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たかひろ
- 07/6/13(水) 23:52 -
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僕は、今年地元の高校に入学した。
それで、この前体育体育があった。
その時の話を実話を元にして書こうと思う。
よかったら読んでほしい。
○●○●○●○●○●
僕は、青団だ。
あ、体育大会の色団の話ね。
今は、日本全国体育大会シーズンなのかな。
僕の高校わ毎年6月らしくて、今年もやっぱり6月なわけです。
今年は、異常気象で6月といえどもかなり気温が高い。
しかも練習は外。
そのため、毎回滝汗状態なわけです。
毎日毎日蒸し暑いグラウンドで練習しました。
そして本番当日。
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
【第49回○○高校体育祭を行います。生徒わ入場門に速やかに整列して下さい。】
原稿棒読みな感じの放送委員が生徒達に整列を呼びかける。
『だりぃ〜な。超あっち〜し。なあたっちゃん。』
慣れ慣れしく僕の名をたっちゃんと呼ぶのわ、腐れ縁の礼太。
『ほんまに〜』
適当に返事を返す僕。
僕は、半鬱状態に陥っていた。
何故かというと。
足が速いせいか出場種目が人より多い。
極めつけには、1年がいかに団に貢献するか、常に3年の目が光っている。
『鬱にもなるよな〜…』
ぼそっと呟いた。
『え、なになに?』
一々反応してくる礼太。
うざったいけど大切な友達だ。
僕がバイだと知っているのはこいつしかいない。
一番心を開いている…つもりだ。
『なんもね〜よ。』
また適当に返す。
【100bに出場する生徒は、整列して下さい。】
またかったるそうな放送委員の呼びかけ。
『俺100bだから行くわ』
と礼太に告げ、集合場所へと走った。
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
【よ〜い!ぱ〜ん!!】
ピストルの音がやけに耳障り。
僕の前の人達は、どんどんゴールに向かって走っていく。
いよいよ僕の番。
【よ〜い!ぱ〜ん!!】
『1位の人は、こっちきてクラスと名前を。』
『4組、宮川たかひろ』
1位になった。
あんまり嬉しくもないけど、先輩方には凄く喜ばれた。
まあちょっとは、貢献できたかな。
次々とプログラムが進んでいき、騎馬戦ャ1500bリレーなど、殆どの競技が終了した。
【プログラム18番、応援合戦。】
いつ聞いてもかったるそうだ。
3年生が中心となって、曲に合わせて踊ったり叫んだり。
どの団もすさまじい迫力だった。
そして僕が所属している青団。
別名【青龍】。
一生懸命踊ったり叫んだり。
正直だるかった。
ても、3年生は今年が最後の体育大会だから、応援の部門で優勝したいだろうと思い、力の限り踊り、叫んだ。
力の限り、3年生に貢献した。
一番盛り上がっていたのわ高橋さんという先輩だ。
見た目の迫力わ学校1。
身長も大きく、顔もイケメン。
今は、サッカー部の主将だか頭わまる坊主、足の筋肉なんていうのは、軽く僕の足の二倍。
いかついのなんのって話。
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
僕は、めちゃくちゃタイプだった。
でも特には、恋愛感情はなく、カッコイイなあと見ているだけの人だった。
応援合戦が終わり、学年別リレー。
本来は、僕も出場する筈だった種目。
係の人に最後まで出てくれと頼み込まれたが、基本疲れる事を極端に嫌う僕は、断固として断った。
その種目にあの高橋が出るらしい。
やはり先輩なので、後輩達が先輩を持ち上げるのが、この学校の暗黙のルールだ。
仕方なく僕も、その声出しに参加していた。うざったい礼太と2人で。
礼太久々登場ですね☆
まあそんな事は、さておき。
まずわ1年生のリレー。
このリレーに本来僕も参加していたんだ。
1年のリレーは、あまり面白くなかった。
2年のリレーも同じく。
でも3年のリレーは、興奮した。
最初の人が遅かった為、青団わビリケツ。
そしてバトンが高橋さんに渡った。
高橋さんは、何を隠そう学校一、50b走のタイムが速い事で有名。
団のみんなが高橋さんに期待の視線を向けた。
高橋さんは、裏切らなかった。
ビリケツで、しかもかなり距離が離れていた他の人を次々抜かし、最後には、1位でゴールしたのだ。
僕は、興奮で意識が飛びそうになった。
全身に鳥肌がたった。
本当に感動をした。
『すごい!すごすぎる!!!!!』
僕は、叫んでいた。
隣にいた礼太が目を丸くする程に。
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
気付けば僕は走っていた。
向かっていたのわ勿論高橋さんの所。
今まで全く話した事ない高橋さんの所に走っていた。
今の一瞬で僕の中の神様の座に登りつめた高橋さんと所に。
『先輩!!!』
『お!!??宮川か!』
『僕の事知ってるんですか!!??』
『まあな。お前有名だから!』
僕は、有名だという話題をスルーして、感動を伝えた。
『先輩!!本当に今のカッコよかったです!!本当に本当に感動しました!!本当に本当にカッコよかったです!!尊敬しました!!』
一生懸命な僕を見て、先輩は、ニカッて笑って
『ありがとな。』
そういいました。
先輩が立ち去る瞬間、一瞬悲しそうな顔をしたのに気が付いたが、あまり気にとめていなかった。
僕は、団席にいた。
他の人達は全員日陰で死んでた。
僕はもう、日陰に行く気力さえなく、1人ぼっちで座っていました。
『なあ。』
『!!!!!!!!』
僕は、突然声をかけられてビクっとして後ろを振り返りました。
声の主は、憧れの高橋先輩。
『暑いなあ〜…脱水症状なんなこりゃ。』
『そうっすネ〜。死にそうですよもう。笑』
他愛のない話をした。
すると、僕が飲んでいたお茶のペットボトルを取って、普通に飲み始めました。
僕は、死にそうでした。笑
憧れの先輩と間接キス…
鼻血が出そうでした。笑
何事もないふりするのが大変でした。
【以上で全プログラムが終了しました。退場の体験に速やかに整列してください。】
この声のトーンの低さには、さすがに慣れた。
短いようで長かった体育大会が幕を閉じ、結果は、総合も応援部門も共に準優勝でした。
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
そんなこんなで歩いてます。
バス停までの帰り道を。
日に焼けた赤い顔がやっと隠せる時間帯に。
『一緒に帰るか!』
『?』
『先輩!!!』
先輩だった。あの憧れの。
もう日も暮れて真っ暗だったのに僕の事が分かったのがすごい。
『家まで送ってやるから乗れよ。』
『いいっすよ。重いし…』
『お前ちびだから軽いだろ。早く乗れよ。』
『じゃあ、お言葉に甘えて。あ、でも家までは送らなくていいっすよ!』
『何で?』
『いや、逆方向じゃないですか。』
『んなもん気にすんなよ。な?』
『すいません。』
そう言うと頭ポンポンされました。
すごい心地よくて、多分日に焼けて真っ赤な顔が更に真っ赤だったと思います。
帰り道は、他愛のない話で盛り上がった。
そして僕の家に到着。
『本当すいません。ありがとございました。』
『なあ、ちょっと話そや』
『え、いいっすけど、じゃあ近くの公園行きます?』
『おう。』
家の近くの公園に行った。
ベンチに座った。
沈黙…
沈黙…
僕は、耐えきれず、
『今日暑かったっすねえ〜…』
『そだな。』
会話終了。
『先輩今日すご…』
言葉の途中を何かに邪魔された。
手が背中にまわって、ぎゅ〜って感覚。
唇には、唇が重なっていた。
柔らかくって甘かった。
それが先輩の唇なんだって思ったら、頬には何か水滴が垂れた。
『ごめん…嫌だったよな。』
『そんなんじゃないですよ!そんなんじゃ…。』
『………』
『嬉しいんですよ。』
『じゃあ何で泣くんだよ…。』
『先輩がカッコよすぎるから…優しすぎるから…大好きだからに決まってるじゃないですか…。恥ずかしいんだから言わせないで下さい…。』
『そっか。ごめんな。』
そういうとまた、ぎゅ〜って感覚。
すごい落ち着けて、安心感がある感覚。
『付き合おっか、俺達。』
『僕でいいんですか…?こんな泣き虫で弱虫でいいんですか…?』
『泣き虫で弱虫なお前が好きだよ。』
そう言うと、またキスくれました。
さっきより丁寧に。
さっきより濃厚な。
甘くって、暖かいキスを。
『絶対離れんなよ?』
『はい。』
『ずっとずっと一緒な。』
『はい。』
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
そんなこんなで今付き合ってます。
まだ付き合って2週間です。
学校内で会ったりしたらいっつもイジメられて、俺がしょげちゃったら、ごめんなってキスしてくれます。
それ目当てだったりするんですけど。
絶対離しません。
みなさんも大切な人捕まえといてね。笑
<KDDI-SN36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0@07042480247747_en.ezweb.ne.jp>
▼たかひろさん:
>そんなこんなで今付き合ってます。
>まだ付き合って2週間です。
>学校内で会ったりしたらいっつもイジメられて、俺がしょげちゃったら、ごめんなってキスしてくれます。
>それ目当てだったりするんですけど。
>絶対離しません。
>みなさんも大切な人捕まえといてね。笑
物凄いノロケ話だなー♪
お幸せに^^
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