺、、もうだめ、、、泣くから、、」
愛斗「ははっ」
俺「えーん」

 俺はこの温もりを二度と離さないだろう。
生きてきて、今1番幸せだって、心からそう思える。愛斗、俺、愛斗の事めちゃ大事にするから。
だから、俺と一緒にいて下さい。
一緒にいてくれるだけでいいから。
俺の最後に愛する人へ。
東伸之

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブ...
 ゆうたろ  - 10/7/29(木) 18:55 -
投稿お疲れ様でした!
すーっごくいいラストでした(o^∀^o)

僕が大好きな街である札幌が舞台という事で一層話にのめり込んじゃいました☆
僕は来年、札幌に引っ越す予定なので偶然お会いした場合にはよろしくお願いします(笑)

長い間投稿本当にお疲れ様でした。

P.S.
続き、後日談がありましたら是非ともお願いします。

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブ...
 りょうた  - 10/7/29(木) 22:44 -
お疲れ様でした!!
工藤シリーズからの読者です。今回もじっくり読ませてもらって、最後まで読めて良かったです。

今回の話はいろいろなことがあってハラハラでしたけど…

なんかうまく書けないけどありがとうございました!!

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブ...
 とも  - 10/7/30(金) 0:31 -
ヤバいっす!マジ泣けました(ToT)
最後までありがとうございました☆

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Re(1):(終)春風ジェットストリームラストオブ...
 きぁ  - 10/7/31(土) 1:05 -
あれ?え‥あ、なるほど‥!准くんにいくとばかり思ってたカラびっくりしました‥(汗)桜かぁ‥ 好きな人と一緒に見れたら尚更、綺麗だったんだろぉな‥うらやましいです(´Д`)
今までお疲れさまでした(^∀^)

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(終)春風ジェットストリーム編集後記
   - 10/8/1(日) 22:34 -
ようやく春風も終わりを迎えました。
どうだったでしょうか?
楽しんで見ていただいたなら、幸いです。
春風の感想を一言で言えば長い、ですね。
文章量も後半圧倒的に増えて、5000〜7000くらい。
400字詰めなら平均15枚。
書く方も大変ですけど、読者の方はもっと大変だったと思います。

自分的には当初の読み通りに大体進みました。
たまに伏線引いたの忘れてたりとかしましたけど汗
ただ、7月は忙しくて死にそうでした。続き遅れてすみません。

内容は、、、やっぱ准とは上手くいかないっていうのが現実で、ここにみなさんの違和感があったようですね。でも実際、准くんに振られてますから。えぇ、付き合えませんでしたね笑

好きな場面はやっぱラストシーンですね。
伸之が愛斗に駆け寄って、抱き着くシーン。
涙で声にならないんですよ絶対に行きたい学校にギリギリの点数で受かってたみたいな心境に似てると思いました。

終わったのは寂しいですが自分なりに満足いく仕上がりになり、今はほっとしています。今度落ち着いたら春風を書いてみますね。

最後になりますが、応援してくれた一馬くん、きぁくんを始め皆さんには励まされ、超大作?を書き上げる事ができました。
マジありがとうね!
はぁと!!
皆さんにも素敵な恋愛が訪れますように!
とびっきりの笑顔でさようなら!

追伸、工藤から見てる方へ、、、、、すごい笑っ

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 ┐('〜`;)┌  - 10/8/1(日) 23:12 -
小説家気取りで後書きですか?たらたら恋愛話が多くてエロ描写少ないんだから次からは恋愛話の掲示板に書いてください。

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 なおや  - 10/8/1(日) 23:15 -
今回一番最初に工藤〜の作者に食い付いた者です(笑)
毎日更新を楽しみにしてました。

今は幸せですか?その後も知りたいです。また読めることを楽しみにしてます。
お疲れさまでした

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Re(2):(終)春風ジェットストリーム編集後記
  E-MAIL  - 10/8/1(日) 23:56 -
かわいいですね☆
俺、正直素直に言ってくれてうれしいですよ☆

うーん気取ってましたかねーでもいっぱい書いたから後書きくらい書いても多めに見てください☆

恋愛話たらたら
↑正解。反省してます汗

エロ描写少ないんだから
↑東にしては頑張ったんですけど汗

今度から、恋愛話で書け
↑まだ書くかどうか分からないですけど汗期待してくれてます?笑
一応参考にしてみます!!
てか見てくれてありがとね

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Re(3):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 ┐('〜`;)┌  - 10/8/2(月) 13:07 -
一応言わしてください、話自体はすごく面白かったです。僕は准くんのファンで裏で光一と・・・みたいな件はよかったですo(_ _)o
可愛くてスミマセン

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 きぁ  - 10/8/3(火) 0:05 -
名前みてビックリ(笑)
恋愛話とか好きで、たまたま見つけて、気づいたら続きが楽しみになって読み続けてただけなのに‥励みだなんて(´Д`)
本当にお疲れさまでした!(^∀^)
あ‥アド載ってたからあつかましく、Mailしたんですがエラーでした(笑)

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Re(4):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 能瀬慶子  - 10/8/3(火) 16:20 -
長編執筆お疲れ様でした。

話自体は、悪くなかったんですが、
主人公も准くんもものすごく自分本位の考え方で物事を捉えており、
他人の気持ちを全然考えてないので、
ちょっと感情移入できなくて残念だったかなあ、と思います。
愛斗くんは主人公にものすごく振り回されて気の毒でしたね。


いずれにしても、エロシーンがほとんどないので、
次回の執筆は恋愛板のほうがいいと思います。

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Re(1):(終)春風ジェットストリーム編集後記
 一馬  - 10/8/4(水) 15:59 -
長い間、おつかれ様でしたm(._.)m

最近二ヶ月で三人に振られた一馬です(笑)


自分の名前が載ってた事が超びっくりでした!
またいつか、二人の続きを読んでみたいです☆

とりあえず(今はいろいろ言われてますが)、ゆっくりお休み下さいませ!

自分はまずは恋愛できる相手を探してがんばります・・・

引用なし

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Re(2):(終)春風ジェットストリーム編集後記
  E-MAIL  - 10/8/14(土) 1:22 -
いろいろ言われるのは好かれているからなんですよ☆嫌いな人には言わないでしょ☆

大丈夫!
俺二日で二人に振られた事あるから(爆)

一馬くんは絶対いい人見つかるからがんばろうね!

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