尚とは 偶然 野球の応援で知り合った。俺の一目ぼれだった。会社の草野球で
俺はカメラマンだった。尚が被写体になってから 他に目もくれずに 尚だけにな
ってしまった。尚は身長が170位あり スリムな体で可愛い少年だった。
会社の社員の子で 俺の部下の子どもでした。俺は親にうまく言って 尚と親しく
なるように取り入った。親も俺を信用してくれていたので 尚に俺と話をするよう
仕向けてくれた。俺は尚と親しくなるよう いつも近くにいた。学校の事やいつも
何しているとか 絶え間なく尚の事を聞いた。尚も野球が終わる頃には 俺とはか
なり親しくなった。その日はそれで終わったが 俺は写真を渡すことを理由に 尚
と会う事を計画 次週の日曜日に 会う事を約束した。
日曜になって朝一番に 尚の家に電話した。電話には 尚の父親である部下が出
た。俺は写真を渡したいので 尚に代わってもらい会う時間を打ち合わせをした。
親も無頓着に 俺の真意には気がついていなかった。
俺はとにかく 尚に会いたくて 早い時間を約束し 部下である親父に 尚を今日
一日預かると伝言した。時間が来たので 迎えに行くと すでに外に出てい 待っ
ていた。尚を車に乗せて いろいろ話をしながら 今日は 尚がしたいことをして
やるよと言ってリクエストを聞いた。何もないと言うので ボーリングに 連れて
行って遊んだ。そしてゲイセンにも連れて行き 尚の気持ちを掴もうと努力した。
昼食も好きなものを食べさせ 段々俺に親しさを感じているようだった。
これをきっかけに尚との中が始まっていった。