高校3年間が終わって半年ほど経った。
およそ3年ちょっと前、中高大学一環の男子高校に
入学した。その高校は、ほとんどの生徒が中学校から
上がってきていて、僕のような高校から入学した生徒は
極わずかで、なかなか友達が出来なかったが、
同じクラスの2人が親しく接してくれるようになった。
彼らもやはり中学校からの上がり組で、SとUと言った。
仲良くなってからすぐに、Uの家に遊びに行くことになったが、
彼の家は食堂を営んでおり、店と自宅が一緒で手狭だったために
Uはアパートを借りて、そこを自分の部屋にしていたのだ。
だから、夜遅くまでいても全く構わず遊んでいられた。
学校が終わり、3人でUのアパートに入ると、いきなり
SとUにベッドに倒され、押さえつけられた。
僕の高校3年間が始まった。
Sが全体重を僕に掛けて上半身を押さえつけた。
Uに僕の両足に馬乗りになられ、ズボンのベルトを外され、強引に
パンツも下された。Uが僕のあそこを手で小刻みにしごき、
すぐに生暖かい感触があそこにすると、ぬるぬるとした感覚が
あそこに伝わった。フェラチオをされたのだ。
何が起きているのか理解できず僕はパニック状態で、全身の力を
ふり絞って抵抗するも、2人の押さえつける力がすごかった。
そのままの状態でどれくらい時間が経ったかよく覚えていない。
Sの体が僕の頭に覆いかぶさって何も見えない。
2人とも全く喋らなかった。途中から僕は力尽き、体を揺さぶる
ことが出来なくなった。僕がぐったりと脱力しても、2人は
強く押さえつけ、行為を止めなかった。
そしてかなりの時間が過ぎ、この体勢から逃れられないと諦め始めた
時、Uの口と手で射精させられてしまった。
まだオナニーを覚え始め、いく快感の仕組みなど理解出来ていない
頃だった。
その後は、この出来事を頭で消化できず、放心状態の僕だった。
上手く表現出来ないが、こんなことをされたショックと
射精の快感とが混じり合って、要するに僕の思考がパニック状態
だった。動くことさえ出来なかったのだ。
そんな状態の僕の制服を、SとUが一枚ずつ脱がしていく。
目を開けることが出来なかった。全く抵抗もすることなく、
全裸になった2人の体は僕の体に絡みついてきて、体中を
いじられた。その間、時間の感覚が無く、部屋が薄暗くなってきた
頃、その行為が終わった。
「今日、来るよね・・・」
学校が終わりそうな時間にSかUどちらかが言ってくる日々が
続いた。2人は僕を脅すようなことは言わなかった。
だが、僕は断るのが怖かったのだ。断ったら何かとてつもない
恐ろしいことが起きるのではないかと思っていたから。
それと、こんなことをするのは嫌なのに、している最中の
性的快感が何度も僕の後悔の念を打ち消す。その日の行為が
終わり、自宅に帰る時は地獄にいるような思いが毎回だった。
高校3年間で、週3日はUのアパートでこのようなことを
していた。SもUも異常なほど性的快感に狂っていた。
いつもUの部屋に上がると、何も会話なくすぐに行為が始まる。
ただ快感に浸る為に3人が会っているようなものだった。
こんなことをするようになって間も無く、アナルセックスまで
するようになってしまった。3人でタチウケ役を交互に代わって
だった。自宅に帰るとすぐにトイレに駆け込む。
SかUの精液がアナルから出てきてしまうからだ。
高校を卒業して、2人はそのまま付属の大学に進んだらしい。
僕は関東の大学へ入学した。
高校を卒業して半年。当然忘れられるはずがない。
忘れようとして、何度か風俗の女性とやってみたが、出来なかった。
あそこが全く立たなかったのだ。その代わりに男同士のセックスを
ネットなどで観ると性的に興奮した。
自分でもよく分からなくなっている。